前作の『薫そうめん』が出てから半年ぶりです。
『菊花ちらし <木挽町芝居茶屋事件帖>』 篠綾子著 ハルキ文庫
前作では夏越の祓や七夕にちなんだお料理がでて、終盤の一日限りの偽芝居へと繋がる事件は“詐欺・騙り”、そしておあささん提唱の<役者に会える茶屋を作る寄合>が立ち上がりました。
今作では中秋の名月にちなんだお料理=芋名月御膳 vs 栗名月御膳と重陽の節句にちなんだ菊花ちらしが供され、終盤の一日限りの偽芝居へと繋がる事件は“マルチ商法的な化粧水販売”、それに関わっているのが芽の出ない役者と破門になった元役者、一方<役者に会える茶屋を作る寄合>は<かささぎ寄合>と名を変えて着々と準備が進んでいて…。
事件解決のための一日限りの偽芝居で喜八さんはやはり女形を弥助さんは二枚目を演じていて、さらには<かささぎ寄合>肝いりの寸劇を店先で披露します
そして、今作では謎の武家女が…前作の夏越の祓のシーンで姿だけは見せていたのですが、鬼勘さまも弥助さんもその女から目を反らせないようだった…その女がかささぎを訪れ菊酒を一杯飲んでいきます、お供の女中を連れ警護の侍を待たせているわけだからそれなりに身分のある武家女だと思うけど、弥助さんのお父つぁんの百助さんも彼女の顔を見知っているらしいし…。
次作からの展開が楽しみです
『菊花ちらし <木挽町芝居茶屋事件帖>』 篠綾子著 ハルキ文庫
前作では夏越の祓や七夕にちなんだお料理がでて、終盤の一日限りの偽芝居へと繋がる事件は“詐欺・騙り”、そしておあささん提唱の<役者に会える茶屋を作る寄合>が立ち上がりました。
今作では中秋の名月にちなんだお料理=芋名月御膳 vs 栗名月御膳と重陽の節句にちなんだ菊花ちらしが供され、終盤の一日限りの偽芝居へと繋がる事件は“マルチ商法的な化粧水販売”、それに関わっているのが芽の出ない役者と破門になった元役者、一方<役者に会える茶屋を作る寄合>は<かささぎ寄合>と名を変えて着々と準備が進んでいて…。
事件解決のための一日限りの偽芝居で喜八さんはやはり女形を弥助さんは二枚目を演じていて、さらには<かささぎ寄合>肝いりの寸劇を店先で披露します
そして、今作では謎の武家女が…前作の夏越の祓のシーンで姿だけは見せていたのですが、鬼勘さまも弥助さんもその女から目を反らせないようだった…その女がかささぎを訪れ菊酒を一杯飲んでいきます、お供の女中を連れ警護の侍を待たせているわけだからそれなりに身分のある武家女だと思うけど、弥助さんのお父つぁんの百助さんも彼女の顔を見知っているらしいし…。
次作からの展開が楽しみです
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます