ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

もう、12月

2009年12月01日 | 季節/暦

 3週間ほどになる。左手首の痛みが一向に引かない。
 初めは、左上腕部から手の甲、親指の付け根辺りに鈍い痛みがあった。

 原因は分っていた。
 ひと月ほど前、10キロを超える荷物を両の手にひとつずつ運んだことがあって、それで、上腕部を中心に、身がいったのだとばかり思っていた。

 Photo_3日が経つにつれ上腕の方は和らいだものの手首の方は一向に痛みが引かず、腱を傷めたのかなと考えたりもした。
 さっさと医者に見て貰えばいいものを、そのうち治るだろうと?気に構えていた。

 利き腕ではないので日頃の生活に余り支障がないのだが、何かの拍子に左手を使い、「あっ!」と声を上げるのもしばしば。
 見かねたカタリナ、「医者に行けば」と勧めるが、生来のふんぎりの悪さもあってぐずぐずと先延ばし。
 そのうち大袈裟なと呆れられ、その次に無視されるようになって、ようよう整形外科のお世話になった。

 レントゲンの結果、親指の三番目?手首のところの関節、何もなければ隙間がくっきりと写るらしいのだが、その隙間らしきものが見えず白い骨がくっついている。

 Photo_4軟骨が磨り、ごく小さいものだが骨が外に、突角と聞いたのだが確かではない。突き出ているらしい。
 「加齢によるものですかね?」と尋ねたら、「そんなことないよ、若い人にもあるよ」と教えてくれた。

 治療は親指と人差し指の間に注射をするのだそうだが、想像するだけで痛そうで、またまた大袈裟に顔をしかめたのだと思う、「まあ、その前に2週間ほどパップ剤を貼って様子を見よう」となった。

 頭はとっくに老境にあるのは疑いないが、手首といい膝といい、何かにつけ老いを感じながら、時間だけはどんどんと流れていく。

 今週の朝日俳壇、 

  落葉踏む地球の深さ測るごと (北本市・石田幸代氏/大串章選)

 今日から師走、もう年の瀬か。

コメント (1)
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