写真は、一戸建ての内覧会で撮りました。写した部分は、脚立に上って、天井とレンジフード上部の間です。よくご覧頂くと、天井に四角い穴が開けられているのがわかります。この穴は何のために開けたものなのか、定かではありません。恐らく、レンジフードからの排気ダクトを天井のここから抜こうと思って、開けたものと思います。でも、実際は、壁から抜くことになって、この穴は不要になったのでしょう。まさに、開いた口がふさがらない!です。
不要になったら、この天井に開けた穴はふさいでもらわないと困ります。この穴は、普通にキッチンに立っても見ることはできません。脚立に上がって、レンジフードの上部を覗き込めばわかります。こういうのを見てしまうと、床下とか天井裏とか、見えない部分の仕上がりが気になってきます。
建物で見えるところも大事ですが、断熱材、防水、電気や給排水など、見えないところも更に重要です。見えないところの不具合が出ないようにするためにどうしたら良いのでしょう。帰するところは、検査体制がしっかりとしている会社を選ぶしかないと思います。(12.3)