アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

「極東・クリルの軍事ポテンシャル増強はロシアのイニシアティブではない」 (sputniknews)

2017年06月02日 | ロシアのニュース
プーチン大統領、共同通信の質問に回答「極東・クリルの軍事ポテンシャル増強はロシアのイニシアティブではない」
sputniknews  2017年06月01日 18:57

  プーチン大統領はペテルブルグ国際経済フォーラムで「南クリル諸島の非軍事化は可能か、この問題の解決にどのようなアプローチが可能か」という共同通信からの質問に「軍事ポテンシャルの拡大はロシアのイニシアチブではない」と回答。

 「軍事ポテンシャルの拡大、これはロシアのイニシアチブではない。」プーチン大統領はこう回答し、ロシアは自国の国境強化、特に韓国に配備されたものも含め、米国のMDの拡大に反応していると指摘した。


 「これはこの地域で起きていることに対する必要に迫られた対応だ。」プーチン大統領はこう述べた。

  プーチン大統領は空手3段、柔道1段の有段者の共同通信の代表者に冗談めかしてこんどは畳の上で会って、ほかの同僚に東洋の格闘技をおおしえしましょうかと語った。

プーチン大統領 北方領土の軍備増強は米への対抗措置 (NHK NEWSWEB)

2017年06月02日 | ロシアのニュース
プーチン大統領 北方領土の軍備増強は米への対抗措置
NHK NEWSWEB 6月1日 21時01分

  ロシアのプーチン大統領は1日、サンクトペテルブルクで開かれている国際会議に合わせて国内外の通信社と会見しました。

  この中で、プーチン大統領は、北方領土でのロシア軍の軍備増強などについて質問されたのに対し、北東アジアでは、アメリカが北朝鮮情勢を口実に韓国などでミサイル防衛システムの配備を進めていると答えました。

  そのうえで、「これはロシアにとって懸念で、対応しなければならない。脅威を抑えるためには、島々が便利だ」と述べ、北方領土での軍備増強は、ミサイル防衛システムの配備によってロシアの核戦力を無力化しようとするアメリカへの対抗措置だと正当化しました。

また、プーチン大統領は「島々が日本の主権下に入れば、アメリカ軍が展開する可能性がある。島々に軍事基地やミサイル防衛システムが配備されることはロシアにとって全く受け入れられないことだ」と述べ、北方領土を引き渡した場合、アメリカ軍が展開すると懸念を示しました。

さらに、将来的に、北方領土の非武装化は実現できるかどうか尋ねられたのに対し、プーチン大統領は「もちろん可能だ。しかし、島々だけでは不十分だ。地域全体の緊張緩和を考えなければならない」と述べ、北東アジアでアメリカが軍事力の強化をやめるなど緊張緩和に努めなければ軍の撤収はできないという立場を強調しました。

ついに…ついに…ロシア軍プーチンさんが朝鮮半島に出張ってっ来ました~!!!!!

2017年06月02日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
ついに…ついに…ロシア軍プーチンさんが朝鮮半島に出張ってっ来ました~!!!!!

米国への対抗措置 北方領土軍備増強 ロ大統領
(時事通信 2017/06/02-00:26)

 【モスクワ時事】

 ロシアのプーチン大統領は1日、最新鋭ミサイル配備など北方領土の軍備増強について、北朝鮮情勢を理由にミサイル防衛(MD)システムの配備を進める米国への対抗措置だと主張した。サンクトペテルブルクで行われた外国通信社幹部との会見で語った。

 大統領は、在韓米軍への最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備などを念頭に、米国の動きは「ロシアに対する挑戦」とけん制。「状況は悪化しており、軍拡競争を招いている。われわれは常にどう対応するかを考えている」と語り、米国が軍事力強化をやめない限りは軍備増強を進める立場を示した。

米空母ニミッツが西太平洋へ 北朝鮮や中国けん制か (NHK NEWSWEB )

2017年06月02日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
米空母ニミッツが西太平洋へ 北朝鮮や中国けん制か
NHK NEWSWEB 6月2日 4時32分


アメリカ海軍の原子力空母「ニミッツ」は、2隻の駆逐艦を伴って、1日、アメリカ西部ワシントン州の海軍基地を出港しました。「ニミッツ」は、この後、南に向かい、カリフォルニア州の沖合でFA18戦闘攻撃機などの艦載機を搭載したあと、別の駆逐艦や巡洋艦と合流して西太平洋地域に向かう予定で、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮や海洋進出を強める中国をけん制する狙いがあると見られています。

出港を前に、艦隊の司令官を務めるウィリアム・バーン准将は、記者団の取材に対して「北朝鮮の最大の脅威は、予測不可能なことだ。アメリカ軍は朝鮮半島やその周辺に展開し抑止力になっている」と述べ、西太平洋地域でのアメリカ軍の存在の重要性を強調しました。

アメリカ軍は、現在、空母2隻を日本海に展開させて軍事演習を行っていますが、このうち空母「カール・ビンソン」は今月にもアメリカ本国に帰還する見通しで、「ニミッツ」はその代わりとして西太平洋地域に派遣されます。

ニミッツは、当面西太平洋地域で活動し、北朝鮮情勢などに変化がなければ、来月にもインド洋で日本の自衛隊やインド軍と合同軍事演習を実施する予定だということです。

きょうからアジア安全保障会議 北朝鮮対応が焦点 (NHK NEWSWEB)

2017年06月02日 | 安全保障と南シナ海紛争
きょうからアジア安全保障会議 北朝鮮対応が焦点
NHK NEWSWEB 6月2日 4時35分


「アジア安全保障会議」は日本の稲田防衛大臣やアメリカのマティス国防長官など各国の防衛担当の閣僚のほか、中国からは何雷軍事科学院副院長らが出席し、2日夜からシンガポールで始まります。最大の焦点は核やミサイルの開発を加速させるなど、挑発を繰り返す北朝鮮への対応です。
北朝鮮をめぐっては、日本やアメリカなどは圧力を強化する方針で一致していますが、中国は対話を重視する姿勢を示しています。

一 方、南シナ海で中国が海洋進出を強めている問題では、先月、アメリカが、中国が主権を主張する海域で海軍の艦艇を航行させる「航行の自由作戦」を、トランプ政権下で初めて実施し、中国側が反発しています。

アメリカは中国をけん制した形ですが、北朝鮮をめぐる問題では中国の協力が必要で、会議に出席するマティス国防長官が3日行う講演の中で中国に対し、どこまで踏み込んだ発言をするか注目されます。


専門家「南シナ海問題 置き去りのおそれ」

アジア安全保障会議を主催するイギリスのシンクタンク国際戦略研究所のティム・ハクスリー氏は、NHKの取材に対して、アメリカのトランプ政権が、北朝鮮問題を重視する一方で、南シナ海の問題が置き去りにされるおそれがあると指摘しました。

この中で、ハクスリー氏は、会議では挑発を繰り返す北朝鮮への対応が最大の焦点になるとしたうえで、「アメリカは、北朝鮮の問題を解決するため、中国との間で取り引きに応じ、これまで重視してきた地域の課題に取り組まなくなる可能性がある」と述べ、北朝鮮問題をめぐって中国から譲歩が引き出せるのなら、南シナ海の問題が置き去りにされるおそれがあると懸念を示しました。

そのうえで、「トランプ政権となったアメリカが、一貫したアジア政策を打ち出すのかに懐疑的な見方があり、マティス国防長官は会議の中でそうした懸念を打ち消す必要がある」と指摘しました。

米国が北朝鮮の兵器開発で追加制裁、ロシア企業も対象 (ロイター)

2017年06月02日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
米国が北朝鮮の兵器開発で追加制裁、ロシア企業も対象
(ロイター 2017年 06月 2日 07:52 JST


[ワシントン 1日 ロイター]

米財務省は1日、北朝鮮の兵器開発をほう助したとして、ロシア企業を含む9組織と3個人を新たに制裁対象に加えた。

外交筋によると、米中2カ国は同日、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射を受けて、同国の個人・組織を追加制裁リストに加えるよう、国連安保理に提案する見込みだ。

米国が今回、制裁対象に加えたロシア企業はアルディス・ベアリングス、インディペンデント・ペトロリウム・カンパニーとその子会社。アルディスはミサイルや大量破壊兵器の開発に関与している北朝鮮の商社と取引があるとしたほか、インディペンデント・ペトロリウムは100万ドル相当の石油製品を北朝鮮に輸出したとしている。

この他、北朝鮮の亜鉛企業や国営IT研究開発センターも追加指定した。

インタファクス(訂正)によると、同国のリャブコフ外務次官は米国の制裁に困惑しているとし、報復措置を検討していると述べた。

最終段落の「ロシア通信(RIA)」を「インタファクス」に訂正します。

自衛隊が米空母2隻と日本海で共同訓練、北朝鮮に圧力 (ロイター)

2017年06月02日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
自衛隊が米空母2隻と日本海で共同訓練、北朝鮮に圧力
(ロイター 2017年 06月 1日 19:19 JST )

 
[東京 1日 ロイター]

  海上自衛隊と航空自衛隊は1日、日本海に展開中の米海軍の原子力空母2隻と共同訓練を始めた。自衛隊が米空母2隻と訓練を行うのは初めて。弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に、軍事的圧力を強めるのが狙い。

 自衛隊によると、米側からはカール・ビンソンとロナルド・レーガンの空母2隻と艦艇8隻、空母艦載機のF18戦闘機が参加。日本側からは海自のヘリコプター空母「ひゅうが」と護衛艦「あしがら」、空自のF15戦闘機が参加している。

 艦隊の陣形を組み替えながら航行するほか、通信訓練などを実施する。戦闘機同士の戦闘訓練も行う。空自は2日まで、海自は3日まで訓練に参加する。

 北朝鮮は精密誘導装置付きとされる5月29日のミサイルを含め、3週連続で弾道ミサイルを発射している。安倍晋三首相は29日朝にミサイルが日本の排他的経済圏(EEZ)に落下した後、記者団に対し「北朝鮮を抑止するため、米国とともに具体的な行動を取って行く」と述べていた。

 自衛隊は4月末にも、朝鮮半島沖へ向かう途上のカール・ビンソンと訓練を行った。

米空母打撃群、日本海で海上自衛隊と共同訓練実施 (AFP BBNEWS)

2017年06月02日 | 米中紛争と東アジア
米空母打撃群、日本海で海上自衛隊と共同訓練実施
AFP BBNEWS 2017年06月01日 22:00 

【6月1日 AFP】

米海軍の原子力空母2隻と海上自衛隊の護衛艦が1日、日本海(Sea of Japan)の朝鮮半島沖で共同訓練を行った。弾道ミサイルの発射実験を続ける北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられる。

 「カール・ビンソン(USS Carl Vinson)」と「ロナルド・レーガン(USS Ronald Reagan)」の米空母打撃群は、海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが(JS Hyuga)」および「あしがら(JS Ashigara)」と共同で訓練を行った。

 米海軍第7艦隊(7th Fleet)はフェイスブック(Facebook)で、今回の訓練について「ロナルド・レーガンとカール・ビンソンの両空母打撃群によるインド・アジア太平洋における相互運用性と準備の改善を図る通常の訓練に海上自衛隊が加わった」と説明した。

(c)AFP

対北制裁決議案あすにも採決 米が安保理に提出、中国も同意 (AFP BBNEWS)

2017年06月02日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
対北制裁決議案あすにも採決 米が安保理に提出、中国も同意
AFP BBNEWS 2017年06月02日 09:10 

【6月2日 AFP】

北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐり米国は1日、北朝鮮に新たな制裁を科す決議案を国連安全保障理事会(UN Security Council)に提出した。外交筋が明らかにした。

 決議案は、外交・軍事面で北朝鮮にとって唯一の同盟国である中国の同意の下で作成された。安保理で2日(日本時間3日)に採決される見込みだ。


AFPが入手した決議案は、従来の決議案と同様に、北朝鮮の一連の核実験と弾道ミサイル試射を「最も強い言葉で」非難している。

 安保理は北朝鮮に「すべての核兵器と既存の核開発計画を、完全に、検証可能な形で、不可逆的に放棄」し、すべての弾道ミサイル試射をやめるよう求めている。

 決議案の付属文書では、資産凍結や渡航中止などの制裁対象に、ミサイル開発に寄与したとされる北朝鮮の14個人と4団体が追加されている。

 米国は数週間前から、北朝鮮のミサイル試射への対応で中国と協議を続けてきた。

 安保理外交筋はAFPに「中国は決議案に同意した。米国の案は(採択に向けて)かなり速く動いていくだろう」と語った。

 一方、米国は1日、北朝鮮の複数の団体と当局者、ならびに北朝鮮と取引があるロシア企業2社を米独自の制裁対象に追加した。

(c)AFP