会社勤めで一度だけ、営業部長という氏も育ちも異なる椅子に座らされ、売れずに閉口したことがある。
そういう訳だから、自身が物を売る、いわゆる商いなるものに携わった経験が殆どない。
こんなことを書いたのは他でもない、差し詰め小編、その商い、いやいや僅かの元手で細々と行う小商いと言った方が正しい。みたくなものじゃないかと、またまた詰まんないことを考えた。
小っ恥ずかしい駄文をリンゴ箱の上に並べて 「買わなきゃ損だよ」と寅さんをやってるようなもの。
で、売れ行きが芳しかろう筈もなく、その日の糊口を凌げれば御の字、それすら危うい日もある。
それはとも角、こりゃいいじゃないかと思った “ 自信作 ” の受けが良くなかったり、まあこれでいいかと表現はなんだが “ 埋め草 ” みたくがそこそこ捌けたりする。
美術館で買ったガイドブック、美術展のカタログ、美術書などをひっくり返し、聊か的外れの感想を交えながら書いたその自信作、面白くない訳がないと店の一等場所に並べたら散々、溜息が出る。
例えれば、気の合う仲間が居酒屋で盛り上がるのは、可愛い女性の噂話か上司の悪口が相場、安倍だのなんだのを持ち出すようなものってのは、百も承知してんだけどねえ。
てなことで、親からはちゃんと十本の指を貰いながら、何が不満か二本を酷使、今日もせっせと売れもせんのにキーボードを叩いている、トホホ・・・。
「赤いガーベラ」には “ いつも前へ進め ” とか “ 戦いに挑め ” と言った花言葉があるって知ってました?
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1434
ずんずん進んで転んで恥を掻き、筋違いや的外れに出会っても、蛙の面に・・なんとやら、そんな自分をどこかでからかいながら終われるなら「いいね」です。
江戸っ子でもないのに、所詮理解されない寅さんと啖呵を切っています。ふふふ
それでも聖書には「真っ逆さまに倒れることはない」とあります。それでいよいよ恐い者無しになるのです。
おちゃらけた小編に似合わぬコメントを頂き、目を丸くしています
難しいことは分かりませんが、真面目にやってさえいりゃ “ この世のことはこの世で納まる ” ということなんでしょうかねえ