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BSB 第3戦 オウルトンパーク 決勝

2013-05-08 12:42:07 | MotoGP WSB BSB JRR


British Superbike Championship 2013

Round 3. Oulton Park  4-6 May

■開催日: 2013年5月6日(月) 決勝
■開催地: オウルトンパーク・サーキット(4.332km)
■コーナー数: 17 (左6 ・ 右11)


■PP:アレックス・ロウズ(1分34秒884/ホンダ)

■天候: 晴れ
■気温: 20度
■コースコンディション: ドライ




英国スーパーバイク選手権第3戦は、オウルトンパーク・サーキットで、5月6日(月)に決勝が開催された。

このコースは、2011年の最終戦、清成龍一が3連勝でタイトルをタイトルを獲得した場所であり、コースレコードも今回、アレックス・ロウズに破られるまでの7年間維持し続けていた。
しかし、開幕戦から不調を抱える清成は、ここでも光明が見いだせず、予選14番手から決勝に挑み、14位と12位という結果に終わり、厳しいレースとなった。

レース1で優勝したのは、清成のチームメイトのアレックス・ロウズ。12ラップ目にシェーン・バーン(カワサキ)が転倒したことで、独走優勝を果たした。

レース2は、バーン、ロウズ、ジュシュ・ブルックス(スズキ)、ジェームズ・エリソン(ヤマハ)の4人による首位争いであったが、エリソンがエンジントラブルで脱落。激しい争いを制したのは、バーンであった。

ポイントスタンディングは、ロウズがトップに浮上したが、1ポイント差でバーンが2番手につけている。

次の第4戦は、6月14日~16日にノックヒルで開催される。



コメント

アレックス・ロウズ (優勝/3位)

「ここは過去に苦戦したサーキットなので、優勝できてとてもうれしいです。また、総合順位も上がり、よかったです。しかし、シーズンはまだまだ長いので、安定した結果を出していかなければなりません。先週、スーパースポーツ世界選手権(WSS)で弟のサムが優勝しているので、僕も勝たなければいけませんでした。彼に超されるわけにはいきません。第1レースではいいリズムをつかみ、レースを楽しめました。第2レースでは、少しフラストレーションがたまりました。路面温度が上がったためですが、言い訳はしません。バーンが一度前に出ると、彼に勝つのは難しいです。しかし、最後は少しづつ追いつめることができました。今日は、彼やほかのライダーとのバトルを楽しめました」

清成龍一 (14位/12位)

「ポイントを獲得できたので、スラックストンよりは、いい結果となりました。今回は完走できましたが、目標には届きませんでした。マシンはよくなりましたが、もっと速さが必要です。3回目のチャンピオンを獲得した2010年のときは、問題があれば解決することができました。しかし、今年はなかなか問題を解決できない状態が続いています。しかし、決してあきらめません。何かが変わるかもしれないので、引き続きがんばります」




RACE 1

1. アレックス・ロウズ ( GBR ) Honda - Samsung Honda 29:03.1
2. ジェームズ・エリソン ( GBR ) Yamaha - Milwaukee Yamaha + 3.348
3. ジュシュ・ブルックス ( AUS ) Suzuki - Tyco Suzuki + 5.46
4. ジョン・カークハム ( GBR ) BMW - Buildbase BMW Motorrad + 6.655
5. トミー・ブライドウェル ( GBR ) Honda - Bathams Honda + 6.808

6. ピーター・ヒックマン ( GBR ) Honda - Lloyds British GBmoto Racing Honda + 20.568
7. ジェームス・ウェストモアランド ( GBR ) BMW - Buildbase BMW Motorrad + 25.551
8. PJ・ヤコブセン ( USA ) Suzuki - Tyco Suzuki + 28.302
9. クリス・ウォーカー ( GBR ) Kawasaki - Quattro Plant Kawasaki + 28.862
10. トリスタン・パーマー ( GBR ) Honda - Lloyds British GBmoto Racing Honda + 30.306

11. ハウィ・メインワニング ( GBR ) Kawasaki - MH Kawasaki + 39.171
12. ヤクブ・シュムルツ ( CZE ) Honda - Padgetts Honda + 39.472
13. ジョシュ・ウォーターズ ( AUS ) Yamaha - Milwaukee Yamaha + 45.678
14. 清成 龍一 ( JPN ) Honda - Samsung Honda + 49.207
15. マーティン・ジェソップ ( GBR ) BMW - Riders Motorcycles + 49.681

16. カール・ハリス ( GBR ) Kawasaki - PR Racing Kawasaki + 49.78
17. マッテオ・バイオッコ ( ITA ) Ducati - Rapido Sport Racing + 51.982
18. リー・コステロ ( GBR ) Kawasaki - Halsall Racing Kawasaki + 01:04.4
19. ジェニー・ティンマウス ( GBR ) Honda - Two Wheel Racing + 1 Lap

NOT CLASSIFIED

DNF シェーン・バーン ( GBR ) Kawasaki - Rapid Solicitors Kawasaki + 7 Laps
DNF ロビン・ハームス ( DEN ) Honda - Doodson Motorsport Honda + 13 Laps
DNF マイケル・ルター ( GBR ) Honda - Bathams Honda + 13 Laps
DNF ハイケル・ハワース ( GBR ) Kawasaki - MH Kawasaki + 13 Laps
DNF ケイス・ファーマー ( GBR ) Kawasaki - Rapid Solicitors Kawasaki
DNF アーロン・ザノッティ ( GBR ) Suzuki - Aaron Zanotti Racing


■FL:アレックス・ロウズ (1分35秒847/ホンダ)



BSB - R3 Oulton Park Race 1 Hi-Lites

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RACE 2

1. シェーン・バーン ( GBR ) Kawasaki - Rapid Solicitors Kawasaki 29:00.6
2. ジュシュ・ブルックス ( AUS ) Suzuki - Tyco Suzuki + 0.788
3. アレックス・ロウズ ( GBR ) Honda - Samsung Honda + 0.956
4. ジョン・カークハム ( GBR ) BMW - Buildbase BMW Motorrad + 11.927
5. トミー・ブライドウェル ( GBR ) Honda - Bathams Honda + 12.066

6. クリス・ウォーカー ( GBR ) Kawasaki - Quattro Plant Kawasaki + 28.214
7. ハウィ・メインワニング ( GBR ) Kawasaki - MH Kawasaki + 37.373
8. ケイス・ファーマー ( GBR ) Kawasaki - Rapid Solicitors Kawasaki + 37.443
9. トリスタン・パーマー ( GBR ) Honda - Lloyds British GBmoto Racing Honda + 37.688
10. ジョシュ・ウォーターズ ( AUS ) Yamaha - Milwaukee Yamaha + 37.937

11. マーティン・ジェソップ ( GBR ) BMW - Riders Motorcycles + 37.986
12. 清成 龍一 ( JPN ) Honda - Samsung Honda + 38.231
13. ヤクブ・シュムルツ ( CZE ) Honda - Padgetts Honda + 38.539
14. マッテオ・バイオッコ ( ITA ) Ducati - Rapido Sport Racing + 42.353
15. アーロン・ザノッティ ( GBR ) Suzuki - Aaron Zanotti Racing + 01:39.8

NOT CLASSIFIED

DNF ジェームズ・エリソン ( GBR ) Yamaha - Milwaukee Yamaha + 3 Laps
DNF リー・コステロ ( GBR ) Kawasaki - Halsall Racing Kawasaki + 6
DNF マイケル・ルター ( GBR ) Honda - Bathams Honda + 8 Laps
DNF PJ・ヤコブセン ( USA ) Suzuki - Tyco Suzuki + 12 Laps
DNF カール・ハリス ( GBR ) Kawasaki - PR Racing Kawasaki + 15
DNF マイケル・ハワース ( GBR ) Kawasaki - MH Kawasaki + 17 Laps
DNF ジェニー・ティンマウス ( GBR ) Honda - Two Wheel Racing + 17 Laps
DNF ピーター・ヒックマン ( GBR ) Honda - Lloyds British GBmoto Racing Honda
DNF ジェームス・ウェストモアランド ( GBR ) BMW - Buildbase BMW Motorrad


■FL:アレックス・ロウズ (1分35秒887/ホンダ)



BSB - R3 Oulton Park Race 2 Hi-Lites

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ポイントスタンディング (ライダー)

1. アレックス・ロウズ (Honda) 117
2. シェーン・バーン (Kawasaki) 116
3. ジュシュ・ブルックス (Suzuki) 96
4. ジェームズ・エリソン (Yamaha) 71
5. ジョン・カークハム (BMW) 68
6. クリス・ウォーカー (Kawasaki) 43
7. ジェームス・ウェストモアランド (BMW) 36
8. ケイス・ファーマー (Kawasaki) 34
9. トミー・ブライドウェル (Honda) 33
10. PJ・ヤコブセン (Suzuki) 31
11. ピーター・ヒックマン (Honda) 28
12. 清成 龍一 (Honda) 27
13. ハウィ・メインワニング (Kawasaki) 22
14. ヤクブ・シュムルツ (Honda) 20
15. マイケル・ルター (Honda) 19
16. カール・ハリス (Kawasaki) 18
17. ジョシュ・ウォーターズ (Yamaha) 17
18. ロビン・ハームス (Honda) 13
19. トリスタン・パーマー (Honda) 13
20. マーティン・ジェソップ (BMW) 9
21. マッテオ・バイオッコ (Ducati) 5
22. ダニー・ブチャン (Kawasaki) 3
23. アーロン・ザノッティ (Suzuki) 1



ポイントスタンディング (マニュファクチャラー)

1. Kawasaki 123
2. Honda 117
3. Suzuki 96
4. Yamaha 83
5. BMW 70
6. Ducati 5
7. Aprilia 0




A lap of Oulton Park in the Nissan GT-R Safety Car with Michael Rutter

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MotoGP : ヘレステスト2

2013-05-08 08:31:22 | MotoGP WSB BSB JRR
MotoGPクラスのオフィシャルテストが、第3戦スペインGP決勝の翌日にが開催された。

ヘレス・サーキットで、10チーム19人のライダーが参加し、マルク・マルケスがトップタイムを記録した。

プラマック・レーシングとパワー・エレクトロニクス・アスパル・チームは、テスト参加を見送った。



MotoGP Jerez Test2 2013

コンディション:ドライ
気温:28度
路面温度:50度

1. マルク・マルケス ( Repsol Honda Team ) 1:38.824
2. カル・クラッチロー ( Monster Yamaha Tech 3 ) 1:38.916 + 0.092
3. ホルヘ・ロレンソ ( Yamaha Factory Racing Team ) 1:38.958 + 0.134
4. ダニー・ペドロサ ( Repsol Honda Team ) 1:38.979 + 0.155
5. ヴァレンティーノ・ロッシ ( Yamaha Factory Racing Team ) 1:39.397 + 0.573
6. アルバロ・バウティスタ ( GO&FUN Honda Gresini ) 1:39.457 + 0.633
7. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( Ducati Team ) 1:39.524 + 0.700
8. ニッキー・ヘイデン ( Ducati Team ) 1:39.643 + 0.819
9. ステファン・ブラドル ( LCR Honda MotoGP ) 1:39.894 + 1.070
10. ブラッドリー・スミス ( Monster Yamaha Tech 3 ) 1:40.009 + 1.185
11. エクトール・バルベラ ( Avintia Blusens ) 1:40.197 + 1.373
12. 青山 博一 ( Avintia Blusens ) 1:40.730 + 1.906
13. クラウディオ・コルチ ( NGM Mobile Forward Racing ) 1:40.958 + 2.134
14. ダニーロ・ペトルッチ ( Came IodaRacing Project ) 1:41.029 + 2.205
15. マイケル・ラバティ ( Paul Bird Motorsport ) 1:41.045 + 2.221
16. ブライアン・スターリン ( GO&FUN Honda Gresini ) 1:41.181 + 2.357
17. コーリン・エドワーズ ( NGM Mobile Forward Racing ) 1:41.591 + 2.767
18. ヨニー・エルナンデス ( Paul Bird Motorsport ) 1:41.763 + 2.939
19. ルーカス・ペセック ( Came IodaRacing Project ) 1:43.017 + 4.193




テスト後のコメント

HONDA

マルク・マルケス

「僕たちにとって、とてもポジティブなテストとなった。レース中の問題に集中するために、昨日のベースから始めて、素早く解決した。フロントフォーク、リアサスペンション、電子制御の新しいセッティングを試した。幾つかのことが良くなったけど、重要なのはコンスタントに走れたこと。収集した情報が今後のレースに役立つことを期待する」

ダニー・ペドロサ

「全体的にポジティブな1日となった。リアグリップのアップとコーナー出口の安定感をもう少し良くするために、セットアップに取り組んだ。良くなったことが幾つかあり、まだ良くすることが幾つかある。サスペンションと電子制御を幾つか試したけど、新しいマテリアルは何もなかった。全てが今後の準備に役立った」

リビオ・スッポ (レプソフホンダ・チーム代表)

「率直に現時点では、マルクがタイトル争いをすることは考えたくありません。彼は新人で、今は学習が必要です。大変素晴らしデビューでした。チャンピオンシップのポイントリーダーで、3戦連続して表彰台を連取しました。これ以上要求することはできませんが、同じアプローチを維持する必要があります。
 セッティングの問題や他の原因により悪い週末になることがありますが、アプローチの仕方は変わりません。重要なことは、バイクにハッピーな2人を起用して、チームが大変良く働くことです。
 ペドロサは、オースティンの後、2位を獲得しただけでなく、昨シーズン終盤の感触を取り戻したことを喜びました。今回の優勝はそれを確認しました。
 彼が思うように走らせるバイクが整ったとき、無敵になるかもしれません。もし、このフィーリングを維持できれば、素晴らしいシーズンを我々に提供できるでしょう」




YAMAHA

ホルヘ・ロレンソ

「長い1日だった。それに、3日間のレースストレスの中にあった後で、今は休息を取りたい。幾つかのことが改良されたから、テストを実施した価値があった。ニューシャーシに決めると思う。沢山のスタート練習にトライして、昨年のフィーリングが戻った。これは今後のレースで重要なことだ。バイクも良くなったから、ポジティブな1日となった」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「グッドなテストとなった。幾つかの改良点が見つかったことは重要。小さなことだけど、良い方向性に進んでいる。ニューシャーシの理解にトライしたことが大切。2台のバイクを沢山比較したけど、パフォーマンスはだいたい似ていた。良いところ、悪いところがあり、来週ルマンで使用するシャーシを決めよう」

マッシモ・メレガリ (ファクトリー・ヤマハ・レーシング・チームディレクター)

「異なる2つのシャーシを比較しました。違いは最少です。今までのところ、どちらが良いのか認識していません。明白に同等です。違いは内側にありますが、私のポジションでは、その違いがどこであるかを言えません。正直に分からないからです。エンジニアたちに訊かなければいけないでしょう。
 我々にとって、理想はどちらがベターかを知ることでしょう。週末に大幅な変更を強いられることを回避するために、使用可能な1台にはベースのセットアップを整えます。違いは最少です。それぞれに良い点があります。決断はライダーが下さなければいけません。彼らの結論を待ちますが、強制はしません」



MotoGP : 第3戦 スペイン アフターザフラッグ

2013-05-07 09:01:58 | MotoGP WSB BSB JRR
GRAN PREMIO DE ESPANA

Jerez

MotoGP 2013 第3戦 スペインGP 決勝 アフター・ザ・フラッグ



■開催日:2013年5月5日(日)決勝
■開催地:スペイン/ヘレスサーキット(4.423km)
■周回数27周(119.421km)
■観客数:11万1259人(4日間:21万9020人)





RIDERS COMMENT



MotoGP



■コースコンディション:ドライ
■気温:27度
■路面温度:47度
■湿度:38%
■周回数27周(119.421km)
■PP:ホルヘ・ロレンソ(1分38秒673/ヤマハ)
■FL:ホルヘ・ロレンソ(1分39秒565/ヤマハ)



1. ダニー・ペドロサ Honda 45'17.632

「美しいレースでした。うまくマシンを走らせることができました。タイヤは本当に限界で、そのため、あまりプッシュできず、気をつけて走らなければいけませんでした。それでもレースを通じて、いいアドバンテージを維持し、結果的にホームで優勝を飾ることができました。今年は多くのファンが観戦に来てくれていました。スタンドに大勢のファンがいる様子を目にすることができて最高です。また、母親に『母の日おめでとう』と伝えたいです。そして、チームに感謝したいです。本当にすばらしい日になりました」

2. マルク・マルケス Honda +2.487

「とてもいいレースでした。最初から最後まで100%でがんばりました。一時は、ほかのライダーよりも速く走れていると感じました。今日は決してあきらめませんでした。なるべくロレンソに近づいて、ついていこうとしましたが大変でした。ロレンソとの差はあまり縮められませんでしたが、同時に引き離されないように走りました。とてもハードなレースでした。もし、1秒か2秒の差があれば、少しリラックスして走れたかもしれません。ただ、リラックスはできませんでしたが、満足しています。ファンにとっては、レース終盤がとてもおもしろかったと思います。ロレンソには謝りたいです。あれはレーシングアクシデントでした。限界で走っているときの最終ラップで起きたことです。2人とも完走できたのが一番大事なことでした。このことがこれで終わりになることを願っています」

3. ホルヘ・ロレンソ Yamaha +5.089

「僕はいつだってポジティブだから、今日もポジティブに受け止めているよ。16ポイントの結果を獲得できたのだから素晴らしいと思う。でもずっと2位をキープしていながら最終コーナーで逆転されてしまったのだから、完璧なレースはできなかったということ。完璧なレースができたなら優勝。それがだめなら2位。そしてその次が3位。今日は3位を獲得できて、また表彰台に上ることができた。しかもトップから大きく離されたわけではないのだから悪くないよ。でもその一方で、マシンの改善は必要だと思っている。今日はふたつのミスをした。ひとつめがスタート。もうひとつは最終ラップの最終コーナーだ。マルケスはもっとずっと後ろにいると思っていたので、ディフェンシブなラインをとっていなかったんだ。これは完全に僕のミス…」

4. ヴァレンティーノ・ロッシ Yamaha +8.914

「難しいレースだった。コンディションにも悩まされ、最大限の努力はしたつもりだけれど、やっぱりこれ以上は無理だったんだ。決勝前にセッティングを調整し、好スタートを切ることができた。これでトップグループに入ることができたんだけれど、そのままついて行くにはスピードが不十分だった。ラップを重ねるごとに差が広がってしまうんだ。ここヘレスではライバル勢より速く走れるはずだと思っていたんだけれど、結果を見れば彼らのほうが上。僕らはもっとマシンを改良いかなければならない。明日はここでテストを行うので、最適なバランスを見つけるために努力したい。ランキングではトップから大きく離されたわけじゃないし、今日も大切なポイントを獲得することができた。表彰台に上れたらもっと良かったけれど、残念ながらそれは不可能だったんだ。次回に賭けるよ」

5. カル・クラッチロー Yamaha +12.663

「ウイーク前半はとても調子が良かったのに、昨日の予選では2回も転倒してしまった。そのことを考えれば、5位獲得という結果は決して悪くないだろう。レースのなかではフロントエンドの感触をつかみきれず苦労した。今回はヤマハ勢の全員がこれに悩まされていたようだ。とくにレース序盤は燃料が満タンでブレーキが効きづらく、グリップもままならない状態だったけれど、レース中盤になるとペースが上がってきてプッシュできるようになったんだ。体力的には問題なかったけれど、腰の痛みは少し残っていた。このようにいろいろな面で難しいレースだったので、5位には満足している。去年の僕ならおそらく、最後まで走り切ることができなかっただろう。その分、確かに成長していると思えるんだ」

6. アルバロ・バウティスタ Honda +15.094

「暑くて長く、大変なレースでした。タイヤにとってもきついレースでした。あまりいいスタートを切ることができず、2つポジションを落としました。そのあと、僕の前のグループがグリップに苦しみ始めたので、追いついて順位を取り戻すことができました。基本的に3日間同じ問題を抱えていて、決勝でもフロントの問題が出ました。そのため、思うようにアクセルを開けることができませんでした。とにかく全力でがんばりました。今回の結果はポジティブで、明日のテストに向けていい結果となりました。チームとスポンサーのサポートに感謝したいです」

7. ニッキー・ヘイデン Ducati +25.632

「ウォームアップ走行で試した小さな変更が功を奏して、バイクは良くなり、まともなリズムで走れて、5番手に進出。レースに向けて自信を得た。スタートはOKだったけど、ブラドルが目の前で転んで、バウティスタとクラッチローを追いかけることができなかった。
 個人の物理療法士とアドレナリンのおかげで、15ラップ目までは手首の問題はなかったけど、その以降は楽しくなかった。今季のベストな週末となったから、ここから築き上げていきたい」

8. アンドレア・ドヴィツィオーゾ Ducati +41.881

「ハードな週末になることは覚悟していたけど、思っていた以上に難しかった。特にレースは困難だった。フロントタイヤがコンディションに適応しなかったけど、これが現状のギャップだから、あまり言い訳をしたくない。その一方でニッキーはトラックで上手く演じた。明日はピロが知らせたパーツにトライする重要なテスト。自信がある」

9. アレックス・エスパルガロ ART +43.812

10. ブラッドリー・スミス Yamaha +44.461

「初めてのトップ10入り。とくに昨日までとはコンディションが変わったなかで、このような結果を得ることができてとてもうれしいよ! ラップタイムが比較的遅く、気温のせいでグリップも落ちていた。こうした状況が貴重な経験を与えてくれたんだ。グリップが少ない状況でモトGPマシンを走らせなければならなかったので、序盤は少し手間取ってしまった。中盤頃から少しずつ手ごたえを感じられるようになって、気持ち良く走れるようになってきたんだ。エスパルガロにまた負けてしまったのは悔しいけれど、前回よりは距離が縮まったのは良かったよ。終盤で一気に差を詰めていったけれど、途中で時間切れになってしまった。前回のオースティンではトップから50秒の差があったが、今回は44秒まで近づいた。これは間違いなく良いことなので、これからも差を縮め続けることを目標にしていくことになるだろう。
 明日のテストがとても楽しみ。僕にとってはまた新しいことを学べるチャンスだからね。レースを終えたばかりのコースで、しかもフィーリングが良くなってきたところでテストできるのがいい。明日はいくつかのパーツをテストし、どれが良くてどれが良くないかを判断していくことが課題になるだろう。今回もまた、走るたびに前進することができた。全体的にとても順調なウイークだったと思う」

11. ミケーレ・ピロ Ducati +45.974

「率直に、レース中盤までの展開から、ドビツィオーソを追いかけられると考えたけど、エスパルガロとのバトルとなってしまい、数度のミスを犯してタイムロスしてしまった。終盤には、コーナー出口でのアクセラレーションとフロントタイヤのフィーリングを失ってしまった。トップ10に進出するポテンシャルがあったから残念。
 MotoGPバイクでの初レース。ミスを犯したくなかったから、簡単ではなかった。次戦のムジェロに向けて集中しよう。ヘレスはあまり好きじゃないトラックだけど、開発の仕事に向けて良い情報を収集した」

12. エクトール・バルベラ FTR +59.859

13. マイケル・ラバティ PBM +1'09.743

14. ダニーロ・ペトルッチ Ioda-Suter +1'17.813

15. コーリン・エドワーズ FTR Kawasaki +1'18.177

16. ブライアン・スターリン FTR Honda +1'18.928

「MotoGPクラスでのベストリザルトを更新することができてうれしいです。レース序盤は少し苦戦しましたが、そのあとは自分のリズムをつかみ、プッシュできる自信が出てきました。まだこのクラスの経験を重ねている最中ですが、大きく前進し始めています。ポイントを獲得できなかったのは残念でした。しかし、近いうちにポイント圏内に入るつもりです。チームのすばらしいサポートがあれば、きっとすぐに達成できると思います」

17. クラウディオ・コルチ FTR Kawasaki +1'19.307

18. 青山 博一 FTR +1'19.457

RT. ステファン・ブラドル Honda 24 Laps

「3日を通して問題を解決することができず、今日もスムーズにマシンを走らせられませんでした。レース序盤からプッシュすることができず転倒してしまいました。パッケージが全体的に自分のライディングスタイルに合わなかったです。今大会は転倒で終わってしまいました。みんなに申し訳なく思っています。今回のレースは忘れるようにし、前を向いて、次のル・マンへ向けて仕事をしなければなりません」

RT. アンドレア・イアンノーネ Ducati 24 Laps

「今週末に期待していた。MotoGPマシンで走り込んだトラックだから、上手く走れる自信があった。スタートは悪くなかったし、2度の転倒までは良い仕事をした。最初の転倒で身体面に問題があったけど、クリニカ・モービルのおかげで、完走できると考えた。スタートは良くなかったけど、1コーナーと2コーナーで数人を抜いた。上手く走れていたから、転んでしまい申し訳ない。昨日のようにフロントから転んでしまった」

RT. ルーカス・ペセック Ioda-Suter 24 Laps

RT. ランディ・ド・ピュニエ ART 25 Laps

RT. ヨニー・エルナンデス ART 25 Laps



ポイントスタンディング

1. マルク・マルケス Honda 61
2. ダニー・ペドロサ Honda 58
3. ホルヘ・ロレンソ Yamaha 57
4. ヴァレンティーノ・ロッシ Yamaha 43
5. カル・クラッチロー Yamaha 35
6. アルバロ・バウティスタ Honda 28
7. アンドレア・ドヴィツィオーゾ Ducati 26
8. ニッキー・ヘイデン Ducati 24
9. アレックス・エスパルガロ ART 17
10. アンドレア・イアンノーネ Ducati 13
11. ステファン・ブラドル Honda 11
12. ブラッドリー・スミス Yamaha 10
13. ベン・スピーズ Ducati 9
14. エクトール・バルベラ FTR 7
15. ランディ・ド・ピュニエ ART 6
16. ミケーレ・ピロ Ducati 5
17. マイケル・ラバティ PBM 3
18. ヨニー・エルナンデス ART 3
19. ダニーロ・ペトルッチ Ioda-Suter 2
20. コーリン・エドワーズ FTR Kawasaki 1
21. 青山 博一 FTR 1



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. HONDA 66
2. YAMAHA 57
3. DUCATI 27
4. ART 17
5. FTR 7
6. PBM 3
7. IODA-SUTER 2
8. FTR KAWASAKI 1



ポイントスタンディング(チーム)

1. REPSOL HONDA TEAM 119
2. YAMAHA FACTORY RACING 100
3. DUCATI TEAM 50
4. MONSTER YAMAHA TECH 3 45
5. GO&FUN HONDA GRESINI 28
6. POWER ELECTRONICS ASPAR 23
7. PRAMAC RACING TEAM 22
8. LCR HONDA MOTOGP 11
9. AVINTIA BLUSENS 8
10. PAUL BIRD MOTORSPORT 6
11. CAME IODARACING PROJECT 2
12. NGM MOBILE FORWARD RACING 1




Moto2クラス



■コースコンディション:ドライ
■気温:26度
■路面温度:45度
■湿度:40%
■周回数26周(114.998km)
■PP:エステベ・ラバト(1分43秒251/Kalex)
■FL:エステベ・ラバト(1分43秒119/Kalex)



1. エステベ・ラバト Kalex 45'04.450

「とてもうれしいです。金曜日からとてもいい仕事ができました。一周のタイムも、リズムもよかったです。いいスタートが切れたのは分かりました。だれにもパスされなかったので、逃げきろうとがんばりました。サインボードで“plus 0.6”、“plus 0.7”と出ていたので一生懸命プッシュしてギャップを作りました。そのあとは自分のペースで走ることができました」

「ヘレスで、ファンの前で、初めてのポールポジションと初めての優勝を達成したことは最高だ。言葉に表現することが難しい。この優勝を母親に捧げたい。チームは素晴らしい仕事をしてくれ、バイクは完璧だった。僕自身は全く神経質にならなかった。快適で、集中して、周回を重ねる毎にアドバンテージを広げるように、サインボードを確認した。
 やっと初優勝を挙げることができた。そして、ポイントリーダーだ。チャンピオンシップは長いけど、この調子で行きたい。ここまでに至るまで応援してくれたみんなに感謝したい」

2. スコット・レディング Kalex +4.261

「不思議なレースでした。今は寒気がします。レースが進むにつれて体が熱くなったのは、終盤へ向けて疲れがたまったからだと思います。スタートからラバトが逃げようとしました。一周で0.1秒か0.2秒くらいずつ離れていき、それは引き離すのに十分な速さでした。彼についていこうとしましたが、少しリスクがあるように感じたので、落ち着いて自分のペースで走りました。それがうまくいきました。タイヤは少しスピンしましたが、ラップタイムはよかったです。今日のラバトはすばらしいレースをしました。それを受け入れなければなりません。また表彰台に上がることができてうれしいです」

3. ポル・エスパルガロ Kalex +7.517

「今回の結果に満足はしていません。これまでなかった問題が出てしまい、ティト(ラバト)より後ろになってしまいました。今週末はずっと、あまりよくありませんでしたが、それでもレースでは、コンマ数秒速く走ることができました。もう少しセットアップに取り組む必要があります。うまくタイヤを使うことができませんでした。一年間、同じ種類のタイヤを使うので、なにかを変えなければいけません」

4. 中上 貴晶 Kalex +7.721

「今日は3位になりたかったので、悔しいレースになりました。後ろからエスパルガロが迫ってきているのは、サインボードで分かっていました。なんとかキープしようとしましたが、ラスト2周で抜かれてしまいました。今回は最後まで表彰台に立てるパッケージにならなかったのが悔しいですが、それ以外の部分ではかなり満足しています。今回は、変化するコンディションに、セットアップを合わせきれませんでした。しかし、そういう状態で表彰台争いができたことは、大きな自信になりました。次につながるレースができました」

5. ニコラス・テロール Suter +11.535
6. ザビエル・シメオン Kalex +13.264
7. ジョルディ・トーレス Suter +13.762
8. ドミニク・エガーター Suter +21.105
9. トニー・エリアス Kalex +24.221
10. マルセル・シュロッター Kalex +24.419
11. トーマス・ルティ Suter +26.526
12. アンソニー・ウェスト Speed Up +27.005
13. ヨハン・ザルコ Suter +35.559
14. シモーネ・コルシ Speed Up +35.656
15. アレックス・デ・アンジェリス Speed Up +35.833
16. マティア・パッシーニ Speed Up +44.877
17. フリアン・シモン Kalex +44.944
18. ランディ・クルメンナッハー Suter +50.024
19. サンドロ・コルテセ Kalex +50.327
20. マイク・ディ・メッリオ Motobi +51.861
21. リカルド・カルダス Speed Up +52.312
22. スティーブン・オデンダール Speed Up +52.405


23. 高橋 裕紀 Moriwaki +1'03.376

「気温も路面温度も上がり、うまくいかなかった昨日の予選の失敗から、今日は違うセッティングで決勝に挑みました。しかし、序盤からグリップが得られず、最後までいい走りができませんでした。岡山国際でのテストの走りをなかなか再現できず、本当に悔しいです。今週は、アルメリアでテストがありますので、しっかりベースのセッティングを導き出したいと思います」

24. アルベルト・モンカヨ Speed Up +1'08.546
25. ルイ・ロッシ Tech 3 +1'10.022
26. ドニ・タタ・プラディタ Suter +1'19.177
27. ダニー・ケント Tech 3 +1'36.027
28. ラフィド・トパン・スキプト Speed Up 1 Lap


RT. ミカ・カリオ Kalex 11 Laps
RT. カイル・スミス Kalex 15 Laps
RT. ダニ・リバス Kalex 17 Laps
RT. ラタバー・ウィライロー Suter 25 Laps
RT. アクセル・ポンス Kalex 25 Laps
RT. アレックス・マリネラレナ Suter 0 Lap




ポイントスタンディング(ライダー)

1. エステベ・ラバト Kalex 52
2. スコット・レディング Kalex 51
3. ポル・エスパルガロ Kalex 41
4. ニコラス・テロール Suter 38
5. ドミニク・エガーター Suter 34
6. 中上 貴晶 Kalex 29
7. ミカ・カリオ Kalex 27
8. ザビエル・シメオン Kalex 19
9. ヨハン・ザルコ Suter 17
10. ジョルディ・トーレス Suter 16
11. アレックス・デ・アンジェリス Speed Up 16
12. トニー・エリアス Kalex 14
13. アンソニー・ウェスト Speed Up 13
14. マルセル・シュロッター Kalex 13
15. シモーネ・コルシ Speed Up 11
16. フリアン・シモン Kalex 10
17. マティア・パッシーニ Speed Up 8
18. トーマス・ルティ Suter 5
19. マイク・ディ・メッリオ Motobi 5
20. リカルド・カルダス Speed Up 1



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. KALEX 70
2. SUTER 49
3. SPEED UP 22
4. MOTOBI 5




Moto3クラス



■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:33度
■湿度:43%
■周回数15周(66.345km)
■PP:アレックス・リンス(1分46秒660/KTM)
■FL:ルイス・サロム(1分46秒948/KTM)



1. マーヴェリック・ビニャーレス KTM 26'57.338

「ヘレスでの優勝は、ファンの前で起きる最高のこと。レースが早く終わってしまって、ファンの前でこの優勝を楽しむことができなかったのは残念。
 レース中はすごく快適で、終盤に向けて、コンマ数秒の余力を残していた。この優勝は、僕とチームにとってすごく良い。一緒に成長している。僕たちはポイントリーダーだけど、チャンピオンシップを考えずに、この調子で仕事を続けないといけない」

2. ルイス・サロム KTM +0.263

3. ジョナス・フォルガー Kalex KTM +4.475

4. ブラッド・ビンダー Suter Honda +15.104

「スタート直後は大集団にいました。8番手を走っていたと思います。序盤でタイヤを無駄遣いしたくなかったので、セーブして走りました。ある時点で、ほかのみんなより0.5秒速く走れていると気づき、グループのトップに立って後方との差を2秒に広げ、それを維持しました。そのとき、トップグループとはすでに離れてしまい、そのあと赤旗が出ました。優勝争いをしているとなにが起こるか分かりません。表彰台に手が届いたかもしれません。それでもこの結果にとても満足しています」

5. ヤクブ・コーンフェイル Kalex KTM +18.412
6. ニクラス・アジョ KTM +19.064
7. ザルファミ・カイルディン KTM +19.204
8. エフレン・バスケス Mahindra +19.680


9. ロマーノ・フェナティ FTR Honda +22.763

「すばらしいレースでした。18番グリッドから追い上げました。速いライダーとバトルをたくさんしました。そしてオーバーテイクをたくさんしました。とても楽しかったです。今日はマシンがよかったです。この先のレースでもこの調子でがんばりたいです。そして、もっといい結果が出せるように予選でもっと前にいきたいです」

10. アレックス・マスボー FTR Honda +23.138

「難しいレースでしたが、楽しかったです。大集団の中にいました。予選13番手から、決勝レースの1周目でも、同じポジションをキープできたのでよかったです。激しいバトルをしました。目の前で何人かが転倒して、残り4周の混乱の中で、少しアドバンテージを得ることができました。そして9番手まで上がり、最後にフェナティにコンマ数秒の差で負けてしまいました」

11. ジョン・マクフィー FTR Honda +23.189
12. アーサー・シシス KTM +23.796
13. ダニー・ウェッブ Suter Honda +27.897
14. ジャスパー・イウェマ Kalex KTM +29.586
15. リヴィオ・ロイ Kalex KTM +29.776
16. ミゲール・オリベイラ Mahindra +33.158
17. イサック・ビニャーレス FTR Honda +33.425
18. アレッサンドロ・トヌッチ Honda +33.660
19. エリック・グラナド Kalex KTM +35.004
20. フィリップ・エッテル Kalex KTM +40.403
21. マッテオ・フェラーリ FTR Honda +44.533
22. ロレンツォ・バルダッサーリ FTR Honda +44.657
23. アレックス・マルケス KTM +50.055


24. 渡辺 陽向 Honda +1'02.153

「スタートは決まったのですが、そのあと、思うようなペースで走れず、じりじりと離されてしまいました。離されてしまって焦り、ミスを繰り返し、リズムが狂ってしまいました。フリー走行、予選とよかったわけではありませんが、決勝は、レースウイークで最も悪い一日になりました。とにかく、コーナーの立ち上がりが遅いというのが一番の問題で、次のフランスGPでは、この問題の解消に取り組みたいと思います」

25. ケビン・ハーヌス Honda +1'22.197
26. フランシスコ・バグナイア FTR Honda 1 Lap


RT. アラン・ティーチャー TSR Honda +39.645
RT. フロリアン・アルト Kalex KTM 2 Laps
RT. アナ・カラスコ KTM 2 Laps
RT. ジャック・ミラー FTR Honda 4 Laps
RT. ニッコロ・アントネッリ FTR Honda 4 Laps
RT. アレックス・リンス KTM 5 Laps
RT. トニー・フィンスターブッシュ Kalex KTM 6 Laps
RT. フアン・フランシスコ・ゲバラ TSR Honda 8 Laps
RT. ホルヘ・ナバーロ MIR Racing 10 Laps




ポイントスタンディング

1. マーヴェリック・ビニャーレス KTM 65
2. ルイス・サロム KTM 61
3. アレックス・リンス KTM 41
4. ジョナス・フォルガー Kalex KTM 40
5. ザルファミ・カイルディン KTM 28
6. ブラッド・ビンダー Suter Honda 24
7. ミゲール・オリベイラ Mahindra 20
8. ニクラス・アジョ KTM 18
9. ヤクブ・コーンフェイル Kalex KTM 17
10. エフレン・バスケス Mahindra 16
11. アレックス・マスボー FTR Honda 16
12. アーサー・シシス KTM 16
13. アレックス・マルケス KTM 13
14. ダニー・ウェッブ Suter Honda 13
15. ジャック・ミラー FTR Honda 10
16. ロマーノ・フェナティ FTR Honda 8
17. ジョン・マクフィー FTR Honda 5
18. ジャスパー・イウェマ Kalex KTM 5
19. イサック・ビニャーレス FTR Honda 3
20. リヴィオ・ロイ Kalex KTM 1



ポイントスタンディング(コンストラクター)

1. KTM 75
2. KALEX KTM 40
3. MAHINDRA 28
4. SUTER HONDA 25
5. FTR HONDA 19




監督



ウィルコ・ズィーレンベルグ (ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームマネジャー)

「状況が変わり、非常に厳しい戦いになった。最初から最後まで、マシン・コントロールに悩まされてしまった。でもそのなかで最終的に表彰台を獲得できたことはとても重要だ。わずか5周でグリップが大きく低下し、ホルヘはその良いところを使いきれなかった。そんな状況のなかで最後まで走り切り、マシンを無事に持って帰ってきてくれた。そこに大きな意味があるのだ」

マッシモ・メレガリ (ファクトリー・ヤマハ・レーシング・チームディレクター)

「非常に苦しいレース・ウイークになった。タイヤの耐久性を高めるために懸命に努力してきたが、結局、求めていたものを手に入れることはできなかった。残りのシーズンのためにも、明日のテストでこの問題の解決に取り組んでいく。その一方で、順位やポイントは悪くなく、トップから大きく離されてはいない。シーズンは長いし、バトルには敗れたが、これは戦争ではないんだ! ふたりとも精一杯、頑張ってくれて、スタートからゴールまで100%の力でプッシュし続けた。その意味で総合的には、いいレースだったと言っていいだろう」

エルベ・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3チーム監督)

「カルはウイークを通して素晴らしかった。昨日は2回の転倒があり厳しいレースになったが、見事なファイティング・スピリットを見せてくれた。そして序盤はバレンティーノと、そのあとはバウティスタと見応えあるバトルを展開。ついにはバウティスタをつかまえて、ロッシの後ろに続いて行ったが、すでに2、3秒の差があったことは残念だった。4位争いの力を確かに持っていたのだ。ランキングも5位をキープしており、バレンティーノとの差もわずか。この事実が大きな励みになっている。ブラッドリーのほうも、今回もまた走るたびに成長し、今日はついにトップ10入りを果たした。ハードなレースのなかでアンドレア、ピロと見応えあるバトルを展開。そして最終的にはピロをパスして、さらにドビツィオーゾに近づいてフィニッシュした。このような頑張りを通して手ごたえをつかみ、大きな自信を得ることができたはずだ。次回ル・マンは、我々にとって非常に重要となるホームレース。チームの全員が今から心待ちにしている」

津谷晃司 (MS開発部 モトGPプロジェクトリーダー)

「ここヘレスサーキットは、旋回性とブレーキ安定性の高次元でのバランスが要求される非常にテクニカルなコースです。今週は天候に恵まれましたが、午前と午後のセッションで路面温度が30℃以上も異なり、レース時には50℃を越す難しいコンディションとなりました。いかにタイヤの性能を引き出し続けられるかが勝負の鍵でしたが、ロレンソ選手はレース中のファステストタイムを記録しながら走行し、タイヤのグリップ低下をマネージしつつ表彰台を獲得。ロッシ選手も粘りの走りで4位、昨日の転倒で腰を痛めたクラッチロー選手も痛みをこらえながらサテライトチーム最上位の5位でフィニッシュしました。今回の結果は、明日のテストでしっかり分析し、次戦ルマンで巻き返しを図れるように早速準備を始めています。皆様の応援が我々の原動力ですので、今後も変わらぬご声援をよろしくお願いします」

ベルンハルト・ゴブマイヤー (Ducati MotoGP Team General Manager)

「これまでのテスト結果から、我々にとって困難な週末になることは覚悟していました。トラックは、GP13のキャラクターに合わないようですが、ニッキーは手首の痛みを抱えながら、レース中にはグッドなラップタイムを刻みました。アンドレアはフロントタイヤに問題がありました。
 ピロのレースディスタンスによるパフォーマンスを観られたことはナイスです。ラボラトリーバイクのフィーリングが良くなり、開発が進みました。週末に良い仕事をしたテストチームを含めて、チーム全員に感謝します。明日テストを継続します。ドゥカティ・チームの2人のライダーは、将来の開発に向けて実験的なバイクを走らせる機会となります」




ブリジストン



武濤 雄一郎 (常務執行役員 コーポレートコミュニケーション・モータースポーツ担当)

「大勢の熱狂的な地元ファンの前で、今季初優勝を達成したダニ・ペドロサ選手にお祝いを申し上げます。マルケス選手とロレンソ選手の手に汗握る2位争いのバトルも緊迫感に満ちており、二輪ロードレースの世界最高峰・MotoGPの素晴らしさを改めて目の当たりにする思いがしました。ブリヂストンがこのエキサイティングなレースに参加し、競技を支えていることを誇らしく思います。世界最高レベルの選手たちと、素晴らしい才能を持ったルーキーの勇姿を観戦するために、今シーズンも多くの観客が各国の会場を埋め尽くすことでしょう」

山下 伸一 (モータースポーツタイヤ開発部長)

「今回の第3戦は、近年のヘレスサーキットでは最も暑い路面状況になり、選手たちに厳しいレースウィークになりました。ブリヂストンの技術陣は、この高い温度状況下で各チームが最大のタイヤ性能を発揮できるよう、懸命に取り組みました。6週間前のプレシーズンテストよりも路面温度が非常に高くなりましたが、決勝レースのファステストラップが更新され、選手たちは27周の長丁場でも安定したラップタイムを刻んでいたことをうれしく思います。今回の厳しい温度条件は、当サーキットのタイヤパフォーマンスにとって貴重なデータを収集することにもなりました。今後のタイヤ開発計画に向けて、有効に活用していきたいと思います」



MotoGP : 第3戦 スペイン 決勝

2013-05-05 22:45:54 | MotoGP WSB BSB JRR
GRAN PREMIO DE ESPANA

Jerez Circuit

MotoGP 2013 第3戦 スペインGP 決勝 リザルト



■開催日:2013年5月5日(日)決勝
■開催地:スペイン/ヘレスサーキット(4.423km)




RACE

MotoGP 決勝

■コースコンディション:ドライ
■気温:27度
■路面温度:47度
■湿度:38%
■周回数27周(119.421km)
■PP:ホルヘ・ロレンソ(1分38秒673/ヤマハ)
■FL:ホルヘ・ロレンソ(1分39秒565/ヤマハ)



RACE Result:

1. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda 45'17.632
2. マルク・マルケス ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda +2.487
3. ホルヘ・ロレンソ ( SPA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha +5.089
4. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha +8.914
5. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha +12.663

6. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) GO&FUN Honda Gresini - Honda +15.094
7. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team - Ducati +25.632
8. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Ducati Team - Ducati +41.881
9. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Power Electronics Aspar - ART +43.812
10. ブラッドリー・スミス ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha +44.461

11. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Ducati Test Team - Ducati +45.974
12. エクトール・バルベラ ( SPA ) Avintia Blusens - FTR +59.859
13. マイケル・ラバティ ( GBR ) Paul Bird Motorsport - PBM +1'09.743
14. ダニーロ・ペトルッチ ( ITA ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter +1'17.813
15. コーリン・エドワーズ ( USA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki +1'18.177

16. ブライアン・スターリン ( AUS ) GO&FUN Honda Gresini - FTR Honda +1'18.928
17. クラウディオ・コルチ ( ITA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki +1'19.307
18. 青山 博一 ( JPN ) Avintia Blusens - FTR +1'19.457

Not Classified

RT. ステファン・ブラドル ( GER ) LCR Honda MotoGP - Honda 24 Laps
RT. アンドレア・イアンノーネ ( ITA ) Energy T.I. Pramac Racing - Ducati 24 Laps
RT. ルーカス・ペセック ( CZE ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter 24 Laps
RT. ランディ・ド・ピュニエ ( FRA ) Power Electronics Aspar - ART 25 Laps
RT. ヨニー・エルナンデス ( COL ) Paul Bird Motorsport - ART 25 Laps



Records:
Pole Lap: ホルヘ・ロレンソ 1'38.673 161.3 Km/h
Fastest Lap: Lap: 2 ホルヘ・ロレンソ 1'39.565 159.9 Km/h
Circuit Record Lap: 2013 ホルヘ・ロレンソ 1'39.565 159.9 Km/h
Best Lap: 2008 ホルヘ・ロレンソ 1'38.189 162.1 Km/h




Moto2 決勝

■コースコンディション:ドライ
■気温:26度
■路面温度:45度
■湿度:40%
■周回数26周(114.998km)
■PP:エステベ・ラバト(1分43秒251/Kalex)
■FL:エステベ・ラバト(1分43秒119/Kalex)



RACE Result:

1. エステベ・ラバト ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex 45'04.450
2. スコット・レディング ( GBR ) Marc VDS Racing Team - Kalex +4.261
3. ポル・エスパルガロ ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex +7.517
4. 中上 貴晶 ( JPN ) Italtrans Racing Team - Kalex +7.721
5. ニコラス・テロール ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter +11.535

6. ザビエル・シメオン ( BEL ) Desguaces La Torre Maptaq - Kalex +13.264
7. ジョルディ・トーレス ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter +13.762
8. ドミニク・エガーター ( SWI ) Technomag carXpert - Suter +21.105
9. トニー・エリアス ( SPA ) Blusens Avintia - Kalex +24.221
10. マルセル・シュロッター ( GER ) Desguaces La Torre SAG - Kalex +24.419

11. トーマス・ルティ ( SWI ) Interwetten Paddock Moto2 Racing - Suter +26.526
12. アンソニー・ウェスト ( AUS ) QMMF Racing Team - Speed Up +27.005
13. ヨハン・ザルコ ( FRA ) Came Iodaracing Project - Suter +35.559
14. シモーネ・コルシ ( ITA ) NGM Mobile Racing - Speed Up +35.656
15. アレックス・デ・アンジェリス ( RSM ) NGM Mobile Forward Racing - Speed Up +35.833

16. マティア・パッシーニ ( ITA ) NGM Mobile Racing - Speed Up +44.877
17. フリアン・シモン ( SPA ) Italtrans Racing Team - Kalex +44.944
18. ランディ・クルメンナッハー ( SWI ) Technomag carXpert - Suter +50.024
19. サンドロ・コルテセ ( GER ) Dynavolt Intact GP - Kalex +50.327
20. マイク・ディ・メッリオ ( FRA ) JiR Moto2 - Motobi +51.861

21. リカルド・カルダス ( SPA ) NGM Mobile Forward Racing - Speed Up +52.312
22. スティーブン・オデンダール ( RSA ) Argiñano & Gines Racing - Speed Up +52.405
23. 高橋 裕紀 ( JPN ) IDEMITSU Honda Team Asia - Moriwaki +1'03.376
24. アルベルト・モンカヨ ( SPA ) Argiñano & Gines Racing - Speed Up +1'08.546
25. ルイ・ロッシ ( FRA ) Tech 3 - Tech 3 +1'10.022

26. ドニ・タタ・プラディタ ( INA ) Federal Oil Gresini Moto2 - Suter +1'19.177
27. ダニー・ケント ( GBR ) Tech 3 - Tech 3 +1'36.027
28. ラフィド・トパン・スキプト ( INA ) QMMF Racing Team - Speed Up 1 Lap

Not Classified

RT. ミカ・カリオ ( FIN ) Marc VDS Racing Team - Kalex 11 Laps
RT. カイル・スミス ( GBR ) Blusens Avintia - Kalex 15 Laps
RT. ダニ・リバス ( SPA ) TSR Motorsport - Kalex 17 Laps
RT. ラタバー・ウィライロー ( THA ) Thai Honda PTT Gresini Moto2 - Suter 25 Laps
RT. アクセル・ポンス ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex 25 Laps
RT. アレックス・マリネラレナ ( SPA ) TargoBank Motorsport - Suter 0 Lap



Records:
Pole Lap: エステベ・ラバト 1'43.251 154.2 Km/h
Fastest Lap: Lap: 7 エステベ・ラバト 1'43.119 154.4 Km/h
Circuit Record Lap: 2013 エステベ・ラバト 1'43.119 154.4 Km/h
Best Lap: 2011 ステファン・ブラドル 1'42.706 155.0 Km/h




Moto3 決勝

■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:33度
■湿度:43%
■周回数15周(66.345km)
■PP:アレックス・リンス(1分46秒660/KTM)
■FL:ルイス・サロム(1分46秒948/KTM)



※ 17ラップ目に赤旗が提示されたため、15ラップの順位でリザルトを確定した。

RACE Result:

1. マーヴェリック・ビニャーレス ( SPA ) Team Calvo - KTM 26'57.338
2. ルイス・サロム ( SPA ) Red Bull KTM Ajo - KTM +0.263
3. ジョナス・フォルガー ( GER ) Mapfre Aspar Team Moto3 - Kalex KTM +4.475
4. ブラッド・ビンダー ( RSA ) Ambrogio Racing - Suter Honda +15.104
5. ヤクブ・コーンフェイル ( CZE ) Redox RW Racing GP - Kalex KTM +18.412

6. ニクラス・アジョ ( FIN ) Avant Tecno - KTM +19.064
7. ザルファミ・カイルディン ( MAL ) Red Bull KTM Ajo - KTM +19.204
8. エフレン・バスケス ( SPA ) Mahindra Racing - Mahindra +19.680
9. ロマーノ・フェナティ ( ITA ) San Carlo Team Italia - FTR Honda +22.763
10. アレックス・マスボー ( FRA ) Ongetta-Rivacold - FTR Honda +23.138

11. ジョン・マクフィー ( GBR ) Caretta Technology - RTG - FTR Honda +23.189
12. アーサー・シシス ( AUS ) Red Bull KTM Ajo - KTM +23.796
13. ダニー・ウェッブ ( GBR ) Ambrogio Racing - Suter Honda +27.897
14. ジャスパー・イウェマ ( NED ) RW Racing GP - Kalex KTM +29.586
15. リヴィオ・ロイ ( BEL ) Marc VDS Racing Team - Kalex KTM +29.776

16. ミゲール・オリベイラ ( POR ) Mahindra Racing - Mahindra +33.158
17. イサック・ビニャーレス ( SPA ) Ongetta-Centro Seta - FTR Honda +33.425
18. アレッサンドロ・トヌッチ ( ITA ) La Fonte Tascaracing - Honda +33.660
19. エリック・グラナド ( BRA ) Mapfre Aspar Team Moto3 - Kalex KTM +35.004
20. フィリップ・エッテル ( GER ) Tec Interwetten Moto3 Racing - Kalex KTM +40.403

21. マッテオ・フェラーリ ( ITA ) Ongetta-Centro Seta - FTR Honda +44.533
22. ロレンツォ・バルダッサーリ ( ITA ) GO&FUN Gresini Moto3 - FTR Honda +44.657
23. アレックス・マルケス ( SPA ) Estrella Galicia 0,0 - KTM +50.055
24. 渡辺 陽向 ( JPN ) La Fonte Tascaracing - Honda +1'02.153
25. ケビン・ハーヌス ( GER ) Thomas Sabo GP Team - Honda +1'22.197

26. フランシスコ・バグナイア ( ITA ) San Carlo Team Italia - FTR Honda 1 Lap

Not Classified

RT. アラン・ティーチャー ( FRA ) CIP Moto3 - TSR Honda +39.645
RT. フロリアン・アルト ( GER ) Kiefer Racing - Kalex KTM 2 Laps
RT. アナ・カラスコ ( SPA ) Team Calvo - KTM 2 Laps
RT. ジャック・ミラー ( AUS ) Caretta Technology - RTG - FTR Honda 4 Laps
RT. ニッコロ・アントネッリ ( ITA ) GO&FUN Gresini Moto3 - FTR Honda 4 Laps
RT. アレックス・リンス ( SPA ) Estrella Galicia 0,0 - KTM 5 Laps
RT. トニー・フィンスターブッシュ ( GER ) Kiefer Racing - Kalex KTM 6 Laps
RT. フアン・フランシスコ・ゲバラ ( SPA ) CIP Moto3 - TSR Honda 8 Laps
RT. ホルヘ・ナバーロ ( SPA ) Cuna de Campeones - MIR Racing 10 Laps



Records:
Pole Lap: アレックス・リンス 1'46.660 149.2 Km/h
Fastest Lap: Lap: 2 ルイス・サロム 1'46.948 148.8 Km/h
Circuit Record Lap: 2013 ルイス・サロム 1'46.948 148.8 Km/h
Best Lap: 2013 アレックス・リンス 1'46.660 149.2 Km/h




MotoGP : 第3戦 スペイン 予選

2013-05-05 13:14:50 | MotoGP WSB BSB JRR
GRAN PREMIO DE ESPANA

Jerez Circuit

MotoGP 2013 第3戦 スペインGP 予選 リザルト&コメント



■開催日:2013年5月4日(土) 予選 & FP3. FP4 結果
■開催地:スペイン/ヘレスサーキット(4.423km)
■PP:ホルヘ・ロレンソ(1分38秒673/ヤマハ)




Qualifying



MotoGP



予選2 Result:

フリープラクティス総合タイム上位10人に、予選1の上位2人が加わった計12名により予選2がおこなわれた。


■コースコンディション:ドライ
■気温:26度
■路面温度:50度
■湿度:36%

1. ホルヘ・ロレンソ ( SPA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha 1'38.673
2. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda + 0.247 / 0.247
3. マルク・マルケス ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda + 0.298 / 0.051

4. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha + 0.589 / 0.291
5. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha + 0.627 / 0.038
6. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) GO&FUN Honda Gresini - Honda + 0.836 / 0.209

7. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team - Ducati + 0.981 / 0.145
8. ステファン・ブラドル ( GER ) LCR Honda MotoGP - Honda + 1.174 / 0.193
9. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Ducati Team - Ducati + 1.175 / 0.001

10. エクトール・バルベラ ( SPA ) Avintia Blusens - FTR + 1.307 / 0.132
11. アンドレア・イアンノーネ ( ITA ) Energy T.I. Pramac Racing - Ducati + 1.414 / 0.107
12. ブラッドリー・スミス ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha + 1.683 / 0.269



Records:

Fastest Lap: Lap: 6 ホルヘ・ロレンソ 1'38.673
Circuit Record Lap: 2010 ダニー・ペドロサ 1'39.731
Best Lap: 2008 ホルヘ・ロレンソ 1'38.189




予選1 Result:

上位2位(ステファン・ブラドル、ブラッドリー・スミス)が予選2に進出。
3位以下は、13番以降のグリッドが確定。


■コースコンディション:ドライ
■気温:26度
■路面温度:51度
■湿度:35%

1. ステファン・ブラドル ( GER ) LCR Honda MotoGP - Honda 1'39.985
2. ブラッドリー・スミス ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha + 0.005 / 0.005
3. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Power Electronics Aspar - ART + 0.100 / 0.095

4. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Ducati Test Team - Ducati + 0.197 / 0.097
5. ランディ・ド・ピュニエ ( FRA ) Power Electronics Aspar - ART + 0.481 / 0.284
6. 青山 博一 ( JPN ) Avintia Blusens - FTR + 0.669 / 0.188

7. ダニーロ・ペトルッチ ( ITA ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter + 0.867 / 0.198
8. ブライアン・スターリン ( AUS ) GO&FUN Honda Gresini - FTR Honda + 1.339 / 0.472
9. クラウディオ・コルチ ( ITA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki + 1.528 / 0.189

10. コーリン・エドワーズ ( USA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki + 1.551 / 0.023
11. ヨニー・エルナンデス ( COL ) Paul Bird Motorsport - ART + 1.794 / 0.243
12. マイケル・ラバティ ( GBR ) Paul Bird Motorsport - PBM + 1.950 / 0.156

13. ルーカス・ペセック ( CZE ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter + 3.235 / 1.285

- カレル・アブラハム ( CZE ) Cardion AB Motoracing - ART



Records:

Fastest Lap: Lap: 9 ステファン・ブラドル 1'39.985
Circuit Record Lap: 2010 ダニー・ペドロサ 1'39.731
Best Lap: 2008 ホルヘ・ロレンソ 1'38.189




Moto2 予選

■コースコンディション:ドライ
■気温:28度
■路面温度:56度
■湿度:31%



Qualifying Result:

1. エステベ・ラバト ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex 1'43.251
2. スコット・レディング ( GBR ) Marc VDS Racing Team - Kalex + 0.447 / 0.447
3. 中上 貴晶 ( JPN ) Italtrans Racing Team - Kalex + 0.604 / 0.157

4. ポル・エスパルガロ ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex + 0.699 / 0.095
5. ジョルディ・トーレス ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter + 0.739 / 0.040
6. ザビエル・シメオン ( BEL ) Desguaces La Torre Maptaq - Kalex + 0.743 / 0.004

7. ニコラス・テロール ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter + 0.757 / 0.014
8. マルセル・シュロッター ( GER ) Desguaces La Torre SAG - Kalex + 0.766 / 0.009
9. トーマス・ルティ ( SWI ) Interwetten Paddock Moto2 Racing - Suter + 0.804 / 0.038

10. アンソニー・ウェスト ( AUS ) QMMF Racing Team - Speed Up + 1.020 / 0.216
11. シモーネ・コルシ ( ITA ) NGM Mobile Racing - Speed Up + 1.054 / 0.034
12. トニー・エリアス ( SPA ) Blusens Avintia - Kalex + 1.069 / 0.015

13. ドミニク・エガーター ( SWI ) Technomag carXpert - Suter + 1.090 / 0.021
14. フリアン・シモン ( SPA ) Italtrans Racing Team - Kalex + 1.116 / 0.026
15. ミカ・カリオ ( FIN ) Marc VDS Racing Team - Kalex + 1.151 / 0.035

16. ラタバー・ウィライロー ( THA ) Thai Honda PTT Gresini Moto2 - Suter + 1.186 / 0.035
17. マイク・ディ・メッリオ ( FRA ) JiR Moto2 - Motobi + 1.281 / 0.095
18. ランディ・クルメンナッハー ( SWI ) Technomag carXpert - Suter + 1.491 / 0.210

19. サンドロ・コルテセ ( GER ) Dynavolt Intact GP - Kalex + 1.623 / 0.132
20. マティア・パッシーニ ( ITA ) NGM Mobile Racing - Speed Up + 1.631 / 0.008
21. 高橋 裕紀 ( JPN ) IDEMITSU Honda Team Asia - Moriwaki + 1.653 / 0.022

22. アレックス・デ・アンジェリス ( RSM ) NGM Mobile Forward Racing - Speed Up + 1.725 / 0.072
23. アクセル・ポンス ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex + 1.799 / 0.074
24. ダニー・ケント ( GBR ) Tech 3 - Tech 3 + 1.926 / 0.127

25. カイル・スミス ( GBR ) Blusens Avintia - Kalex + 1.937 / 0.011
26. ダニ・リバス ( SPA ) TSR Motorsport - Kalex + 2.062 / 0.125
27. アレックス・マリネラレナ ( SPA ) TargoBank Motorsport - Suter + 2.071 / 0.009

28. リカルド・カルダス ( SPA ) NGM Mobile Forward Racing - Speed Up + 2.124 / 0.053
29. スティーブン・オデンダール ( RSA ) Argiñano & Gines Racing - Speed Up + 2.201 / 0.077
30. ヨハン・ザルコ ( FRA ) Came Iodaracing Project - Suter + 2.243 / 0.042

31. ドニ・タタ・プラディタ ( INA ) Federal Oil Gresini Moto2 - Suter + 2.330 / 0.087
32. ルイ・ロッシ ( FRA ) Tech 3 - Tech 3 + 2.545 / 0.215
33. アルベルト・モンカヨ ( SPA ) Argiñano & Gines Racing - Speed Up + 2.901 / 0.356

34. ラフィド・トパン・スキプト ( INA ) QMMF Racing Team - Speed Up + 3.804 / 0.903



Records:

Fastest Lap: Lap: 20 エステベ・ラバト 1'43.251
Circuit Record Lap: 2010 トニー・エリアス 1'44.710
Best Lap: 2011 ステファン・ブラドル 1'42.706




Moto3 予選

■コースコンディション:ドライ
■気温:24度
■路面温度:41度
■湿度:38%



Qualifying Result:

1. アレックス・リンス ( SPA ) Estrella Galicia 0,0 - KTM 1'46.660
2. マーヴェリック・ビニャーレス ( SPA ) Team Calvo - KTM + 0.485 / 0.485
3. ルイス・サロム ( SPA ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 0.667 / 0.182

4. ブラッド・ビンダー ( RSA ) Ambrogio Racing - Suter Honda + 0.857 / 0.190
5. ジャック・ミラー ( AUS ) Caretta Technology - RTG - FTR Honda + 0.953 / 0.096
6. ニッコロ・アントネッリ ( ITA ) GO&FUN Gresini Moto3 - FTR Honda + 1.082 / 0.129

7. ジョナス・フォルガー ( GER ) Mapfre Aspar Team Moto3 - Kalex KTM + 1.133 / 0.051
8. ニクラス・アジョ ( FIN ) Avant Tecno - KTM + 1.208 / 0.075
9. ヤクブ・コーンフェイル ( CZE ) Redox RW Racing GP - Kalex KTM + 1.349 / 0.141

10. エフレン・バスケス ( SPA ) Mahindra Racing - Mahindra + 1.487 / 0.138
11. ザルファミ・カイルディン ( MAL ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 1.602 / 0.115
12. ダニー・ウェッブ ( GBR ) Ambrogio Racing - Suter Honda + 1.699 / 0.097

13. アレックス・マスボー ( FRA ) Ongetta-Rivacold - FTR Honda + 1.753 / 0.054
14. アーサー・シシス ( AUS ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 1.821 / 0.068
15. ミゲール・オリベイラ ( POR ) Mahindra Racing - Mahindra + 1.838 / 0.017

16. イサック・ビニャーレス ( SPA ) Ongetta-Centro Seta - FTR Honda + 1.842 / 0.004
17. ジョン・マクフィー ( GBR ) Caretta Technology - RTG - FTR Honda + 1.899 / 0.057
18. ロマーノ・フェナティ ( ITA ) San Carlo Team Italia - FTR Honda + 1.958 / 0.059

19. ジャスパー・イウェマ ( NED ) RW Racing GP - Kalex KTM + 2.055 / 0.097
20. エリック・グラナド ( BRA ) Mapfre Aspar Team Moto3 - Kalex KTM + 2.071 / 0.016
21. リヴィオ・ロイ ( BEL ) Marc VDS Racing Team - Kalex KTM + 2.082 / 0.011

22. アレックス・マルケス ( SPA ) Estrella Galicia 0,0 - KTM + 2.334 / 0.252
23. フランシスコ・バグナイア ( ITA ) San Carlo Team Italia - FTR Honda + 2.412 / 0.078
24. アナ・カラスコ ( SPA ) Team Calvo - KTM + 2.432 / 0.020

25. ホルヘ・ナバーロ ( SPA ) Cuna de Campeones - MIR Racing + 2.541 / 0.109
26. フロリアン・マリーノ ( GER ) Kiefer Racing - Kalex KTM + 2.606 / 0.065
27. アレッサンドロ・トヌッチ ( ITA ) La Fonte Tascaracing - Honda + 2.772 / 0.166

28. トニー・フィンスターブッシュ ( GER ) Kiefer Racing - Kalex KTM + 2.775 / 0.003
29. フアン・フランシスコ・ゲバラ ( SPA ) CIP Moto3 - TSR Honda + 2.901 / 0.126
30. フィリップ・エッテル ( GER ) Tec Interwetten Moto3 Racing - Kalex KTM + 3.004 / 0.103

31. アラン・ティーチャー ( FRA ) CIP Moto3 - TSR Honda + 3.083 / 0.079
32. マッテオ・フェラーリ ( ITA ) Ongetta-Centro Seta - FTR Honda + 3.101 / 0.018
33. 渡辺 陽向 ( JPN ) La Fonte Tascaracing - Honda + 3.426 / 0.325

34. ロレンツォ・バルダッサーリ ( ITA ) GO&FUN Gresini Moto3 - FTR Honda + 3.633 / 0.207
35. ケビン・ハーヌス ( GER ) Thomas Sabo GP Team - Honda + 6.043 / 2.410



Records:

Fastest Lap: Lap: 12 アレックス・リンス 1'46.660
Circuit Record Lap: 2012 ロマーノ・フェナティ 1'52.774
Best Lap: 2013 アレックス・リンス 1'46.660





COMMENT

YAMAHA

ホルヘ・ロレンソ (MotoGP 1番手)

「ポールポジションを獲得できてうれしいよ!最高の誕生日プレゼントだ。今日は気温が高く、前のMoto2の予選セッションでたくさんの転倒者も出たからコース・コンディションが良くないことはわかっていた。そのなかでも何とか完璧な走りをしたいと思っていたんだけれど、結局できなかったんだ。2か所のブレーキング・ゾーンでミスをしてはらみ、コンマ数秒遅れてしまったからね。でもそれ以外の場所はかなり速く、限界ぎりぎりのところで走ることができたから、このような結果を出すことができた。予選で出したタイムはたいてい、他の機会に再現することはできないもの。明日は厳しい戦いになるだろうが、これからさらにセッティングを煮詰めて楽にハイペースを走れるようにしていきたい。そのなかで優勝を、あるいは少なくとも表彰台を狙っていきたいと思う」

ヴァレンティーノ・ロッシ (MotoGP 5番手)

「悪くはなかったよ。ポジションだって今季最高だ。グリッド2列目なら文句はない。終盤で転倒してしまったのは残念だったけれど、怪我もなかったし何の問題も出なかったので大丈夫。いずれにしても明日への準備はできたということなんだ。決勝での課題は、消耗したタイヤでどこまでペースを上げられるかということ。もし気温が高くなればリアタイヤのスライドが激しくなるので、スタートから6周目、7周目あたりを過ぎたころのリズムに注意しないとね。これからまたベスト・セッティングを追求して明日に備えたい」

ウィルコ・ズィーレンベルグ (チーム監督)

「ポールポジションを獲得して、最高の誕生日プレゼントになった。もちろん我々もとても喜んでいる。でももっと大事なのが明日。みんな苦労している様子で、今日もたくさんの転倒があった。気温が高くタイヤの消耗が激しいので、明日もそうした状況に備えてマシンのベストバランスを探さなければならない。つまりレースはどんな展開にもなり得る。トラブルの少なかったライダーが優勝することになるだろうが、序盤でトップに立ったからといってそのまま勝てるとは限らない。24ラップを1本のタイヤで走りきったことがないので、長いレースのなかでどのマシンが力を発揮してくるのか今は判断が難しい」

マッシモ・メレガリ (チームディレクター)

「見事なポールポジション獲得だ。ホルヘは今日も素晴らしいタイムをたたき出した。バレンティーノのほうは不運にもベストラップで転倒してしまったが、スピードには満足している。一番の課題が決勝距離だ。この二日間、タイヤの消耗によっていくつか問題が起きている。しかし、それは他のライダーたちにとっても同様のようだ。これについては引き続き努力を重ね、明日までに少しでも良い状態にもっていきたい。ここまでは非常に順調。明日もきっとうまくいくだろう」

カル・クラッチロー (MotoGP 4番手)

「非常に苦しい一日になった。2回も転倒してしまい、とくに2回目は高速だっただけにひどかったんだ。1回目は、午前中との気温差が激しかったことが原因で、これは完全に僕のミス。2回目は何人かが同じ場所で転倒していて、あそこに何かあったのかもしれないが、それが原因になったわけではないと思っている。僕はブレーキングでミスをしてフロントが滑って行ってしまった。でも本当に激しい転倒だったので、それからすぐにピットに戻って、またコースに復帰して、しかもハイペースを取り戻すことができたことは自分を褒めたい。気温が高くなって難しい状況だが、それは誰もが感じていること。これからさらに変更を加えてフロントのフィーリングを向上させ、明日の決勝に臨みたい。今回はみんな動揺に苦しんでいるみたいだけれど、1日に2回も転倒してしまうのはね…。ちょっと痛みはあるけれど、それで力を緩めることはないよ!」

ブラッドリー・スミス (MotoGP 12番手)

「今回もQP2に進むことができて良かった。そこまではかなり大変だったんだ。決勝用セッティングでのペースは順調なので不安はないけれど、この暑さのなかではとても長く厳しいレースになるだろうね。タイヤが消耗してきたところが肝心。わずか3ラップでグリップが大幅に落ちてしまうので、タイヤのコントロールが重要になるなんだ。今回も一歩一歩、少しずつ前進することができた。そして今も、初めてYZR-M1に乗ったときと同じ問題に取り組んでいる。決勝はまた勉強。好スタートを切って、上位のライダーたちについて行くことができたら、多くの経験ができるだろう」




HONDA

ダニ・ペドロサ (MotoGP 2番手)

「今日は全体を通してうまくいきましたが、予選ではセッション終盤に8コーナーで転倒してしまいました。プッシュしすぎてしまい、フロントから転倒したのかもしれません。今週末は順調で、2日間を通して気持ちよく乗れています。マシンはすばらしい仕上がりで、明日もうまくいくことを願っています。決勝ではアベレージが最も重要になってくるので、いいスタートを切って力強いレースをしたいです」

マルク・マルケス (MotoGP 3番手)

「思っていたよりうまくいったので、とてもうれしいです。今大会は、厳しい週末になると分かっていましたが、予選セッションでは、予想していたより順調でした。とにかく、フロントローからスタートするのはとても重要なことです。ダニとロレンソは今のところ、僕より一歩前にいます。しかし、100%の力を出して、自分のレースをしたいと思います。決勝レースは、大変な戦いになることを覚悟しています。暑く、タイヤにも厳しいと思いますが、地元のファンの前でいい結果を出せるようにがんばります」

アルバロ・バウティスタ (MotoGP 6番手)

「今日のセッションは楽ではありませんでした。昨日のリアの問題を解決するために、一生懸命がんばらなければなりませんでした。すべて解決できたわけではなく、明日の午前中のウォームアップで、引き続き解決策を見つけなければなりません。予選ではベストを尽くしました。しかし、路面コンディションが難しく、フロントタイヤには厳しかったです。特に、リアにソフトタイヤを使ったときが大変でした。今日はたくさんのライダーが転倒しましたが、そのせいだと思います。僕も何度か転倒しそうになりましたが、幸い立て直すことができました。2列目を獲得できたのは、全体的にポジティブな結果です。明日の決勝レースでは、上位の3人には手が届かないと思いますが、第2グループについていく自信はあります。すばらしい仕事をしてくれたチームに感謝したいです。明日はいい結果を出せることを願っています」

ステファン・ブラドル (MotoGP 8番手)

「チーム全員にとって、とてもエキサイティングな一日になりました。トップグループとはかなり離れています。これはいつものペースではありません。今日はもっと速く走れると思っていました。しかし、フロントエンドに問題を抱え、思ったようにプッシュすることができませんでした。そのため、『予選1』も走らなければなりませんでした。昨日は、転倒のあと自信を取り戻そうとしていました。しかし、フロントの感触をよくするための作業が、正しい方向に向かっていません」

ブライアン・スターリン (MotoGP/CRT 18番手)

「ベストグリッドを獲得することができたので、うれしいです。まだ改善の余地はたくさんありますが、進展があったと思います。明日の決勝レースでは、また一歩前進したいです。僕を支えてくれているチームに感謝しています」




CRT クレイミング・ルール・チーム

※ カルディオン・AB・モータースポーツのカレル・アブラハムは、フリー走行3前にメディカルチェックを受け、2日目以降の欠場を決断した。

カレル・アブラハム (カルディオン・AB)(ART アプリリア・レーシング・テクノロジー)

「昨日は可能だと考えたから、鎮痛剤を投与せずにトライしたけど、無理だったから、鎮痛剤でトライしたけど、良くなかった。痛みが激しかった。もしかしたら、翌日は良くなるかもしれないと考えたけど、状況は悪化した」




Moto2

エステベ・ラバト (Moto2 1番手)

「初めてのポールポジション獲得は、すばらしい気分です。特にここは(地元の)ヘレスなのでうれしいです。午後のセッションでは、暑さのために、かなりスライドしました。しかし、金曜日のセッションからいいセッティングを見つけることができました。予選では、最後のセクターで問題を抱えていましたが、そのあとチームが調整してくれたことで、楽に走ることができました。そのときにベストタイムを出すことができました」

スコット・レディング (Moto2 2番手)

「すべてのセッションで、快適に速く走ることができました。しかし、ラバトはずっと強くて、僕より安定した速さがありました。予選では一生懸命がんばってトップをキープしていましたが、最後にラバトに抜かれてしまいました。彼のラップは見ていませんでしたが、きっと特別な走りだったと思います。あと0.2秒ほど詰められたかもしれませんが、本当に限界でした。フロントローを獲得できて満足しています。明日の決勝に向けて準備は整いました。マシンはうまく機能しています。タイヤの限界も分かります。あとはどういうレースをするかです」

中上貴晶 (Moto2 3番手)

「今日はポールポジションを狙える状況ではないということを、セッションが始まってすぐに感じました。路面温度が50℃を超えて、Moto2クラスの前に行われたMotoGPクラスでも転倒車が続出していたので、慎重に走りました。それでも、フロントタイヤがつぶれてホッピングのような状態になり、最初のアタックでマークしたタイムが限界でした。それからは、そのタイムを更新できませんでしたし、なんとかフロントローに残れてよかったという感じです。開幕から2戦(の予選)では悔しい2番手でしたが、今回は、厳しい状況の中でフロントローに残れてうれしいです。できれば気温が低い方が自分にはいいので、明日の天候を見て、最終的なセッティングを決める予定です」

高橋裕紀 (Moto2 21番手)

「今日は新しいフレームに換えて走りました。スペインGPの前に岡山でテストをしたフレームですが、剛性が上がっていて、間違いなくフレームはよくなっていることを感じました。しかし、午前中のフリー走行と午後の予選とでは、あまりにもコンディションが違いすぎて、セッティングを合わせることができませんでした。セッティングの方向を間違えてしまったことも影響しました。マシンの状態がよくなっているのに、結果につなげられず残念でした。明日は、いいレースをして、一つでもポジションを上げたいと思っています」




Moto3

ブラッド・ビンダー  (Moto3 4番手)

「予選のアタックは、かなりうまくいきました。最後のセクションでタイムをロスしましたが、せっかくのアタックを無駄にしないように、リスクを負わない走りをしました。昨年のザクセンリンクでも2列目を獲得しましたが、そのときは6番手でしたので、今回の結果が予選の自己ベストです。タイヤに合わせてもう少しセットアップを改善することができれば、決勝レースはとてもうまくいくと思います」

ジャック・ミラー  (Moto3 5番手)

「着実に前進することができました。予選では、スリップストリームを使わず、ずっと一人で周回していました。そのため、大きな差が出ましたが、2列目を獲得できてうれしいです。決勝では、トップグループについていくことが目標になります。そのあとどんな展開になるのか見てみたいです。これまでの2つのサーキットと比べると、長いストレートがないので、いいバトルができると思います」

ニッコロ・アントネッリ  (Moto3 6番手)

「フロントローは獲得できませんでしたが、2列目を獲得できてうれしいです。フロントローも可能だったかもしれません。しかし、最後は全力を出すことができませんでした。もしかしたら、少し集中力が欠けてしまったのかもしれません。しかし、明日は自信があります。トップグループで戦えるようにベストを尽くします」

渡辺 陽向  (Moto3 33番手)

「着実に前進していますし、課題になっているコーナーの進入とコーナリングも、徐々によくなっていると思います。しかし、それをタイムにつなげられなかったのが残念です。明日は、一つでも上のポジションを獲得することを目標に、全力を尽くします」




※ フリープラクティス3回目、およびMotoGPクラスのフリープラクティス4回目のリザルトは、続きを読むをクリック




FP3 / FP4 リザルト

MotoGP Free Practice 4

■コースコンディション:ドライ
■気温:26度
■路面温度:47度
■湿度:34%



FP4 Result:

1. ホルヘ・ロレンソ ( SPA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha 1'38.997
2. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda + 0.298 / 0.298
3. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha + 0.316 / 0.018
4. マルク・マルケス ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda + 0.846 / 0.530
5. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha + 1.075 / 0.229

6. アンドレア・イアンノーネ ( ITA ) Energy T.I. Pramac Racing - Ducati + 1.159 / 0.084
7. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) GO&FUN Honda Gresini - Honda + 1.196 / 0.037
8. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Ducati Team - Ducati + 1.461 / 0.265
9. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team - Ducati + 1.537 / 0.076
10. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Power Electronics Aspar - ART + 1.569 / 0.032

11. 青山 博一 ( JPN ) Avintia Blusens - FTR + 1.845 / 0.276
12. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Ducati Test Team - Ducati + 1.879 / 0.034
13. ステファン・ブラドル ( GER ) LCR Honda MotoGP - Honda + 1.972 / 0.093
14. エクトール・バルベラ ( SPA ) Avintia Blusens - FTR + 2.058 / 0.086
15. ブラッドリー・スミス ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha + 2.200 / 0.142

16. ランディ・ド・ピュニエ ( FRA ) Power Electronics Aspar - ART + 2.243 / 0.043
17. ルーカス・ペセック ( CZE ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter + 2.638 / 0.395
18. クラウディオ・コルチ ( ITA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki + 2.854 / 0.216
19. コーリン・エドワーズ ( USA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki + 3.013 / 0.159
20. ダニーロ・ペトルッチ ( ITA ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter + 3.102 / 0.089

21. ブライアン・スターリン ( AUS ) GO&FUN Honda Gresini - FTR Honda + 3.102
22. ミケーレ・ピロ ( GBR ) Paul Bird Motorsport - PBM + 3.390 / 0.288
23. ヨニー・エルナンデス ( COL ) Paul Bird Motorsport - ART + 3.608 / 0.218

- カレル・アブラハム ( CZE ) Cardion AB Motoracing - ART



Records:

Fastest Lap: Lap: 2 ホルヘ・ロレンソ 1'38.997
Circuit Record Lap: 2010 ダニー・ペドロサ 1'39.731
Best Lap: 2008 ホルヘ・ロレンソ 1'38.189




MotoGP Free Practice 3

■コースコンディション:ウェット
■気温:16度
■路面温度:18度
■湿度:65%



FP3 Result:

1. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha 1'38.975
2. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda + 0.019 / 0.019
3. ホルヘ・ロレンソ ( SPA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha + 0.103 / 0.084
4. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha + 0.130 / 0.027
5. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Ducati Team - Ducati + 0.519 / 0.389

6. マルク・マルケス ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda + 0.525 / 0.006
7. エクトール・バルベラ ( SPA ) Avintia Blusens - FTR + 0.640 / 0.115
8. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team - Ducati + 0.645 / 0.005
9. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Energy T.I. Pramac Racing - Ducati + 0.712 / 0.067
10. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) GO&FUN Honda Gresini - Honda + 0.795 / 0.083

11. ステファン・ブラドル ( GER ) LCR Honda MotoGP - Honda + 0.858 / 0.063
12. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Power Electronics Aspar - ART + 0.913 / 0.055
13. ブラッドリー・スミス ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha + 1.009 / 0.096
14. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Ducati Test Team - Ducati + 1.060 / 0.051
15. ダニーロ・ペトルッチ ( ITA ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter + 1.434 / 0.374

16. ランディ・ド・ピュニエ ( FRA ) Power Electronics Aspar - ART + 1.579 / 0.145
17. 青山 博一 ( JPN ) Avintia Blusens - FTR + 2.129 / 0.550
18. ルーカス・ペセック ( CZE ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter + 2.221 / 0.092
19. ブライアン・スターリン ( AUS ) GO&FUN Honda Gresini - FTR Honda + 2.543 / 0.322
20. ヨニー・エルナンデス ( COL ) Paul Bird Motorsport - ART + 2.732 / 0.189

21. コーリン・エドワーズ ( USA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki + 2.740 / 0.008
22. マイケル・ラバティ ( GBR ) Paul Bird Motorsport - PBM + 3.038 / 0.298
23. クラウディオ・コルチ ( ITA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki + 3.322 / 0.284

- カレル・アブラハム ( CZE ) Cardion AB Motoracing - ART



Records:

Fastest Lap: Lap: 7 カル・クラッチロー 1'38.975
Circuit Record Lap: 2010 ダニー・ペドロサ 1'39.731
Best Lap: 2008 ホルヘ・ロレンソ 1'38.189




Moto2 Free Practice 3

■コースコンディション:ドライ
■気温:18度
■路面温度:25度
■湿度:57%



FP3 Result:

1. エステベ・ラバト ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex 1'42.967
2. ポル・エスパルガロ ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex + 0.221 / 0.221
3. ニコラス・テロール ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter + 0.497 / 0.276
4. スコット・レディング ( GBR ) Marc VDS Racing Team - Kalex + 0.528 / 0.031
5. 中上 貴晶 ( JPN ) Italtrans Racing Team - Kalex + 0.598 / 0.070

6. トニー・エリアス ( SPA ) Blusens Avintia - Kalex + 0.637 / 0.039
7. ジョルディ・トーレス ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter + 0.667 / 0.030
8. マルセル・シュロッター ( GER ) Desguaces La Torre SAG - Kalex + 1.024 / 0.357
9. ミカ・カリオ ( FIN ) Marc VDS Racing Team - Kalex + 1.031 / 0.007
10. ドミニク・エガーター ( SWI ) Technomag carXpert - Suter + 1.034 / 0.003

11. ザビエル・シメオン ( BEL ) Desguaces La Torre Maptaq - Kalex + 1.078 / 0.044
12. フリアン・シモン ( SPA ) Italtrans Racing Team - Kalex + 1.079 / 0.001
13. トーマス・ルティ ( SWI ) Interwetten Paddock Moto2 Racing - Suter + 1.166 / 0.087
14. ラタバー・ウィライロー ( THA ) Thai Honda PTT Gresini Moto2 - Suter + 1.173 / 0.007
15. シモーネ・コルシ ( ITA ) NGM Mobile Racing - Speed Up + 1.262 / 0.089

16. アンソニー・ウェスト ( AUS ) QMMF Racing Team - Speed Up + 1.300 / 0.038
17. ランディ・クルメンナッハー ( SWI ) Technomag carXpert - Suter + 1.324 / 0.024
18. アクセル・ポンス ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex + 1.397 / 0.073
19. 高橋 裕紀 ( JPN ) IDEMITSU Honda Team Asia - Moriwaki + 1.501 / 0.104
20. アレックス・デ・アンジェリス ( RSM ) NGM Mobile Forward Racing - Speed Up + 1.508 / 0.007

21. ヨハン・ザルコ ( FRA ) Came Iodaracing Project - Suter + 1.558 / 0.050
22. カイル・スミス ( GBR ) Blusens Avintia - Kalex + 1.601 / 0.043
23. サンドロ・コルテセ ( GER ) Dynavolt Intact GP - Kalex + 1.762 / 0.161
24. マイク・ディ・メッリオ ( FRA ) JiR Moto2 - Motobi + 1.821 / 0.059
25. リカルド・カルダス ( SPA ) NGM Mobile Forward Racing - Speed Up + 1.883 / 0.062

26. ダニ・リバス ( SPA ) TSR Motorsport - Kalex + 1.883
27. ダニー・ケント ( GBR ) Tech 3 - Tech 3 + 1.927 / 0.044
28. スティーブン・オデンダール ( RSA ) Argiñano & Gines Racing - Speed Up + 1.946 / 0.019
29. マティア・パッシーニ ( ITA ) NGM Mobile Racing - Speed Up + 2.093 / 0.147
30. アレックス・マリネラレナ ( SPA ) TargoBank Motorsport - Suter + 2.361 / 0.268

31. ドニ・タタ・プラディタ ( INA ) Federal Oil Gresini Moto2 - Suter + 2.663 / 0.302
32. アルベルト・モンカヨ ( SPA ) Argiñano & Gines Racing - Speed Up + 2.982 / 0.319
33. ルイ・ロッシ ( FRA ) Tech 3 - Tech 3 + 3.036 / 0.054
34. ラフィド・トパン・スキプト ( INA ) QMMF Racing Team - Speed Up + 3.601 / 0.565



Records:

Fastest Lap: Lap: 20 エステベ・ラバト 1'42.967
Circuit Record Lap: 2010 トニー・エリアス 1'44.710
Best Lap: 2011 ステファン・ブラドル 1'42.706




Moto3 Free Practice 3

■コースコンディション:ウェット
■気温:15度
■路面温度:15度
■湿度:72%



FP3 Result:

1. アレックス・リンス ( SPA ) Estrella Galicia 0,0 - KTM 1'46.938
2. ジョナス・フォルガー ( GER ) Mapfre Aspar Team Moto3 - Kalex KTM + 0.113 / 0.113
3. ジャック・ミラー ( AUS ) Caretta Technology - RTG - FTR Honda + 0.409 / 0.296
4. ルイス・サロム ( SPA ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 0.513 / 0.104
5. ニクラス・アジョ ( FIN ) Avant Tecno - KTM + 0.515 / 0.002

6. ジョン・マクフィー ( GBR ) Caretta Technology - RTG - FTR Honda + 0.577 / 0.062
7. ブラッド・ビンダー ( RSA ) Ambrogio Racing - Suter Honda + 0.657 / 0.080
8. ザルファミ・カイルディン ( MAL ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 0.811 / 0.154
9. ニッコロ・アントネッリ ( ITA ) GO&FUN Gresini Moto3 - FTR Honda + 1.085 / 0.274
10. アレックス・マルケス ( SPA ) Estrella Galicia 0,0 - KTM + 1.143 / 0.058

11. ヤクブ・コーンフェイル ( CZE ) Redox RW Racing GP - Kalex KTM + 1.227 / 0.084
12. マーヴェリック・ビニャーレス ( SPA ) Team Calvo - KTM + 1.241 / 0.014
13. ダニー・ウェッブ ( GBR ) Ambrogio Racing - Suter Honda + 1.301 / 0.060
14. アラン・ティーチャー ( FRA ) CIP Moto3 - TSR Honda + 1.315 / 0.014
15. ミゲール・オリベイラ ( POR ) Mahindra Racing - Mahindra + 1.395 / 0.080

16. エリック・グラナド ( BRA ) Mapfre Aspar Team Moto3 - Kalex KTM + 1.480 / 0.085
17. アーサー・シシス ( AUS ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 1.616 / 0.136
18. ジャスパー・イウェマ ( NED ) RW Racing GP - Kalex KTM + 1.642 / 0.026
19. アレックス・マスボー ( FRA ) Ongetta-Rivacold - FTR Honda + 1.696 / 0.054
20. エフレン・バスケス ( SPA ) Mahindra Racing - Mahindra + 1.824 / 0.128

21. ロマーノ・フェナティ ( ITA ) San Carlo Team Italia - FTR Honda + 2.129 / 0.305
22. アレッサンドロ・トヌッチ ( ITA ) La Fonte Tascaracing - Honda + 2.168 / 0.039
23. イサック・ビニャーレス ( SPA ) Ongetta-Centro Seta - FTR Honda + 2.425 / 0.257
24. アナ・カラスコ ( SPA ) Team Calvo - KTM + 2.552 / 0.127
25. フアン・フランシスコ・ゲバラ ( SPA ) CIP Moto3 - TSR Honda + 2.584 / 0.032

26. フランシスコ・バグナイア ( ITA ) San Carlo Team Italia - FTR Honda + 2.670 / 0.086
27. フィリップ・エッテル ( GER ) Tec Interwetten Moto3 Racing - Kalex KTM + 2.725 / 0.055
28. ホルヘ・ナバーロ ( SPA ) Cuna de Campeones - MIR Racing + 2.752 / 0.027
29. ロレンツォ・バルダッサーリ ( ITA ) GO&FUN Gresini Moto3 - FTR Honda + 2.798 / 0.046
30. リヴィオ・ロイ ( BEL ) Marc VDS Racing Team - Kalex KTM + 2.901 / 0.103

31. トニー・フィンスターブッシュ ( GER ) Kiefer Racing - Kalex KTM + 2.902 / 0.001
32. マッテオ・フェラーリ ( ITA ) Ongetta-Centro Seta - FTR Honda + 2.926 / 0.024
33. フロリアン・マリーノ ( GER ) Kiefer Racing - Kalex KTM + 3.007 / 0.081
34. 渡辺 陽向 ( JPN ) La Fonte Tascaracing - Honda + 4.614 / 1.607
35. ケビン・ハーヌス ( GER ) Thomas Sabo GP Team - Honda + 6.152 / 1.538



Records:

Fastest Lap: Lap: 15 アレックス・リンス 1'46.938
Circuit Record Lap: 2012 ロマーノ・フェナティ 1'52.774
Best Lap: 2013 アレックス・リンス 1'46.938




MotoGP : 第3戦 スペイン 初日

2013-05-04 09:59:20 | MotoGP WSB BSB JRR
GRAN PREMIO DE ESPANA

Jerez Circuit

MotoGP 2013 第3戦 スペインGP 初日 リザルト&コメント


■開催日:2013年5月3日(金)初日フリー走行 結果
■開催地:スペイン/ヘレスサーキット(4.423km)




FP2

MotoGP Free Practice 2

■コースコンディション:ドライ
■気温:25度
■路面温度:45度
■湿度:39%

1. ホルヘ・ロレンソ ( SPA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha 1'39.562
2. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha + 0.171 / 0.171
3. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda + 0.195 / 0.024
4. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha + 0.312 / 0.117
5. マルク・マルケス ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda + 0.327 / 0.015

6. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) GO&FUN Honda Gresini - Honda + 0.945 / 0.618
7. アンドレア・イアンノーネ ( ITA ) Energy T.I. Pramac Racing - Ducati + 1.012 / 0.067
8. エクトール・バルベラ ( SPA ) Avintia Blusens - FTR + 1.174 / 0.162
9. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Power Electronics Aspar - ART + 1.176 / 0.002
10. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team - Ducati + 1.275 / 0.099

11. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Ducati Team - Ducati + 1.322 / 0.047
12. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Ducati Test Team - Ducati + 1.340 / 0.018
13. ブラッドリー・スミス ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha + 1.428 / 0.088
14. ステファン・ブラドル ( GER ) LCR Honda MotoGP - Honda + 1.491 / 0.063
15. ランディ・ド・ピュニエ ( FRA ) Power Electronics Aspar - ART + 1.516 / 0.025

16. ダニーロ・ペトルッチ ( ITA ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter + 2.189 / 0.673
17. 青山 博一 ( JPN ) Avintia Blusens - FTR + 2.212 / 0.023
18. クラウディオ・コルチ ( ITA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki + 2.228 / 0.016
19. コーリン・エドワーズ ( USA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki + 2.496 / 0.268
20. ヨニー・エルナンデス ( COL ) Paul Bird Motorsport - ART + 3.041 / 0.545

21. ブライアン・スターリン ( AUS ) GO&FUN Honda Gresini - FTR Honda + 3.044 / 0.003
22. マイケル・ラバティ ( GBR ) Paul Bird Motorsport - PBM + 3.412 / 0.368
23. カレル・アブラハム ( CZE ) Cardion AB Motoracing - ART + 3.794 / 0.382
24. ルーカス・ペセック ( CZE ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter + 3.841 / 0.047



Records:
Fastest Lap: Lap: 4 ホルヘ・ロレンソ 1'39.562
Circuit Record Lap: 2010 ダニー・ペドロサ 1'39.731
Best Lap: 2008 ホルヘ・ロレンソ 1'38.189




Moto2 Free Practice 2

■コースコンディション:ドライ
■気温:24度
■路面温度:46度
■湿度:36%

1. スコット・レディング ( GBR ) Marc VDS Racing Team - Kalex 1'43.984
2. エステベ・ラバト ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex + 0.037 / 0.037
3. 中上 貴晶 ( JPN ) Italtrans Racing Team - Kalex + 0.133 / 0.096
4. トーマス・ルティ ( SWI ) Interwetten Paddock Moto2 Racing - Suter + 0.309 / 0.176
5. ドミニク・エガーター ( SWI ) Technomag carXpert - Suter + 0.417 / 0.108

6. ニコラス・テロール ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter + 0.429 / 0.012
7. ポル・エスパルガロ ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex + 0.527 / 0.098
8. ジョルディ・トーレス ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter + 0.528 / 0.001
9. トニー・エリアス ( SPA ) Blusens Avintia - Kalex + 0.782 / 0.254
10. マルセル・シュロッター ( GER ) Desguaces La Torre SAG - Kalex + 0.829 / 0.047

11. ザビエル・シメオン ( BEL ) Desguaces La Torre Maptaq - Kalex + 0.833 / 0.004
12. マティア・パッシーニ ( ITA ) NGM Mobile Racing - Speed Up + 0.931 / 0.098
13. ランディ・クルメンナッハー ( SWI ) Technomag carXpert - Suter + 0.940 / 0.009
14. アクセル・ポンス ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex + 0.947 / 0.007
15. ヨハン・ザルコ ( FRA ) Came Iodaracing Project - Suter + 0.962 / 0.015

16. フリアン・シモン ( SPA ) Italtrans Racing Team - Kalex + 0.980 / 0.018
17. ミカ・カリオ ( FIN ) Marc VDS Racing Team - Kalex + 1.013 / 0.033
18. アレックス・デ・アンジェリス ( RSM ) NGM Mobile Forward Racing - Speed Up + 1.098 / 0.085
19. アンソニー・ウェスト ( AUS ) QMMF Racing Team - Speed Up + 1.128 / 0.030
20. ラタバー・ウィライロー ( THA ) Thai Honda PTT Gresini Moto2 - Suter + 1.196 / 0.068

21. マイク・ディ・メッリオ ( FRA ) JiR Moto2 - Motobi + 1.297 / 0.101
22. スティーブン・オデンダール ( RSA ) Argiñano & Gines Racing - Speed Up + 1.302 / 0.005
23. リカルド・カルダス ( SPA ) NGM Mobile Forward Racing - Speed Up + 1.370 / 0.068
24. ダニ・リバス ( SPA ) TSR Motorsport - Kalex + 1.443 / 0.073
25. カイル・スミス ( GBR ) Blusens Avintia - Kalex + 1.514 / 0.071

26. サンドロ・コルテセ ( GER ) Dynavolt Intact GP - Kalex + 1.623 / 0.109
27. ダニー・ケント ( GBR ) Tech 3 - Tech 3 + 1.753 / 0.130
28. シモーネ・コルシ ( ITA ) NGM Mobile Racing - Speed Up + 1.776 / 0.023
29. 高橋 裕紀 ( JPN ) IDEMITSU Honda Team Asia - Moriwaki + 2.294 / 0.518
30. ドニ・タタ・プラディタ ( INA ) Federal Oil Gresini Moto2 - Suter + 2.609 / 0.315

31. アレックス・マリネラレナ ( SPA ) TargoBank Motorsport - Suter + 2.644 / 0.035
32. ラフィド・トパン・スキプト ( INA ) QMMF Racing Team - Speed Up + 2.661 / 0.017
33. ルイ・ロッシ ( FRA ) Tech 3 - Tech 3 + 2.735 / 0.074
34. アルベルト・モンカヨ ( SPA ) Argiñano & Gines Racing - Speed Up + 3.205 / 0.470



Records:
Fastest Lap: Lap: 5 スコット・レディング 1'43.984
Circuit Record Lap: 2010 トニー・エリアス 1'44.710
Best Lap: 2011 ステファン・ブラドル 1'42.706




Moto3 Free Practice 2

■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:42度
■湿度:46%

1. ジョナス・フォルガー ( GER ) Mapfre Aspar Team Moto3 - Kalex KTM 1'47.660
2. アレックス・リンス ( SPA ) Estrella Galicia 0,0 - KTM + 0.025 / 0.025
3. マーヴェリック・ビニャーレス ( SPA ) Team Calvo - KTM + 0.655 / 0.630
4. ザルファミ・カイルディン ( MAL ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 0.795 / 0.140
5. ブラッド・ビンダー ( RSA ) Ambrogio Racing - Suter Honda + 0.958 / 0.163

6. ルイス・サロム ( SPA ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 1.025 / 0.067
7. エフレン・バスケス ( SPA ) Mahindra Racing - Mahindra + 1.104 / 0.079
8. ロマーノ・フェナティ ( ITA ) San Carlo Team Italia - FTR Honda + 1.113 / 0.009
9. アレックス・マルケス ( SPA ) Estrella Galicia 0,0 - KTM + 1.258 / 0.145
10. ニクラス・アジョ ( FIN ) Avant Tecno - KTM + 1.320 / 0.062

11. ニッコロ・アントネッリ ( ITA ) GO&FUN Gresini Moto3 - FTR Honda + 1.340 / 0.020
12. ホルヘ・ナバーロ ( SPA ) MIR Racing - MIR Racing + 1.389 / 0.049
13. ダニー・ウェッブ ( GBR ) Ambrogio Racing - Suter Honda + 1.393 / 0.004
14. ジャック・ミラー ( AUS ) Caretta Technology - RTG - FTR Honda + 1.645 / 0.252
15. ミゲール・オリベイラ ( POR ) Mahindra Racing - Mahindra + 1.715 / 0.070

16. イサック・ビニャーレス ( SPA ) Ongetta-Centro Seta - FTR Honda + 1.715
17. アレッサンドロ・トヌッチ ( ITA ) La Fonte Tascaracing - Honda + 1.745 / 0.030
18. アーサー・シシス ( AUS ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 1.754 / 0.009
19. ジャスパー・イウェマ ( NED ) RW Racing GP - Kalex KTM + 1.812 / 0.058
20. リヴィオ・ロイ ( BEL ) Marc VDS Racing Team - Kalex KTM + 1.983 / 0.171

21. アラン・ティーチャー ( FRA ) CIP Moto3 - TSR Honda + 2.008 / 0.025
22. エリック・グラナド ( BRA ) Mapfre Aspar Team Moto3 - Kalex KTM + 2.191 / 0.183
23. アレックス・マスボー ( FRA ) Ongetta-Rivacold - FTR Honda + 2.251 / 0.060
24. フアン・フランシスコ・ゲバラ ( SPA ) CIP Moto3 - TSR Honda + 2.554 / 0.303
25. フィリップ・エッテル ( GER ) Tec Interwetten Moto3 Racing - Kalex KTM + 2.573 / 0.019

26. アナ・カラスコ ( SPA ) Team Calvo - KTM + 2.671 / 0.098
27. フロリアン・マリーノ ( GER ) Kiefer Racing - Kalex KTM + 2.958 / 0.287
28. マッテオ・フェラーリ ( ITA ) Ongetta-Centro Seta - FTR Honda + 2.995 / 0.037
29. ロレンツォ・バルダッサーリ ( ITA ) GO&FUN Gresini Moto3 - FTR Honda + 3.103 / 0.108
30. トニー・フィンスターブッシュ ( GER ) Kiefer Racing - Kalex KTM + 3.428 / 0.325

31. フランシスコ・バグナイア ( ITA ) San Carlo Team Italia - FTR Honda + 3.500 / 0.072
32. ジョン・マクフィー ( GBR ) Caretta Technology - RTG - FTR Honda + 4.008 / 0.508
33. 渡辺 陽向 ( JPN ) La Fonte Tascaracing - Honda + 4.488 / 0.480
34. ケビン・ハーヌス ( GER ) Thomas Sabo GP Team - Honda + 6.649 / 2.161

- ヤクブ・コーンフェイル ( CZE ) Redox RW Racing GP - Kalex KTM



Records:
Fastest Lap: Lap: 8 ジョナス・フォルガー 1'47.660
Circuit Record Lap: 2012 ロマーノ・フェナティ 1'52.774
Best Lap: 2013 ジョナス・フォルガー 1'47.660




COMMENT

YAMAHA

ホルヘ・ロレンソ (MotoGP 1番手)

「第2セッションの序盤は第1セッションよりも感触が良かったんだけれど、気温が高くなってきたのでペースをキープするのが大変だった。明日はそのあたりのセッティングをしっかりやらないと。あとコンマ3、4秒詰めて、39秒台を楽にキープできるようになるといいんだけれど…。今日は両セッションでトップに立てたのでうれしかった。でも、もっと上を目指したい」

ヴァレンティーノ・ロッシ (MotoGP 4番手)

「両セッションとも悪くはなかったよ。そのなかでマシンのバランスを追求してきたんだけれど、まだ完璧というところまでは届いていない。そのほかにも決勝用のタイヤ・チョイスにも取り組んだけれど、ソフトもハードもどうもぴったりこないんだ。それでも4位を獲得できたし、タイムも大きく離されたわけじゃない。明日は引き続きこれらの課題に取り組み、決勝までに最高の状態にもっていきたい。予選では5位以内に入らないとね」

ウィルコ・ズィーレンベルグ (チーム監督)

「とても良かったと思う。少なくとも順調な1日だったと言っていいだろう。何よりコンディションに恵まれた。雨が降らなかったし、路面温度も適当だ。そのなかで、前回テストのときと同様、序盤からペースを上げることができた。まだ目標には届いていないが、順調に前進していることは間違いない。ホルヘは好感触をつかんでおり速さもある。明日の予選が楽しみだ」

マッシモ・メレガリ (チームディレクター)

「順位では目標をほぼ達成している。しかし、さらに安定性を高めながらラップタイムを短縮するためには、まだ課題が残っている。今日は2種類のセッティングをテストしてデータを集めることができたので、今晩それをチェックして、ライダーたちのフィーリングと照らし合わせてみようと思っている。その結果で明日までに新たな方法を見つけたい」

カル・クラッチロー (MotoGP 3番手)

「実はかなり厳しい状況だったんだ。セッティングを大幅に変更して、テストのときとまったく違うものになってしまったからね。テストではファステスト・タイムを記録することができたけれど、今日は路面温度がかなり高くなったため同じセッティングではだめだったんだ。それでフィーリング向上のために、少し長めに、低めに変更した。第2セッションもいろいろ変更してたくさん周回を重ね、できるだけ多くのことを試したかった。その結果ここまで来ることができて、明日以降も自信をもって臨めそうだ。さらに前進するためにいくつかのアイディアもあるので、今日はこれからチーム・スタッフとデータを見ながら話し合い、方針を決めていきたい。モンスター・ヤマハ・テック3チームは今日も素晴らしい仕事をしてくれた。おかげで速さと強さが備わり、予選、決勝にも自信を持つことができた」

ブラッドリー・スミス (MotoGP 14番手)

「良かったことは、テストの時よりわずかだけれど速く走れるようになったこと。でもトップとの距離は今もあまり変わっていない。失ったものは何もないが、実質的に得たものもなかったという意味で少し残念な気持ちなんだ。午後のセッションでは走りがよりスムースになってきたと思う。GPマシンでスムースに走るということは非常に重要なことなので、今後もそれが一番の目標になるだろう。今日もまた多くを学ぶことができた。明日はさらに前進を目指したい。第4セクションでかなり遅れてしまうので、データをチェックして解決策を見つけなければ…」




HONDA

ダニ・ペドロサ (MotoGP 2番手)

「今日はいいラップを刻むことができました。タイヤはソフトとハードを試しました。また、サスペンションのセッティングにも取り組みました。全体的には、悪くはありません。明日は、コーナーの進入と出口の両方でマシンがもっと安定するように、セッティングに取り組まなければなりません。そうすれば、もっと速いペースで走れるようになると思います。また、予選に向けての準備もしなければなりません。明日は僅差の戦いになると思います」

マルク・マルケス (MotoGP 5番手)

「今日は、すべてがうまくいきました。昨日のプレスカンファレンスで、『このサーキットでは苦戦するかもしれない』と話しましたが、正直、思っていた以上に順調で、毎周よくなりました。落ち着いて走ることがこのコースでは重要だと思います。午前中は自分の気持ちをコントロールするのが大変でしたが、そのあと落ち着いて、いつものようにセットアップを進めることができました。明日はすべてのライダーが全力で挑むので、さらに集中して前進しなければなりません」

アルバロ・バウティスタ (MotoGP 6番手)

「今日は、気持ちよく走ることができませんでした。最初のセッションから、リアのグリップ不足に苦しみました。アクセルを開けようとするところからリアがスライドし始めました。午後は解決策を探そうとしましたが、答えを見つけることができませんでした。上位のライダーたちとのギャップはそれほど大きくないので、この問題が解決できれば、その差を縮められると思います。このサーキットではコーナーを正確に走ることが非常に重要になります。明日、チームが解決策を見つけることができたら、全く違う結果になると思います」

ステファン・ブラドル (MotoGP 11番手)

「今日は厳しい一日になりました。上位のライダーたちから、少し遅れてしまいました。午後のセッションでは転倒しましたが、ケガはありません。午前中はまずまずの状態で、午後はもっとよくなると期待していました。しかし、その全く逆となってしまいました。別のタイヤを試しましたが、リアグリップが悪くなり、誤った方向へ進んでしまいました。結果的にフロントエンドにも問題が出てしまいました。そのため、午前中と同じセッティング、同じタイヤに戻しましたが、まだ完ぺきではありません。そして上位グループとのギャップを縮めようとしましたが、フロントから転倒してしまいました。今日は少し運がありませんでした。しかし、あまり心配はしていません。明日のプラクティスで前進できると思います」

ブライアン・スターリン (MotoGP/CRT 21番手)

「今日はリアのスピンに苦しみ、思うようにプッシュすることができませんでした。この問題がなければもっとうまくいったと思います。とにかく、思ったようにスロットルを開けることができませんでした。チームにはこの問題の解決策があるみたいですので、明日は前進できると思います。今日の結果には満足していません」




DUCATI

ミケーレ・ピロ (MotoGP 13番手)

「他のライダーたちとのギャップは、それほど大きくないことが嬉しい。フロントにちょっとした問題があったけど、今日のようなコンディションでまだ走ったことがなかった。ニューシャーシとニューエンジンの仕事に取り組んでいる。そのことが嬉しい。他のバイクを試したことがないから、比較はできないけど、月曜にはファクトリーチームのライダーたちが状況を検証するために乗ることになる」




Moto2

エステベ・ラバト (Moto2 1番手)

「今日の結果には満足しています。いいスタートが切れました。午前中は中古タイヤを試し、とてもいいラップタイムを出すことができました。午後はレースへ向けてセッティングをよくしようとがんばり、たくさんの仕事をしました。サスペンションのセットアップ、タイヤの空気圧など、さまざまなことに取り組みました。とても満足しています。明日も引き続きがんばります」

スコット・レディング (Moto2 2番手)

「最初のセッションは完ぺきではありませんでしたが、全体的には快適でした。すぐに速いタイムが出せたわけではありませんが、中古タイヤで安定して走ることができ、いくつかマシンのセッティングを調整しました。しかし、午後はフロントの感触が悪くなりました。テキサスではレースディスタンスに苦戦しましたが、ここではその問題はなさそうです。レースディスタンス以上を走っても速いタイムを出せました。今のところ満足しています。この先どうなるか見てみたいです」

ポル・エスパルガロ (Moto2 3番手)

「グリップがどうして足りないのかよく分かりませんし、なにが起きているのか分かりません。トップとはタイム的に少し離れたところにいますので、がんばって改善しなければなりません。明日はもう少し速くなれるように取り組みたいです。サーキットの最後の高速コーナーのグリップがよくなくて、マシンも快適に走ることができませんでした。理由はよく分かりませんが、データを集めて、前進できるようにがんばりたいです」

中上貴晶 (Moto2 4番手)

「3月の公式テストのセッティングで走り始めたのですが、公式テストとはコンディションが違いすぎて、まるで参考になりませんでした。そのため、コンディションに合わせたセットアップをすることで午前中のセッションは終わりました。午後はさらに路面温度が上がり、セットアップが難しい一日になりました。今日は、ソフトとハードの両方を試しましたが、ハードはグリップが悪かったので、おそらく、決勝はソフトでいくことになります。しかし、ソフトでは26ラップもたないので、前回のアメリカ同様、ソフトでどう走りきるかがカギを握ると思います。明日は予選でポールポジションを狙いながら、決勝に向けてしっかりとセットアップしたいと思います」

高橋裕紀 (Moto2 26番手)

「午前中はまずまずの走りができたと思います。しかし、午後になってコンディションが大きく変わり、全然グリップしませんでした。まるで、路面にオイルがまかれたような状態で、なにをやっても駄目でした。タイヤは最後にハードを試しましたが、まるでグリップせずという状態で時間切れとなりました。明日に向けて課題を残しました。明日は、新型の車体が間に合えば、そちらで走ることになります。もし間に合わなければ、FP1の状態に戻して走ってみたいと思います」




Moto3

ニッコロ・アントネッリ  (Moto3 7番手)

「今日の走りにはある程度満足していますが、完全には満足していません。もっとうまく走れたはずです。しかし、心配はしていません。明日はもっとうまくいくと思います。7番手ですが、イタリア人の中ではトップですので、ポジティブな結果だと思います。でももっとうまくいく自信があるのでがんばりたいです」

渡辺 陽向  (Moto3 33番手)

「前戦アメリカズGPの転倒で背中を痛めましたので、今大会までトレーニングを中止していました。身体を動かしていなかったので、最初のセッションは思うように走れませんでした。午後のセッションは、少しずついつものリズムを取り戻すことができましたが、タイヤの空気圧を間違えていたようで、フロントが切れ込み、リアが流れるという状態でタイムを出すことができませんでした。今日は全体的にタイムが伸びず、僕もテストの2秒落ちでした。明日は、まず3月のテストのベストを更新して、一つでもポジションを上げたいと思います」






※ 午前のフリープラクティス1回目のリザルトは、続きを読むをクリック




FP1

MotoGP Free Practice 1

■コースコンディション:ドライ
■気温:17度
■路面温度:20度
■湿度:73%

1. ホルヘ・ロレンソ ( SPA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha 1'39.701
2. ダニー・ペドロサ ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda + 0.003 / 0.003
3. ヴァレンティーノ・ロッシ ( ITA ) Yamaha Factory Racing - Yamaha + 0.366 / 0.363
4. カル・クラッチロー ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha + 0.412 / 0.046
5. マルク・マルケス ( SPA ) Repsol Honda Team - Honda + 0.784 / 0.372

6. ニッキー・ヘイデン ( USA ) Ducati Team - Ducati + 1.021 / 0.237
7. ステファン・ブラドル ( GER ) LCR Honda MotoGP - Honda + 1.098 / 0.077
8. アルバロ・バウティスタ ( SPA ) GO&FUN Honda Gresini - Honda + 1.137 / 0.039
9. アレックス・エスパルガロ ( SPA ) Power Electronics Aspar - ART + 1.209 / 0.072
10. アンドレア・ドヴィツィオーゾ ( ITA ) Ducati Team - Ducati + 1.243 / 0.034

11. アンドレア・イアンノーネ ( ITA ) Energy T.I. Pramac Racing - Ducati + 1.377 / 0.134
12. ミケーレ・ピロ ( ITA ) Ducati Test Team - Ducati + 1.625 / 0.248
13. エクトール・バルベラ ( SPA ) Avintia Blusens - FTR + 1.639 / 0.014
14. ランディ・ド・ピュニエ ( FRA ) Power Electronics Aspar - ART + 1.730 / 0.091
15. 青山 博一 ( JPN ) Avintia Blusens - FTR + 1.970 / 0.240

16. コーリン・エドワーズ ( USA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki + 2.063 / 0.093
17. ブラッドリー・スミス ( GBR ) Monster Yamaha Tech 3 - Yamaha + 2.077 / 0.014
18. ヨニー・エルナンデス ( COL ) Paul Bird Motorsport - ART + 2.454 / 0.377
19. ダニーロ・ペトルッチ ( ITA ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter + 2.459 / 0.005
20. クラウディオ・コルチ ( ITA ) NGM Mobile Forward Racing - FTR Kawasaki + 3.026 / 0.567

21. ブライアン・スターリン ( AUS ) GO&FUN Honda Gresini - FTR Honda + 3.240 / 0.214
22. カレル・アブラハム ( CZE ) Cardion AB Motoracing - ART + 3.633 / 0.393
23. ルーカス・ペセック ( CZE ) Came IodaRacing Project - Ioda-Suter + 3.863 / 0.230
24. マイケル・ラバティ ( GBR ) Paul Bird Motorsport - PBM + 4.247 / 0.384



Records:
Fastest Lap: Lap: 17 ホルヘ・ロレンソ 1'39.701
Circuit Record Lap: 2010 ダニー・ペドロサ 1'39.731
Best Lap: 2008 ホルヘ・ロレンソ 1'38.189




Moto2 Free Practice 1

■コースコンディション:ドライ
■気温:20度
■路面温度:30度
■湿度:63%

1. エステベ・ラバト ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex 1'43.227
2. スコット・レディング ( GBR ) Marc VDS Racing Team - Kalex + 0.284 / 0.284
3. ポル・エスパルガロ ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex + 0.810 / 0.526
4. ジョルディ・トーレス ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter + 1.004 / 0.194
5. トニー・エリアス ( SPA ) Blusens Avintia - Kalex + 1.060 / 0.056

6. 中上 貴晶 ( JPN ) Italtrans Racing Team - Kalex + 1.101 / 0.041
7. トーマス・ルティ ( SWI ) Interwetten Paddock Moto2 Racing - Suter + 1.195 / 0.094
8. フリアン・シモン ( SPA ) Italtrans Racing Team - Kalex + 1.250 / 0.055
9. ニコラス・テロール ( SPA ) Mapfre Aspar Team Moto2 - Suter + 1.290 / 0.040
10. ザビエル・シメオン ( BEL ) Desguaces La Torre Maptaq - Kalex + 1.310 / 0.020

11. アンソニー・ウェスト ( AUS ) QMMF Racing Team - Speed Up + 1.337 / 0.027
12. アレックス・デ・アンジェリス ( RSM ) NGM Mobile Forward Racing - Speed Up + 1.372 / 0.035
13. ラタバー・ウィライロー ( THA ) Thai Honda PTT Gresini Moto2 - Suter + 1.389 / 0.017
14. ドミニク・エガーター ( SWI ) Technomag carXpert - Suter + 1.401 / 0.012
15. ミカ・カリオ ( FIN ) Marc VDS Racing Team - Kalex + 1.411 / 0.010

16. ヨハン・ザルコ ( FRA ) Came Iodaracing Project - Suter + 1.496 / 0.085
17. マティア・パッシーニ ( ITA ) NGM Mobile Racing - Speed Up + 1.770 / 0.274
18. マルセル・シュロッター ( GER ) Desguaces La Torre SAG - Kalex + 1.796 / 0.026
19. サンドロ・コルテセ ( GER ) Dynavolt Intact GP - Kalex + 2.036 / 0.240
20. リカルド・カルダス ( SPA ) NGM Mobile Forward Racing - Speed Up + 2.102 / 0.066

21. 高橋 裕紀 ( JPN ) IDEMITSU Honda Team Asia - Moriwaki + 2.233 / 0.131
22. ランディ・クルメンナッハー ( SWI ) Technomag carXpert - Suter + 2.318 / 0.085
23. アクセル・ポンス ( SPA ) Tuenti HP 40 - Kalex + 2.447 / 0.129
24. カイル・スミス ( GBR ) Blusens Avintia - Kalex + 2.712 / 0.265
25. マイク・ディ・メッリオ ( FRA ) JiR Moto2 - Motobi + 2.736 / 0.024

26. ルイ・ロッシ ( FRA ) Tech 3 - Tech 3 + 2.785 / 0.049
27. スティーブン・オデンダール ( RSA ) Argiñano & Gines Racing - Speed Up + 3.060 / 0.275
28. ダニー・ケント ( GBR ) Tech 3 - Tech 3 + 3.065 / 0.005
29. ドニ・タタ・プラディタ ( INA ) Federal Oil Gresini Moto2 - Suter + 3.485 / 0.420
30. アレックス・マリネラレナ ( SPA ) TargoBank Motorsport - Suter + 3.589 / 0.104

31. アルベルト・モンカヨ ( SPA ) Argiñano & Gines Racing - Speed Up + 3.590 / 0.001
32. ダニ・リバス ( SPA ) TSR Motorsport - Kalex + 4.351 / 0.761
33. ラフィド・トパン・スキプト ( INA ) QMMF Racing Team - Speed Up + 4.423 / 0.072
34. シモーネ・コルシ ( ITA ) NGM Mobile Racing - Speed Up + 6.783 / 2.360



Records:

Fastest Lap: Lap: 21 エステベ・ラバト 1'43.227
Circuit Record Lap: 2010 トニー・エリアス 1'44.710
Best Lap: 2011 ステファン・ブラドル 1'42.706




Moto3 Free Practice 1

■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:42度
■湿度:46%

1. ジョナス・フォルガー ( GER ) Mapfre Aspar Team Moto3 - Kalex KTM 1'47.660
2. アレックス・リンス ( SPA ) Estrella Galicia 0,0 - KTM + 0.025 / 0.025
3. マーヴェリック・ビニャーレス ( SPA ) Team Calvo - KTM + 0.655 / 0.630
4. ザルファミ・カイルディン ( MAL ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 0.795 / 0.140
5. ブラッド・ビンダー ( RSA ) Ambrogio Racing - Suter Honda + 0.958 / 0.163

6. ルイス・サロム ( SPA ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 1.025 / 0.067
7. エフレン・バスケス ( SPA ) Mahindra Racing - Mahindra + 1.104 / 0.079
8. ロマーノ・フェナティ ( ITA ) San Carlo Team Italia - FTR Honda + 1.113 / 0.009
9. アレックス・マルケス ( SPA ) Estrella Galicia 0,0 - KTM + 1.258 / 0.145
10. ニクラス・アジョ ( FIN ) Avant Tecno - KTM + 1.320 / 0.062

11. ニッコロ・アントネッリ ( ITA ) GO&FUN Gresini Moto3 - FTR Honda + 1.340 / 0.020
12. ホルヘ・ナバーロ ( SPA ) MIR Racing - MIR Racing + 1.389 / 0.049
13. ダニー・ウェッブ ( GBR ) Ambrogio Racing - Suter Honda + 1.393 / 0.004
14. ジャック・ミラー ( AUS ) Caretta Technology - RTG - FTR Honda + 1.645 / 0.252
15. ミゲール・オリベイラ ( POR ) Mahindra Racing - Mahindra + 1.715 / 0.070

16. イサック・ビニャーレス ( SPA ) Ongetta-Centro Seta - FTR Honda + 1.715
17. アレッサンドロ・トヌッチ ( ITA ) La Fonte Tascaracing - Honda + 1.745 / 0.030
18. アーサー・シシス ( AUS ) Red Bull KTM Ajo - KTM + 1.754 / 0.009
19. ジャスパー・イウェマ ( NED ) RW Racing GP - Kalex KTM + 1.812 / 0.058
20. リヴィオ・ロイ ( BEL ) Marc VDS Racing Team - Kalex KTM + 1.983 / 0.171

21. アラン・ティーチャー ( FRA ) CIP Moto3 - TSR Honda + 2.008 / 0.025
22. エリック・グラナド ( BRA ) Mapfre Aspar Team Moto3 - Kalex KTM + 2.191 / 0.183
23. アレックス・マスボー ( FRA ) Ongetta-Rivacold - FTR Honda + 2.251 / 0.060
24. フアン・フランシスコ・ゲバラ ( SPA ) CIP Moto3 - TSR Honda + 2.554 / 0.303
25. フィリップ・エッテル ( GER ) Tec Interwetten Moto3 Racing - Kalex KTM + 2.573 / 0.019

26. アナ・カラスコ ( SPA ) Team Calvo - KTM + 2.671 / 0.098
27. フロリアン・マリーノ ( GER ) Kiefer Racing - Kalex KTM + 2.958 / 0.287
28. マッテオ・フェラーリ ( ITA ) Ongetta-Centro Seta - FTR Honda + 2.995 / 0.037
29. ロレンツォ・バルダッサーリ ( ITA ) GO&FUN Gresini Moto3 - FTR Honda + 3.103 / 0.108
30. トニー・フィンスターブッシュ ( GER ) Kiefer Racing - Kalex KTM + 3.428 / 0.325

31. フランシスコ・バグナイア ( ITA ) San Carlo Team Italia - FTR Honda + 3.500 / 0.072
32. ジョン・マクフィー ( GBR ) Caretta Technology - RTG - FTR Honda + 4.008 / 0.508
33. 渡辺 陽向 ( JPN ) La Fonte Tascaracing - Honda + 4.488 / 0.480
34. ケビン・ハーヌス ( GER ) Thomas Sabo GP Team - Honda + 6.649 / 2.161

- ヤクブ・コーンフェイル ( CZE ) Redox RW Racing GP - Kalex KTM



Records:
Fastest Lap: Lap: 8 ジョナス・フォルガー 1'47.660
Circuit Record Lap: 2012 ロマーノ・フェナティ 1'52.774
Best Lap: 2013 ジョナス・フォルガー 1'47.660



MotoGP : 第3戦 スペイン プレビュー

2013-05-03 15:59:21 | MotoGP WSB BSB JRR




MotoGP 2013 第3戦 スペインGP

■開催日:2013年5月3日(金)フリー走行、4日(土)予選、5日(日)決勝
■開催地:スペイン/ヘレスサーキット



CIRCUIT DATA

■開設:1985年
■コース長:4,423km

■記録

[MotoGP]
Fastest Lap : 2008 ホルヘ・ロレンソ Yamaha 1'38.189
Circuit Record : 2010 ダニー・ペドロサ Honda 1'39.731
Best Pole : 2008 ホルヘ・ロレンソ Yamaha 1'38.189
Top Speed : 2005 マルコ・メランドリ Honda 291.9 km/h

[Moto2]
Fastest Lap : 2011 ステファン・ブラドル Kalex 1'42.706
Circuit Record : 2010 トニー・エリアス Moriwaki 1'44.710
Best Pole : 2011 ステファン・ブラドル Kalex 1'42.706
Top Speed : 2011 アレックス・デ・アンジェリス Motobi 253.0 km/h

[Moto3]
Fastest Lap : 2012 ロマーノ・フェナティ FTR Honda 1'49.760
Circuit Record : 2012 ロマーノ・フェナティ FTR Honda 1'52.774
Best Pole : 2012 アレックス・リンス Suter Honda 1'57.507
Top Speed : 2012 ザルファミ・カイルディン KTM 208.7 km/h

・Fastest Lap (当該セッション中の最速ラップタイム。ここでは過去の最速ラップタイム)
・Circuit Record (過去に記録された決勝レース中の最速ラップタイム)
・Best Pole (過去に記録された予選走行中の最速ラップタイム)


■2012年のリザルト:

[MotoGP]
1. ケーシー・ストーナー Honda 45'37.513
2. ホルヘ・ロレンソ Yamaha +1.421
3. ダニー・ペドロサ Honda +3.621
4. アンドレア・ドヴィツィオーゾ Yamaha +13.846
5. カル・クラッチロー Yamaha +16.690
6. アルバロ・バウティスタ Honda +21.884
7. ヴァレンティーノ・ロッシ Ducati +26.797
8. ベン・スピーズ Yamaha +33.262
9. ステファン・ブラドル Honda +35.867
10. エクトール・バルベラ Ducati +53.363
11. ニッキー・ヘイデン Ducati +1'02.630
12. アレックス・エスパルガロ ART +1'20.736
13. ランディ・ド・ピュニエ ART +1'23.483
14. ミケーレ・ピロ FTR +1'37.905
15. ダニーロ・ペトルッチ Ioda 1 Lap
RT. カレル・アブラハム Ducati 5 Laps
RT. ジェームズ・エリソン ART 10 Laps
RT. ヨニー・エルナンデス BQR 12 Laps
RT. マティア・パッシーニ ART 17 Laps
RT. イヴァン・シルバ BQR 17 Laps

[Moto2]
1. マルク・マルケス Suter 44'04.086
2. ポル・エスパルガロ Kalex +1.987
3. トーマス・ルティ Suter +2.071
4. ヨハン・ザルコ Motobi +9.227
5. アンドレア・イアンノーネ Speed Up +10.481
6. アレックス・デ・アンジェリス Suter +21.180
7. トニー・エリアス Suter +21.394
8. フリアン・シモン Suter +21.504
9. ミカ・カリオ Kalex +21.581
10. ブラッドリー・スミス Tech 3 +24.100

18. 中上 貴晶 Kalex +47.282

RT. 高橋 裕紀 Suter 21 Laps

[Moto3]
1. サンドロ・コルテセ KTM 41'34.536
2. マーヴェリック・ビニャーレス FTR Honda +0.055
3. ルイス・サロム Kalex KTM +11.038
4. ザルファミ・カイルディン KTM +12.195
5. エフレン・バスケス FTR Honda +20.934
6. ニッコロ・アントネッリ FTR Honda +20.976
7. アレックス・リンス Suter Honda +21.792
8. ダニー・ケント KTM +21.888
9. アレックス・マスボー Honda +23.046
10. ヤクブ・コーンフェイル FTR Honda +23.310

23. 藤井 謙汰 TSR Honda +1'30.900



■特徴

 ヘレスサーキットは、欧州の代表的なレイアウトを持つ、一周4.4km、左5、右8箇所のコーナーから構成される中速サーキット。

 スペイン南部のアンダルシア地方にあるヘレスサーキットは、年中穏やかな気候で、熱狂的な観客が多数訪れることで有名。このヘレスで開催されるスペインGPは1987年から続いており、スペインの中で最も歴史を重ねてきたレースである。

 コースは、ヘアピンから高速まで13のコーナーが連続するレイアウトで、マシンを素早く転回させていくセッティングとテクニックが求められる。



■パッシングポイント

バックストレートエンド
1コーナーの進入
最終コーナーの進入



■タイヤ

スペインGP 投入スペック

フロント : ソフト ・ ミディアム
リア : ソフト ・ ミディアム  + (CRT エキストラソフト ・ ソフト)(左右対称コンパウンド)

ウェット : ハード + (オプション エキストラハード2本)

このコースで要求されるタイヤ性能は、フロント/リアのグリップ力(特にコーナリングスピードを上げる為のエッジグリップ)、リアのトラクションと、それらグリップの持続耐久性、そしてハンドリング、ギャップ吸収性など。路面グリップは良い。天気が良ければ、レースではフロント、リア共にハード側を選ぶライダーが多くなると思われる。




スペイン・アンダルシア地方の紹介





ヘレスサーキットはアンダルシア自治州の中のカディス県にある。

アンダルシア地方は、イベリア半島の南、ヨーロッパ大陸の最南端に位置し、ポルトガルにも面している。
州は8つの県で構成され、面積はスペイン国土の17.3%。ベルギー、オランダ、デンマークなどの国々を上回る。
そして、面積の半分近くは山地から形成され、標高3,400m以上のシエラネバダ山脈がある。

人口はスペイン全体の17.3%を占め、スペインで最も多い人口を抱える州である。
州都はセビリア。
カディス県の県都はカディス。
ヘレスは、カディスから約37km北東の内陸に位置する。
ヘレスと愛知県清須市は姉妹都市。

日本からヘレスに向かう場合は、ヨーロッパ内のハブ空港でトランスファーとなり、マドリード (MAD)経由か、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ (XRY)で行く。

気候

アンダルシアはヨーロッパの中でも最も温暖な地方の一つで、地中海気候の特徴を持つ。

観光と世界遺産







文化遺産:
グラナダのアルハンブラ宮殿
セビリア大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館
コルドバ歴史地区(メスキータやメディナ・アサーラ)
ウベダとバエサのルネサンス建築物群


自然遺産:
ドニャーナ国立公園

文化

フラメンコと闘牛の発祥の地。
シェリー酒の産地。



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■天気

      




■タイムスケジュール(日本時間)

2013. 5. 3

Moto3 FP1 16:00 - 16:40
MotoGP FP1 16:55 - 17:40
Moto2 FP1 17:55 - 18:40

Moto3 FP2 20:10 - 20:50
MotoGP FP2 21:05 - 21:50
Moto2 FP2 22:05 - 22:50

2013. 5. 4

Moto3 FP3 16:00 - 16:40
MotoGP FP3 16:55 - 17:40
Moto2 FP3 17:55 - 18:40

Moto3 QP 19:35 - 20:15
MotoGP FP4 20:30 - 21:00
MotoGP Q1 21:10 - 21:25
MotoGP Q2 21:35 - 21:50
Moto2 QP 22:05 - 22:50

2013. 5. 5

Moto3 WUP 15:40 - 16:00
Moto2 WUP 16:10 - 16:30
MotoGP WUP 16:40 - 17:00

Moto3 RAC 18:00
Moto2 RAC 19:20
MotoGP RAC 21:00

Time difference : -7 hours



■TVオンエア情報

G+SPORTS

予選

5月4日(土) 19:30~23:30(生放送) 
※野球中継延長時、20:00から放送の可能性あり
※最大23:45まで放送


5月7日(火) 9:30~13:00

決勝

5月5日(日) 17:45~22:30(生放送)
※野球中継延長時、18:00、18:15、18:45、19:15、19:45から放送の可能性あり
※最大23:00まで放送


5月8日(水) 9:30~13:45

※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください





COMMENT



YAMAHA

ホルヘ・ロレンソ

「ついにヘレスにやって来た!ここは本当に素晴らしいコースで、とくにスペイン人ライダーにとってはとても思い入れのある場所。毎年、グランドスタンドに大勢のファンが詰めかけ応援してくれるんだ。でも今の僕らは、冷静さを忘れずに長いチャンピオンシップ・シーズンのことを考えなければならない。確かにヘレスはヤマハにとって相性の良いコースだけれど、このようなハイレベルの戦いにおいては、ベターではあってもベストと言うことはできないだろう。でも前回のオースティンに比べると全体に小さめでストレートも短いので、これが僕らに不利にはならない。それにそのあとのコーナーも悪くない。少なくとも大好きなコースのひとつなので、きっといい走りができるだろう」

「今日は僕にとって非常に特別な1日。ヘレスでデビューして、2回優勝を挙げた。そして、これは非常に特別なことだ。チャンピオンシップ以上のことだ。タイトルを獲得するのは数人のライダーだけど、コーナーに名前が刻まれるのは、もっと人数が少ない。レースに関しては、ヘレスはヤマハにとって非常に良いトラック。僕のライディングスタイルにとっても非常に良い」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「今回はとても重要なレースなんだ。テストのときと同じように、絶好調の走りができると確信している。ここでうまく仕事をこなして表彰台を目指していきたい。セッティング面では課題がまだ残っているけれど、いくつかいいアイディアも浮かんでいるんだ。また決勝翌日の月曜日にはテストを予定していて、新しいことを試すチャンスになるだろう。次からのヘレス、ルマン、ムジェロはどれも好きなコース。好成績を期待している」

ウィルコ・ツェーレンベルグ (監督)

「ヘレスは相性の良いコースのひとつ。だがそれはライバルたちにとっても同じだろう。少なくとも、ヤマハのマシンはオースティンのときより好調に走ってくれるはずなので、より一層のいい走りを期待したい。何よりグリップ感が格段に良くなるが、これもすべてのライダーに平等だ。我々としてはまずトップとの差を縮めてバトルに持ち込み、そのあとで、カタールのときのようなグリップでの優位性を発揮できるよう力を注ぐ。目標は表彰台。シーズンはまだ長くたくさんのレースが残っているが、常に表彰台獲得が我々の目標になるだろう」

マッシモ・メレガリ (チーム・ディレクター)

「今回は非常に期待している。ここヘレスでは冬季テストで実績を挙げており、ふたりとも3日間のテストを通して安定して速く走ることができた。その状態をキープしてウイーク初日から順調にスタートできるだろう。そして最終的に好成績を獲得できると信じている。決勝後にはまたテストを行う予定。新しいものを試すことが重要なのだ」

カル・クラッチロー

「ヘレスに戻って来られたのはナイスだけど、最も困難なレースになると思う。トップが逃げるには、トリッキーなトラック。当然、最も高い順位に挑戦することができるけど、常にちょっとずつ前進して行く」




HONDA

ダニ・ペドロサ

「オースティンでは優勝を逃しましたが、たくさんのポジティブな要素を持ち帰ることができました。ランキング上位との差を縮めることができたこともうれしいです。そしてプレシーズンのときのいい感触を取り戻すことができたことが、なによりもうれしいです。ヘレスは大好きなサーキットです。雰囲気は最高で、ファンは非常に熱狂的です。1カ月前のテストのときは天気がよくありませんでした。しかし、よく知っているサーキットです。オースティンでの勢いをキープし、金曜日の最初のセッションから一生懸命がんばりたいです。そして決勝レースではベストを尽くしたいです」

マルク・マルケス

「オースティンのレースは一生忘れません。すべてのサポートとメッセージに感謝しています。いよいよヨーロッパへ戻ります。地に足をつけて、集中力を維持しなければなりません。ほかのライダーたちには僕よりもサーキットの経験があるので、僕は一生懸命がんばらなければいけません。ヘレスでは初めて、スペインのファンの前で、MotoGPマシンに乗ってレースをしますのでとても楽しみです。最高の結果を残せるように、ベストを尽くします。表彰台に上がることができれば最高です。目標は引き続き、いろいろ経験を積んで完走することです」

「優勝した後にスペインに戻って来て、ファンにとって、(この優勝が)非常に重要なことだと理解したけど、僕は1年目のシーズンであることを忘れてはいけない。みんなにとってヘレスを迎えることは特別なことだけど、カタールとオースティンのように、僕たちは全力を尽くし、セットアップに集中する。ヘレスではまだ勝ったことがないけど、今週末に初優勝を挙げるとは思わない」

アルバロ・バウティスタ

「オースティンは新しく、初めてのコースだったので、セッティングが難しかったです。しかし、一生懸命がんばってマシンをよくしていくことができました。予選の最後には、すばらしいフィーリングがありましたが、レースでは同じようなフィーリングが得られず、思うようにスロットルを開けられませんでした。(アンドレア)ドヴィツィオーゾ(ドゥカテイ)とのバトルのあとは、とにかく完走して、なるべく多くのポイントを獲得することにしました。今回はヘレスです。ここはとても特別なグランプリで、本当のチャンピオンシップが始まる感じがします。僕にとってもホームグランプリです。すばらしいサーキットなので大好きです。たくさんの友だちやファンがヘレスに応援に来てくれます。すばらしい雰囲気になるでしょう。このサーキットのデータはたくさんありますので、初めからうまくいくと思います。一生懸命取り組んで、マシンの力を最大限引き出したいです。ファンの前でいい結果を出したいです。このサーキットは低速コーナー、高速コーナー、ハードブレーキングゾーン、そして切り返しなど、さまざまな要素の詰まったテクニカルなサーキットです。シャシーとサスペンションの調整が非常に重要になってきます。そして電子制御が重要な役割を果たします。ヘレスでは125ccで優勝しています。すばらしい思い出がたくさんあります」

ステファン・ブラドル

「今シーズン初のヨーロッパラウンドがとても楽しみです。ヘレスでは3月にテストをして、有意義なデータを集めることができました。マシンのパッケージは全体的に快適でした。ヨーロッパに戻り、通常のタイムスケジュールに戻るのでうれしいです。また、スペインの雰囲気はとても温かく、楽しみにしています。カタールGPでリタイアしていましたので、とてもテクニカルなオースティンのサーキットでバトルをすることができたことは、とてもうれしかったです。高いモチベーションをもってヘレスへ向かうことができます。トップ5を維持したいです」




DUCATI

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「序盤2戦、特にテキサスの結果がすごく嬉しい。ニューパーツが投入されることを待たなければいけないけど、ミケーレ・ピロがワイルドカードとして、ニューエンジンマネージメントを搭載したニューシャーシで走る。そのバイクを月曜のテストでトライすることになるだろう」

「ヘレスはお気に入りのサーキットではないけど、僕たちはレース毎に集中しなければいけないから、自信を持って行こう。デスモセディチGP13は、これまでに乗って来たバイクとは全く違うから、ある意味でポジティブ。幾つかのキャラクターを改善できれば、違いを生み出すことができるだろう。昨年は5位だったけど、今一番大切なのは開発を進めることだ」

ニッキー・ヘイデン

「今大会から通常のシーズンが始まるけど、当然ものごとが簡単に行くとは思っていない。ヘレスでテストを実施したけど、あの時は天候が悪く、走り込めなかった。金曜から良い手段で始まり、オースティンより戦闘的になることを期待する。チームのサポートがあり、グッドなリザルトを追求できる自信がある」

ベン・スピーズ

※ プラマック・レーシングは、スペインGPに負傷欠場するベン・スピースの代役を起用せず

「チームの幸運を祈る。同時にリハビリを応援してくれるみんなに感謝したい。100%の回復を目指して、全ての可能性に全力で取り組んでいる。チームとドゥカティにとっても必要なことだ」




CRT クレイミング・ルール・チーム

ブライアン・スターリン (ゴー&ファン・ホンダ・グレシーニ)(FTR + HONDA)

「オースティンでは、MotoGPクラスのレースで初めて完走することができ、たくさんのことを学ぶことができました。ポジティブな経験とともにヘレスへ向かうことができます。そしてヘレスではまた大きく前進できればと思います。マシンに乗るたびに感触がよくなっています。今回も完走することが目標になります。ヘレスはすばらしいサーキットです。ヨーロッパの大勢のMotoGPファンの前での初めてレースとなります。自信はあります。楽しみにしています」

カレル・アブラハム (カルディオン・AB)(ART アプリリア・レーシング・テクノロジー)

※ カルディオン・AB・モータースポーツは、右鎖骨を脱臼骨折したカレル・アブラハムの参戦を決定

「早くトラックに戻りたい。ヘレスにトライする。どうなるか様子を見よう。回復は順調だけど、傷痕が非常に大きいという問題がある。リハビリに取り組んでいるけど、すごく痛い。医師団は悪化のリスクはないことを保証してくれた。重要なのは転倒を回避すること。集中力を維持して、完走することだ」




Moto2

スコット・レディング (ランキング1位)

「ヘレスは今シーズンの中でも厳しい週末になると思います。このサーキットは速いライダーがたくさんいます。そしてスペイン人ライダーにとっては、ホームレースになります。2戦を終えてトップにいますが、チャンピオンシップとしては、まだ名前が並んでいるだけで始まったばかりです。しかし、少なくとも僕は力強いスタートを切ることができました。タイトル争いに加わることができました。もし、優勝できるチャンスがあれば、狙っていきます。しかし今年は優勝を狙うことよりも、着実にポイントを獲得することが大事です。テキサスでもそれを目標としましたし、引き続き、そうしていきたいと思っています。ヘレスを終えてもチャンピオンシップをリードしていたらうれしいです」

ニコラス・テロール (ランキング2位)

「テキサスで獲得した、初めてのMoto2の表彰台がまだ信じられません。テキサスではたくさんの人と喜びを分かち合いました。ここまでくるのに思ったより長い時間がかかりました。でも、いつかは優勝できると思っていました。これまで、なかなか結果につながりませんでしたが、ようやく優勝することができて、モチベーションは上がりました。自信を持つこともできました。この勝利は本当に大きな出来事です。これからは引き続き一生懸命仕事をして、レベルを下げないようにがんばらなければなりません。優勝できるということが分かりましたので、目標は毎戦、表彰台に上がることにしました。ヘレスでの目標は優勝です。プレシーズンのテストでは多くの情報を得ることができ、毎日いい結果を出すことができました。ドライでもウエットでもいい結果を出すことができたので、いいレースにしたいです」

エステベ・ラバト (ランキング3位)

「ヘレスでは、スペインのファンの前でレースができるので、とても楽しみです。ここまでの2戦は、それぞれ違う結果となりましたが、ヨーロッパを離れてのレースという点では同じでした。スケジュールがいつもと違ったり、路面の状況も複雑でした。ヘレスからはいつも通りに戻ります。ここでは、これまでもいい結果を出してきましたので、オースティンでの表彰台に続いて、またいい結果を出したいです」

中上貴晶 (ランキング7位)

「前戦アメリカズGPは、ギアが入りにくくなるトラブルのためにリタイアしました。スペインGPに向けて、その原因を追及していますが、ほぼ原因は解明できたと思います。スペインGPからはエンジンが新しくなるので、カタールGP、そしてアメリカズGPと同じトラブルが出ないようにと、チームもしっかり管理してくれることになりました。カタール、アメリカを終えて、いよいよヨーロッパラウンドがスタートします。ヘレスは、シーズンを通じて最も好きなサーキットの一つで、開幕前のテストでもいい走りができました。オースティンのアメリカズGPは、結果を残せませんでしたが、開幕戦からの勢いは持続できていますので、ヘレスではしっかり結果を残せるようにがんばりたいと思います。今回はイタリアからチームの応援団が170人くらい来てくれるとのことで、いいレースを見せたいと思っています」

高橋裕紀 (ノーポイント)

「アメリカズGPを終えて、スペインGPまでのインターバルを利用して、岡山国際でテストをしました。アメリカズGP前のテストでは、フェアリングのテストの結果もよく、今回は新しい車体のテストをして好フィーリングでした。それはタイムにもしっかり表れているので、次のスペインGPはとても楽しみにしています。カタールとアメリカは、なかなか思うように走れない状況でしたが、それでもしっかりと方向性をつかむことができました。そのデータをもとに新しい車体が作られました。ヘレスは好きなサーキット。マシンが決まればすぐにいい走りができると思っています。2戦を終えてポイントを獲得していないので、今回はポイント獲得を目標に、できるだけ上位を狙っていきます」




Moto3

ブラッド・ビンダー (ランキング9位)

「ヘレスではそれほどトップスピードは必要ないので、いい結果を出したいです。チームには本当に感謝しています。マシンはまるでレースに乗ったようにスムーズです。ヘレスは得意なサーキットの一つなのでうまく走りたいです」

ジャック・ミラー (ランキング10位)

「ヘレスのストレートはそれほど長くはないので、それほど悪い結果にはならないと思います。エンジンがもう少しよくなることを願っています。そしていい結果を出したいです」

アレクシ・マスボー (ランキング11位)

「マシンはもっと改善できると思います。ヘレスは、アメリカズGPのCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)ほどストレートが長くないので、トップとの差はそれほど広がらないと思います。トップ4で戦えることを願っています。シャシーでアドバンテージを得て、トップグループで戦うためにも、一生懸命セッティングに取り組まなければなりません」

渡辺陽向) (ノーポイント

「前戦アメリカズGPは予選の転倒でケガをして欠場しましたが、今回は木曜日のメディカルチェックを受けて、復帰する予定です。体調は順調に回復しています。100%ではありませんが、レースに出場するには支障ありません。カタール、アメリカは初めてのサーキットでした。今回はスペイン選手権、公式テストで走ったことがありますので、ポイント獲得を目標に一つでも上を目指したいです」





トライアル世界選手権 第1戦 日本GP

2013-05-01 09:03:52 | レース その他


2013 FIM トライアル世界選手権シリーズ 第1戦 日本グランプリ

「2013 FIM トライアル世界選手権シリーズ」は、日本での開幕戦を迎えた。

トライアル世界戦は今年、大きなルール変更があり、注目される開幕戦となった。
その変更点とは、ノーストップルールと言い、セクション中に止まる事が減点対象となる事だ。

トライアルでは、ライダーはコース内容を事前に知ることが出来ず、競技当日に初めてコースを目にする。
それだけに、ゲートマーカーの位置関係やルートを探るには、止まって(スタンディングスティル)確認しながらアタックする方法が取られてきた。

それが、今年は止まると5点減点という厳しいルールが適用される為、非常に難しい戦い方を強いられることが予想されていた。
(ノンストップルールに関する説明は、下の動画を参照)

大会が終わって、結果としては大きな混乱もなく、上位入賞者の顔ぶれも変わらない状況であったが、舞台がヨーロッパに移った時に波乱含みとなりそうな気配もある。
止まったか止まってないかの判定は微妙なケースもあり、オブザーバーによる採点基準の違いにより差が出てきそうな感じだ。

また、1ラウンドのセクション数が36セクション以上と決められたことで、日本GPでは12セクションを3ラップし総合点を競う。





2013年4月27日(土) 決勝1日目

 土曜日開催の決勝1日目は、トニー・ボウ(モンテッサ)が25ポイント(26のクリーン)で優勝を果たした。昨年、シーズン6戦全勝と圧倒的に強かったボウは、ノンストップルールにも適応し、他を寄せ付けなかった。2位は、アダム・ラガ(ガスガス)。3位に、昨年も開幕戦で3位に入ったアルベルト・カベスタニー(シェルコ)。
 期待の藤波貴久は、序盤のミスが響いて、4位となった。
 ワイルドカード勢は小川友幸(ホンダ)が7位。、黒山健一(ヤマハ)が9位であった。







1. トニー・ボウ MONTESA 25 ( クリーン 26 )
2. アダム・ラガ GAS GAS 45 ( クリーン 23 )
3. アルバート・カベスタニー SHERCO 63 ( クリーン 15 )
4. 藤波 貴久 MONTESA 69 ( クリーン 11 )
5. ジェローニ・ファハルド BETA 74 ( クリーン 14 )

6. ジェイムス・ダビル BETA 77 ( クリーン 11 )
7. 小川 友幸 HONDA 90 ( クリーン 8 )
8. マイケル・ブラウン GAS GAS 95 ( クリーン 11 )
9. 黒山 健一 YAMAHA 106 ( クリーン 8 )
10. ジャック・チャロナー BETA 115 ( クリーン 8 )

11. 野崎 史高 YAMAHA 131 ( クリーン 7 )
12. アレキサンドレ・フェレール SHERCO 137 ( クリーン 6 )
13. マッテオ・グラッタローラ GAS GAS 144 ( クリーン 2 )
14. 野本 佳章 BETA 152 ( クリーン 0 )
15. ダニエル・オリベラス OSSA 154 ( クリーン 2 )

16. 小川 毅士 BETA 157 ( クリーン 1 )
17. 柴田 暁 HONDA 161 ( クリーン 2 )
18. ペレ・ボレラス GAS GAS 166 ( クリーン 1 )
19. 斎藤 晶夫 HONDA 174 ( クリーン 0 )
20. ブノワ・ダグニコート BETA RET ( クリーン 0 )




トニー・ボウ(優勝)

「開幕戦で勝つこと以上にいいことなんてありません。セクションは非常に難しかったし、止まってはいけないという新しいルールで、数々のリスクを冒さなければいけませんでした。Hondaのホームである日本で勝つことは、いつだって特別な勝利ですが、今回は特に、新しいエンジンを用意してくれたHondaに感謝しなければいけません。新しいエンジンは、アウトドアでのデビュー戦で、とてもいい働きをしてくれました。ただし、新しいルールに対してはこれでよしとは思えません。オブザーバーの採点は厳しいものでしたが、さまざまなケースで、公平な採点をするのはたいへん難しいことだと思います。これからのシーズン、ルールはトライアルをより複雑にしていくのではないかと危惧しています」

藤波貴久(4位)

「実力として、表彰台に乗るのは可能だと思っていましたし、新しいエンジンは、その可能性をさらに強くしていました。しかし、できませんでした。1ラップ目に減点を取りすぎてしまったのがいけなかったと思います。明日、きちんと実力を出しきって、表彰台に上がりたいと思っています。1日目4位、そして2日目に表彰台という流れは昨年と同じですが、歴史は繰り返すというので、ぜひそれを実証したいです」





2013年4月28日(日) 決勝2日目


 決勝2日目、ボウが好調な走りを披露する中、藤波もわずかな差で追う。しかし、第7セクションで、ボウのマシンがエンジンストップし、減点5を加算されてしまった。これで、ジェロニ・ファハルド(ベータ)がトップに立ち、クリーン連発で差を広げていく。対するボウは、第8セクションでまたしても5点となり、大きく順位を落としてしまった。

 2ラップ目、ボウが渾身の走りで、減点を僅か1に抑え追い上げるが、ファハルドが依然トップを維持。

 最終ラップ、好調だったファハルドがまさかの失敗で、このラップで15点となってしまった。後を追っていた藤波は、逆転を賭けた最終セクションを1点で終え、劇的な優勝を果たした。

 藤波の優勝は実に3年ぶり。日本GPでも、8年間優勝から遠ざかっていただけに、感動の逆転優勝となった。








1. 藤波 貴久 MONTESA 16 ( クリーン 28 )
2. ジェローニ・ファハルド BETA 19 ( クリーン 31 )
3. トニー・ボウ MONTESA 20 ( クリーン 30 )
4. アダム・ラガ GAS GAS 22 ( クリーン 26 )
5. ジェイムス・ダビル BETA 26 ( クリーン 25 )

6. アルバート・カベスタニー SHERCO 39 ( クリーン 24 )
7. マイケル・ブラウン GAS GAS 40 ( クリーン 23 )
8. 野崎 史高 YAMAHA 55 ( クリーン 21 )
9. 黒山 健一 YAMAHA 63 ( クリーン 18 )
10. ジャック・チャロナー BETA 70 ( クリーン 15 )

11. 小川 友幸 HONDA 72 ( クリーン 14 )
12. アレキサンドレ・フェレール SHERCO 79 ( クリーン 16 )
13. マッテオ・グラッタローラ GAS GAS 85 ( クリーン 14 )
14. 小川 毅士 BETA 94 ( クリーン 10 )
15. ダニエル・オリベラス OSSA 98 ( クリーン 9 )

16. ブノワ・ダグニコート BETA 114 ( クリーン 6 )
17. 柴田 暁 HONDA 119 ( クリーン 6 )
18. ペレ・ボレラス GAS GAS 135 ( クリーン 4 )
19. 野本 佳章 BETA 146 ( クリーン 4 )
20. 斎藤 晶夫 HONDA 153 ( クリーン 3 )




藤波貴久 (優勝)

「よかった。本当によかったです。この勝利は、とても大きな一勝になると思います。昨日は全く不本意な結果に終わりましたが、練習のときにはノンストップルールを上手に走れていましたので、今日は自信を持って走ることを心掛けました。最終セクションでは1点をついてしまったので、トライ中に『負けた』と思ったのですが、セクションを出たところでファハルド選手に『おめでとう』と声をかけられ、優勝を知りました。新しいエンジンを作ってくれたHondaやHRCの皆さん、そしてなにより、ファンの皆さまのおかげで勝つことができました。ありがとうございます。本当にありがとうございます。長い間、本当に長い間、お待たせしました」

トニー・ボウ (3位)

「今日は1ラップ目がよくなかったですね。5点を3つも取ってしまい、それで今日の勝利はなくなりました。なにがあったのかは、自分自身でも分かりません。それでも、昨日に続いて今日も表彰台に上がることができたので、いい週末だったと思います」

小川友幸 (11位)

「今日は11位と、昨日の7位に比べていい結果とはなりませんでしたが、昨日も今日も、楽しんで走ることができました。今回は藤波選手、ボウ選手と同じマシンに乗ることができ、それが結果に表れたのもよかったと思います。ただマシンに慣れる時間が全くなかったので、2日間走って、正直、まだ慣れてはいません。このマシンには、これから全日本でも乗ることになるので、これからの結果が楽しみです」



ポイントスタンディング

1. トニー・ボウ (モンテッサ・Honda) 35
2. 藤波貴久 (モンテッサ・Honda) 33
3. アダム・ラガ (ガスガス) 30
4. ジェローニ・ファハルド (ベータ) 28
5. アルバート・カベスタニー (シェルコ) 25
6. ジェイムス・ダビル (ベータ) 21
7. マイケル・ブラウン (ガスガス) 17
8. 小川友幸 (Honda) 14
9. 黒山健一 (Yamaha) 14
10. 野崎史高 (Yamaha) 13






トライアル、減点ルールに関する補足



NON STOP TRIAL

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2013年シーズン 採点形式

足を着く(1回) -1ポイント
足を着く(2回) -2ポイント
足を着く(3回以上) -3ポイント

転倒 -5ポイント
ストップ -5ポイント
タイムオーバー1分につき -1ポイント
コースアウト -5ポイント

※コースアウトはゲートマーカーで設定されたルート外を走行した場合適用
※タイムオーバーは各セクション毎に設定された規定時間を超過した場合適用