少林寺拳法 橋本西支部
道場通信ドリーム No.668
発行日 2010年5月27日(木) 発行・文責 長坂 徳久
【わくわく紀北大会】
日曜日は紀北大会(ブロツク大会)です。
拙著「ドリーム」が出版されたころ、橋本西支部にとって、紀北大会は【命がけ】の大会でした。
「ドリーム」の中の「大会について」の項は、この紀北大会について書いています。
その頃の橋本西支部のレベルでは、紀北大会が精一杯でした。
とても、全国で最優秀、入賞するようなレベルではありませんでした。
その後、力をつけはじめ、紀北大会では、全種目の八割(多い時で九割)ほどで一位を占めるようになりました。こんなことがずっと続きました。
いまは、他支部も力をつけてきて、それなりに、成績はばらけるようになりました。(橋本西支部が落ちたのではありません。)
勝ち続けることを目指すということは難しいことではありません。しかし、周囲から(保護者含む)、「橋本西支部なら勝って当たり前」と思われるのは、いま思えば、しんどかったです。
そう考えると、今は
「橋本西支部は人数も多いし、強いけど、勝つも負けるも「時の運」。そりゃあ、負けることだってある」
というような感じが、支部の拳士にも、保護者にも、そして、指導者にもあります。
だから、伸び伸びと楽しく大会に取り組めています。
県大会、全中、全国と大会が大きくなれば、どうしてもその分プレッシャーは多くなりますが、それでも楽しめています。
手は抜きません。
紀北大会でも市内の大会であっても。一生懸命にやっています。
レベルも今年はすごく上がったと思っています。いい稽古ができたからでしょう。今年は底上げできたと思っています。みんながうまくなれました。
さて、うちの中学生以上を見てください。みんなうまいでしょう? 小学生のころは、県大会でもそんなに上位に入っていなかった拳士が大半です。でも、みんなうまくなります。全国トップクラスとして活躍しています。そうです。橋本西支部の少林寺拳法は、続ければ続けるほどうまくなれる。続けていれば【みんながうまく】なれる。そして、結果も残る支部なのです。
それがなぜなのかはまた後日述べます。
【勝つ者は恨みを買う、負ける者は夜も眠れない。勝つも負けるも離れるものは、いついかなるときも健やかである。(釈尊)】
日曜日は、よろしくお願いします。