ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

クリスマス・イブ

2009年12月24日 | 日記

  Merry Christmas クリスマス、おめでとう

  旧約聖書の預言どおり、ヘロデの時代、ユダヤのベツレヘムに神の御子としてイエス様がこの世に遣わされました。
 
今宵、クリスマス・イブ、皆さんは誰と過ごしますか? ご家族揃ってホーム・パーティー、それとも、恋人と教会でしょうか?

 Photo先日の朝日に、「サンタはいる? に答えた新聞」というコラムが載っていました。
 それは、“19世紀の末、ニューヨークに住む8歳の少女が地元の新聞社に、「友達がサンタなんていないと言います。本当のことを教えて下さい。サンタはいるのでしょうか?」という手紙を送った。

 新聞社は、「サンタはいるよ、愛や思いやりの心があるようにちゃんといる」「サンタがいなかったら子供らしい心も、詩を楽しむ心も人を好きになる心もなくなってしまう」「真実は子どもにも大人の目にも見えないものなんだよ」と、後に、米国ジャーナリズム史上、最も有名となる社説で答えた” とする主旨のものでした。

 ところで、昨年の秋に小さな友 R君と出会った時の話です。
 「もう直ぐクリスマスだね。プレゼントは何がいいのかなあ?」と尋ねると彼は、「サンタさんが決めるんだよ」と真面目な顔で応えます。
 「君の好きな物が届いたらいいねえ」と言うと、弾む声で「これからサンタさんに手紙を出すんだ」と幼い字で書いた封筒を見せてくれました。

 Photo_2その彼、幼稚園は「お遊びするところ」で「勉強は小学生になってからだよ」と頑固に思っている様子です。

 3年間の幼稚園生活を満喫、来春地元の小学校に入るらしく、過日電話で、「幼稚園からは僕とS君の二人だけなんだ。明日、その小学校に行くんだよ」と言っていました。

 このご時勢、勉強は小学生になってからなんてと、カタリナと顔を見合わせました。

 が、一世紀前に社説が大真面目で居ると答えたサンタさんを信じる、心豊かな青年になってくれればそれでいいと思っています。

 皆さんにも明日の朝、枕もとの靴下にサンタさんからの素晴らしい贈り物、「イエス様の慈しみと愛のみ心」がきっと届いていることでしょう。(写真上:ウィーン市役所広場のクリスマス市/写真下:のクリスマス・リース)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする