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唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

アマンドラ!希望の歌

2007年08月24日 | 映画 あ行
AMANDLA アマンドラ ! 希望の歌

エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

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南アフリカの人種隔離政策の話です。
その導入時に「一緒に手をつなぐ製作と理解してください」みたいに言っているのが恐ろしいです。

映画は歌手で活動家だった人が殺されて無造作に土に埋められたていたところを掘り起こすところから始まりますが、アパルトヘイトが中止になって新しい政府にならなければそれは実現しなかったという点ではこの物語の象徴ですね。

そして、マンデラさんは、黒人にとって本当に英雄的に迎えられたことがわかります。

白人が押さえつければ押さえつけるほど民衆の怒りは大きくなり、押さえつけることができなくなります。でもここですごいと思ったのは、エンディングの時に誰かが言っていた、新しい政府になって「でも、白人を迫害しなかった」というところです。もしかしたら個々ではそういうこともあったのかもしれませんけど、その言葉は印象的でした。

一番感じたのは、やっぱり、30年?40年?に及ぶ民衆のたたかいがアパルトヘイトを取り払って、マンデラを大統領にしたことです。しかも、ただ自然発生的ではなく、能動的に組織していかないとだめなのでしょう。

ただ、この映画のテーマは、そのたたかいを支えた音楽がテーマです。支えたというよりは、音楽が武器だったということのようです。
音楽の力はすごい!!