人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

GWの悲劇・・・二度ある

2022-05-10 10:19:00 | 分類なし
 

ブログの更新と、コメントへの返事が滞っておりますが、コメント欄は皆さまが盛り上げて下さっているので、頂いたコメントは随時公開いたします。


天気が心配されたGWですが、後半は晴天の日も続き絶好の行楽日和。
私は、伊豆の湯ヶ野温泉にある「伊豆の踊子の宿」の福田家に予約を入れていたので、家内と自転車で、「伊豆の踊子」の旅を楽しんで来ました。

ところが、悲劇は温泉を堪能した夜に起こりました・・・。

川沿いの旅館の部屋の中には何匹か蚊が居たのですが、夜寝ている時に、その内の一匹が私の腕に止まった。

すかさず家内が、横から飛び付いて、私の腕の蚊を潰しました。猫がゴキブリを狩る様なスピードで、或いは、『ちはやぶる』の千早ちゃんが百人一首を払う様な勢いで、思い切り、私の上に「ダイブ」して、蚊をパチンと潰しました!!


「取ったぁーー」という家内のオタケビに
「アイター!!」という私の悲鳴が重なります・・。

私は2週間前に肋骨を骨折して、ようやく痛みが少し取れて来た所でした。温泉療養で、さらになる回復を目指す矢先の出来事でした。


家内に怒る事も出来ず、翌日は痛みと戦いながら下田まで辿り着きました。


背骨がズレたのか、肋間神経痛も出て、昨日までは痛みと戦っていたので、PCに向かう気にもなれませんでしがが、昨晩、試しにで板の間に敷布団を敷かずに寝たら、朝起きる時にパキンという感じで脊椎のズレがも戻った。ミゾオチの辺りの刺す様な痛みも、脇腹の疼痛もウソの様な消えました。

これ「西式健康法」で推奨されている睡眠方法です。

単に布団を敷かずに板の間の仰向けに寝るだけですが、これで寝ている間に身体の歪みが取れます。慣れるまでは2週間程、背中が痛いですが、慣れてしまえば朝まで寝がえりを打たずに寝れます。



温泉旅行記は改めて。

MMTは分かった様な、分からない様な・・・。
多分、インフレを止められるかどうかの問題で、インフレが適正のレベルに抑えられるならば別にMMTだろうが、政府通貨だろうが、木の葉のお金だろうが問題は無いのでしょう。

ではインフレ率が上った場合はどうなるか・・・。
問題は二つで、一つは物価上昇にる実質賃金の低下。
そしてもう一つは、超低金利でバランスしていた債権市場の崩壊。

大きすぎる市場を抱える現実の社会では、債券市場の崩壊の影響の方が、多少の物価上昇よりも大きな被害をもたらします。

嫌らしいのは「経済学の枠の外」で、ウクライナ戦争でエネルギーコストが上昇したり、中国のコロナ対策で供給制約が発生する事。(明らかにインフレを狙ったタイミングですけどね)

ここら辺の考察は、また改めて・・・というか、市場、そろそろヤバく無いか?円キャリーで支えるにも限界は有ります。

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アクター鍛冶屋。)
2022-05-10 11:18:11
>「西式健康法」…板間寝
同意^^) 、むかし慢性の腰痛に悩まされていました頃に実践していました。硬い寝床に慣れちゃえば、柔い布団ってかえって疲れますよね。

>MMTは分かった様な、分からない様な・・・。
>多分、インフレを止められるかどうかの問題で…
まだそんあ頓珍漢を...(”貨幣論”とインフレに何の関係が?^^;)。さぁて、またどんな珍考がお聞きできるのか!。
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Unknown (一ブログ読者)
2022-05-12 20:37:39
MMTに影響を受けた論者で、国債廃止論を言ってる人は
いますね。
日本を見ればわかるように、中銀が国債の相当量を保有
しても本質的には問題ない。
この延長線上で考えると、国債を全額中銀が保有しても
行けます。これは事実上、国債をなくしたのと同じで
す。あとは財政赤字額(政府から新たに生み出される貨
幣量)と当座預金金利のコントロールが金融政策のツー
ルになる訳で。
懸念されるのは、それで財政赤字の拡大にストップがか
かるのか? とか、国債がなくなっても民間の債券市場
はある訳でそっちが健全に機能するか? とか、その辺
ですが。
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Unknown (人力)
2022-05-13 03:23:02
一ブログ読者 さん

金利がゼロ近傍であるならば、中央銀行が国債を買う事
で、国債を永遠にロールオーバー出来るので「無限国
債」が成立しますよね。これは政府通貨と何ら変わらな
い訳で、国債は不要とも言えます。

政府が充分に自制的であるならば、財政規模を金利でコ
ントロールする事も可能かも知れませんが、実際には公
共事業を急に停止する事も、福祉予算をカットする事も
不可能です。だから政府通貨はNGとされ、中央銀行の
国債の直接買い入れ(財政ファイナンス)も「禁じ手」
とされている。

財政の健全性のバロメーターとして国債市場が有ると私
は考えています。では国債金利のゼロの日本は「とても
健全な財政」だと市場が判断しているのか・・・?答え
は否で、日銀の異次元緩和によって日銀は日本国債市場
の池のクジラとなっているので、日本国債市場は既に適
正な価格(金利)を見付ける手立てを失っているだけで
しょう。これは財政ファイナンスと変わり無い。
返信する
Unknown (人力)
2022-05-13 03:36:31
続きです

「事実上の財政ファイナンス」の日本の通貨が売られな
いのは何故?との疑問が当然生じると思います。

これは「日本円が調達通貨として便利だから」という答
えで良いのでは?

調達通貨の条件として・・・

1)ある程度の発行量がある
2)金利が低位で安定している(成長力が低い)
3)政治的に安定している

等が挙げられると思います。為替市場は、円が便利に使
える間は、別に円に攻撃を加えたりはしないでしょう。
しかし、リーマンショック後のハンガリーの様に「財政
ファイナンス認定」されると市場は攻撃に転じます。

要は「円は便利だから見逃されている」。これは通貨マ
フィアの中で話が着いているからに他なりません。

日本では禁じられていますが、一部無限国債を実施して
いる国は多数ありますし、程度の問題なのでしょう。

但し、MMTの様に「アカラサマ」にやるとお灸を据え
られる可能性も高い。あくまでも、「一時的な対処」と
してという控えめな姿勢は大事だと思います。世界全体
で「ルールを変えようゼ」となるまでは。
返信する
Unknown (一ブログ読者)
2022-05-13 14:21:19
日本円はきっちり減価していたが、見かけの上ではデフレ
に見えていたという珍説を唱えてみたくなります。
円安分インフレになれば円の実質的な価値は変わらない訳
で、調整されるとすれば円安でデフレという過程を必要と
します。
返信する
Unknown (人力)
2022-05-13 18:42:11
一ブログ読者 さん

日本は雇用の非正規化で若年層の購買力が極端に低下した事と、高齢者の増加で消費しない世帯が増えた事がインフレを抑圧してきました。

同時に新興国からの安い輸入によって供給過多の状態が続いた。

価格転換のし難い商習慣が企業収益を圧迫して賃金に下落圧力も掛けつつ、物価上昇を抑制してきました。

雇用の流動性、元請と下請けの関係、大規模店舗の暗黙の圧力など、日本ならではの構造が、インフレ抑制に有利に働いている点が日本の特殊性だと私は解釈しています。

だから金融緩和や財政拡大の影響が他の国よりも極端に出難い。
返信する
Unknown (ただの通りすがり)
2022-05-14 02:36:45
バブルを目の敵にする人力さんには容認出来ないでしょ
うが、実体経済において景気が良くなるということはバ
ブルになるということです。

バブルや通貨の量と為替の関係も、高橋洋一氏が分かり
やすく解説していますので、ご覧ください。
でも、理解出来ないかな?(笑)


GDPはなぜ伸びない?簡単な方法あるんですけどね

https://www.youtube.com/watch?v=nNcSGYvt9AY&t=33s
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Unknown (人力)
2022-05-14 06:51:04
ただの通りすがり さん

サマーズは低成長の経済におけるバブルの貢献を否定していませんし、ITバブルなどは確かに重要な役割を果たしています。

リーマンショックの原因となった債権バブルや、その後の金融緩和バブルも新興国の発展に寄与しています。

問題は現代のゼロ金利の時代ではバブルの犠牲になるのが庶民だという事。

平成バブルの犠牲の多くは欲に目が眩んだ人達でしたが、銀行預金に金利が付かない現在、一般の人のお金もバブルの生贄に捧げられている。

更に、今後予測される金融崩壊は多分、債権市場や国債市場にまで影響を及ぼし、世界経済の混乱はリーマンショックよりも遥かに大きい。

経済の混乱による失業や、それを打開するための戦争の被害を考えると、バブルの良い点ばかりを評価は出来ません。

尤も私はグレートリセット支持者なので、個人的にはバブル崩壊を期待しています。

経済、財政の大混乱無くして日本は高齢者医療にメスを入れる事が出来ず、若者の活力がベットの上の90歳以上の高齢者に吸い取られる。
返信する
Unknown (ただの通りすがり)
2022-05-14 19:36:04
人力さんへ

> 問題は現代のゼロ金利の時代ではバブルの犠牲になる
のが庶民だという事。

景気とは、いわば好景気(バブル)と不景気(バブル崩
壊)の繰り返しでしょう!

問題なのは、日本の場合、バブルを意図的に崩壊させた
後、金融引き締め策をずっと取り続けてきたため、景気
は冷え込み、預金金利も下がり続け、ずっと30年間デフ
レだったことの弊害の方が大きい。

高度経済成長時代は私も子供でしたが、みな希望が持て
たし、将来に対してあまり不安を感じず、どうにかなる
さみたいな気楽さもありました。私はバブル期はそれほ
ど恩恵は受けていないが(笑)、少なくとも仕事や生活
面での不安は無かった。

しかし今の若い人たちは、生まれてきてから好景気(バ
ブル)というものを一度も経験したことが無いため、将
来に対して希望も持てなければ、楽観視なども出来ない
日々を送っています。

今日、バブルになることはは罪悪のように言われてしま
っていますが、私は今の若者に好景気(バブル)をぜひ
経験してもらいたいなぁ~(笑)


> 尤も私はグレートリセット支持者なので、個人的には
バブル崩壊を期待しています。

私は全く正反対で、ダボス会議などが提唱するグレート
リセットにはうさん臭さを感じていて、人力さんとは逆
に危機感を感じています。

何に対しても懐疑的な人力さんだと思っていたので意外
ですね!!
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Unknown (ハノイの塔)
2022-05-14 21:14:40
高橋洋一氏の言うのは、ワケわからん事が多い。
統合政府にすれば借金がチャラになるって、
それって国債を償還しないってことでしょうか?
内国債はデフォルトしないはずなのでは?
統合政府にして国債を償還しないよ、となったら、
GPIFなんかどうなるんですかね?
いいや、国債はちゃんと償還するから心配ない、と言うんだったら、
今と何も変わらず、統合政府にする意味が全くないですけど。
完全に矛盾していますが、この人が大学教授として学生たちに
どういう教え方をしているのか、非常に気になります。
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