■豚インフルエンザは怖くない?■
世間を騒がせている豚インフルエンザ。
WHOは2大陸で人から人に感染したら「フェーズ6」に引き上げるらしい。
しかし、豚インフルエンザが「弱毒性」と分かってきた事から、
マスコミもそろそろ沈静化に向かうのではないでしょうか?
だいたい、ゴールデンウィークで多くの人が感染地域に渡航し、
潜伏期間が6日あるのですから、いくら成田で検疫を強化しても
豚インフルエンザの国内進入は時間の問題の様に思えます。
豚インフルエンザ自体は、通常の季節性インフルエンザ程度の毒性の様なので、
仮に感染しても、早期に病院で適切な対応をすれば、命に係わる事は無いようです。
そもそも、通常の季節性インフルエンザでも、
1シーズンにアメリカで3万人、
日本でも多いときで1万人程度亡くなる様です。
■本当に怖いのはマスコミと世間の目■
ただ、本当に恐ろしいのは「マスコミ」と「世間の目」ではないでしょうか。
もし仮に「豚インフルエンザ感染」という個人情報が漏れれば、
近所、職場を問わず、かなり冷たい視線が注がれるのでしょう。
まして、「GWに家族そろって海外で遊んできて
感染して子供が学校でウィルスを広めてしまった」などという事態ともなれば、
世間的にかなり辛い思いをするのでは無いでしょうか。
各企業の対応も、「社内から感染者を出したくない」という意識が先んじているのでは?
例えば、近くのコンビニでは店員がマスクを付ける事が義務付けられていますし、
銀行の窓口業務の職員は、GWの海外渡航は禁止されている様です。
そういった意味では、特に日本では、
豚インフルエンザは「怖い病気」ではないでしょうか?
■本当に怖いのは、鳥インフルエンザ■
本当に怖いのはやはり「強毒性」の鳥インフルエンザ(H5N1型)。
今回のインフルエンザの致死率がメキシコで3.7%程度、
(感染者が1112人、死亡者が42人程度と サンプル数が少ないので、単純に統計処理出 来ませんが ・・・1~4%ではないかと言われています。)
これが、鳥インフルエンザともなると致死率が60%に・・・。
仮に1112人感染したら、667人の方が亡くなるという計算に・・・。
さらに、4月末のニュースで、
インドネシアの豚から鳥インフルエンザのウィルス感染が多数確認されています。
中には人感染型のウィルスも分離されていて、
H5N1型インフルエンザのパンデミックは、既に秒読みの段階に入っています。
■今回の豚インフルエンザもやはり怖い■
ウィルスのDNAは変異し易いと言われています。
それは、プラスミドというウイルスのDNAの切れ端が
容易に他のウイルスのDNAと結合してしまうからです。
ですから、今回の豚インフルエンザウィルスに強毒性のDNAの断片が取り込まれたら
豚インフルエンザも強毒性に変異します。
しかし、それよりも怖いのは、鳥インフルエンザに人に感染するDNAが取り込まれる事です。
豚は鳥インフルエンザに感染し易く、人インフルエンザにも感染し易い生物です。
この豚の体内で、プラスミドの働きによってウィルスの混合が起こります。
この過程の中で、鳥にしか感染しないウィルスが人に感染する力を獲得します。
今回の報道では、インドネシアの豚の体内では既に、この様な変化が起きています。
今回の豚インフルエンザは感染力は通常のインフルエンザより強い様なので、
このウイルスが鳥インフルエンザの感染地域に持ち込まれ、
遺伝子の交雑が発生すると、人への感染力の強い鳥インフルエンザの出現もあり得ます。
アジアの一部地域では、鳥(家禽)と豚と人の生活圏が一体化していて、
ウィルスの交雑が発生する条件が整っています。
アヒルから豚に、豚から人へと、ウィルスが伝播していきます。
■予行練習には最適■
今回のインフルエンザ騒動は、
鳥インフルエンザの感染拡大への予行練習としては最適です。
メキシコの田舎の村で発生したウィルスが、
1ヶ月程度で世界中に感染拡大してしまう。
その感染拡大の様子を、TVで日々ウォッチできる。
空港の検疫で、どの程度防御可能なのかも検証出来ます。
何よりも、全世界の人々に、ウィルスの感染力の強さと
新型インフルエンザの怖さを知らしめた事に意味があります。
■アメリカの現実的な対応・・?■
今回のウィルスは弱毒性という事もあり、
アメリカはメキシコとの国境は封鎖していません。
メディアの喧騒とは対照的に、政府は現実的な対応をしている様です。
「潜伏期間が6日もあるウィルスは国境では進入阻止出来ない」という判断です。
しかし、アメリカの対応は少し引っかかるものを感じます。
結果的に豚インフルエンザが「弱毒性」であると判明したから良かったものの、
メキシコでの感染初期には、「弱毒性」か「強毒性」は判明していませんでした。
メキシコと国境を接し、毎日何万人もに人の出入りがあるアメリカが、
ウィルスの毒性が判明していない時点で、
国境通過に何ら規制を掛けない事は、奇異にも感じます。
経済危機の状況下で、さらなるパニックを避けたいとう判断なのかも知れませんが・・。
さらに、メキシコで豚への感染拡大が確認されていない事も不思議です。
むしろ、人から豚に感染しているという事実もあります。
■鳥インフルエンザの予備実験??■
トンデモな考え方をすると、
今回のインフルエンザのウィルスの出所はアメリカの研究機関で、
鳥インフルエンザの感染に備えて、予行演習をしたのではないか・・・
アメリカは始めから今回のインフルエンザが弱毒型と知っていたのでは無いか?
WHOももしかして一枚噛んでいるのでは無いか・・・。
まあ、妄想しだすと切りがありませんが、
ゴールデンウィーク明けは、マスクが必需品となりそうです・・・。
世間を騒がせている豚インフルエンザ。
WHOは2大陸で人から人に感染したら「フェーズ6」に引き上げるらしい。
しかし、豚インフルエンザが「弱毒性」と分かってきた事から、
マスコミもそろそろ沈静化に向かうのではないでしょうか?
だいたい、ゴールデンウィークで多くの人が感染地域に渡航し、
潜伏期間が6日あるのですから、いくら成田で検疫を強化しても
豚インフルエンザの国内進入は時間の問題の様に思えます。
豚インフルエンザ自体は、通常の季節性インフルエンザ程度の毒性の様なので、
仮に感染しても、早期に病院で適切な対応をすれば、命に係わる事は無いようです。
そもそも、通常の季節性インフルエンザでも、
1シーズンにアメリカで3万人、
日本でも多いときで1万人程度亡くなる様です。
■本当に怖いのはマスコミと世間の目■
ただ、本当に恐ろしいのは「マスコミ」と「世間の目」ではないでしょうか。
もし仮に「豚インフルエンザ感染」という個人情報が漏れれば、
近所、職場を問わず、かなり冷たい視線が注がれるのでしょう。
まして、「GWに家族そろって海外で遊んできて
感染して子供が学校でウィルスを広めてしまった」などという事態ともなれば、
世間的にかなり辛い思いをするのでは無いでしょうか。
各企業の対応も、「社内から感染者を出したくない」という意識が先んじているのでは?
例えば、近くのコンビニでは店員がマスクを付ける事が義務付けられていますし、
銀行の窓口業務の職員は、GWの海外渡航は禁止されている様です。
そういった意味では、特に日本では、
豚インフルエンザは「怖い病気」ではないでしょうか?
■本当に怖いのは、鳥インフルエンザ■
本当に怖いのはやはり「強毒性」の鳥インフルエンザ(H5N1型)。
今回のインフルエンザの致死率がメキシコで3.7%程度、
(感染者が1112人、死亡者が42人程度と サンプル数が少ないので、単純に統計処理出 来ませんが ・・・1~4%ではないかと言われています。)
これが、鳥インフルエンザともなると致死率が60%に・・・。
仮に1112人感染したら、667人の方が亡くなるという計算に・・・。
さらに、4月末のニュースで、
インドネシアの豚から鳥インフルエンザのウィルス感染が多数確認されています。
中には人感染型のウィルスも分離されていて、
H5N1型インフルエンザのパンデミックは、既に秒読みの段階に入っています。
■今回の豚インフルエンザもやはり怖い■
ウィルスのDNAは変異し易いと言われています。
それは、プラスミドというウイルスのDNAの切れ端が
容易に他のウイルスのDNAと結合してしまうからです。
ですから、今回の豚インフルエンザウィルスに強毒性のDNAの断片が取り込まれたら
豚インフルエンザも強毒性に変異します。
しかし、それよりも怖いのは、鳥インフルエンザに人に感染するDNAが取り込まれる事です。
豚は鳥インフルエンザに感染し易く、人インフルエンザにも感染し易い生物です。
この豚の体内で、プラスミドの働きによってウィルスの混合が起こります。
この過程の中で、鳥にしか感染しないウィルスが人に感染する力を獲得します。
今回の報道では、インドネシアの豚の体内では既に、この様な変化が起きています。
今回の豚インフルエンザは感染力は通常のインフルエンザより強い様なので、
このウイルスが鳥インフルエンザの感染地域に持ち込まれ、
遺伝子の交雑が発生すると、人への感染力の強い鳥インフルエンザの出現もあり得ます。
アジアの一部地域では、鳥(家禽)と豚と人の生活圏が一体化していて、
ウィルスの交雑が発生する条件が整っています。
アヒルから豚に、豚から人へと、ウィルスが伝播していきます。
■予行練習には最適■
今回のインフルエンザ騒動は、
鳥インフルエンザの感染拡大への予行練習としては最適です。
メキシコの田舎の村で発生したウィルスが、
1ヶ月程度で世界中に感染拡大してしまう。
その感染拡大の様子を、TVで日々ウォッチできる。
空港の検疫で、どの程度防御可能なのかも検証出来ます。
何よりも、全世界の人々に、ウィルスの感染力の強さと
新型インフルエンザの怖さを知らしめた事に意味があります。
■アメリカの現実的な対応・・?■
今回のウィルスは弱毒性という事もあり、
アメリカはメキシコとの国境は封鎖していません。
メディアの喧騒とは対照的に、政府は現実的な対応をしている様です。
「潜伏期間が6日もあるウィルスは国境では進入阻止出来ない」という判断です。
しかし、アメリカの対応は少し引っかかるものを感じます。
結果的に豚インフルエンザが「弱毒性」であると判明したから良かったものの、
メキシコでの感染初期には、「弱毒性」か「強毒性」は判明していませんでした。
メキシコと国境を接し、毎日何万人もに人の出入りがあるアメリカが、
ウィルスの毒性が判明していない時点で、
国境通過に何ら規制を掛けない事は、奇異にも感じます。
経済危機の状況下で、さらなるパニックを避けたいとう判断なのかも知れませんが・・。
さらに、メキシコで豚への感染拡大が確認されていない事も不思議です。
むしろ、人から豚に感染しているという事実もあります。
■鳥インフルエンザの予備実験??■
トンデモな考え方をすると、
今回のインフルエンザのウィルスの出所はアメリカの研究機関で、
鳥インフルエンザの感染に備えて、予行演習をしたのではないか・・・
アメリカは始めから今回のインフルエンザが弱毒型と知っていたのでは無いか?
WHOももしかして一枚噛んでいるのでは無いか・・・。
まあ、妄想しだすと切りがありませんが、
ゴールデンウィーク明けは、マスクが必需品となりそうです・・・。
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