ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

祈りの花束

2018年01月12日 | 日記

 レジオマリエには「提要」なる指導書がある。
 その中に四項からなる基本的会則があって、“ 知ったことは漏らさない ” という主旨の規定がある。
 これから書くこともその範疇のことかも知れないが、規定に触れない範囲で投稿することにする。

 レジオ会員には信徒の訃報がメールなどで届き、故人のために特別にお祈りを捧げる。
 その旨を「祈りの花束」と呼ぶ短い手紙にして、ご遺族の了承を得て棺に納めたり遺族にお渡ししたりもする。

 あいつ の時も、通夜の席でその手紙を納めて下さった。
 当時は、余り意味が理解(わから)なくて、ただ「ありがとうございます」と頷いただけだったが。

 話が諄くなった、先日、その訃報が届いた。
 故人は、二昔も前、ミサの先唱(進行役)をしていた頃に見知った方だが、さほど親しい仲ではなかった。
 洩れ聞けば、温暖な地の老人施設へ奥様と入所、教会に通いながら穏やかな老後を送っておられたのだと思う。

 驚いたのは最後のご様子、奥様が突然亡くなられたらしく、それを知ったその方は、翌日、後を追うように天に召されたという。

 あいつが逝った時、直ぐにでも逝くと大騒ぎしたペトロ、この知らせを受けて粛然となった。
 と、同時に、ご遺族にお叱りを受けるかも知れぬが、ある意味、仕合せな人生じゃないかと思った。

 主よ、御許に召された人々に、永遠の安らぎを与え、あなたの光の中で憩わせて下さい(詩編130)

 ところで、レジオマリエ、冬休みもお仕舞い、また新学期?が始まった。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1484


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