ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

蝉の声

2012年07月16日 | 日記

 日曜の朝、起床して窓を開けると空がどんよりと重い。
 ホーム・ページの天気予報に、未明に阪神地域に大雨、雷、洪水の注意報が出ているとあっていささかうんざり。

 ところで、夏の時期特有の朝曇りに加えて雨含みのぬるい風にのって、あのミンミンという小うるさい音が届いた。
 今年初めて耳にする蝉の声だ。

 P11204842_2関西では、京都の祇園祭の山鉾巡行が始まる頃に梅雨が明け、大阪の天神祭の船渡御の頃が一番暑いとされている。
 何時の間にか移動祭日になっていた「海の日」を明日に控え、今年もそろそろ明けるのかな? と蝉の声に耳を傾けた。

 話は変わって、主日(日曜礼拝)ミサ、またしても出(られ)なかった。
 これまでの小ブログを通じて、ことほどさように何時までもウジウジと外出を躊躇うの? と思われる方、多いかも知れない。

 繰り返しになるが今回の手術、病巣が直腸の超低位にあって、開腹次第だが場合によってはリンパ節やらその周辺、「根こそぎ剥がさなければならないかも」と告げられた。

 最悪のことも覚悟、すべてを受け容れ主治医に委ねた。
 ただ、その場合でも肛門だけは残して欲しいと、少しピント
がずれたような頼み事をした。
 不幸中の幸いか限られた切除で済み、一時的にストーマをつけて縫合部の回復を待った。

 Photo3月の末に部位を内視鏡で確認、その埋め戻し手術をして貰ったのだが、主治医からは、「元の状態に戻るのに最低半年はかかる」と言われ、今まさにその言葉を痛感している。

 少し尾篭な話でもありこれまで詳らかにしなかったが、外出を避けるペトロ を少なからず気遣って下さる方もあって、取るに足りない小さなことだけれど、弁明というか事情を明らかにと思った次第。

 ということで、秋風が吹く頃になれば、温泉行を兼ねて墓参、主日(日曜礼拝)ミサ、美術館巡り、できれば小さな旅行などもと、ささやかに思っているのだが・・・。

 いわゆる下ネタに類する今日の話、頂いた高槻のNaさんには申し訳ないが、口直しに爽やかな白い「桔梗」を添えた。
 蝉の声で夏を実感、少しでも涼を感じて貰えれば幸い。
 もう一枚は、「サフラン疑(もど)き」らしい? のだが定かでない。お教え頂ければ嬉しい。
 Peter & Catherine’s Travel Tour No.489

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
人の気持ちに配慮なく何でも軽く考えてしまう。 (やんちゃ姫)
2012-07-16 10:08:46
人の気持ちに配慮なく何でも軽く考えてしまう。
ペトロとカタリナを車で[E:rvcar]美術館へとお節介しようとしましたが・・・、ごめんなさい。
お花の写真は本当に素敵で、ブログを紹介した方も綺麗なブログですねと褒めて下さり、自分が褒めてもらったようで嬉しいです。[E:note]
お花の名前、ネットで調べるとやはりサフラン擬(もどき)のような[E:sign02]
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いえいえ、こちらこそご心配をおかけしました。 (ペトロ)
2012-07-16 17:28:37
いえいえ、こちらこそご心配をおかけしました。
飲み友達からも誘われ、桜の頃にはと言っていたのが、躑躅に、紫陽花になり、そして朝顔の咲く頃と延びてしまって。
もっと早く書いておくべきだったんですが、不快感を与えないかと腰が引けていました。
昨年、死海で浮遊体験するため買った水着、勿体ないので地蔵盆のあたり、プールへ行けるかも知れません。まさか?([E:key])
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