ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

続き

2010年05月12日 23時06分52秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
「主将の決め方」
http://blog.goo.ne.jp/power-of-drem/e/e5629f750e371a67881cf6af07554144
の続き。


それには、理由があります。
最初、優聖くんと大雄くんも立候補していました。次の稽古日に演説、ジャンケンする予定でした。しかし、その日の帰りに、こんなやり取りがあったのです。
ゆうせい「先生、立候補をやめてもいいですか?」
長坂『いいけど。なんで?』
ゆうせい「健太郎はいま学校でもがんばっているので、健太郎に任せたいと思います。」

任せたい=やらせてあげたい、ということだと長坂は汲みました。
優聖くんは学校で児童会などでも活躍していました。その分健太郎くんに少林寺拳法での部分を譲ったということでしょう。それもまた友情。大雄くんもそれに納得した形でした。

こういう行為を長坂は「男気」として賞賛したいと思います。



【楽しくないことを楽しくさせるには?】

2010年05月12日 21時22分04秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

橋本西支部小学Aチーム通信

後手必勝 4号

2010/5/13(木)   発行・文責 支部長 長坂徳久

【楽しくないことを楽しくさせるには?】

   火曜日自由参加基礎稽古でのこと。

   Aチームメンバーは7人参加だったため、長坂は団体指導を行った。

 

   指導目標  構成の「構え」を間違わないこと。

 

   少林寺拳法の代表的な構えに「中段構」と「一字構」がある。大まかに言って、中段構は「攻撃側」(攻めている側)が使い、一字構は「防御側」(技をかける方や守りになる方)が用いる。

  そのために、「このときは一字構」「このときは中段構」と使い分けをさせる。

  これが、八人のうち一人でも間違っていると、けっこう目立つ。

  この微差が長坂には非常に気になる。そして、審判も大なり小なり違和感を感じるものである。

  この日はその稽古を行った。

 

  《構成を変える》という稽古は、みんないやがる。今までの経験上そう感じる。

  それはそうだ。一度「こうしろ」と言われたことを「いや、やはり、こっちにしろ」と言われると誰でも少しはイらっとくる。しかも、それが続くとなおさらだ。

  だから、「趣意説明」(なんのために。なぜ。)は大切。

  この、構えが「一字」か?「中段」か?というのも、非常に楽しくない稽古だ。

  でも、その楽しくない稽古を、楽しくさせる(楽しいと思わせる)のが指導のコツ。

  どうするのか?

 

 

 

  ゲームにしてしまえばいい。

 

 今回やったのは、

 ①「誰か一人でも間違った時点で、笛を吹きます。アウトです。」

 ②「チャンスは、10回です。」

 ③「クリアした時点で今日の稽古の目標は達成されたから、あとはドッヂボールをします。」

 

 これで、盛り上がる。そして、緊張場面の設定となる。結果、稽古の効率は良くなる。

 

  その後の詳細とさらに盛り上げるコツは、企業秘密である!(笑)