まさか! のことばかりが続くここ数年の気象、今度は御嶽山が噴火、多くの犠牲者が出た。
大型台風の18号が上陸することもあって警察官や消防隊員、自衛隊員などが危険も顧みず懸命の救出に当たってい、頭が下がる。
豪雨による大きな被害が広島の他にも兵庫や京都、高知など広範囲に発生、甚大な被害をもたらしたが、そこにも彼らの姿があった。
週明けには19号もと言い、今年は大型の厄介者が多く来るように思うのだがどうなのだろう。
その台風の影響なのか風が強い週末(10/4)のこと、少し体調がすぐれず閉じこもってぐずぐずしていた。
それでも食べない訳にもいかず、そそくさと夕食を終えTVを視ていたが、相も変わらず同じ顔ぶれの芸もない馬鹿騒ぎ。
で、21時を過ぎた頃、ゴミを出す序に散歩に出た。
もう一昔以上も前、阪神電車が駅を廃止してから忘れられたような塩梅の商店街。
昼間は息をひそめ乍らも夜ともなれば水を得た魚のよう、紅灯巷を賑わし、と言えば大袈裟だが結構、賑わっている様子。
日中は扉を閉ざし、呑み屋であることすら窺わせない仕舞た屋から酔客の声や音楽が洩れ驚く。
ガラス窓越しに覗くと、勤め帰りのサラリーマンや捻じり鉢巻きのおっさんがグラスを傾け気炎を上げている。
昼間の居酒屋や餃子店やカフェやら、失礼だが尾羽うち枯らしたかのよう、よく潰れないもンやと不思議に思っていたけれど納得、それぞれに個性があって上手く共存しているよう。
家庭やら仕事やら、嬉しいにつけ悔しいにつけ、一寸一杯が明日への活力を生み出してくれるなら結構なこと。
ただ、自戒も込めて、百薬の長もほどほどにね、と独り言(ご)ち乍、夜の町を歩いた。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.877
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