W杯ブラジル大会もドイツの優勝で終わった。
そのW杯の西ドイツ大会があったのが74年、40年も前になる。
ちなみに出場国は今の半分の16カ国、アジア地域からは出場ならず、優勝は開催国の西ドイツだったとか。
そんな大昔を持ち出したのは他でもない、その年、運転免許を取るため自動車学校へ通った。
オートマチック車もあることはあったけど、女性、それも高齢の、専用みたくな時代。
序に言えば、パワーステアリングなんて使い勝手のいいのもなくて、据え切りはしてはだめ、と言うより重くてできず幅寄せなど大変だったのを覚えている。
今、教習所でどんな教え方をしているのか知らないが、クラッチ合わせから始まりS字やクランクやⅤ字カーブ、車庫入れに縦列駐車、坂道発進と、順序は定かでないが段階を踏んで進んだ。
そして、段階毎に見極め点を貰わなければ次に進めなかった。
前書きが長くなったが、梅雨の晴れ間を縫ってハイキングをしている。
R君 I君からの父の日?のプレゼントのストック、老人御用達の黄昏印のように思えて聊か恥ずかしかったが使ってみると頗る楽、今じゃ平坦な道でもノルディック・ウォーキングに使うほど。
そのハイキングだが、いきなり六甲山ともいかず、甲山から始めたことはすでに書いた。
地図では麓を周回するコースに加えて登山口が三箇所、登山コースが4つと思いきや、裏側に地図にない道が2つあって全部で6つ、そのコースを登りと下り毎に組み合わせ、全てを終えれば甲山(309.2m)は卒業と考えていた。
豈(あに)図らんや、一番簡単と思っていた最後のコース、なんと頂上付近で敢え無くダウン、息も絶え絶えの体たらく。
前夜寝そびれた上に朝食抜きが原因と思い付いたが、それにしても無残なやである。
で、いくら自分に甘くとも見極め点は上げられず、次回は六甲最高峰(931.3m)の目論見は見事挫折、実力のほどを思い知らされてしまった。
寄る年波とメタボ真っ直ぐの生活に加え二回の手術などなど、思う以上にガタピシの酔狂老人。
それ相応の汗を流さにゃ見極め点は貰えないってこと、そんな当たり前の事を自覚しただけでも偉いっ!てなことにして、もう暫く甲山山麓を徘徊するとしますか。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.837
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