朝日の土曜日の朝刊、付録?に “ be版 ” がついている。
そのbe版、面白いのが “ 悩みのるつぼ ”、真剣なのかお遊びなのか、えっ、なんなのそれ?という読者からの相談に、斯界で名を成す方々が迷?回答、特に、上野千鶴子さんと美輪明宏さんの女性陣?の回答が痛快でニヤリとすることもしばしば。
そんなbe版、5月最後の土曜日、“ be between 読者とつくる ” というシリーズ企画の中で、“ 一人旅したいですか?” という記事が目にとまった。
束縛を好まず、カタリナ がいなくなってからも、<奥州平泉>(上)そして先のサンクトペテルブルク(下)と独り旅をしてきた。
が、正直に心情を吐けば、老爺に甘えん坊もないが、やはり旅は道づれ、わいわいがやがやと遣るのが楽しいようにも。
ところが、豈図らんや記事は、“ 大広間での食事などさぞ居心地が悪いだろうなと思いきや、最近は自分だけがお一人様じゃなくてほっとすることが珍しくありません。一人旅=訳あり のイメージは完全に過去のもののようです ” と始まる。
このシリーズ、between=(ふたつの場所・もの)…の間、とあるようにアンケートの結果を素にしている。
で、“ 一人旅したいですか?” の質問に、なんと、70%の人が “ はい ” と答えていて驚いた。
その一番の理由は、自分のペースで行動できるからだそう。
意外にも少数派、“ いいえ ” と答えた理由の一番は、話し相手がいないと詰まらないで、謂わば相反する理由が夫々のトップにあって、面白い。
もう少し詳しく紹介すれば、肯定派は、“ 疲れたら休み、興味がある所ではじっくり時間をかけ、同行者に気を使うこともないのがいい(64歳/男性) ” と言う。
一方、否定派は、“ 知らない人に話しかけるのが苦手、同じ景色を見たり同じ物を食べたりして、一緒に喜ぶ人がいてこそ楽しめる(53歳/女性) ” と。
国内と海外、性別や年代、それに温泉に山海の珍味、史跡巡りや美術館など目的によっても異なるのだろうけれど、どちらの言い分も理解(わか)らないでもない。
が、愛する人と二人旅、これに勝るものなし、で、決まり! えっ、いない者はどうすれば? う~ん、そこが問題なんだよなあ・・・。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.988
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