CIA長官、不倫問題で辞任=テロ・安保戦略に影響も-米
(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012111000050
<全文引用>
【ワシントン時事】米中央情報局(CIA)のデービッド・ペトレアス長官(60)が9日、不倫問題を理由に辞任した。アフガニスタン、イラクでの対テロ戦争を指揮したペトレアス長官の辞任は、2期目を迎えるオバマ政権のテロ・安保戦略にも影響を及ぼしそうだ。マイケル・モレルCIA副長官が長官代行を務める。
ペトレアス氏は8日にオバマ大統領に面会して辞表を提出した。大統領は声明を出し、9日に辞表を受理したと述べるとともに、対テロ戦争の終結に向けた同氏の貢献をたたえた。(2012/11/10-07:03)
<引用終わり>
何でも無い様なニュースですが、いくつか気になる点が・・・
1) ロイターの報道よりも先に時事通信や共同通信が報じている
2) 朝日新聞のネット版や、TBSのネット版が早くも報道している
はてさて、これは何を意味しているのか?
「不倫」というスキャンダルは、その後の政治活動を封じる有力な方法です。
クリントンのモニカ・ルインスキー事件も多分にハニートラップの匂いがプンプンしましたが、
CIAの長官を、この時期、辞任に追いやる理由とは何か?
パンピーの私には知る由もありませんが、
ただ、陰謀好きの嗅覚を刺激する、甘くひそやかな香りが漂います。
ロイターによれば、女性記者が取材と称して長官と親密になり、FRBのスパイ操作にその女性が引っかかったという、あまりにもベタな筋書き。
ここまでは、表向きの裏事情で、さらにその裏にあるのはCIA長官の失脚を米国内で仕掛ける勢力が存在するという事。
そして、さらにその裏は、多分、米国内での勢力構造の変革があるのでしょう。ここら辺の事情は絶対に明かされませんから、陰謀論者達が勝手に想像を巡らすことになります。
数年すれば、何がおきていたのか,うすうす分かるのですが、時既に遅しですね。
まあ、日本の政治がどうなろうが、アメリカがどうなろうが、私たちは家族の生命と、財産を守る事が優先となりますから、最悪を想定して準備をしておけば、そう間違いは無いのだと思います。
現在の日本の最大の懸案は、米中関係。日中韓を中心にする東アジア共同体が出来てしまうと、世界のGDPや生産力の多くがこの共同体に集中してしまいます。米国的には日中関係は分断しておきたい。
一方で、消費大国とての中国の魅力は捨てがたいし、対中投資の回収も済んでいない・・・だから、バッサリと中国を切れないでいる。中国が保有する米国債を考慮するならば、米国の中国切りはあり得ないのですが、米国がドルを見捨てるならば、同時に中国も見捨てるのでしょう。