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■ ヨーロッパ諸国で進む「ワクチン接種の義務化」 ■
ヨーロッパの国々、特に旧西側諸国は人権に敏感な国々です。特にフランスなどは「個人の尊厳と自由の侵害」を許さない。
ところが、これらの国々がワクチンの強制接種政策を取り始めています。オランダ、ベルギー、オーストリア、イタリア、ギリシアなどが、労働者にワクチン接種を義務付けたり、レストランや公共の場でのワクチンパスポートの提示を義務付けたりしています。
■ 国民を分断するワクチン接種の義務化 ■
義務化に対して、ワクチン非接種者のみならず、接種者の中にも義務化反対の動きが出ています。ワクチンパスポートを所有しない人達は、レストランでの食事や買い物、公共交通機関を使っての移動や就労までもが大きく制限されるので、「基本的人権」が大きく侵害されます。自由と平等を重んじる人達にとっては「信じられない」政策なのです。
義務化反対のデモが過激化する一方で、多くの国民が義務化を支持しているという事も無視できません。フランスでは今夏のバカンスシーズンにレストランなどでのワクチンパスポートの提示を義務付けましたが、自由を重んるフランス人の6割がこの政策を支持しました。国民の過半数が義務化を支持しているのです。
日本の居ては分かり難いのですが、コロナ感染で多くの犠牲者を出した(?)欧米諸国では、コロナの恐怖な現在でも人々の心に大きな不安を与えています。「公共の安全の為には多少の人権の侵害も我慢する」というのが義務化を支持する人達の考え方です。これはこれで正しい。
しかし、ワクチン未接種者にとっては、職を失い、買い物にも行けないのですから死活問題です。基本的人権の侵害どころか、生命を脅かされる状況になっている。ただ、非接種者も他人のワクチンパスポートをコピーしたり、家族のパスポートを拝借したり、はたまた闇ルードでパスポートを入手して対抗している様です。
■ 日本政府はどこまで抵抗出来るのか ■
ロックダウンやワクチンの接種義務化など、「やりすぎ」のコロナ対策を実行しているのは、EU諸国とアメリカの民主党政権、そしてオーストラリアなどです。これらの国や政権は本来は人権に敏感だった。ところが現在は率先して人権を制限する政策を実行しています。
一方、人権に無頓着な日本では、コロナ騒動初期より「ゆるい規制」が続いており、ワクチン接種も含めて国民に強要する事はありません。尤も、日本人は同調圧力に弱いので、自ら率先してワクチンを接種し、気付けば接種優等生の国になっていましたが・・・。
安倍政権は意図的にPCR検査件数を減らしたり、ロックダウンなど強制的な処置を避けていましたが、これはコロナが日本人にとって脅威でない事を知っていたからでしょう。感染初期の昨年5月末まで緊急事態宣言を発出しなかった事で、日本人の多くが自然の抗体を獲得したと私は妄想しています。
尤も、この「ゆるい」コロナ対策はWHO始め世界の経営者のご機嫌を損なった様で、安倍氏は総理の座を自ら退いたと私は妄想しています。後を継いだ菅政権は、河野太郎氏をワクチン相に据えて、ワクチン接種を協力に推進しました。ここら辺は政権交代の条件だったのでは無いか。岸田政権も基本的にはその政策を引き継ぐ様で、オミクロン株への対策はそこそこ迅速です。ただ、「経済を重視したコロナ対策」は継続すると思われます。
オミクロン株は弱毒である事がほぼ分かっていますので、メディアが国民を脅しても、そろそろ国民も報道と現実の乖離に気付き始める頃です。感染者(PCR陽性者)が激増しても入院患者があまり出なければ「弱毒」を隠す事は出来ません。しばらくすると報道各社も「新型コロナは風邪に近づいたのか?」などと報道し始めるはずです。
新型コロナが弱毒化すれば、政府は強制的なコロナ対策を行う「名目」を失いますから、ワクチンの強制接種も、ロックダウンも不要です。
■ どうして差が付いた日本と韓国 ■
デルタ株が一気に収束した日本に対して、韓国では感染の拡大が止まりません。韓国は感染初期より強力なコロナ対策を実施したにも関わらず、デルタ株が収束しません。
日本も韓国も東アジア人特有の「ファクターX」によって重症化し難いのは共通ですが、デルタ株の感染収束は日本の方が早く急速に感染者が減った。日本のデルタ株収束の原因は3つ考えられます。
1) ワクチンの効果が出た
2) ウイルスが変異し過ぎて感染力を失った
3) 市中感染が広がり集団免疫が確立した
ワクチン接種の効果は在る程度有ると思われますが、ワクチン接種者数の増加と感染者の減少の相関は統計学的には弱い事が分かっています。
「ウイルスが変異し過ぎて感染が収束したのでは無いか」という仮説が正しいのならば、韓国でも同様に収束しているハズですから、私はこの仮説を疑っています。
残るは「隠れ感染者」による集団免疫ですが、韓国との現状の差を見るに、私はこの仮説が一番正しい様に思われます。日本は安倍政権、菅政権と続く「ゆるい感染対策」によって、集団免疫はほぼ確立しているのでは無いか?
「集団免疫説」が正しいかどうかは、今後の感染状況や、ワクチン非接種者が多い途上国の感染状況を見ていれば明らかになるでしょう。
いえ、既にワクチン接種者が少ない国ではコロナは収束に向かっていますから・・・新型コロナの勝組と負組が次第にはっきりして来るでしょう。
■ ブースター接種はリトマス試験紙 ■
若年層へのブースター接種は来年の4月以降になる様ですが、接種の判断は「知性のリトマス試験紙」だと私は考えています。この頃には日本のコロナ騒動はほぼ終息しているので、それでもブースター接種をされる方は「メディアに脳を浸食」されている。
尤も、「反ワクチンは陰謀脳のバカ」と言っている方々、ワクチン接種をメディアで勧めていた方々には3回目も4回目も是非接種して頂きたい。そしてご自身で安全性を立証して頂きたい。
■ 高齢者のブースター接種は仕方ない・・・子供はどうしたら守れるのか ■
高齢者は、我先に接種会場に向かわれるでしょう。「高齢者はコロナで重症化し易い」事は事実ですので、「死」が現実的なものとして感じられる高齢者はブースター接種で安心を求めます。
仮にワクチンが毒であったとしても、私は高齢者の接種を止める気は毛頭無い。だって・・・日本の高齢者・・・元気過ぎますもん・・・。車で登校児童の列に突っ込むし・・・。
可哀そうなのは、医療従事者や、高齢者施設の職員など、職業柄ブースター接種を受けざるを得ない若者です。職業柄、接種拒否は退職を意味しますから、拒否は難しい。
心配なのは子供達です。私立高校や私立中学などではワクチン接種が暗黙のルールとなっている可能性が有ります。校医がワクチン接種を行う学校もある様です。同調圧力の高い「学校」という閉鎖空間で、非接種を貫く事は難しいかも知れません・・・。子供をお受験で私立に進学させる親は「コロナ脳」の方が多いので心配です・・・。(偏見ですかね・・・)
いずれにしても、自分の命も家族の命も自分で守るしかありません。「陰謀論」などとバカにしていると・・・・。