ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

座って指導

2010年06月21日 04時26分29秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
橋本西では長坂が作った「組演武上達級表」というものを使う。


D表→覚えるための表 二十項目


C表→一つずつの動きを大きく強く 間合いを学ぶ 二十項目


B表→ねりこみ。姿勢と下半身の安定感をつくる。二十項目。


A表→ナンバーズ。節度を持ちながら、スピード、キレを養う。二十項目。


S表→大会審査基準に照らして。二十項目。


この級表を使えば、こどもたちはものすごく積極的に稽古する。
しかも誰でもうまくなれる。

中学生でも指導できる。表は何をどのように稽古するか、どこを評定するかを書いてあるため。


椅子に座ったままでも指導できる。


長坂なら四組(八人)を同時に評定できる。


お試しあれ。ご質問は長坂へ。
sotsugyoushimasu_40de@yahoo.co.jpへ

気合

2010年06月21日 04時08分41秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
ここでは、気合の声すら大きくでないときの指導方法を紹介する。


気合が大きく出せない拳士は日頃の声から小さい。


遊んでいるときは別。
これがポイント。なぜ遊んでいるときは大きいのか…と考えると、


やはり、「メンタル」な部分が関係しているとわかる。

だから、気合が小さい拳士はみんなの前に発表するのが苦手。声も聞き取りにくいような発表をする。


シャイなのだ。


だから、まずは恥ずかしがらずに声を出す練習をさせる。


長坂がやらせるのは


【声のばし】


だ。


【あ~~~】


とできるだけ長く伸ばさせる。
30秒いけたらまずは合格。

この声のばしをやらせると、気合の声も大きくなってくる。


なお、あくまで音声としての気合ではある。


しかし、効果は大きいのでお試しあれ。
試した方は長坂まで感想をお願いします。

今日は・・

2010年06月20日 22時59分48秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
今晩は、小説を読みたい気分だな。

とくに、意味はないが、そんな気分の時はみなさんもあるでしょう?

くつろぎたい、安らぎたい、共感したい・・・そんな気分。

今から、本屋へ行く。

確か、新堂冬樹の新しいのが出ているはずだが。

新堂は「忘れ雪」がやはり、いいな。

そうだ。

「忘れ雪」をもう一度読もう!

うん、それがいい。

なんか得した気分。

キアイ(中学生女子)

2010年06月20日 22時53分38秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
その大学生には次のように言った。

「出してないんじゃないね。まだ、出し方がわかっていない。あとは、気合が出るという体の使い方にまだなっていない。それを教えていくしかないね。」

まだ、「声を出す」ということと「気合を出す」という違いが分かっていないと思う。

気合は、出すというよりも、動きに付随して自然に出てくるもの。

それが、本当の気合だろう。

いまの、演武の気合は「大声を出す」というレベルに落ちているとも思う。

うちも含めてだ。

気合(中学生女子)

2010年06月20日 22時50分04秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
「いまのところまでは出る」ということを確認。

本人たちも納得する。

あとは、このような地味なことの繰り返し。

一つの言葉や一つの指導で、子どもたちや学生が劇的に変わる(それですべて解決するなら)、指導なんてちょろこい。

しかし、すべての指導は、地道な作業と指導者の孤独な葛藤との繰り返しの中で行われる。

そして、そんな繰り返しからしか、人は成長しない。

いや、繰り返せば人は成長していく。

気合(中学生)

2010年06月20日 22時44分49秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
中学生女子団体演武を担当している大学生より、

「私から見ると、まだ出るように思うんですが、本人たちに聞くと、「思い切り出している」というんです。どう指導すればいいですか?」

「じゃあ、先生が一度やってみるわ。」

「女子集合! 四構成目をやってください。気合を見ます。」

終わる。

「いま、思い切り出したという人は手を挙げて?」

全員が挙手。(本人たちからすれば本当に全力で出しているのだろう。)

「今のは、まだ七点です。順に、やります。」

と言って一組ずつやらせて評定。

「7点」

「8点」

「6点」

「6,5点」

「もう一度、全員でやります。」

すると、さきほどよりも数段良くなる。



気を配る

2010年06月20日 22時41分37秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
気は使ってはいけない。

減るから。

気は配る。

そうするとうまく回っていくから。

中学生を教えるときは、かなり気を気を配っている。

叱らないのではない。

中学生だからと言って、おとな扱いしすぎない。

おなと扱いとは、

「これぐらい言っても大丈夫やろ。」

と過信しすぎないということ。

まだまだ中学生はデリケートである。

その分、きちんとフォローしてあげれば、中学生も納得する。

教育的配慮

2010年06月20日 21時06分30秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
県大会が来週日曜日に迫っている。

稽古も佳境だ。

しかし、大会には出ない拳士もいる。今回なら二名。(小学生で)

そんなとき、稽古指示をするときに、どうしても、

大会稽古の指示をして、最後に大会に出ない拳士たちに何をするのか指示をする。

これは、逆にしなくてはいないなーと反省。

先に、大会に出ない子に指示。

そのあと全体に。

そうしない、最後にぽつんと残された大会に出ない子は疎外感を感じてしまう。

鈍感であってはいけないと思った。

同窓会2

2010年06月20日 02時03分02秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
その全中同窓会をやるという話を他の年代の拳士と話した。


すると


「私たちもやりたいです!成人になりますし。」


と。


「それはいいね~やろうか!」


あの学年は12人いた。いままだやっているのは二人。

すごい学年だった。


ほとんど全員と長坂はいまも直接会ったり、メールでつながっている。


それにしても、【成人式】をきっかけにして、その年の成人する学年で毎年橋本西の同窓会をするというのはかなりいい案だと思う。

また楽しみが増えた(^.^)

同窓会

2010年06月20日 01時54分27秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
現高校二年生の女の子(第二回全中の女子団体リーダー)と、


その年の全中メンバーで
【同窓会をしようか】
となった。


その年の全中メンバーは八人。


四人はいまもうちでやっている。(うち、一人は最近復帰してきた。)


一人は笠田高校でやっている。


あとの三人はいまは休眠中だ。


楽しみだ。

中学生の人生計画続き

2010年06月19日 06時00分58秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
メンタルトレーニングを実践していくための練習として次のことを書かせた。


1、人生の予想


2、人生の目標


これを、中1、中2、中3、高1、高2、高3、19歳、20歳、21歳、22歳、23歳、24歳、25歳、26歳、27歳、28歳、29歳、30歳、35歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳


の各年齢で書かせた。


わいわい言いながら書いていた。


中学生にはなかなかそこまで考えが及ばない。


でも考えることが大切なのである。


人生の予想は遊び半分で書けばいい。


大切なのは人生の目標を自分なりに描けるかだ。


次回はこれを自身の少林寺拳法修行という観点で考えさせて、目標を明確にさせていく。


全員が中3→少林寺拳法退会とかだったら嫌だなぁ(笑)

マンガ

2010年06月19日 05時42分31秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
読了 再読


マンガでわかる!


勝つためのトレーニング


森永スポーツ&フィットネスリサーチセンター編


森永製菓株式会社健康事業部



長坂「勝つためにではなく、モチベーションって何なのか?を調べていて再度読んでみた。マンガなのでコピーして中学生たちと読み合わせしてみよう!」


オススメ☆☆☆☆☆

中学生に人生計画を

2010年06月19日 05時29分53秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
金曜日


長坂の仕事が終わった8時半~10時で中学生二年生、三年生の希望者にメンタルトレーニングを指導した。

私がやりたいのは
大会や演武で高いパフォーマンスを発揮するためのメンタルトレーニングではない。


いかに、自主性を持ち、自らの課題を見つけ、自分の人生を自分らしく、輝いて生きていけるのか。


そのために、いまの時期の少林寺拳法をどのように過ごしていくことが自分自身に必要なのか?


そのことを考えさせ、中学生なりに自らの答を見つけること。


そのためにメンタルトレーニングをしていく。

他主と自主がテーマ

2010年06月19日 05時19分49秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
結果がよければいい


とは思えない。


少林寺拳法で、大会の成績がいいから、その指導は正解なのか?


そうは思えない。


私たちがやらなくてはいけないのは【教育】的に少林寺拳法を指導すること。


教育ならば、成長させなくてはいけない。


人間力と人間性


をだ。


そこを成長させられない指導なら、大会や試験の結果がいくらよくても、それは間違った指導だと言っていいと思う。


私がいまテーマにしていることは、中学生の


【自主】


だ。


小学生に自主だけを求めるのは難しい。


高校生なら、自主があっても不思議ではない。


では、中学生にはどこまで自主が必要なのか?


どこまで中学生は自主を持つことができるのか?


なんのために中学生に自主を求めるのか?


人間はどんなときに自主的になるのか?


→これは、守るべきものがあるときと具体的な目標を描けるときではないか?と仮定してみる。


中学生にとって、守るべきものとは…


これは動機付けとしてはやはり中学生にはわかりにくいだろうし、厳しい。


では、具体的な目標を描ける…はどうか?


これなら、中学生にもできる。


目標は人それぞれでいいとまず認めてあげる。


そして、できるだけ数値化させる。


モチベーションを持て!


モチベーションが一番大切!


とはいうが、そのために何が必要なのかを大人は子どもたちに教えていない(わかっていない)し、


そのために、子どもたちに寄り添うという対応をしていないのかもしれない。


モチベーションを引き出し(これは人間力の向上)


それを通じて、


大人、指導者が


人間性を育てていくこと。

そう、目的は


人間らしく生きる力を養わせることにある。