ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

春の歌

2013年03月12日 | 映画/TV/音楽

 昨年の今頃、思いも拠らぬ手術を終えて病院にいた。
 その当時のこと、小ブログ<春よこい>で、“ 花の季節はもう春。 春よこい 早くこい おうちのまえの 桃の木の・・・ (詞:相馬御風)、今年ほど春が待ち遠しいことはない ” と書いている。

 A1_210A2_210ところで、春の名を冠した歌となれば、皆さんどんな歌を思い浮かばれるのだろうか?
 幼い頃に口ずさんだ童謡といえば、冒頭の「春よ来い」(曲:弘田 龍太郎)。
 少しご年配の方なら 春は名のみの風の寒さや・・・、の「早春賦」(詞:吉丸一昌/曲:中田章)だろうか。

 可愛い三人娘が、 雪がとけて川になって 流れて行きます(略)もうすぐ春ですねえ ちょっと気どってみませんか(詞・曲:穂口雄右)なんて、弾んで歌うのもあった

 今、近くのショッピングセンタのBGMで流れているのがこの歌、NHKの朝のドラマの同名の主題歌だったという「春よ、来い」(詞・曲: 松任谷由実)、詞を少し追ってみると、

  B1_39B2_310淡き光立つ俄雨 いとし面影の沈丁花 
    溢るる涙の蕾から ひとつひとつ香り始める 
    それはそれは空を越えて やがてやがて迎えに来る 
    春よ遠き春よ 瞼閉じればそこに 
    愛をくれし君の なつかしき声がする

 二月になって、春の名がつく稿、<春 ‐ 2月がきた>と<春はあけぼの>と、この稿でみっつ目。
 我ながら、他に書くこと無いの?と呆れるが、これには少し理由がある。

 この月、<なんの花か薫る>で、沈丁花の写真を投稿した。
 秋の金木犀と同じぐらい遠くにいても香ってくる沈丁花、花芽は前年の秋にはできているらしいのだが、実際に咲き出すまでには、寒い中三月ほどを花芽のまま過ごすという。

 C1_312C3_312斯く言うペトロ、開花したこの花をじっくりと見たことが無く、花芽を花だとばかりに思っていた。
 で、開くのを辛抱強く?待っていたと言う訳、小型カメラを何時もポケットに忍ばせて。

 急に春めいてきてようやくこの花開き始め、カメラに収めることができた。
 嬉しくて、春の歌からこの花まで引っ張って書いたという次第。「暇だなあ」との誰かの声は聞き流して。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.587

 PS : この稿、二月中旬に書いて、気紛れな花のお出ましをひたすら待っていました。
 で、文章と季節感が投稿者に似て少しズレています。
 2月8日頃(写真上)はまだまだ花芽は固く、3月8日頃に(写真中)なってようやくちらほらと開き始め、この13日(写真下)、ようやく満開近くに。でも白は日照時間が短く足踏み、
えっ、やっぱり暇だって」。

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