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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

中国企業に制裁も 対北朝鮮貿易抑制で圧力 米 (時事通信)

2017年06月13日 | 米中紛争と東アジア
中国企業に制裁も 対北朝鮮貿易抑制で圧力 米 
時事通信 2017/06/13-08:39)

  【ワシントン時事】

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は12日、米当局者の話として、トランプ政権が中国政府に対し、約10の中国企業や個人について北朝鮮との貿易を抑制するよう求めたと報じた。北朝鮮の核開発を支援するネットワークを無力化する取り組みの一環。米側は
「夏の終わりまでに実行しなければ、財務省がこれらの企業に制裁を科す」と警告したという。


 ただ、米当局者は同紙に、企業や個人の具体名は明らかにしなかった。 

 トランプ政権は、北朝鮮に核計画を放棄させるために経済制裁などによる圧力強化を国際社会に働き掛けている。とりわけ北朝鮮の貿易相手として取引の約9割を占める中国が影響力を行使することを重視してきた。

 ティラーソン国務長官は4月、国連安保理の閣僚級会合で、中国を念頭に「北朝鮮の違法な活動を支援する第三国の個人・団体への制裁実施も辞さない」と強調。中国に対しても圧力をかけ、北朝鮮問題で協力するよう迫る方針を示していた。

ロシアで大規模反政権デモ、反体制指導者ら1200人以上拘束 (ロイター)

2017年06月13日 | ロシアのニュース
ロシアで大規模反政権デモ、反体制指導者ら1200人以上拘束
ロイター 2017年 06月 13日 08:09 JST

[モスクワ 12日 ロイター]

   首都モスクワなどロシア国内の180カ所以上で12日、プーチン政権の汚職に抗議する大規模なデモが行われ、デモを呼び掛けた反体制の指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏のほか、多くのデモ参加者が拘束された。

  ロシアの祝日に合わせて計画されたデモには数千人が参加し、モスクワ中心部では参加者が「プーチンのいないロシアを」、「ロシアは自由になる」などと連呼した。機動隊は警棒などを使って鎮圧を図った。

  人権団体OVDインフォによると、モスクワでは730人が拘束された。内務省によると、サンクトペテルブルクの拘束者は500人に上った。

  ナワリヌイ氏は2018年の大統領選挙への出馬に意欲を示しており、3月にも同様の抗議活動を実施。前回のデモで1000人以上が逮捕されたにもかかわらず、再び多くの参加者を引きつけ、存在感を示した。モスクワのデモでは若者の姿が目立った。

  来年の選挙ではプーチン氏の再選が見込まれているが、ナワリヌイ氏が今後も反政権デモを実施し、プーチン氏に圧力を加える可能性がある。政権側は汚職疑惑を否定している。

  ナワリヌイ氏の妻によると、同氏は自宅を出発した際に拘束された。ロイターは警察の車両が同氏の住む集合住宅を出発するのを目撃した。

  裁判所はこの日深夜に同氏に対し、繰り返し集会を組織し法を犯したとして30日間の禁固を言い渡した。裁判所は3月にも15日間の拘束を認めていた。

IAEA天野事務局長 北朝鮮に「深刻な懸念」  (NHK NEWSWEB)

2017年06月13日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
IAEA天野事務局長 北朝鮮に「深刻な懸念」
NHK NEWSWEB 6月13日 5時31分


  ウィーンで12日、IAEAの定例理事会が始まり、天野事務局長は北朝鮮の核開発について「深刻な懸念を抱いている。北朝鮮に対し、国連安保理の決議に従い、IAEAに協力するよう改めて強く求める」と述べました。

 天野事務局長は記者会見でも「北朝鮮はミサイルを相次いで発射しており、新たな核実験を行う可能性もある。状況は非常に緊迫している」と危機感を示したうえで「われわれの解析能力も強化する必要がある」と述べ、北朝鮮が拒否したままの査察を将来復活させるために準備を推し進めていく考えを強調しました。

  天野事務局長は北朝鮮の核活動を監視するため当面、衛星画像などの解析の態勢を強化したいとしていて、今後、具体的な検討を行いたいとしています。
定例理事会は16日まで開かれ、各国から北朝鮮による核開発と相次ぐミサイル発射に対する懸念が表明される見通しです。

日本、北朝鮮の脅威を受けて今夏めどにミサイル防衛強化を判断へ (sputniknews)

2017年06月13日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
日本、北朝鮮の脅威を受けて今夏めどにミサイル防衛強化を判断へ
sputniknews 2017年06月12日 18:36

日本の防衛省は、北朝鮮のミサイルや核兵器の開発および実験に関連し、ミサイル防衛の強化について、ことし夏までをめどに判断する方針。NHKが報じた。

NHKによると、防衛省は現在、北朝鮮の弾道ミサイルに対し、イージス艦とミサイル「PAC3」で防衛する態勢をとっている。

だが、北朝鮮のミサイル技術が進展しているのを受け、「防衛省はミサイル防衛の強化に向けて、地上配備型で、イージス艦と同様の能力がある『イージス・アショア』や、「PAC3」よりも高い高度で迎撃できる『THAAD』を導入した場合の費用対効果などを検討している」という。

NHKによると、自民党内などには、費用などを考慮し、「イージス・アショア」の導入を支持する意見があるが、防衛省内には、複数の弾道ミサイルに同時に対処する能力が高い「THAAD」の導入を勧める向きがあるという。

複数の情報によると、「THAAD」の設置費用は7500億円、地上配備型「イージス・アショア」は1600億円かかる可能性がある。

先の報道によると、山形県酒田市で9日、北朝鮮によるミサイル発射を想定した避難訓練が行われた。

防衛省 ミサイル防衛の新迎撃システム導入 今夏めどに判断へ (NHK NEWSWEB)

2017年06月13日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
防衛省 ミサイル防衛の新迎撃システム導入 今夏めどに判断へ
NHK NEWSWEB 6月12日 4時34分

防衛省は、北朝鮮の弾道ミサイルに対し、大気圏外で迎撃するミサイルを搭載したイージス艦と、大気圏内で迎撃する地上配備型のミサイル「PAC3」を組み合わせた多層的な防衛態勢をとっています。こうした中、防衛省はミサイル防衛の強化に向けて、地上配備型で、イージス艦と同様の能力がある「イージス・アショア」や、「PAC3」よりも高い高度で迎撃できる「THAAD」を導入した場合の費用対効果などを検討しています。

このうち「イージス・アショア」について、自民党内などには、日本全体を防護するうえで比較的、費用が抑えられ、常時、警戒にあたっているイージス艦の乗組員の負担も軽減できることなどから、導入を支持する意見があります。
一方、防衛省内には、複数の弾道ミサイルに同時に対処する能力が高い「THAAD」を導入すれば、より多層的な態勢を構築できるといった指摘もあります。

このため防衛省は、新たな迎撃ミサイルシステムの導入について、北朝鮮のたび重なる弾道ミサイル発射による技術の進展を踏まえ、将来的に必要となる迎撃能力なども見極めたうえで、ことし夏までをめどに判断したいとしています。