前回 “ ロザリオの祈り ” のことを書いたがその続き。
レジオマリエの集会だが、毎週金曜日の午後、そのロザリオ祈りに始まり、前週の奉仕活動の報告とその週の奉仕活動を決めて終わる。
レジオマリエとは、ラテン語の “ マリアの軍隊 ” の意だとか。
創設者フランク・ダフが1925年に、古代ローマ軍の組織などに倣い構成したのが始まりとされ、武器の代わりに聖霊の導きと神の御言葉によって、聖母マリアと一致して奉仕するグループのこと。
会の運営は、アイルランドの首都ダブリンにあるコンチリュウム・国際総本部が示す 「レジオマリエ提要」という指導書があって、最小組織(教会)であるプレジディウムとしての全活動が規範されている。
ちなみに上部組織には、地区(阪神)にクリア、教区(大阪)にセナートスがある。
その提要に、会員になるためには、試みの期間を経て会員たるに相応しいと認められた後に、“ レジオの誓い ” の下になれるとあって、志願兵ならぬ招集兵のペトロ、三月経った今もお試し中の身分である。
ところで、聊か難儀な術後遺症に悩む身として、レジオの日の金曜は1時間半ほどの集会に備え、前日の木曜夜から自分なりの食事制限をして臨んでいる。
食事制限と言えば断食が思い浮かぶが、ユダヤ教の<シャバット>のように、その日は一切働かないという戒律もある。
カトリックでは完全に食事を断つというよりも、日に一回だけの十分な食事と朝ともう一回わずかな食事をとることができる “ 大斎 ”、肉食をしない日の “ 小斎 ” があって、その日はキリストの苦難を偲ぶことになっている。
毎週金曜はその小斎、恥ずかしながらペトロ、これまでこの日を意識したことはない。
が、レジオに参加し始めて以降、小斎どころか大斎も上回る食事制限をする仕儀に。
で、先週の金曜(11/28)も体調を整えるのには頗るいいが腹ペコ、当日の晩はリバウンドよろしく過食に陥り、意味はだいぶ違うけど主の苦難を実感する愚を重ねる始末も。
ところで、今日から師走・十二月、昨日は(11/30)は待降節第一の主日だったが、レジオに参加して初めての降誕祭、例年とは少し違った夜になるかも知れない。
前号に続いての「シクラメン」、そして「アルストロメリア」、寒風吹くこの時季に似合うと思う。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.900
キリスト教のことはよく知らないけれど、レジオとやらを通じて、お仲間と交わりながら頑張っておられること、素晴らしいことだと思います。
シクラメンやポインセチア、アルストロメリア、明るい花をみてこちらも明るくさせて貰いました。