唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ピノッキオ

2008年05月02日 | 映画 は行
ピノッキオ

アスミック

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ピノキオを大人が演じているところが、この映画のすごさです。子どもだから子役でなくて、あえてそれで行こうというところがおもしろい。

馬鹿にならなきゃできない演技です。ライフイズビューティフルでは、いつ死ぬかわからないような状況の中で・・・死ぬ間際まで、子どものために演技し通したお父さんとも共通するかもしれませんね。

妖精さんが優しくていいです。改心しようとして失敗してしまうピノッキオをやさしく見守ります。「間違いや失敗は誰にでもあるし、そこから学び取っていけばいいのよ。」というスタンスがいいんですよね。

愛情を注いでやれば誰でもいい子に育つ・・・そんなお話なのかもしれません。

この前、バラエティーでピノキオは実はこんな話みたいのをやってたけど、その絵が悪く残酷に煽り立てて、「へーそうなんだ・・」なんて思ったのですけど、この映画の解釈とは180度違いますね。

前向きさを感じました。

でも、さすがにちょっと長いかな?