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現金がマイナスになるファンドって?・・・GS「妖精物語」定点観測

2011-11-17 01:10:00 | 時事/金融危機
 

■ GS毎月分配型ファンド「妖精物語」の定点観測 ■

2011年9月末



2011年10月末



恒例のゴールドマンサックスの毎月分配型ファンド「妖精物語」の定点観測です。

■ 現金がマイナスって、どういう意味でしょう? ■

先月と比べてあまり大きな動きは無い様です。
というよりも、動きが無さ過ぎるので、
債権市場が事実上フリーズしているのでは?

気になるのは、現金がマイナスになっている事。
先月、初めて登場した現金ですが、
今月はマイナスになっています。

ファンドで現金がマイナスになる要因って何なのでしょう???

解約が殺到しているが、とりあえず借入で支払った???

素人なので、変な想像しか出来ませんが、
いずれにしても、現金の登場も、現金のマイナスも
今まで無かった事なので、債権市場お混乱が垣間見れる様です。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鍛冶屋)
2011-11-17 14:21:34
>現金がマイナス・・・
常識から言ったら借入金ですよね・・・でもなんで
それを運用比率のグラフに載せる必要が?。
また、上のグラフでは計算が合いませんよね?。
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Unknown (人力)
2011-11-18 00:45:41
鍛冶屋さん

そうなんです、不思議なグラフです。

リーマンショック後値下がりした債権や株式が値を戻す過程で、底値で投資信託を買って、売り抜ければ運用利回りは結構あったはずです。

しかし日本の老人達は、年金のつもりで毎月配当型の投資信託を保有していますから、配当金が出る限りは、元本が毀損しているとは夢にも思っていません。

特に、この妖精物語の債権の内訳は、ファニーメイなどのMBSですから、住宅市場が崩壊すれば、ファンドは紙屑同然となります。

一方、最近話題の米国社債などをレアルで運用する、「為替ヘッジ型のファンド」も、最近の円高でボロボロの状態の様です。

将来的に日本が財政破綻して、円安に向かうならば、外貨だてファンドの長期保有に意味もありますが、その場合はファンドの運用先が将来的に安定しているかどうかが問題になります。

「投資信託は儲からない」というのがプロの間の通説で、高い手数料と解約料を取られるので、割の悪い投資と言えます。
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