素晴らしい天気で始まった皐月・5月。
その後の天気、鳩山総理の言葉とも重なる迷走ぶりで、冷夏の様相。
一方の総理、朝日の社説を借りれば、“ 成算もなく発せられる言葉の軽さ ” に、国民、とりわけ沖縄の人に遣り切れぬ思いを与えた。
28日夜の記者会見、“ 自分の言葉を守れなかったことに心よりお詫びする ”(読売)の、なんと虚しく聞こえることよ。
宮崎県で口蹄疫。
4月上旬から兆候があったらしく、その時点で的確な対策をとっていれば、ここまで被害は広がらなかったとも聞く。
政府が対策本部を設置し、防疫体制強化や支援を決めたのは5月も半ばになってのこと。
ある酪農家、「跡継ぎもいないし歳もとった。もう、廃業することにしたが、気の毒なのは跡継ぎができて喜んでいた人たち。止めるにやめられない」と、悲痛な叫び。
そして、毎日のように報道される凶悪な事件。
切り刻んで海や山に捨てる鬼畜の業、こう続くと、慣れっこになったみたいで「怖いよね」。
W杯前の国内最終戦、韓国に0―2で完敗した日本代表。
試合後、「このまま続けてもいいんですか?」と進退を伺ったことを監督自ら記者に明かしたが、ここにきて言われてもねえ。
暴力団幹部に砂被り席を手配したふたりの親方、すわ一大事と相撲協会が処分。
野球賭博の記事も出て、またぞろ不祥事、懲りん連中だねえ。
記者会見でふんぞり返った元横綱の親方、タニマチ以外に頭下げるなんぞ、可笑しくってついぞできんか?
そんな中で、魁皇関が通算1000勝を達成だって。クンロク大関とかカド番大関とか言われても、何時も謙遜なこのお相撲さん、「頑張れ!」のエールを送りたいよねえ。
iPad 日本発売、狂騒的なテレビ報道をみていたら阿呆らしくて、「でも、欲しいなあ」
締め括りは、念願の常勤医を採用したら偽医者だったって、「捕まってホッとした」と当人、斯くも浅ましくだね。
こんなそんなで、狂想曲 ‐ 5月の幕は下り、明日から水無月・6月。