唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

X-MEN ファイナルディシジョン

2006年10月23日 | 映画 あ行
2006/10/11 01:20
友達と自分の2人だけしかお客さんはいませんでした。かなり贅沢な時間でしたが、あっという間でした。

その友達は、コミックの大ファンなんですが、かなり興奮してました。コミックファンをうならせる作品ということでしょうか。時たまガッツポーズもしていました。

自分のほうはどうかというと・・・
コミックを読んだことがないのであの人はああでこれはこうでみたいなものもないし、おお!これを出してくれたか!みたいな興奮は当然なかったですが、けっこう面白かったです。

重要なキャラクターを容赦なく粉砕します。
おお!ジャンリュック!何ということ!と思わず叫びたくなりました。

それでこれで終わりと思わせといて・・・次の余韻を残しておくところなんて、終わったあとに思わず、「どういうこと!?」と言わずにはいられませんでした。

映像はものすごいです。ミュータントどもを映像化できる技術ってすごい。

3つの作品の中で、一番よかったかも。迫力とか、テンポとかは一番よかったです。

1作目も好きですけど。2作目はちょっとあまり好きでない。でも、その友達は2作目が好きみたいです。

なんか、コミックでは、ジェネレーションとか何とかいうのもあるとか、その友達は言っておりました。XMENは終わりますが、題名を変えて続けますという、日本のバラエティー番組みたいなことをするのかもしれません。

なんか、アメリカがどうとか、地球がどうとか言う枠ではおさまらない作品みたいですしね。



ホテルルワンダ

2006年10月23日 | 映画 は行
2006/10/11 19:04
民族同士・・・というのかな?種族というのかわかりませんが、同じ人間同士なのに、ここまで残酷なことができてしまう。人間が人間でなくなる状態は恐いです。
一方でそんな狂気の中でそれを救おうとする人もいるところに、人間のすごさもあるわけですが・・・

人間は、もっと自分自身をコントロールできるようにならないといけないのかもしれません。支配する側にコントロールされていては、同じ悲劇は繰り返される。

宗教や民族の違い、生活環境の違い、人間はそれぞれ違うわけで、その違いを排除するというのではなくて、それを前提にお互いが付き合うことが一番大切だと思うんですが・・・

アメリカは「アメリカ的民主主義」とでも言うのか、「アメリカ的自由」というのかよくわかりませんが、アメリカ的なものさしを世界に押し付け支配しようとしています。
日本だって、アジアの国々を日本の支配下に置こうとした歴史をもっています。
驚いたことにそれをした張本人は、「支配から開放した」と言うんです。
その違いを力でつぶして排除、または自分のものさしに力であわさせようとする。

いま、にんげんは、その違いをお互いに認め合い、理解していくことが大事なのではないかと思います。

物語としてはすごいお話です。

でも、アメリカの作品なんでしょうか。ちょっと愛情表現とかを見ると、アフリカに住むアメリカ人みたいに見えて違和感があったのもたしかです。

それは、ホテルの支配人という立場からあえてそうしたのか、単にアメリカ基準の映画だったからなのか・・・

フツの服が黄色とか緑とか青とか、はっきりしていてきれいだなあと思っていたら、それが悪の象徴みたいになってきて、複雑な気分・・・

大量虐殺の跡を見た後にホテルでネクタイを締めるシーンはネクタイが重要アイテムでした。

昨日は友だちの結婚を祝う会があって・・・

2006年10月23日 | ほか
あまりそういうのに顔を出すの好きではないんです。でも、なんか、今回は行かなくてはいけないような気がして・・・
その友だちとの距離感がそうさせたのかな?
今までは、この人のときは今までの関係上行かないわけにはいかんだろうというのを、「いきたくない」という思いからさけてきたところもあるんですが・・・
さっきも言った距離感というのは、年賀状を出す時に案外近い人はいつでも会えるという理由で出さないで、なかなかあえない人に出すのってあると思うんですけど・・・そういう意味で、なかなかあえない昔の友人が集まるという一定の距離感がそうおもわせたのかもしれません。

集まった人も、いつも顔を合わせている人だとなんと言うか、めんどくさいでしょ?そうでもないか・・・

どっちにしても、きちんとした服を着るのも嫌いなんでやっぱり嫌いは嫌いなんです。

でも、行って良かったかどうかを聞かれれば、「良かった」と答えます。
2人がそれぞれの人生を重ね合わせる瞬間ですから。個人と個人の生きてきたものが映し出されるわけですね。そのときに、ああ、やっぱりこの二人は様々な道を乗り越えてここの道を選んだんだなあと、思うことができたからです。

そして、自分もうらやましくなってしまいました。式に出るってことは、もしかして、じぶんのけっしん・・・またあとで・・・


・・・あぶなかった・・・人が来るんだもん・・・・こんなことかいてるの観られたら恥ずかしいもんね。
決心と言っても、相手がいるから言ってるとかではないんですが、そういうところに自分を追い詰めていく役割もあるのかもと思いました。

そして、その会場は小さく静かな、しかし、力強い「結婚したい願望」という炎がぶつかり合う戦場となるのかもしれません・・・

まあ、それはそれとして、今までこういうの嫌いだったのは、他にも理由があって、結婚なんて、それをあえて参加して祝福するのかもわからなかったからというのもあるのですが・・・それを、「良かった」と、こういう風に考えられたのも歳をそれだけ重ねたからなのでしょうなあ・・・・

2人の幸せが自分のすさんだ心を溶かしてくれたのかも。なんてね。

でも、やっぱり好きにはなれないなあ・・・・

話はちょっと変わって、祝う会の後にみんなで2次会と言うことで、飲みに行くのかと思ったらいきなりカラオケでしたが、行きました。
こんなときに「サントワマミー」を歌った、場をわきまえない私ですが、またそこでも小さく、しかし、たしかに熱い炎を感じました。でも、だからといって、何かがあったわけではないですけれど・・・・みんな意識的にそういう曲を選ぶでしょう?だから、おのずとそういうほうに気持ちがいってしまうのではないかと・・・・・

それでカラオケボックスで驚いたのは、外国曲の多さです。プリンスだけでも、あれやこれやで、さすがにそこで歌う気にはなれなかったけれど、歌ってみたいなあ・・・人がいないところで・・・

そこで問題です。これはどこまでが自分の本音なんでしょうか・・・・どこまでが見栄なのでしょうか・・・

PRINCE ULTIMATE  / PRINCE

2006年10月23日 | 音楽
基本的にプリンスという人の作品はアルバムでしか聴きたくないんです。一つ一つの作品に流れがあって、それぞれの曲がつながってひとつのアルバムになっているわけだから、それをつぎはぎにしたようなものはあまり聴く気はしません。
しかも、プリンスのシングルになったものが必ずしもそのアルバムのなかで一番いい曲かといえばそうじゃないと思うんです。
ライブなんかで、プリンスがいろんな曲をやりますが、そのときは、そのときのプリンスの到達点によって曲自体が変わって、それがプリンスの手によってつなぎ合わされるわけで、そのたび新鮮に生まれ変わって・・その構成自体がひとつの作品になるわけです。

しかも、これを作成した会社側からすれば、今は在籍していないアーティストの昔の作品を寄せ集めて売るというのは、在庫処理というか、そんな感じですしね。そのアーティストが全然タッチしていないのに作品だけが出回ってしまうわけで(たぶん)、そんなものは、価値があるのかと・・・まず思ってしまうわけです。

でも、そんな文句ばっかり言って結局買ってしまった理由は、2枚目のディスクです。レッツゴークレイジーやリトルレッドコルベット、レッツワークス、ポップライフ、ラズベリーベレー、KISSなどの曲のアルバムとは別バージョンの曲が収められてます。これには興奮します。

レッツゴー・・・は、映画バージョンとでも言うのでしょうか。映画をみた人なら、もうゾクゾクくること間違いなしです。スモークの中にプリンスのシルエット、そして、PURPLERAINの文字。ああ・・・この最初のところを聞くだけでたまりませんねえ・・・

リトルレッド・・とレッツワークのこんなバージョンがあるなんて知らなかったです。まあ、もともとそんなに知ってる人間でもないから当たり前ですが。曲は長くすりゃいいっていうもんじゃないかもしれませんが、プリンスの場合、長くするだけでかっこいいのです。だらだら退屈にしてしまうぐらいのがプリンスらしいとも思います。聴く側のの都合や売る側の都合も考えずに延々と自分の都合だけで突っ走ってほしいのです。そのころのプリンスのイメージはそうでした。ひとりよがりなところ、そこがたまらなくカッコよかった。

ポップライフは、ぽぽぽぽというところはちょっと気に入らないけれど、やっぱり名曲です。
途中からのらーらーらーというところは、寒気がしました。そのまま、10分ぐらいらららららーとやってほしい気がします。

ラズベリーベレーは、最初のところのもったいぶり方が最高なんです。プロモーションビデオで、黄色い女の人が髪を振り乱して踊っていて、ウェンディがギターをかき鳴らしてプリンス登場!プリンスが咳き込んで、曲に入っていくところはもう、感動です。ああ、絵が浮かぶなあ・・・またかき鳴らす?また咳き込むか?ってかんじですね。うれしいですね。またこのまま10分ぐらい聞いていたいですね。でも、ほんとに10分ぐらいあったら、途中で次に飛ばしちゃうんでしょうけど。

KISSは、レンタルレコード屋で、12インチシングルでしたっけ?それで、借りて、テープにとりました。後半の引き伸ばし方がとても印象的でした。Bめんにたしか、インストの曲が入っていて、映画では使われた明るい感じの曲。やっぱり印象的で好きだったんですけど・・・もう一回聴きたいなあ・・・

Uガット・・はこっちのバージョンは最高ですね。ギターが良い。機械に魂が吹き込まれた感じだ。

HOTTHINGもいい曲だったんですね。あまり好きな曲ではなかったんですが・・・

というわけで、DISC2は何度かまわしてますけど、いまだにDISC1は聴いてません。聴いたら聴いたで新たな発見があるかな?
でも、どうせ寄せ集めるんなら、自分で寄せ集めるから。

結論。売り手の思惑はともかく価値ある一枚でした。

BE COOL

2006年10月23日 | 映画 は行
エアロスミスがこんな形ででてますが・・・
すごい違和感あります。ちょっとくすぐったい・・・はずかしい・・・・

グラミーのシーンとか、ちょっとくすぐったくなります。はずかしい・・・なんででしょうか・・・

ユマサーマンとトラボルタと言えばパルプフィクションなんでしょうけど、その時からのかなわぬ思いを成就させてくれたようなそんな終わり方でよかったですね。二人で踊る姿は感慨深いものがありました。

それにしても、なんだかよくわからない映画でした。