華語り

心に華を!!

スリムアル木

2008-09-11 12:35:30 | 日々の風景

スリムアル木」をご存知でしょうか。

毎日歩いた歩数(アルキ)を集めて、その歩数に応じて世界各地に木を植えていこう(アル木)というキャンペーンです。今年8月にウイングから販売された商品(「スリムアップパンツ」)と連動したキャンペーンなのだそうですが、第1回目はガーナへ苗木を届けようというもの。

ガーナというと何をおいても連想するのはチョコレート。
そのくらいしか頭にはなくて、何処にあってどんな国なのか、あまりに知らないことが多かったので、ネットで少々調べてみました。

ガーナは西アフリカに位置する共和制の国家で、面積約24万平方キロメートル(日本の面積が約38万平方キロなので、約3分の2の広さということになりますね)、トーゴ、ブルキナファソ、コートジボワール(これらの国も、あまりなじみのない国です・・・)と国境を接し、南は大西洋に面しています。

ちなみに漢字では「加納」(現地人による日本語表記は、「金菜」)と表記されるのだとか。

かつてイギリスの植民地だったが、独立を果たした後、何度かクーデターにより、政局もめまぐるしく変わっていったようですが、現在は安定しつつあるようです。

ガーナといって想起するのがチョコレート、と書きましたが、そのチョコレートの原料になるカカオを栽培するため、熱帯雨林の伐採が進んでいるという現実もあるようです。
日本の企業では、リコー(コピー機やプリンターなどを製造している)などがプロジェクトを立ち上げて、森林伐採によらないカカオの栽培を支援しているそうですが、チョコレートを消費する我々にしても、見過ごしてはいけない問題だと思います。

日本から約15,000km離れているガーナへ歩いて苗木を届ける。眩暈のしそうな壮大な企画ですが、たくさんの「一歩」が「1本」につながるとしたら、それは素敵なことだと思います。

参加はとても簡単。会員登録などの手続きは不要で、サイトにアクセスして、自分の歩いた歩数を入力するだけ。歩数計がなくても、自動的に歩数を計算してくれる機能も付いているので、わざわざ歩数計を用意する必要もありません。

意識してウォーキングをしなくてはならないわけではないので、その点でも取り組みやすいと思います。

みんなの「アルキ」がどの辺りに行ったのか、毎日チェックするのもまた楽しみです。

9月11日12時現在、みんなの「アルキ」は中国まで到達。苗木はまだ1本も届けられていません。先は長い・・・?