人力でGO

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坂道は辛いよ・・・どうも自転車のセッティングが合わないみたいだ・・・。

2013-06-10 08:52:00 | 自転車/マラソン
  





今年は春から風の強い日が続きました。
休日に自転車で出掛けようかと思っても、強風日はチョット・・・。
そんなこんなで、すっかり体がナマってしまいました。
何だか、お腹の周りが、かなりヤバイ・・・。

そこで、鴨川まで一走りしようと、埃を被った自転車で出動です。
朝、すこしノンビリしていたら、出発は7時30分を過ぎてしまいました。
道が込んでいそうですが、元気に出発です。

しばらくロードバイクに乗っていなかったので、「引き足ってどうするんだった?」って感じ。

それでも風が無いので順調に小湊鉄道の上総牛久まで到着。
だいたい30Km/hで巡航出来ているので、足はナマっていないかな・・・。

ここからは、蛇行する養老川を渡る度に、軽いアップダウンを繰り返します。
前回はMTBで来たので、上り坂に苦しみました。
今回はロードなので・・・・・あれ・・・・・?

登らない・・・。

今乗っているロードは昨年、ヤフオクで勢い余って落札した
レイノルズ853という、とても硬くて軽いクロモリチューブの車体。
確かに最新のカーボン程は軽くはありまんが、それでも、そこそこのフレーム。

でも、箱根に行った時の思ったのですが、とにかく登らない・・・。
以前は古いカーボンのバイクで、ビンディングペダルを付けずにこの道を走りましたが、
こちらは、気合一発て多少の坂ならアウターでグイグイ上りました。

今のバイクは平地では早いのですが、登りは全然力が入らない。
自然と軽いギアでクルクルとペダルを回す事になりますが・・・
私・・軽いペダルを漕げないので、直ぐに失速します・・・。

色々と考えたのですが、どうやらポジションが合っていないみたい。
確かにハンドルが遠いので、かなり前傾姿勢になるのですが、
これが坂道では腰が引けてしまった感じで、ペダルの力が入りません。

何だか、前回のMTBの方が、乗ってて楽しかった・・・。
そんな、こんなを考えながら、ようやく養老渓谷駅に到着。




ここまで72Km、平均速度はサイクルメーターで25.3Km/h。

なんだか、ヘトヘトって感じ。
自転車のせいにしてはいるものの、本当の原因は運動不足・・・。




いつもは足湯に入るのですが、今日は出発が遅かったので、15分休んで出発します。
足湯の看板にアマガエルがチョコンと乗っていたので、とりあえずパチリ。




いつもは、会所から麻綿原高原へ登るのですが、今日は足がイッパイ・イッパイなので
養老清澄ラインで清澄山に向います。

登りはキツクはありませんが、ダラダラと長いので足にきます。

新しく出来たバイパスのトンネルを抜けてしばらく走ると、
道幅は急に狭くなります。

七里川温泉を左折すると、道は小櫃川に添って進みます。
途中、吊橋が現れますが、老朽化の為に通行止め。



危険ですの張り紙が、地面に落ちているのが、なおさら危険・・・。
この橋から先は、東京大学の演習林です。
オフロードバイクの方と立ち話したのですが、
以前はバイクで、吊橋を渡れたとの事。
だけど、そこから先は、ヤマビルが木から落ちてくるそうな・・・。




小櫃川は房総半島を横断して、木更津から東京湾に注ぎ込みます。
源流域は外房の太平洋側の清澄山ですから、房総半島では長い川です。

房総半島は砂岩の地形なので、川が岩を大分深く侵食して
深い谷になっています。
川床は石ころではなくて、平らな岩です。



橋を渡ると、登りが続きます。
いい加減、イヤになって来た頃、道端に山野草売りの売店が現れます。

お婆さんが店番をしていますが、
フウラン、セッコク、キンラン、ギンランなどの野生ランが売られています。
清澄山は太平洋からのしめった空気が吹き付けるので、
着生ラン(木の幹などのくっついて生育するラン)が豊富な事で知られています。
台風の後は、木から地面に落ちているという噂を聞いて、
高校の頃友人と来た事がありますが、その時には見つける事は出来ませんでした。

房総半島にはこの他に、アワチドリというランが分布しています。
上の写真の様な切り立った崖に生えていると言われますが、
お婆さんの話では、昔のブームで取りつくされてしまったとか・・・・。
そのブームの頃、根堀を持って山野中をウロウロしていたとは言えない・・。




売店の先のトンネルを越えると、カエデの新緑が疲れを癒してくれます。
ちょと休憩して、再び漕ぎ出すと、短いトンネルの先で峠は下りに変わります。

ここからは300mの標高差を一気に海まで下ります。
でも、この道は、ドリフト走行の峠族対策で、凹凸の塗装が施されています。
ちょっと、自転車でハードに責めるには、グリップを失いそうで怖い・・・。

さらに、シマノのブレーッキは・・・・扱い難い・・・・。




山を一気に下ると、そこは安房天津という小さな街。
眼前には太平洋が広がります。

海岸はちょっとした岩場で、本日は波は皆無です。
ちょうと干潮の時刻らしく、岩の窪みにタイドプール(潮溜まり)が出来ています。

鴨川は目と鼻の先なので、少し遊んで行きます。

自転車のシューズは、裏にビンディング用の金具が付いているので、とても歩き難いです。
私は、自転車を降りてフラフラと山に入ったりもするので、
シューズはMTB用のものを履いています。

それでも、岩場の上では、靴底の金具が滑って歩き難い事この上無い・・・。




兄弟と思しき子供達が、網で魚を取っていました。
まだ、海水浴には時期が早いのですが、気温は30度近く、
汗だくの私は、海に入りたい衝動に駆られます。




海の向こうに見える大きな建物が、「亀田病院」です。
最新の設備と、優秀なスタッフが揃っている事で有名で、
近隣からだけでは無く、遠くの県からも患者を集めています。



岩にこびリ付いている黒い海藻は、ヒジキだと思うのですが・・・・。
スーパーで買うとそこそこの値段ですが、こんなに沢山あるの?!

(調べてみたら、これ「イシゲ」と言う海藻らしい。硬くて食べられないみたい)




岩は砂岩や泥岩が層を成しています。
火成岩のゴツゴツした岩場とは違い、表面をツルンとしています。




タイドプールの中を覗くと、ハゼの一種が居ました。3cmくらいの大きさでしょうか?




潮間帯には様々な生物が居ます。
上の写真は「ウノアシ」だと思います。
平らな貝で、岩に強力にくっ付いています。
無理に剥がそうをしても剥がれませんが、
自力で移動するので、カキの様に岩に固定されてはいません。

これ、殻は巻いていませんが、巻貝に分類されます。
まあ、アワビやトコブシの小さいのだと思えば・・・。



これも平らな貝で、「マツバガイ」の一種です。




岩の隙間に付いているのは、一見貝の様に見えますが、
これ「カメノテ」と言って甲殻類の一種。
貝よりは、エビやカニに近い生き物です。

皆さんご存知のフジツボも実は甲殻類で、幼生の頃は泳ぎ回っています。

カメノテは一見グロテスクですが、食用になります。
汁物のダシ程度ですが・・。




このツブガイみたいなのは何?
貝類は難しくて分かりません・・・。




鎌倉もそうですが、房総の海辺もトビが多い。
何食べてあんなに大きくなるのやら・・・。

猛禽類と言えば希少種ですが、トビだけばカラス並みの繁殖力ですね。




さて、磯遊びに飽きたので、最後の3KM、鴨川を目指します。

本当は本日は鴨川から少し足を延ばして「大山の千枚田」を見に行く予定にしていましたが、
もう脚を使いきったので、次回の楽しみにします。

最後は、『輪廻のラグランジェ』でお馴染みの前原海岸で記念撮影。
とりあえずは「鴨川に来たよ」という証拠に・・・。


本日の走行距離、102Km。

これでヘバッテいるくらいだから、運動不足ですね・・・。






おーっと忘れていた。

鴨川駅の売店にて発見!!
これ、「輪廻のラグランジェ」とは書いてあって商品名が見当たりません。
かろうじて、PEQNUT CREAM SAND COOKIES と書いてある。

裏には「プロダクションIG」の「版権承諾書」のシールが・・・。
なんだかプラモデルみたい・・・。



中身はピーナッツの香りも香ばしいクッキー・・
というか、ピーナツクリームが挟まった「南部せんべい」。

マドカとランとムギナミがプリント?されています。
ファンには嬉しいけど、誰にもあげられない微妙なお土産です。
とりあえず、ラグリン仲間の娘のオミヤゲにします。



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2 コメント

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Unknown (鍛冶屋)
2013-06-10 19:07:27
いいなぁ 聖地巡礼行きたいなぁ^^)。

今日は、自分も自転車でお出掛けでした。
片道15.5kmを約1時間、もちろんママチャリ(橙号)です。
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Unknown (人力)
2013-06-10 21:20:34
鍛冶屋さん

巡礼というだけあって、今回は苦行でした・・・。
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