ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

ゆく年

2009年12月31日 | 季節/暦

 今年、お仕舞いのブログです。
 世間のひそみに倣ってこの一年を振り返れば、

 (はる・さくら)
 
弥生三月、年毎に早くなる桜の季節、さして惜しまれもせず職場を去る
 卯月四月、わが友REN君から「ねんちょう(年長)さんになりました」と嬉しい便り、「阪神難波線と大阪ドーム」をその友と楽しむ
 Photo_9皐月五月、葉桜から花水木の頃、<酒と薔薇の日々のジョー・クレイ>でブログをスタート、<ボルゲーゼ美術館>(11月)でようよう50号に

 (なつ・むくげ)
 
水無月六月、ホームページ、「Peter & Catherine's Gallery・一枚だけの美術館」を開設するも難工事で中断、再開は何時のこと?
 文月七月、REN君と「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を楽しみ
 Photo葉月八月、民主党の躍進というよりも自民党に、改革なき組織、澱みはいつか腐るという歴史を実見

 *(あき・こすもす)
 
長月九月、カタリナ の新ノート型パソコンを開梱
 神無月十月、ANAのマイレージで、予てからの「テート・ブリテン」と「マルモッタン」にターナーとモネの出会いを求めパリなどへ 
 ノルマンディーの古都ルーアン、アルザスの中世の町コルマールの秋を満喫

 Photo_2(ふゆ・すいせん)
 
霜月十一月、時雨に紅葉が濡れる日の午後、大阪市立美術館<小野竹僑展>へ
 その帰り道、心置けない人たちと快飲
 師走十二月、久しぶりのミサに、奉仕活動が熱心な方から「まあ、久し振り」と呆れられる

 かにかくに
 
「猫を抱いて象と泳ぐ」(小川洋子)と「骸骨ビルの庭」(宮本輝)が面白い
 Photo_13映画館はないが、駅前のレンタルDVD「ナンバーズ」と「ダメージ」と「BONES」にどっぷりと嵌り
 「ラニマニノフ」と「フジコ・ヘミングウェイ」が頗る美味しく、かつての食わず嫌いを反省
 ひとり酒、悲しくも侘しくもないが、余り美味しく感じなくなった年でもあった
 図書館までの半径半里の徘徊、じゃなかった散歩を日課に、あっという間に過ぎた一年だった

 カタリナともども息災に、また、ひと様にさしたるご迷惑もかけず日々を過ごせたこと、何よりも嬉しくただただ感謝。

 拙いペトロとカタリナの、「旅を重ねて」にアクセス頂いた皆様、ありがとうございました。
 新年が、皆様にとってさらに輝けるものであります様に。

   大晦日こゝに生きとし生けるもの (虚子)

コメント
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