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MotoGP : ロッシ、セパンまで?

2010-10-06 23:54:17 | MotoGP 2010






翻訳する時間がありませんので、いくつかの記事を適当にまとめて要約を書きます。
関係者らによる情報であり、公式リリースではありませんので、ネタとしてお読みください。




MotoGPモテギのレース終盤、ロッシとロレンソの激しいバトルは、とてもエキサイティングでレースを面白くしてくれました。
レース後、ロッシは上機嫌で激しいバトルの感想を述べていました。
対してロレンソは、ロッシのやり方はフェアーでは無く、やり過ぎで危険だったと述べている。
そして、ロレンソは、リン・ジャービスにこの危険行為を訴え、ヤマハはロレンソの訴えを認めました。
古沢氏は、ロッシに対し懲戒(注意)したようです。

ロッシ自身は、あのバトルが問題だと捉えておらず、多くのファンも好意的に受け止めています。
ロッシは、ヤマハがロレンソの言い分を認めたことで、不信感を募らせている事だろう。

以前にロッシは、フィリップアイランド戦が終了した後、残り2戦をスキップして手術する可能性を示唆していた。
しかし、モテギで思いのほか肩の調子が良く、強力なブレーキングも戻ってきたことで、最終戦まで戦う意思もあったようだ。
それが、モテギ後にヤマハが取った対応により、嫌気がさしてきたロッシは、更に予定を早めるかもしれないのだ。
セパンのレースが終了したら、イタリアの帰国し、肩の手術をするかもしれない。

今までヤマハは、シーズン終了後のバレンシアテストを認めるかどうかを明らかにしてこなかった。
これは、ロッシをシーズン終了後まで抑えておく手段としてのヤマハの戦略だったのだろう。
ヤマハは、懲戒の一環として、シーズン終了後のバレンシアで、ドカティをテストする事を認めない方針という。
そういうことであれば、ロッシは、セパン後にヤマハのマシンから降りる事をためらわないかもしれない。



ロッシとロレンソのバトルに関して、私自身はペナルティとなるような問題は無かったと思っている。
あの終盤の手に汗握るバトルのおかげで、レースが面白くなったし、あれこそが2輪のレースだと思う。
もちろん、危険行為があれば厳しい処分も然るべきだが、彼らはお互いの技量、手の内が分かった上でのハイレベルの衝突であった。
見ていても、どちらかが相手をクラッシュさせようとの意思は感じられず、男の意地をかけた真剣勝負だった。
もしレースが、バトル禁止、パスする時はマージンを取って安全確認したうえでパスしましょう、となったら面白くないでしょう。
抜きあい刺しあいがあるからこそ2輪レースの醍醐味で、F1のようなレースを見たい訳ではない。




追加記事:

●今年のスーパースポーツ世界選手権のチャンピオンとなったケナン・ソフォルグが、Moto2に戦いの場を移すかもしれない。
富沢のシートを引き継ぐ形で、Technomag CIP teamにリンクされている。
さて、WSSチャンピオンが、Moto2マシンにどう順応していくのか、興味深く楽しみだ。

●芳賀は、来シーズンに乗るアプリリアのマシンをテストした。

●ペドロサは、セパンのレースも可能性があれば参戦したい意思を示している。
現実的にはオーストラリアでの復帰を目指しているが、少しの可能性があれば走りたいとの事。