ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

なりきり作文

2010年06月07日 23時19分39秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

NPO法人 こころとからだの総合教育 育夢学園通信

Power No.83

発行日 2010年6月8日(火) 発行・文責 理事長 長坂徳久

【なりきり作文】

  月一回、作文指導をします。

  以前の「なりきり作文」(何かに、または誰かになりきって書く。これが筆が進むのです。)五年生の宗真くん(ドリーム歴5年目)の作品。ドリームコースの時間内で書いたものです。わずか5分~10分ぐらいです。 

『自転車』(宗真)

 ぼくは乗っている子がこぐほど速くなります。ぼくはぜんぜんつかれません。まして、ぼくはがんばりやです。

 たまに、ぼくの足に穴があくことがあります。そんなときは、人とはちがって機械がいっぱいある、ぼくせんようの病院に行きます。なおるとぼくはまた走るようになります。

 人がこぐほどぼくはスピードがでます。とても楽しくぼくは思います。なぜならばスピードが出るとかぜがくるからです。

 でも、夜になるとちょつぴりさびしいです。でも、そんなときには電気をつければとっても軽くなります。でも、電気をつけていない人はつけたってください。ぼくが、なんぼがんばりやでも、泣いてしまうこともあります。

 あとは、ぼくが一人ぼっちになってしまうときもあります。でも、そのときには違う人にぼくをさらわれないようにカギをつけてくれます。でも、乗っている人がカギを忘れてさらわれてしまうこともありました。でも、けいさつが来てぼくを見つけてくれます。

 たまに、ぬらされるときもあります。それはぼくがどろんこになったからです。でも、汚れがなくてピカピカのほうがいいのでがまんします。

 これからもぼくを大切にあつかってください。

 

 

 今までも、ドリームコースで作文指導した子たちは、各種コンクールでも特選、入選と大活躍です。全国規模のコンクールで入選した子もいました。新聞にも載り、その作文も掲載されました。また、ドリームコースとは別で、育夢学園「作文教室」に参加した子どもたちは、古佐田丘受検でも合格した子が多いです。特別な書き方を長坂が知っているからです。 

 育夢学園生徒は、夏休みには『読書感想文教室』を開き、それに参加できます。(去年は忙しく開催できませんでした・・)その読書感想文でも入選、特選が多数です。これも書き方があるのです。

 さて、作文には3つの力が必要です。

①書く力(たくさん書けること。語彙力。)⇒書く基礎体力

②レトリック(表現力。レトリック{技法。例、擬人法や倒置法、リフレインなど。})

③原稿用紙の使い方。(これがんかなり重要。)

 

  ドリーム会館でも、また「作文教室」(基本コース・古佐田丘コース)を開催しようかとも考えています。やる気はあるのですが、時間がないのです・・・!