ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

演出家

2010年05月27日 23時09分01秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
【演出家!】

団体演武は仕上がってきたら、こんな稽古をする。(前回の指導例より)

①こんな表をホワイトボードに書く。


点数マーク





②「今日は、④構成~⑥構成(最後の礼まで)をやります。

③「先生が点数をつけます。この表の5までクリアしたら今 
  日はもう終わり。あとは、遊んでいいです!

④「7点なら一つも進めません。8点なら一つ進めます。9       
点なら2とびで二つ進めます。
10点なら5とびで一気に終了です。」

⑤「クリアしたら、好きなマークを書いていいです。」

※このマークを書けるというのが子どもたちには楽しく
なる。

☆クリアしたら下の表の感じになる。
点数マーク
18アンパンマンの絵
29ドラえもんの絵
3↓☆
48卍
510UFOの絵

これを長坂が拳士の様子を見ながら、うまくコントロ  
ールしていくのだ。

こんな練習なら、子どもたちはめっちゃやる気にな 
って行う。長坂マジックの一つである。

子どもたちもこれを読んでいるので、長坂マジック詳しくは書かない!(ここがポイントなんだが。)

わくわく紀北大会

2010年05月27日 18時07分34秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

少林寺拳法  橋本西支部 

道場通信ドリーム No.668

発行日 2010年5月27日(木) 発行・文責 長坂 徳久

 【わくわく紀北大会】

  日曜日は紀北大会(ブロツク大会)です。

  拙著「ドリーム」が出版されたころ、橋本西支部にとって、紀北大会は【命がけ】の大会でした。

 「ドリーム」の中の「大会について」の項は、この紀北大会について書いています。

 その頃の橋本西支部のレベルでは、紀北大会が精一杯でした。

 とても、全国で最優秀、入賞するようなレベルではありませんでした。

 その後、力をつけはじめ、紀北大会では、全種目の八割(多い時で九割)ほどで一位を占めるようになりました。こんなことがずっと続きました。

 いまは、他支部も力をつけてきて、それなりに、成績はばらけるようになりました。(橋本西支部が落ちたのではありません。)

 勝ち続けることを目指すということは難しいことではありません。しかし、周囲から(保護者含む)、「橋本西支部なら勝って当たり前」と思われるのは、いま思えば、しんどかったです。

 そう考えると、今は

「橋本西支部は人数も多いし、強いけど、勝つも負けるも「時の運」。そりゃあ、負けることだってある」

 というような感じが、支部の拳士にも、保護者にも、そして、指導者にもあります。

 だから、伸び伸びと楽しく大会に取り組めています。

 県大会、全中、全国と大会が大きくなれば、どうしてもその分プレッシャーは多くなりますが、それでも楽しめています。

 手は抜きません。

 紀北大会でも市内の大会であっても。一生懸命にやっています。

 レベルも今年はすごく上がったと思っています。いい稽古ができたからでしょう。今年は底上げできたと思っています。みんながうまくなれました。

 

 さて、うちの中学生以上を見てください。みんなうまいでしょう?  小学生のころは、県大会でもそんなに上位に入っていなかった拳士が大半です。でも、みんなうまくなります。全国トップクラスとして活躍しています。そうです。橋本西支部の少林寺拳法は、続ければ続けるほどうまくなれる。続けていれば【みんながうまく】なれる。そして、結果も残る支部なのです。

それがなぜなのかはまた後日述べます。

 

【勝つ者は恨みを買う、負ける者は夜も眠れない。勝つも負けるも離れるものは、いついかなるときも健やかである。(釈尊)】

 

 日曜日は、よろしくお願いします。


【脚下照顧】

2010年05月27日 15時11分00秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

育夢学園学童教育「はぐくむ学童」

“しゃぼんだま”

No.17

2010/5/27(水)  発行・文責 理事長 長坂徳久

【脚下照顧】

   「きゃつかしょうこ」と読みます。

   自らの足元を見つめ直すという意味で、行動としては「脱いだ靴をそろえること」になります。似たことでは、立った後の「イスを入れる」ことです。 

  学童は、靴箱なので、そのまま入れますが、元々の正しい脱ぎ方は、

①靴は前を向けて脱ぐ。(反対にして、おしりを他人の家などにむけて入らない。)   

②手で方向を変えて、揃える。

①は入船の形。②は出船の形です。

 学校でも「下駄箱」を見れば、そのクラスの状態や担任のレベルがわかると言われます。これは、長坂の指導、教育実践の経験上も間違いありません。

  教えない限り、最初から靴を揃える人は少ないです。ましてや、トイレのスリッパまで揃える人は皆無です。(教えていくと子どもたちでもやるようになります。)

  靴を揃えることが当たり前になると、自分の靴だけでなく、他人の靴まで揃えてあげられるような子どもたちに育ちます。

  靴の乱れは、心の乱れ、生活の乱れの象徴です。5㎝ずれていれば5㎝の心のずれとなってあらわれます。1㎝なら1㎝分です。すべて、つながっているのです。

  有名な、道元禅師の言葉です。

  『はきものをそろえる』

はきものをそろえると心もそろう    

心がそろうとはきものもそろう

ぬぐときに そろえておくと      

はくときに 心がみだれない

だれかが みだしておいたら      

だまって そろえておいてあげよう

そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう

※裏面は、前回の『生活チェック』の診断結果。解説は次回。

 

 

(注)この通信は、学童保育の保護者へ配布している「しゃぼんだま」です。 


24歳が最初

2010年05月27日 01時33分41秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
診断された。


24歳のとき。


橋本西支部を開設した秋だった。


『頸椎椎間板ヘルニア』


稽古中に、自分でバック転をしていたときに


マットに垂直に頭から落ちてしまった。


エバーマット(セーフティマット・高跳びなどに使うやつ)だったのが、まずかった。


一枚の薄いマットならたぶん、もっとましだったと思う。


その後、何回かうごなくなった。


バーベルでウェイトトレーニングの「フロントプレス」していて、一度強烈にやってしまった。


医者からは


「なんで、ヘルニアがあるのにバーベルなんか挙げるかな…?!」


と呆れられた。


その後、弟子と稽古していて、強引な巻小手をされたときにやってしまった。(o力任せとはいえ、実戦なら効果ありなのかもね~(笑))


その時は、即入院させられた。手術はしていません。

ストレスがあるときほど、首の調子が悪い。
(首そのものより、上背部が痛くなる)


デスクワークと運転がしにくいのが難点。

気になります

2010年05月26日 05時21分38秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
春の全国高等学校選抜少林寺拳法大会のDVDをみていました。


福島の先生、高校生が送ってくださいました。


率直な感想は、全体的に


「固い(硬い)」


ということ。


あんなに肩に力が入るのは違和感を感じます。


両肩~脇腹のラインは緩んでいて、正中線が際立つのが長坂は好きです。


まあ、個人的な感想でした。

マッチー。さんはすごい人!

2010年05月26日 01時29分57秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

http://blog.goo.ne.jp/power-of-drem/e/8d6576d5718d1324feb6cb4a0be17089


にマッチー。さんより次のコメントをいただきました。



タイトル すてきな人ですよ。 (マッチー。)
2010-05-25 11:11:33


お久しぶりです。稲盛さん、懐かしい人です。私が本部から京都に戻って直ぐ務めた会社の社長です。私は稲盛さんの講演会や会議ののテープリライトをしていたのですよ、30年以上前ですが。
開祖の後すぐ稲盛さんに仕えたのです。
同じような緊張感を持って、開祖とは少し色の違うオーラを感じながら働いていました。
チョット懐かしいので、書いてみました。


長坂「マッチー。さんは開祖のそばで仕えていた方です。開祖夫人、宗由貴現総裁とも親しい、すごい方です。
なんと、稲盛社長にも仕えていたとは・・驚愕です!
さすが・・マッチー。さん。」


コメントで返すのは勿体ないので、記事にさせてもらいました。

斎藤一人さん

2010年05月26日 01時23分13秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
人の心に灯をともすと自分の心に灯がともる 
愛がないと人間って生きられないね。

人間とって、一番「うれしいこと」、そして「楽しいこと」。
それは、人の喜んだ顔を見ることです。
人の喜んだ顔を見ると、自分の心もパッと花が咲いたように明るくなります。
誰の心にの中にも、愛の花でいっぱいにしたいよね。

(斎藤一人 幸せの名言集より)

一番の敵はどこ?

2010年05月26日 01時16分27秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=editentry&eid=79368b7a7237a84635eb41a5ba9b0e6c


(問題)  大会で橋本西支部の「一番の敵」はどこですか?



長坂の解答(いつも、この問題を拳士や保護者に出して、次のように答えます。)


子どもたちや保護者は最初は、


「○○支部」とか答えます。なかには「自分自身」とか気のきいたことをいう奴もいます。


長坂はいいます。


「少林寺拳法の大会に「敵」はいない。大会は、仲間同士の競い合いです。」


と。


この観点を指導者がしっかり押さえておけば、大会や競技はなんら問題はない。


反対に「敵」という意識をもって指導していると、それは少林寺拳法ではなくなる。


だから、拳士には他者(他支部)の悪口は絶対に言わない。言わせない。



【演武は映画の視点で!】

2010年05月26日 01時07分36秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

橋本西支部小学Aチーム通信

後手必勝 7号

2010/5/24(月)  発行・文責 支部長 長坂徳久

【演武は映画の視点で!】

 

『映画って最初に、なにか事件がおこったり、すごいことが出てくるね。だから、続きを見たくなる。これが、演武でいえば、「入場~礼と①構成目」です。』

 

 なるほどという顔の拳士たち。

 

 『次に、映画は真ん中ぐらいで、またなにか事件がおこったり、すごい場面が出てくるね? そこでまたひきつけられる。』

 

「うん、うん」

 

 『それが、演武で言えば③構成目です。』

 

「そうか!」という顔。

 

 『そして、映画は、もう最後のほうは、ずっと釘づけになりますね。これがクライマツクスです。これが、5構成目と6構成目。特に、「表現度」は演武が終わってから最後につけるので、最後にいい印象を与えるのが競技大会ではポイントです。』

 

 「そうだったのか~」という顔の拳士たち。

 

以上、一つの演武という「流れ」の視点でした。

 

 

 


自己確立

2010年05月26日 01時03分34秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

育夢学園学童教育「はぐくむ学童」

“しゃぼんだま”

No.16

2010/5/26(水)  発行・文責 理事長 長坂徳久

【自己確立】

 「自己確立」は少林寺拳法の教えです。しかし、他の世界でも「自己確立」という言葉は使われます。

 自らを整えること、真に頼りにできる自己をつくることが自己確立です。

 少林寺拳法の聖句

 

1,己れこそ己れの寄るべ、己を措(お)きて誰に寄るべぞ、良く整えし己れこそ、まこと得がたき寄るべなり。

 

1,自ら悪をなさば自ら汚れ、自ら悪をなさざれば自らが浄(きよ)し、浄きも浄からざるも自らのことなり、他者に依て浄むることを得ず。  

 

  私はいま、このような教育の仕事に携わり、教育者として何が一番大切か?と聞かれたら、「自分の心身の調子を整えること」(自律)だと答えています。

 身体や気分の調子が悪いと、元気が出ずに、つい子どもたちにもきつく指導してしまったり、部下である指導員にもそのようになる場合があります。 

 また、自分の調子が悪いと、物事をネガティブに観るので、子どもたちの悪いところが目につきます。

 しかし、自分の調子を整えていると、余裕が出てきます。

 余裕は器を大きくします。

 余裕が出ると、人にも優しくなれ、そして楽しくなります。

 だからこそ、自律すること(自己確立)が教育者の一番の要点だと思っています。 

 

 「人生は弱気になったら負けですよ 勇気をだして 知恵をだして」

 人間て、放っておくと、だんだんと気持ちが弱気になってくるんです。

 そうしたら、遠慮なく勇気を出してください!

 そうしたら、続いて知恵が出てきます。

 勇気を出す前に、知恵を出してもダメですよ。

 勇気のない知恵は、結局実行できませんから。  

 (斎藤一人 幸せの名言集より)  

 

 以下は、(財)日本体育協会日本スポーツ少年団発行の「スポーツジャスト」の「子どもの生活チェックリスト」です。追って判定、解説も載せていきますので「提出は不要」です。ご家庭での参考としてご使用ください。


あることをします

2010年05月25日 03時42分40秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
道院長研修会で講義を二つ担当した。


実は、人前にでたくない性格なので、毎回講義などは緊張する。(若い頃は前に出たくて仕方なかった。目立ちたかったがいまはひっそりとしていたい)


講義や講演をするときに、私が毎朝することがある。

それは、


「朝食べたものを吐いてしまう(嘔吐)」


こと。


わざと吐くのではない、そうなってしまう。


最初は「これってかなり調子悪いな~」と思っていた。


しかし、大舞台前には毎回必ず嘔吐してしまうことが自分自身わかってきた。


最近は嘔吐したら、


「よし、今日もなんとかなる」


と思えるようになった!(笑)


土日の二日間ともに講義を担当した。


はい、だから今回も土曜日の朝も日曜日の朝もやはり吐いてしまった。


緊張はいやだが、自分を成長させるには必要なのだろう。