ふんでノート ~ちいきづくり・まちづくりと日本語教育

ちいきづくり・まちづくりと日本語教育をつなぐことを,「場づくり・人づくり」から進めていきたいと思ってつらつら書くノート

2日目

2008年09月07日 07時01分34秒 | いろいろ
なぜか、あんまり寝れなかった。2時過ぎに布団に入って4時過ぎに目が覚めて。そのまんま。それにしても、のどが痛い。韓国から帰ってきてからずっと。何やろな。

韓国は最初、ソウルの下町に滞在しました。それにしてもご飯が安い。朝ご飯も400円でおなかいっぱいに、夜、屋台で飲んでも1,000円あれば満喫できる。でも、それは下町やからで、中心街は日本とほとんど同じ。おかずが大量についてくる分、お得感はあるけど。

3日目のシンポジウムはイファ女子大学で。国際結婚のシンポジウムやったんやけど、パネリストは韓国、日本、スリランカ、中国、ベトナム、フィリピンというように受け入れ国からも送り出し国からも出てておもしろかった。国際結婚がビジネスとして成立していること(国際結婚じゃなく、結婚全般そうだけど。知らなかったけど「婚活」なんて言葉もあるらしいし)。韓国の場合は家父長制度に基づく伝統的な家族観や儒教の影響が強く残っているので、それでしんどい状況に置かれる外国人も多いこと。現実をきちんととらえるためにも、階級、エスニシティなんかも分析の視野に入れないと、大事なことを見落とすんじゃないかって話でした。韓国では「多文化家族」という言葉が使われてるんやけど、これまでの家族という概念ではとらえきれないことがたくさんになってるんやろうな。既存の枠組みでは分析できないということでした。もちろん、常に被害者として見るのではなく、敬意を表してサバイバーとして見ることも大事ではないかという意見もありましたが。

テッサ・モーリス・スズキの『自由を耐え忍ぶ』という本の中にグローバリゼーションは単に資本主義経済の規模を拡大するだけでなく、これまで経済の対象でなかった領域をも自由市場に巻き込んでいるという話がクロスした。そういうことなんやなぁと。

この日、シンポの後、ミョンドンで焼き肉、アカスリに一旦やけど、めっちゃ高くてびっくりした。そうそう、南大門も何にも残ってなくて、こっちは残念でした。
コメント
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