Pegasus_rc's blog

MotoGP / SBK / BSB / 全日本ロードレース選手権 アーカイブス

MotoGP : rossi in kart

2010-08-22 21:56:46 | 動画


カートで遊ぶロッシ。

他にも、シモンチェリ、イアンノーネ、パッシーニ、そして、ドカティのグァレスキまで参加している。



YouTube

valentino rossi in kart.mp4


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「バイクの森おがの」の危機

2010-08-22 00:25:05 | バイクその他


先日、埼玉在住の後輩から連絡が入った。
「バイクの森おがの」が、閉鎖の危機に瀕しているとの事。
「バイクの森おがの」とは、小鹿野町にある世界の希少なオートバイを展示する博物館であり、温泉施設などを併設する。

この施設の運営に当たる町の指定管理者が、赤字経営が続いている為、指定管理者取り消し申請を出したとの事。
以前に、当ブログでも、この町の取り組みを取り上げたのだが、町が主導しての「オートバイによるまちおこし」だっただけに注目していた。
事業を進めた前町長が昨年10月の町長選で落選した事も影響しているようで、新しい町長は町主導から民間主導へ、事業の見直しを図り、前町長時代に計画された休憩施設「ライダーズピット」の建設も中止させた。
少しの税金の無駄使いが許されない今の時代、民間主導というのも納得出来る政策ではあるが、オートバイに乗るものとしては、昨年5月に開館したばかりなのに残念としか言いようがない。

予定では、9月30日で閉館し、同博物館に展示中のオートバイなどは10月中に撤去するとしている。
何とかならないものだろうか。
とりあえず、閉館までは、出来るだけ多くのライダー達が、博物館を訪問して、貴重な展示物を目にしてほしい。

オートバイ人口が減ってきている現状、この「オートバイによるまちおこし」事業が頓挫してしまえば、2輪文化の定着が、更に遠のいてしまいそうで心配である。










当ブログ、2008.10.11付記事
オートバイによる町おこし





asahi.com:「バイクの森おがの」運営会社 経営撤退か



バイクの森おがの | 世界モーターサイクルミュージアム



ウエルカムライダーズおがの



バイクの森おがの - Google マップ




MotoGP : 第10戦 チェコ 採点表

2010-08-19 22:13:28 | MotoGP 2010


『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙の、第10戦チェコGPの成績表を掲載。10点満点。





『10点』

■ホルヘ・ロレンツォ/ヤマハ/優勝

「快進撃が止まらない。10戦7勝はその力を示している。彼のすばらしいところは、多くのミスから学ぶところだ。今やほぼ全てを知っている」



『8点』

■ダニ・ペドロサ/ホンダ/2位表彰台

「ロレンツォを倒すのはそう簡単なことではないが、少なくともペドロサは挑みはした。お得意のスタートダッシュで逃げ切れなかった時点で、もう終ったと悟った」



『7点』

■ケイシー・ストーナー/ドゥカティ/3位表彰台

「連続表彰台でランキングは3位に浮上したが、まだ調子のいいストーナーは戻ってきていない。今回も冴えず、義務は果たしたが感動はなかった」



『6点』

■ヴァレンティーノ・ロッシ/ヤマハ/5位

「よくも悪くもまあまあだった。ひどいスタートで順位を落とし、いつもの挽回もできず散歩しに行ったような日曜となった」




SKY PerfecTV! MOTOR SPORTS



MotoGP : 移籍は正しい

2010-08-19 10:23:53 | MotoGP 2010



Should Rossi move to Ducati? You say yes!



Crashで、ロッシの移籍に関する投票が行われていました。

ドカティへの移籍を良しとするのか、あるいは、他の選択が良かったのかを読者に問いました。

その結果、ドカティへの移籍を良しとする意見が、78%と圧倒的多数となった。
ヤマハ残留すべきという意見は、11%でした。
この11%の中に私の票も入っています。


まだ、残り8戦も残した段階での移籍発表ですが、観戦のモチベーションが落ちた感もある。
MotoGPのチャンピオンは、ロレンソで確定なので、今後の興味は、青山の活躍かな。




投票結果


ロッシの移籍に関し、

ドカティへの移籍は正しい    - 78%
ヤマハに残るべきだった    ? 11%
F1へ転向するべきだった    ? 3%
スズキへ移籍するべきだった  ? 2%
全てのレース活動から身を引くべきだった   ? 2%
WSBKへ転向するべきだった  ? 2%
ホンダへ移籍するべきだった  ? 1%
WRCへ転向するべきだった  ? 1%



投票総数は、5,500票。








MotoGP : ブルノ・テストタイム

2010-08-17 22:12:13 | MotoGP 2010
Brno MotoGP test times - Monday

Crashより


チェコGP決勝翌日の月曜日、公式テストが行われた。

テストは、雨のため、予定より早めに切り上げららた。

このテストでは、ランディ・ド・ピュニエ、アレックス・デ・アンジェリス以外のライダー達は、順調にテストを消化する事が出来た。
また、青山博一が、6月にシルバーストンで脊椎圧迫骨折以来、久しぶりにMotoGPマシンをライディングした。

リズラ・スズキでは、土曜日に転倒し背中を痛めたバウティスタの代わりに、元MotoGPライダーのシルバン・ギュントーリが起用された。
MotoGPポイントリーダーのロレンソと、2011年にそのチームメイトと想定されるベン・スピーズが、YZR-M1の来期仕様プロトタイプをテストした。
ホンダ、ドカティ、スズキは、次戦から投入する新しいパーツをテストした。

ダニー・ペドロサは、まず普段使用しているマシンと、改良型シャーシをテストした。
2010年仕様のマシンをテストしている時に転倒を喫したが、幸い怪我は無かった。
そして、改良型シャーシでは、自身のトップタイムを記録しテストを終える事が出来た。

次にオフィシャルテストは、最終戦バレンシアGPの終了後となります。





test times


1. Jorge Lorenzo ESP Fiat Yamaha Team 1m 56.269s (44 laps)
2. Casey Stoner AUS Ducati Marlboro Team 1m 56.844s (37 laps)
3. Dani Pedrosa* ESP Repsol Honda Team 1m 56.944s (6 laps)
4. Valentino Rossi ITA Fiat Yamaha Team 1m 57.129s (50 laps)
5. Dani Pedrosa ESP Repsol Honda Team 1m 57.424s (28 laps)
6. Colin Edwards USA Monster Yamaha Tech 3 1m 57.512s (41 laps)
7. Ben Spies USA Monster Yamaha Tech 3 1m 57.575s (42 laps)
8. Andrea Dovizioso ITA Repsol Honda Team 1m 57.691s (48 laps)
9. Loris Capirossi ITA Rizla Suzuki MotoGP 1m 57.700s (51 laps)
10. Nicky Hayden USA Ducati Marlboro Team 1m 57.991s (38 laps)
11. Hector Barbera ESP Paginas Amarillas Aspar 1m 58.017s (47 laps)
12. Marco Melandri ITA San Carlo Honda Gresini 1m 58.07s (42 laps)
13. Marco Simoncelli ITA San Carlo Honda Gresini 1m 58.091s (35 laps)
14. Aleix Espargaro ESP Pramac Racing 1m 58.612s (53 laps)
15. Hiroshi Aoyama JPN Interwetten Honda MotoGP 1m 58.830s (46 laps)
16. Mika Kallio FIN Pramac Racing 1m 58.926s (62 laps)
17. Alvaro Bautista** ESP Rizla Suzuki MotoGP 1m 59.454s (30 laps)

* On Honda test bike
** Bike also used by Sylvain Guintoli.




2010 Czech Republic Grand Prix :

Pole position:   Dani Pedrosa ESP Repsol Honda 1m 56.508s
Fastest race lap:  Jorge Lorenzo ESP Fiat Yamaha 1m 57.524s








MotoGP : 第10戦 チェコ アフターザフラッグ

2010-08-17 06:47:45 | MotoGP 2010
GRAND PRIX CESKE REPUBLIKY

Brno




MotoGP 第10戦 チェコGP アフターザフラッグ



■決勝日:2010年8月15日(日)
■開催地:チェコ共和国/ブルノ(5.403km)
■観客:148,120人(3日間:23万8210人)
■周回数:22周(118.866km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:26度
■路面温度:40度
■PP:D・ペドロサ(1分56秒508/ホンダ)
■FL:J・ロレンソ(1分57秒524/ヤマハ)











REPORT




チェコGP決勝は、前夜から朝にかけて激しく降った雨のために、ウオームアップは3クラスともにウエットコンディションとなったが、決勝レースは、125ccクラスがウエット、Moto2クラスとMotoGPクラスはドライコンディションで行われた。前夜からの雨で路面のグリップが変化した上に、風が強かったことから難しいコンディションとなった。

MotoGPは、フロントロウ・イン側発進のロレンソは、好スタートすると直ぐにアウト側に進路をとり、ポールポジションのD・ペドロサに続く2番手で1コーナーに進入。ロレンソはこの周の前半で早くもペドロサをパスしてトップに立つ。その後は2人のテール・ツー・ノーズがしばらく続くが、ロレンソは8周目までに約1秒差のリードを築く。11周目にはファステストラップ、1分57秒524を記録すると、そのリードは12周目に1.5秒差に。17周目3.8秒差とどんどん広がり独走体制へ。終盤はややペースをセーブしたが最終的に2位ペドロサに約5.5秒差のトップでゴール、今季7勝目、自己通算33勝目、モトGPで12勝目を飾った。また、今シーズン10戦目までのすべてのレースで1位または2位を獲得し続けており、この記録は最高峰クラスで歴代3人目となる。




Moto2クラスは、トニー・エリアス(Gresini Racing Moto2)が前戦ドイツGPに続き2連勝、今季4勝目を挙げた。オープニングラップ2番手のエリアスは、序盤の大混戦の中で一時7番手までポジションを落とすが、過去2年MotoGPクラスで表彰台に立っている得意のコースで猛烈な追い上げを披露。トップに浮上し、そのまま逃げ切った。2位には高橋裕紀(TECH 3)。予選5番手から序盤13番手まで順位を落としたが、後半、猛烈に追い上げて2位でチェッカーを受けた。3位には総合2位のアンドレア・イアンノーネ(Fimmco Speed up)。今季3回目のPPから序盤トップを走った富沢祥也(Technomag-CIP)は、電気系のトラブルでエンジンが思うように回らず10位。予選29番手から決勝に挑んだ手島雄介は、転倒リタイアだった。









RIDERS COMMENT




MotoGP




1  ホルヘ・ロレンソ  Yamaha   43:22.638

「昨日はマシンの問題と転倒があって大変だったから、今日このようなことになるとは想像できなかったよ。もっと苦しめられると思っていたんだ。トップに立ってからもペドロサがついてくることを予想していたし、そこが勝負どころだと思ったから、最大限の力でプッシュした。彼が僕を捉えようとするだろうと思っていたけれど、僕も調子が良かったから懸命にプッシュし続けたら、少しずつ引き離すことができたんだ。
前にも言ったように、僕はチャンピオンシップを戦っている。それは今も変わっていないけれど、でも勝利のチャンスが巡って来たなら、それをつかみとらなければならないんだ!シーズン7勝目は最高にうれしくて、とくに昨日の問題を取り除いてくれたチームのみんなに感謝している。明日のテストは、シーズン終盤で助けになるはずの重要なもの。それが終わったら大好きなインディアナポリスへ向かう」


2  ダニ・ペドロサ  Honda   +5.494

「スタートもよく、1コーナーはトップで通過できたのだが、最初の左コーナーで、タイヤの温度が上がりきっていないと思い、慎重に走ったら、ベンとホルヘに抜かれてしまった。その後、ベンを抜いてホルヘを追った。全力でプッシュして追いついたが、昨日のようなペースで走ることができなかった。今日はコーナーの立ち上がりでスピニングしていて出口でロスしていた。いろいろと乗り方をアジャストしたのだが、徐々にリードを広げられてしまった。2位に終わったが、前回のアメリカが転倒リタイアだったので、こうして2位になれてよかった。決して満足のいく結果ではないが、明日のテストでさらにいい状態を見つけたい」



3  ケーシー・ストーナー  Ducati   +11.426

「表彰台はいつも嬉しいけど、率直に、この結果に満足できない。
公式予選の後、セッティングは満足するもので、正しい方向性が見つかったと考えたけど、ウォームアップ走行で、幾つか確認すべきことがあったけど、雨で確認作業ができなかった。
レース序盤、フロントが重すぎて、少し遅れてしまった。終盤、状況は良くなったけど、ダニとホルヘとのギャップは大きかった。やるべき仕事があるけど、僕たちはそれほど離されていない。ドゥカティと僕自身のために、優勝争いに戻りたい。」




4  ベン・スピーズ  Yamaha    +13.723

「スタートがうまくいって、そのあと2~3周はホルヘとダニについていくことができた。ペースもとても良かったんだ。でも7周目以降は、フロントに今まで経験したことのない問題が出始めた。ホルヘはまさに絶好調で、彼と戦う材料は何も持ち合わせていなかったけれど、ダニにはついていけると思っていただけに悔しかった。彼に勝てたはずだ、という意味ではなくて、チャレンジできるところまで近づいて行けたはずなんだ。
フロントの問題が始まったころにはケイシーとの差が1秒あったが、少しペースを落とさなければならなくなって、すぐに追いつかれてしまった。彼のスピードについて行くことができなかったので、抜かれたあとはもう、抜き返そうとはしなかった。3位を逃したのは残念だけれど、あの小さな問題さえなければ表彰台を狙っていけるということが分った。ホームGPとなるインディアナポリスの前に勢いをつけるためにも表彰台を獲得したかったんだけれど、このところの自分の走りには満足できているし、今回もまたサテライトチーム・ライダーのなかのトップになれた。それに4位を獲得して喜ばないなんてあり得ないよね」



5  ヴァレンティーノ・ロッシ  Yamaha   +17.930

「今日は本当に残念。いいレースを期待していたし、上位に挑んでいける自信もあったからね。すべてが順調に運んでいるように見えたし、昨日のペースも良かったのに、今日はなぜかスピードが出なくてトップグループについていくことができなかった。今は悲しい気持ちでいるけれど、明日はテストができるので、何が問題だったのかをつきとめたい。そうすれば次のインディアナポリスにつなげることができるだろう」


6  ニッキー・ヘイデン  Ducati   +26.815




7  コーリン・エドワーズ  Yamaha   +33.396

「やれることは、全てやった。自分の走りにも後悔はない。ウイークを通じて好調で、フロントの新しいセッティングによってマシンが曲がりやすくなったことにも満足していたから、きっといいレースができると思っていたんだ。そしてスタートもうまくいって、自信を持ってシーズン初の6位以内を目指していった。ところが、決勝が始まってみるとフロントタイヤのフィーリングが今までと違う。この問題を抱えていたのは、たぶん僕だけじゃないだろう。ちょっとハードにプッシュしようとすると、すぐ危ない感じになって、そのうちにバレンティーノやニッキーから離されてしまったんだ。何とかついて行こうとして何度か無理もしたけれど、それ以上は何もできなかった。7位は決して好成績とは言えないけれど、今までよりはいい。インディアナポリスではもう少し前進して、上位に近づきたい」


8  マルコ・メランドリ  Honda   +39.406

「今日はすごくよかったわけではないが、終盤は、まずまずいいリズムで走ることができた。序盤、タイヤがフレッシュなときは、周りのペースになかなかついていけなかったのだが、燃料が減って軽くなってきてからは、思ったより気持ちよく走ることができた。今回は、電子制御が決まらず苦労した。この問題がなければ、もう少し上位にいけたと思う。もっと上位で戦えるように、これからも全力を尽くさなければならない」



9  エクトール・バルベラ  Ducati   +39.639




10  ランディ・デ・ピュニエ  Honda  +40.893

「左足のケガから4週間しか経っていないのに、今日の結果は、すばらしいとしか言いようがない。こんなリザルトを期待していなかったし、信じられない。医師や家族や友人たち、そしてチームに感謝したい。今日はメランドリを抜いてバルベラをパスしたが、ラスト7周は、完全に疲れきってしまい、抜き返されてしまった。その後、追いつこうと思ったが追いつかず、最後はシモンチェリを抑えるのに全力を尽くした。今日の自分のパフォーマンスには本当に満足している。次のインディアナポリスまで2週間あるので、足は回復すると思う。次戦は、さらにいい結果を残したい」



11  マルコ・シモンチェリ  Honda   +42.032


「昨日から今日にかけてセッティングを変更したが、朝のウオームアップがウエットコンディションだったために、それを確認することができなかった。序盤はかなりフィーリングがよく、ペースも悪くなかった。しかし、何回かフロントが切れ込んでペースを落としてしまった。1分59秒台真ん中で走っていたが、後半はパワーがない感じで、後続に抜かれてしまった。その原因を突き止めなくてはいけない。今日は8位になれると思っていたので、残念な結果だった」


12  アレックス・エスパルガロ  Ducati   +47.091




13  アレックス・デ・アンジェリス  Honda   +51.368


「今日はいいスタートが切れたし、序盤から順調だった。しかし、アレックス・エスパルガロ(ドゥカティ)に押し出される格好で芝生に出てしまった。それでポジションを落としたので、追い上げようとしたのだが、バイクの状態がよくなくて、ペースを上げることができなかった。今日はセッティングを変更して、それがすごくよかった。結果につなげられずチームには申し訳ない気持ちだ」


RT  アルバロ・バウティスタ  Suzuki   +1Lap

「スタートした時点では、そこまで追い上げることは想像していなかったので、最後にシモンチェリに追いついたにもかかわずクラッシュしたのはとても悔しい。今週末は40分間の練習走行をしただけということもあって、レースの組み立てについても、最初のうちの周回は苦戦した。痛みはあったが何とか頑張って、中盤で8位争いに加わることができたのはよかった。後半になって疲れが出たが懸命にこらえながら走り、しかしそれ以上他のライダーをパスしていくには限界だった。前回、前々回と続けてリタイアしているので、今回こそは完走しなければと思った。レース終盤は、他のライダーと比べても良いリズムで走れていたと思う。次戦のアメリカでは最後まで走って結果を出したい。」



RT  ミカ・カリオ    Ducati   +15Laps




RT  アンドレア・ドヴィツィオーゾ  Honda   +16Laps


「スタートが決まり、序盤はトップグループに離されないように全力を尽くした。しかし、いくつかのコーナーでフロントが限界だったことを感じていたが、9コーナーで転んでしまった。転んだときは1分58秒台のペースで、十分についていけると思っていたが、今日は風も強く、思ったようには走れなかった。今日はいい結果を残したかったし、本当に残念だった。転倒したときはコース上に残ってしまい、後続のバイクと接触しそうになって怖い思いをした。何もなくてラッキーだった。次のインディアナポリスでいい結果を残すために、明日のテストをがんばりたい」


RT    ロリス・カピロッシ  Suzuki   +21Laps

「よい結果を出せる自信があっただけに、今日の結果には動揺している。1周回目で他のライダーにぶつけられ、クラッチレバーの位置が完全にずれてしまった。自分でレバーを叩いて元に戻したが、その間に最後尾になった。そこから4台をバスして、走りの調子はいいと感じたが、2周回目の第12コーナーでフロントからクラッシュした。ブレーキングはしておらず、ターンに入るのが速過ぎることもなかったので、いきなりグリップを失いグラベルに突入したときは、なぜそうなったのかわからなかった。全力を尽くしてくれたチームには大変申し訳ないと思う。まさかの結果となってしまったが、明日のテストで今後のための方向性を見極めたい。」








ポイントスタンディング



1 J.ロレンソ ヤマハ 235
2 ダニ・ペドロサ Honda 158
3 C.ストーナー ドゥカティ 119
4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ Honda 115
5 V.ロッシ ヤマハ 101
6 N.ヘイデン ドゥカティ 99
7 B.スピーズ ヤマハ 90
8 ランディ・デ・ピュニエ Honda 75
9 マルコ・メランドリ Honda 61
10 C.エドワーズ ヤマハ 57
11 マルコ・シモンチェリ Honda 54
12 H.バルベラ ドゥカティ 48
13 L.カピロッシ スズキ 36
14 A.エスパルガロ ドゥカティ 32
15 M.カリオ ドゥカティ 31
16 A.バウティスタ スズキ 25
17 青山博一 Honda 18
18 アレックス・デ・アンジェリス Honda 11
19 ロジャー・リー・ヘイデン Honda 5
20 秋吉耕佑 Honda 4
21 吉川和多留 ヤマハ 1








Moto2クラス






1 24 トニー・エリアス MORIWAKI 41:51.715

「今回、初日のフリー走行を走れず、確かにその影響を受けたが、バイクのセットアップは決まっていたし、予選、決勝とフィーリングはよかった。今日は2分4秒台で走れる自信はあったし、とにかく、序盤に遅れないようにしようと思っていた。しかし、何人かの選手に抜かれた。イアンノーネが抜いていったときには、一気に気合いが入った。その後、彼に追いつき追い越すことができた。最後は裕紀が2位に入ってくれた。イアンノーネとのリードを広げることができてよかった」



2 72 高橋裕紀 TECH 3 +2.312

「フリーと予選では、タイヤがグリップしている間は旋回性が悪く、グリップが低下してからフィーリングがよくなるという状態だった。決勝レースは、予選を終えた時に想定していた通りのレースになった。序盤にポジションを落とすのはわかっていたし、どこまでふんばれるかがリザルトに影響すると思っていた。今日は予想よりも順位を落としたが、2位まで上がれてうれしかった。これで序盤にちゃんと走れていれば優勝を狙えたかもしれない。しかし、チームは全力を尽くしてくれた。いろいろ課題はあるけれど、こうして表彰台を狙えるバイクを作ってくれていることに感謝したい。次のレースでも表彰台を狙いたい」


3 29 アンドレア・イアンノーネ SPEED UP +2.959

「スタートが悪くて遅れを取り戻すために全力を尽くさなければならなかった。その後、トップに立ったときは、後ろとの差を広げたかったが、トニーと裕紀が追いついてきて抜かれてしまった。終盤ペースを上げることができなかった。もう少しタイヤをうまく使えるようにしないといけない。今日は、表彰台に立ったトニーと裕紀を祝福した。そして僕のスタッフとチームに感謝したい」


4 16 ジュール・クルーゼル SUTER +6.905



5 60 フリアン・シモン SUTER +6.974



6 2 ガボール・タルマクシ SPEED UP +7.024



7 6 アレックス・デボン FTR +7.808



8 3 シモーネ・コルシ MOTOBI +11.691



9 65 ステファン・ブラドル SUTER +15.958



10 48 富沢祥也 SUTER +15.974

「スタートもよく、2周目までは順調だったのだが、3周目の途中からエンジンがふけなくなって、スピードが落ちてしまった。それで苦しい戦いになり中盤には15番手前後までポジションを落としてしまった。終盤はペースを上げることができて、10位まで順位をばん回したが、悔しいレースだった。原因は、電気系の接続にありそうで、僕だけでなく、何人もの選手が同じトラブルを抱えていた。前回のドイツから間が空き、湿気など、接続部分に不具合があったんじゃないかと言われた。今回はPPを獲得したし、表彰台には立ちたいと思っていたので、本当に残念だった」


11 12 トーマス・ルティ MORIWAKI +16.486



12 55 ヘクトル・ファウベル SUTER +16.490



13 10 フォンシ・ニエト MORIWAKI +19.426



14 40 セルジオ・ガデア PONS KALEX +20.130



15 35 ラファエレ・デ・ロサ TECH 3 +20.227



16 77 ドミニク・エージャーター SUTER +20.233



17 25 アレックス・バルドリーニ I.C.P. +25.738



18 8 アンソニー・ウエスト MZ-RE HONDA +27.526



19 19 ザビエル・シメオン MORIWAKI +27.711



20 63 マイク・ディ・ミリオ SUTER +28.895



21 14 ラタパーク・ウィライロー BIMOTA +36.263



22 45 スコット・レディング SUTER +44.281



23 68 ヨニー・ヘルナンデス BQR-MOTO2 +46.446



24 4 リチャード・カルダス BIMOTA +47.620



25 80 アクセル・ポンス PONS KALEX +47.798



26 71 クラウディオ・コルティ SUTER +47.966



27 61 ウラジミール・イワノフ MORIWAKI +48.499



28 59 ニッコロ・カネパ SUTER +51.993



29 39 ロベルティーノ・ピエトリ SUTER +52.243



30 95 マシェル・アル・ナイミ BQR-MOTO2 +53.151



31 5 ホアン・オリベ PROMOHARRIS +53.478



32 53 バレンティン・ドゥビーズ ADV +1:00.080



33 88 ヤニック・グエラ MORIWAKI +1:08.242



RT 44 ロベルト・ロルフォ SUTER +6Laps



RT 11 手島雄介 MOTOBI +8Laps

「原因はわからないが、エンジンの回転が上がらなくなり、ストレートでバシバシ抜かれ、苦しいレースだった。一時32番手までポジションを落とし、必死になって追い上げた。25番手に上がった周回で、ちょっとプッシュしすぎてフロントから転んでしまった。今日は苦しいレースだった」


RT 52 ルーカス・ペセック MORIWAKI +11Laps



RT 81 パトリック・ボスタレク SUTER +18Laps



RT 9 ケニー・ノイズ PROMOHARRIS +19Laps



RT 41 アルネ・トード SUTER -











ポイントスタンディング



1 トニー・エリアス MORIWAKI 161
2 アンドレア・イアンノーネ SPEED UP 106
3 トーマス・ルティ MORIWAKI 99
4 フリアン・シモン SUTER 88
5 富沢祥也 SUTER 82
6 ジュール・クルーゼル SUTER 74
7 シモーネ・コルシ MOTOBI 73
8 高橋裕紀 TECH 3 72
9 ガボール・タルマクシ SPEED UP 62
10 セルジオ・ガデア PONS KALEX 49
11 アレックス・デボン FTR 46
12 フォンシ・ニエト MORIWAKI 41
13 ロベルト・ロルフォ SUTER 37
14 カレル・アブラハム FTR 33
15 ラタパーク・ウィライロー BIMOTA 25
16 ステファン・ブラドル SUTER 25
17 スコット・レディング SUTER 23
18 ドミニク・エージャーター SUTER 23
19 ヨニー・ヘルナンデス BQR-MOTO2 21
20 ケニー・ノイズ PROMOHARRIS 18
21 マイク・ディ・ミリオ SUTER 17
22 アレックス・バルドリーニ I.C.P. 14
23 マティア・パシーニ MOTOBI 12
24 アンソニー・ウエスト MZ-RE HONDA 11
25 アレックス・デ・アンジェリス Force GP210 11
26 ダミアン・クドリン PONS KALEX 9
27 ザビエル・シメオン MORIWAKI 9
28 ヘクトル・ファウベル SUTER 8
29 ルーカス・ペセック MORIWAKI 4
30 ウラジミール・イワノフ MORIWAKI 2
31 アルネ・トード SUTER 2
32 ラファエレ・デ・ロサ TECH 3 1
33 手島雄介 MOTOBI 1
34 クラウディオ・コルティ SUTER 1







125ccクラス





1 40 N.テロール アプリリア 43:49.303


2 44 P.エスパルガロ デルビ +20.351


3 12 E.ラバト アプリリア +20.555


4 94 J.フォルガー アプリリア +29.529


5 84 J.コーンフェール アプリリア +29.914


6 38 B.スミス アプリリア +29.986


7 93 M.マルケス デルビ +31.405


8 53 J.イウェマ アプリリア +32.973


9 71 小山知良 アプリリア +41.842

「今回も非常に難しいコンディションでした。
グリットでスリックタイヤに履き替えたけど、スタート直前でまた雨が降って、スタートが10分遅れる事に・・・!!
路面はほぼ乾いてきてるけど、真っ黒な雲で少し雨が降ってきているし、タイヤ選択に最後まで悩んだけど、上位陣は皆レインタイヤを選択したから、自分もレインタイヤを選択しスタートした。
レースは結局雨は降らず、ほぼドライコンディションの中、レインタイヤでレースに望んだ。
1周目に他車の転倒を回避した影響で、ポジションを大幅に下げてしまった。
その後プッシュし続けて9位までは上がったけど、すでにタイヤを使い切ってしまい、ストレートもまともに真っ直ぐ走れない状況で走り続けなけなければいけない状況だった。
転倒しないように集中して、最後まで走り切る事が出来て9位チェッカー!!チャンピオンシップも、5位をキープする事が出来ました!!
次戦アメリカGPも全力で頑張りますので、応援宜しくお願いします!!」


10 39 L.サロン アプリリア +46.128









ポイントスタンディング


1 M.マルケス デルビ 166
2 P.エスパルガロ デルビ 151
3 N.テロール アプリリア 143
4 B.スミス アプリリア 115
5 小山知良 アプリリア 84
6 E.ラバト アプリリア 79
7 S.コルテセ デルビ 76
8 E.バスケス デルビ 68
9 R.クルメンナッハ アプリリア 63
10 J.ザルコ アプリリア 55









監督クラス



W・ズィーレンベルグ(ヤマハ・ロレンゾ・チーム監督)

「昨日は転倒があったし、ペドロサがとても速かったので、今日はちょっと難しいのではないかと思っていた。その意味では予想以上の結果だ。ロレンソのレース前半の攻めは見事なもので、ペドロサもこれにはついていくことができなかった。ラップタイムでは昨日と同等、あるいはいくらか落ちるくらいで、マシンに大きな変更は加えていない。つまり今日の成功はホルヘの力によるものなのだ。今回もみんながよく頑張ってくれた」


D・ブリビオ (ヤマハ・ロッシ・チーム監督)

「残念ながら、フロントのフィーリングが良くなかったようだ。そのためコーナー進入が難しくなっていた。明日はテストが予定されているので、今日のこの問題を詳しく調査するための絶好のチャンスになるだろう。ウイークを通じてずっと良いペースをキープしていたので、ロレンソやペドロサについていくことができると考えていた。期待通りにならず残念だ。明日は良い機会になるので、良い形でシーズンを締めくくるという目標に向かってベストを尽くす」


H・ポンシャラル (モンスター・ヤマハ・テック3チーム監督)

「ベンもコーリンもウイークを通じて好調。今日もとても良かったから、私は幸せな男だ。ふたりでしっかりポイントを獲得してくれたので、チーム・ランキングでも良い位置につけている。ノン・ファクトリー・チームのトップに立つことができたのも彼らのおかげだ。ベンは全力を尽くし、とくに序盤では、また表彰台を狙っていけると考えていた。でも小さな問題が出てしまい、ホルヘとダニ、そしてケイシーについて行くことができなかった。そのあとは最後まで自分のペースをキープして、好成績に結びつけた。コーリンのほうも、このところの2レースは良い走りを見せており、頑張ってくれている。7位までに4台のヤマハが入っているのは素晴らしいことなのだ。このあともふたり揃って、コンスタントに6位以内を狙っていきたい。次はふたりの母国、アメリカ。地元ファンに楽しいショーを見せるべく意気込んでいる」




山路敏幸 (Repsol Honda Team 監督)

「Repsol Honda Teamとしてはベストな結果ではなかったが、ダニは、ベストを尽くしてくれた。最後まであきらめずがんばってくれた思う。今日は想定していたタイムには届かなかったが、それ以上に今日のロレンソの出来がよかったと感じている。明日のテストで、さらにセットアップを進め、追いつき、追い越していきたい。今日、ダニは想定していたタイムに届かなかったが、その要因は、風が強かったこと。午前中の雨の影響で路面コンディションが変わったせいかもしれない。アンドレアに関しては、セットアップは順調だったが、今日はちょっとプッシュしすぎたのかも知れない。仕上がりとしては悪くなかったので、残念な結果だった。明日のテストで次につながるデータを得たい」



ポール・デニング (スズキ・チーム、マネージャ)

「勝負の運は選手自身が切り開かなくてはならない。とはいえ、今は教会へ行って祈りを捧げ、とにかく助言が欲しいほどの気分だ。ブルノでの収穫はなく、何よりも残念なのは、マシンもライダーもトップ6位に入るだけの実力があるのにもかかわらず結果に結びつかないことだ。他のライダーが決勝までに3時間走っているのに対して、アルバロは45分ほどの練習走行しかしていなく、また転倒の痛みもあるのに、本当によく頑張った。良いリズムでマシンを走らせていて、スピードに乗ってフィニッシュへと攻めていた。シモンチェリをかわした最後の追い上げはみごとだったが、最後にフロントからスリップしてしまった。残念な結果ではあったが、彼の頑張りは評価したい。ロリスには、ぜひとも最高の結果を出してほしかった。マシンの調子もよく、アクシデントがあって最後尾になったとはいえ、とても順調に追い上げていたし、彼自身もこれまでで最も感触が良いと言っていたからだ。今日の結果は、我々の目指すものとはほど遠く、明日のテストで、今季における我々の方向性とGSV-Rと2人のライダーの本来の能力について明確にしたい。」










ブリジストン






山田宏 (モーターサイクルレーシングマネージャー)

「ブルノサーキットで勝利を収めたホルヘとフィアット・ヤマハ・チームの皆様にお祝いを申しあげます。今シーズンは素晴らしいレースの連続で、毎戦見事な強さを披露しています。今回のレースウィークはどのチームにとっても難しいコンディションでしたが、決勝レースは幸運にもドライになりました。全選手が同一のタイヤを使用し、選手とマシンのコンビネーションが力を発揮したと思います」



生方透 (モーターサイクルレースタイヤ開発マネージャー)

「今回の第10戦は、金曜のフリープラクティスが終盤の雨のために早めに切り上げざるをえず、土曜の午前も湿った路面の中での走り出しになりました。また、日曜のウォームアップもウェットコンディションで、チームとライダーにとっては難しいレースウィークになりました。また、決勝レースの時間帯は風が強く、これらの要素があいまって、総レースタイムが昨年よりも遅くなったのだと思います。
 今回のレースウィークで我々が持ち込んだタイヤは、昨年のチェコGPと同一のものですが、リア用のミディアムコンパウンドのみは、昨年から改良を施したものを今季は使用しています。路面温度は昨年より10℃低く、また難しいコンディションにもなりましたが、このレースウィークのタイヤパフォーマンスには満足をしています。明日は、新しいフロント用スリックタイヤの重要なテストがあるので、いい天気になってほしいと思います」







MotoGP : ロッシ談話

2010-08-16 18:41:45 | MotoGP 2010


「ヤマハと僕との7年間の関係については、ひと言やふた言で説明することはできない。あの2004年から、いろいろ状況が変ってきたけれど、中でも一番変化したのが彼女、つまりYZR-M1なんだ。彼女は当時、グリッドの真ん中あたりに留まっていて、ライダーを含めてMotoGPに携わる多くの人たちにとって、その存在は輝くものではなかった。ところが今は、すっかり成長して進化し、賞賛され、求愛されてガレージのなかで微笑んでいる。クラストップの存在として扱われるようになったんだ。

この進化を可能にした人たちのリストを作れば非常に長くなるが、僕はまず、M1の表情を変化させるために頑張ってくれた全てのエンジニアの代表として、古沢政生、中島雅彦、そして“僕の”親愛なる渥美弘弥にお礼を述べたい。それから、世界中のコースで、いつも愛情を持って彼女の面倒を見てくれたジェレミー・バージェスとそのスタッフたち、またヤマハで働く全ての人たちにも感謝している。

新たなチャレンジを目指す時期が来た。ヤマハでの仕事は終わったんだ。最も美しいラブストーリーも、残念ながらいつかは幕を閉じる。でもたくさんの素晴らしい思い出が残っている。ウェルコムの草の上で初めてキスをしたこと、そして彼女がまっすぐ僕の目を見て、“I love you”と言ったこと…」





        





MotoGP : 第10戦 チェコ 決勝

2010-08-16 09:08:32 | MotoGP 2010




GRAND PRIX CESKÉ REPUBLIKY

Brno



MotoGP 第10戦 チェコGP 決勝 リザルト


■開催地:チェコ共和国/ブルノ(5.403km)
■観客:148,120人
■周回数:22周(118.866km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:26度 ■路面温度:40度
■PP:D・ペドロサ(1分56秒508/ホンダ)
■FL:J・ロレンソ(1分57秒524/ヤマハ)







MotoGP Race




気温26度。路面温度40度のドライコンディション。

ロレンソは、オープニングラップでトップに立つと、コンスタントなリズムで周回を重ね、残り9戦目の後半戦緒戦を制し、初タイトル獲得に向けて、大きく前進した。
ポールポジションのペドロサは、5.494秒差の2位。今季6度目の表彰台を獲得すれば、ストーナーが5戦連続の表彰台を獲得。
5番グリッドのロッシは、スタートで遅れて、今季最高位の2番グリッドからスタートしたスピースに次ぐ5位。
ヘイデン、エドワーズ、メランドリ、バルベラ、ド・プニエがトップ10入り。
負傷代役参戦のデ・アンジェリスは、14位フィニッシュ。
ドビツィオーソは、4番手走行中に転倒。
公式予選のキャンセルにより、最後尾からスタートしたバウティスタは、11番手まで巻き返したが、最終ラップに転倒を喫した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのロレンソが、235ポイントを獲得。
ランク2位のペドロサに77ポイント差、ランク3位に浮上したストーナーに116ポイント差のアドバンテージを広げた。






1 25 99 Jorge LORENZO SPA Fiat Yamaha Team Yamaha 164.4 43'22.638
2 20 26 Dani PEDROSA SPA Repsol Honda Team Honda 164.1 +5.494
3 16 27 Casey STONER AUS Ducati Team Ducati 163.7 +11.426
4 13 11 Ben SPIES USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 163.6 +13.723
5 11 46 Valentino ROSSI ITA Fiat Yamaha Team Yamaha 163.3 +17.930

6 10 69 Nicky HAYDEN USA Ducati Team Ducati 162.7 +26.815
7 9 5 Colin EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 162.3 +33.396
8 8 33 Marco MELANDRI ITA San Carlo Honda Gresini Honda 162.0 +39.406
9 7 40 Hector BARBERA SPA Paginas Amarillas Aspar Ducati 162.0 +39.639
10 6 14 Randy DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP Honda 161.9 +40.893

11 5 58 Marco SIMONCELLI ITA San Carlo Honda Gresini Honda 161.8 +42.032
12 4 41 Aleix ESPARGARO SPA Pramac Racing Team Ducati 161.5 +47.091
13 3 15 Alex DE ANGELIS RSM Interwetten Honda MotoGP Honda 161.2 +51.368

Not Classified

19 Alvaro BAUTISTA SPA Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 161.8 1 Lap
36 Mika KALLIO FIN Pramac Racing Team Ducati 160.9 15 Laps
4 Andrea DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team Honda 149.7 16 Laps
65 Loris CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 151.5 21 Laps




Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 26º
Humidity: 43%
Ground: 40º

Records:

Pole Lap: Dani PEDROSA 1'56.508 166.9 Km/h
最速ラップ: Lap: 11 Jorge LORENZO 1'57.524 165.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2009 Jorge LORENZO 1'56.670 166.7 Km/h











Moto2 Race




気温25度。路面温度36度のドライコンディション。

エリアスは、ホールショットを決め、トップグループに位置すると、13ラップ目には、再びトップに飛び出し、2連勝。
レギュレーション違反により、フリー走行1の参加を禁じられたが、初タイトル獲得に向けて、弾みとなる4勝目を挙げ、グレシーニ・レーシングに通算100勝目をもたらした。
高橋裕紀はオープニングラップで12番手まで後退したが、徐々にポジションを巻き返し、ラスト2ラップには2位に浮上。今季2度目の表彰台を獲得した。
イアンノーネは、トップに飛び出す快走を見せ、2戦連続4度目の表彰台を獲得。
4人による4位争いは、クルーセルが制し、シモン、タルマクシ、デボン、コルシ、ブラドルが続いた。
ポールポジションの富沢祥也は、オープニングラップを制して、3ラップ目までレースをリードしたが、徐々にポジションを落とし、10位フィニッシュ。
4番グリッドのロルフォは、2番手走行中のラスト6ラップに失速。
最高峰クラスへの挑戦を発表したカレル・アブラハムは、公式予選の転倒で頭部を強打したことから、決勝レースをキャンセルした。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのエリアスが161ポイントに到達。
ランク2位に浮上したイアンノーネに55ポイント差、11位だったトーマス・ルティに62ポイント差のアドバンテージを広げた。






1 25 24 Toni ELIAS SPA Gresini Racing Moto2 Moriwaki 154.9 41'51.715
2 20 72 Yuki TAKAHASHI JPN Tech 3 Racing Tech 3 154.7 +2.312
3 16 29 Andrea IANNONE ITA Fimmco Speed Up Speed Up 154.7 +2.959
4 13 16 Jules CLUZEL FRA Forward Racing Suter 154.5 +6.905
5 11 60 Julian SIMON SPA Mapfre Aspar Team Suter 154.5 +6.974

6 10 2 Gabor TALMACSI HUN Fimmco Speed Up Speed Up 154.4 +7.024
7 9 6 Alex DEBON SPA Aeroport de Castello - Ajo FTR 154.4 +7.808
8 8 3 Simone CORSI ITA JIR Moto2 Motobi 154.2 +11.691
9 7 65 Stefan BRADL GER Viessmann Kiefer Racing Suter 153.9 +15.958
10 6 48 Shoya TOMIZAWA JPN Technomag-CIP Suter 153.9 +15.974

11 5 12 Thomas LUTHI SWI Interwetten Moriwaki Moto2 Moriwaki 153.9 +16.486
12 4 55 Hector FAUBEL SPA Marc VDS Racing Team Suter 153.9 +16.490
13 3 10 Fonsi NIETO SPA Holiday Gym G22 Moriwaki 153.7 +19.426
14 2 40 Sergio GADEA SPA Tenerife 40 Pons Pons Kalex 153.6 +20.130
15 1 35 Raffaele DE ROSA ITA Tech 3 Racing Tech 3 153.6 +20.227

16 77 Dominique AEGERTER SWI Technomag-CIP Suter 153.6 +20.233
17 25 Alex BALDOLINI ITA Caretta Technology Race Dept I.C.P. 153.3 +25.738
18 8 Anthony WEST AUS MZ Racing Team MZ-RE Honda 153.2 +27.526
19 19 Xavier SIMEON BEL Holiday Gym Racing Moriwaki 153.2 +27.711
20 63 Mike DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team Suter 153.1 +28.895

21 14 Ratthapark WILAIROT THA Thai Honda PTT Singha SAG Bimota 152.7 +36.263
22 45 Scott REDDING GBR Marc VDS Racing Team Suter 152.2 +44.281
23 68 Yonny HERNANDEZ COL Blusens-STX BQR-Moto2 152.1 +46.446
24 4 Ricard CARDUS SPA Maquinza-SAG Team Bimota 152.0 +47.620
25 80 Axel PONS SPA Tenerife 40 Pons Pons Kalex 152.0 +47.798

26 71 Claudio CORTI ITA Forward Racing Suter 152.0 +47.966
27 61 Vladimir IVANOV UKR Gresini Racing Moto2 Moriwaki 151.9 +48.499
28 59 Niccolo CANEPA ITA RSM Team Scot Suter 151.7 +51.993
29 39 Robertino PIETRI VEN Italtrans S.T.R. Suter 151.7 +52.243
30 95 Mashel AL NAIMI QAT Blusens-STX BQR-Moto2 151.7 +53.151

31 5 Joan OLIVE SPA Jack & Jones by A.Banderas Promoharris 151.7 +53.478
32 53 Valentin DEBISE FRA WTR San Marino Team ADV 151.3 +1'00.080
33 88 Yannick GUERRA SPA Holiday Gym G22 Moriwaki 150.8 +1'08.242

Not Classified

  44 Roberto ROLFO ITA Italtrans S.T.R. Suter 154.5 6 Laps
  11 Yusuke TESHIMA JPN JIR Moto2 Motobi 151.4 8 Laps
  52 Lukas PESEK CZE Matteoni CP Racing Moriwaki 151.1 11 Laps
  81 Patrik VOSTAREK CZE Vector Kiefer Racing Suter 146.5 18 Laps
  9 Kenny NOYES USA Jack & Jones by A.Banderas Promoharris 142.1 19 Laps

Not Starting

  41 Arne TODE GER Racing Team Germany Suter 0 Lap




Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 25º
Humidity: 57%
Ground: 36º

Records:

Pole Lap: Shoya TOMIZAWA 2'03.452 157.6 Km/h
最速ラップ: Lap: 16 Toni ELIAS 2'04.315 156.5 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Toni ELIAS 2'04.315 156.5 Km/h
Best Lap: 2010 Shoya TOMIZAWA 2'03.452 157.6 Km/h








125cc Race





気温20度。路面温度21度。

スターティンググリッド上で全ライダーがレインタイヤからスリックタイヤに履き替えたが、ウォームアップラップの直前に雨が降り始めたことから、再びレインタイヤを装着した。

テロールが、ウェットからドライへ路面コンディションが変わる中で独走。
ラスト4ラップには、22.785秒差のアドバンテージを広げ、昨年2番グリッドから優勝したリザルトを繰り返して、開幕戦以来となる今季2勝目を挙げ、復帰戦を飾った。
2位争いは、ポル・エスパルガロがエステベ・ラバットに競り勝ち、スペイン勢が今季6度目となる表彰台独占を決めた。
ジョナス・フォルガーは、2年前にデビュー戦を飾った舞台で、今季最高位の4位フィニッシュ。
1年前にレッドブル・ルーキーズ・カップを地元で初制覇したヤコブ・コーンフェールは、自己最高位の5位を獲得。
ポールポジションのブラドリー・スミスは6位。
4番グリッドのマルク・マルケスは7位。
8番グリッドの小山知良は、ジャスパー・イウェマに次ぐ9位。
ルイス・サロンがトップ10入りした。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマルケスが9ポイントを加算。
エスパルガロとテロールは、15ポイント差と23ポイント差に詰めた。






1 25 40 Nicolas TEROL SPA Bancaja Aspar Team Aprilia 140.6 43'49.303
2 20 44 Pol ESPARGARO SPA Tuenti Racing Derbi 139.5 +20.351
3 16 12 Esteve RABAT SPA Blusens-STX Aprilia 139.5 +20.555
4 13 94 Jonas FOLGER GER Ongetta Team Aprilia 139.0 +29.529
5 11 84 Jakub KORNFEIL CZE Racing Team Germany Aprilia 139.0 +29.914

6 10 38 Bradley SMITH GBR Bancaja Aspar Team Aprilia 139.0 +29.986
7 9 93 Marc MARQUEZ SPA Red Bull Ajo Motorsport Derbi 138.9 +31.405
8 8 53 Jasper IWEMA NED CBC Corse Aprilia 138.8 +32.973
9 7 71 Tomoyoshi KOYAMA JPN Racing Team Germany Aprilia 138.4 +41.842
10 6 39 Luis SALOM SPA Stipa-Molenaar Racing GP Aprilia 138.1 +46.128

11 5 26 Adrian MARTIN SPA Aeroport de Castello - Ajo Aprilia 138.1 +46.759
12 4 23 Alberto MONCAYO SPA Andalucia Cajasol Aprilia 138.1 +47.630
13 3 78 Marcel SCHROTTER GER Interwetten Honda 125 Honda 137.9 +50.657
14 2 69 Louis ROSSI FRA CBC Corse Aprilia 137.9 +50.728
15 1 63 Zulfahmi KHAIRUDDIN MAL AirAsia - Sepang Int. Circuit Aprilia 137.7 +55.490

16 11 Sandro CORTESE GER Avant Mitsubishi Ajo Derbi 137.4 +1'00.902
17 35 Randy KRUMMENACHER SWI Stipa-Molenaar Racing GP Aprilia 137.3 +1'02.374
18 95 Alessandro TONUCCI ITA Junior GP Racing Team FMI Aprilia 135.9 +1'30.736
19 14 Johann ZARCO FRA WTR San Marino Team Aprilia 134.9 +1'50.616
20 50 Sturla FAGERHAUG NOR AirAsia - Sepang Int. Circuit Aprilia 134.7 +1'53.811

21 72 Marco RAVAIOLI ITA Lambretta Reparto Corse Lambretta 134.7 +1'54.419
22 55 Isaac VIÑALES SPA Lambretta Reparto Corse Lambretta 134.7 +1'54.710
23 87 Luca MARCONI ITA Ongetta Team Aprilia 134.3 +2'03.252

Not Classified

 7 Efren VAZQUEZ SPA Tuenti Racing Derbi 139.4 2 Laps
 15 Simone GROTZKYJ ITA Fontana Racing Aprilia 135.1 6 Laps
 48 Ladislav CHMELIK CZE Moto FGR Honda 131.3 8 Laps
 32 Lorenzo SAVADORI ITA Matteoni CP Racing Aprilia 128.2 9 Laps
 92 Luigi MORCIANO ITA Junior GP Racing Team FMI Aprilia 131.9 11 Laps
 5 Alexis MASBOU FRA Ongetta Team Aprilia 127.1 18 Laps

Not Starting

99 Danny WEBB GBR Andalucia Cajasol Aprilia 0 Lap




Weather Conditions:

Track Condition: Wet
Air: 22º
Humidity: 88%
Ground: 24º

Records:

Pole Lap: Bradley SMITH 2'07.146 153.0 Km/h
最速ラップ: Lap: 17 Johann ZARCO 2'12.642 146.6 Km/h
Circuit Record Lap: 2003 Lucio CECCHINELLO 2'07.836 152.2 Km/h
Best Lap: 2007 Gabor TALMACSI 2'06.861 153.3 Km/h









MotoGP : 第10戦 チェコ 予選

2010-08-16 09:05:35 | MotoGP 2010



GRAND PRIX CESKÉ REPUBLIKY

Brno



MotoGP 第10戦 チェコGP 予選 リザルト



■開催日:2010年8月14日(土)予選結果
■開催地:チェコ共和国/ブルノ(5.403km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:25度 ■路面温度:38度
■PP:D・ペドロサ(1分56秒508/ホンダ)








MotoGP Qualifying Practice





気温25度。路面温度38度のドライコンディション。

ペドロサは、後半セクションで速さを見せ、1分56秒508の1番時計を刻み、ヘレス、ムジェロに続き、今季3度目、キャリア通算34度目のトップグリッドを獲得。
スピースは、0.338秒差の2番手。レース経験がある舞台で、初の1列目を獲得した。
ロレンソは、セッション終盤に転倒を喫したが、0.357秒差の3番手に入り、開幕から10戦連続となる1列目を確保。
セッティングに苦しむストーナーは、0.360秒差の4番手。
昨年の勝者ロッシも終盤に転倒。5番手に位置すれば、ドビツィオーソ、エドワーズ、ヘイデン、バルベラ、カピロッシがトップ10入り。
左脚を負傷しているド・プニエは11番手。負傷代役のデ・アンジェリスは16番手。
フリー走行2で転倒を喫したバウティスタは、腰椎骨折の疑いがあったため、ブルノ市内の病院に運ばれて精密検査を受けた結果、骨折はなく、明日のメディカルチェックで問題がなければ、決勝レースに参加する。






1 26 Dani PEDROSA SPA Repsol Honda Team Honda 303.4 1'56.508
2 11 Ben SPIES USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 298.0 1'56.846 0.338 / 0.338
3 99 Jorge LORENZO SPA Fiat Yamaha Team Yamaha 296.4 1'56.865 0.357 / 0.019
4 27 Casey STONER AUS Ducati Team Ducati 298.7 1'56.868 0.360 / 0.003
5 46 Valentino ROSSI ITA Fiat Yamaha Team Yamaha 294.9 1'57.059 0.551 / 0.191

6 4 Andrea DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team Honda 298.3 1'57.117 0.609 / 0.058
7 5 Colin EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 294.9 1'57.222 0.714 / 0.105
8 69 Nicky HAYDEN USA Ducati Team Ducati 294.7 1'57.635 1.127 / 0.413
9 40 Hector BARBERA SPA Paginas Amarillas Aspar Ducati 298.3 1'57.960 1.452 / 0.325
10 65 Loris CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 295.2 1'57.981 1.473 / 0.021

11 14 Randy DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP Honda 295.9 1'58.089 1.581 / 0.108
12 58 Marco SIMONCELLI ITA San Carlo Honda Gresini Honda 294.5 1'58.169 1.661 / 0.080
13 36 Mika KALLIO FIN Pramac Racing Team Ducati 295.5 1'58.182 1.674 / 0.013
14 33 Marco MELANDRI ITA San Carlo Honda Gresini Honda 298.4 1'58.430 1.922 / 0.248
15 15 Alex DE ANGELIS RSM Interwetten Honda MotoGP Honda 297.7 1'58.522 2.014 / 0.092

16 41 Aleix ESPARGARO SPA Pramac Racing Team Ducati 290.6 1'58.700 2.192 / 0.178

19 Alvaro BAUTISTA SPA Rizla Suzuki MotoGP Suzuki




Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 25º
Humidity: 61%
Ground: 38º


Records:

最速ラップ: Lap: 23 Dani PEDROSA 1'56.508 166.9 Km/h
Circuit Record Lap: 2009 Jorge LORENZO 1'56.670 166.7 Km/h
Best Lap: 2009 Valentino ROSSI 1'56.145 167.5 Km/h












Moto2 Qualifying Practice




気温25度。路面温度42度のドライコンディション。
フリー走行2で4番手だった富沢は、2分03秒452の1番時計を記録。第2戦スペインGP以来となる通算2度目のトップグリッドを獲得した。
昨年125ccクラスでポールポジションを獲得したイアンノーネは、0.232秒差の2番手に進出。
フリー走行2を制したポイントリーダーのエリアス、前戦表彰台を獲得したロルフォが1列目を確保。
高橋裕紀は、1列目を逃したが、トップ3に次ぐリズムを刻み、5番手に進出。
ドミニケ・エンジャーター、シモーネ・コルシ、アルネ・トーベ、フリアン・シモン、スコット・リーディングがトップ10入り。
フリー走行1を制したフォンシ・ニエトは12番手。
ランク2位のルティは13番手。
手島雄介は29番手だった。





1 48 Shoya TOMIZAWA JPN Technomag-CIP Suter 257.4 2'03.452
2 29 Andrea IANNONE ITA Fimmco Speed Up Speed Up 254.2 2'03.684 0.232 / 0.232
3 24 Toni ELIAS SPA Gresini Racing Moto2 Moriwaki 255.4 2'03.741 0.289 / 0.057
4 44 Roberto ROLFO ITA Italtrans S.T.R. Suter 254.2 2'03.794 0.342 / 0.053
5 72 Yuki TAKAHASHI JPN Tech 3 Racing Tech 3 249.4 2'04.145 0.693 / 0.351

6 77 Dominique AEGERTER SWI Technomag-CIP Suter 254.3 2'04.251 0.799 / 0.106
7 3 Simone CORSI ITA JIR Moto2 Motobi 253.5 2'04.383 0.931 / 0.132
8 41 Arne TODE GER Racing Team Germany Suter 254.3 2'04.484 1.032 / 0.101
9 60 Julian SIMON SPA Mapfre Aspar Team Suter 254.7 2'04.519 1.067 / 0.035
10 45 Scott REDDING GBR Marc VDS Racing Team Suter 254.7 2'04.528 1.076 / 0.009

11 16 Jules CLUZEL FRA Forward Racing Suter 260.0 2'04.597 1.145 / 0.069
12 10 Fonsi NIETO SPA Holiday Gym G22 Moriwaki 251.0 2'04.602 1.150 / 0.005
13 12 Thomas LUTHI SWI Interwetten Moriwaki Moto2 Moriwaki 253.9 2'04.605 1.153 / 0.003
14 25 Alex BALDOLINI ITA Caretta Technology Race Dept I.C.P. 254.1 2'04.735 1.283 / 0.130
15 6 Alex DEBON SPA Aeroport de Castello - Ajo FTR 255.0 2'04.775 1.323 / 0.040

16 2 Gabor TALMACSI HUN Fimmco Speed Up Speed Up 256.6 2'04.899 1.447 / 0.124
17 35 Raffaele DE ROSA ITA Tech 3 Racing Tech 3 254.4 2'04.929 1.477 / 0.030
18 63 Mike DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team Suter 251.2 2'04.976 1.524 / 0.047
19 55 Hector FAUBEL SPA Marc VDS Racing Team Suter 255.9 2'04.989 1.537 / 0.013
20 65 Stefan BRADL GER Viessmann Kiefer Racing Suter 255.4 2'05.029 1.577 / 0.040

21 80 Axel PONS SPA Tenerife 40 Pons Pons Kalex 254.7 2'05.268 1.816 / 0.239
22 40 Sergio GADEA SPA Tenerife 40 Pons Pons Kalex 257.0 2'05.387 1.935 / 0.119
23 71 Claudio CORTI ITA Forward Racing Suter 252.0 2'05.402 1.950 / 0.015
24 14 Ratthapark WILAIROT THA Thai Honda PTT Singha SAG Bimota 252.3 2'05.426 1.974 / 0.024
25 52 Lukas PESEK CZE Matteoni CP Racing Moriwaki 252.0 2'05.486 2.034 / 0.060

26 61 Vladimir IVANOV UKR Gresini Racing Moto2 Moriwaki 253.4 2'05.517 2.065 / 0.031
27 81 Patrik VOSTAREK CZE Vector Kiefer Racing Suter 250.5 2'05.558 2.106 / 0.041
28 53 Valentin DEBISE FRA WTR San Marino Team ADV 252.5 2'05.650 2.198 / 0.092
29 11 Yusuke TESHIMA JPN JIR Moto2 Motobi 254.5 2'05.658 2.206 / 0.008
30 59 Niccolo CANEPA ITA RSM Team Scot Suter 252.6 2'05.760 2.308 / 0.102

31 9 Kenny NOYES USA Jack & Jones by A.Banderas Promoharris 252.5 2'05.802 2.350 / 0.042
32 8 Anthony WEST AUS MZ Racing Team MZ-RE Honda 249.8 2'05.805 2.353 / 0.003
33 68 Yonny HERNANDEZ COL Blusens-STX BQR-Moto2 247.9 2'05.871 2.419 / 0.066
34 17 Karel ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing FTR 250.1 2'05.877 2.425 / 0.006
35 19 Xavier SIMEON BEL Holiday Gym Racing Moriwaki 250.2 2'05.906 2.454 / 0.029

36 4 Ricard CARDUS SPA Maquinza-SAG Team Bimota 256.8 2'06.047 2.595 / 0.141
37 95 Mashel AL NAIMI QAT Blusens-STX BQR-Moto2 253.5 2'06.130 2.678 / 0.083
38 39 Robertino PIETRI VEN Italtrans S.T.R. Suter 251.6 2'06.458 3.006 / 0.328
39 5 Joan OLIVE SPA Jack & Jones by A.Banderas Promoharris 251.3 2'06.707 3.255 / 0.249
40 88 Yannick GUERRA SPA Holiday Gym G22 Moriwaki 250.1 2'07.711 4.259 / 1.004






Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 25º
Humidity: 46%
Ground: 42º


Records:

最速ラップ: Lap: 14 Shoya TOMIZAWA 2'03.452 157.6 Km/h
Best Lap: 2010 Shoya TOMIZAWA 2'03.452 157.6 Km/h









125cc Qualifying Practice




気温25度。路面温度37度のドライコンディション。

スミスは、2分07秒146の1番時計を刻み、昨年の第13戦サンマリノGP以来13戦ぶりにトップグリッドを獲得した。
昨年の勝者ニコラス・テロールは、0.484秒差の2番手。昨年のチャンピオンチーム、バンカハ・アスパルが今季初めて上位を独占した。
ランク2位のポル・エスパルガロは、0.927秒差の3番手。開幕から9戦連続の1列目を獲得した。
フリー走行1で左肩を脱臼して、フリー走行2をキャンセルしたポイントリーダーのマルク・マルケスは、4番手に入り、1列目を確保。
サンドロ・コルテセ、エフレン・バスケス、ランディ・クルメンナッハが続いた。
フリー走行2で11番手から8番手に浮上した小山知良は、2.020秒差の8番手。3戦連続6度目の2列目に入り、ヨハン・ザルコ、ルイス・サロンがトップ10入りした。








1 38 Bradley SMITH GBR Bancaja Aspar Team Aprilia 222.1 2'07.146
2 40 Nicolas TEROL SPA Bancaja Aspar Team Aprilia 220.6 2'07.630 0.484 / 0.484
3 44 Pol ESPARGARO SPA Tuenti Racing Derbi 218.9 2'08.073 0.927 / 0.443
4 93 Marc MARQUEZ SPA Red Bull Ajo Motorsport Derbi 219.8 2'08.186 1.040 / 0.113
5 11 Sandro CORTESE GER Avant Mitsubishi Ajo Derbi 219.8 2'08.339 1.193 / 0.153

6 7 Efren VAZQUEZ SPA Tuenti Racing Derbi 221.0 2'08.674 1.528 / 0.335
7 35 Randy KRUMMENACHER SWI Stipa-Molenaar Racing GP Aprilia 217.5 2'08.974 1.828 / 0.300
8 71 Tomoyoshi KOYAMA JPN Racing Team Germany Aprilia 221.7 2'09
9 14 Johann ZARCO FRA WTR San Marino Team Aprilia 218.1 2'09.349 2.203 / 0.183.166 2.020 / 0.192
10 39 Luis SALOM SPA Stipa-Molenaar Racing GP Aprilia 222.7 2'09.496 2.350 / 0.147

11 99 Danny WEBB GBR Andalucia Cajasol Aprilia 218.4 2'09.639 2.493 / 0.143
12 12 Esteve RABAT SPA Blusens-STX Aprilia 223.5 2'09.793 2.647 / 0.154
13 94 Jonas FOLGER GER Ongetta Team Aprilia 222.2 2'10.188 3.042 / 0.395
14 84 Jakub KORNFEIL CZE Racing Team Germany Aprilia 215.4 2'10.313 3.167 / 0.125
15 23 Alberto MONCAYO SPA Andalucia Cajasol Aprilia 218.8 2'10.424 3.278 / 0.111

16 5 Alexis MASBOU FRA Ongetta Team Aprilia 212.6 2'10.435 3.289 / 0.011
17 53 Jasper IWEMA NED CBC Corse Aprilia 220.4 2'10.443 3.297 / 0.008
18 78 Marcel SCHROTTER GER Interwetten Honda 125 Honda 215.1 2'10.610 3.464 / 0.167
19 15 Simone GROTZKYJ ITA Fontana Racing Aprilia 216.7 2'10.674 3.528 / 0.064
20 50 Sturla FAGERHAUG NOR AirAsia - Sepang Int. Circuit Aprilia 216.8 2'10.774 3.628 / 0.100

21 69 Louis ROSSI FRA CBC Corse Aprilia 212.6 2'11.017 3.871 / 0.243
22 26 Adrian MARTIN SPA Aeroport de Castello - Ajo Aprilia 218.6 2'11.022 3.876 / 0.005
23 63 Zulfahmi KHAIRUDDIN MAL AirAsia - Sepang Int. Circuit Aprilia 212.3 2'11.131 3.985 / 0.109
24 32 Lorenzo SAVADORI ITA Matteoni CP Racing Aprilia 211.8 2'11.553 4.407 / 0.422
25 55 Isaac VIÑALES SPA Lambretta Reparto Corse Lambretta 213.7 2'11.562 4.416 / 0.009

26 92 Luigi MORCIANO ITA Junior GP Racing Team FMI Aprilia 212.4 2'11.817 4.671 / 0.255
27 95 Alessandro TONUCCI ITA Junior GP Racing Team FMI Aprilia 210.6 2'12.281 5.135 / 0.464
28 72 Marco RAVAIOLI ITA Lambretta Reparto Corse Lambretta 211.4 2'12.772 5.626 / 0.491
29 87 Luca MARCONI ITA Ongetta Team Aprilia 209.8 2'12.929 5.783 / 0.157

  48 Ladislav CHMELIK CZE Moto FGR Honda 198.6 2'17.738 10.592 / 4.809
  49 Andrea TOUSKOVA CZE Moto 82 Honda 202.0 2'18.162 11.016 / 0.424





Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 25º
Humidity: 62%
Ground: 37º

Records:

最速ラップ: Lap: 15 Bradley SMITH 2'07.146 153.0 Km/h
Circuit Record Lap: 2003 Lucio CECCHINELLO 2'07.836 152.2 Km/h
Best Lap: 2007 Gabor TALMACSI 2'06.861 153.3 Km/h





MotoGP : 第10戦 チェコ プレビュー

2010-08-12 23:10:25 | MotoGP 2010












MotoGP 第10戦 チェコGP ブルノ



■開催日:2010年8月13日(金)1日目フリー走行、14日(土)予選、15日(日)決勝
■開催地:チェコ共和国/ブルノ



CIRCUIT DATA

■開設:1987年

■コース長:5.403km

■サーキットレコードラップ:1分56秒670(2009年:J・ロレンソ)

■サーキットベストラップ:1分56秒145(2009年:V・ロッシ)


■2009年のリザルト:

[MotoGP]

1. ヴァレンティーノ.ロッシ  YAMAHA  43:08.991
2. ダニ・ペドロサ    Honda  +11.766
3. トニー・エリアス    Honda  +20.756
4. アンドレア・ドヴィツィオーゾ  Honda  +21.418
5. ロリス.カピロッシ    SUZUKI  +21.538
6. ニッキー.ヘイデン    DUCATI  +25.544
7. コーリン.エドワーズ    YAMAHA  +25.676
8. アレックス・デ・アンジェリス  Honda  +34.109
9. ジェームズ.トーズランド  YAMAHA  +35.617
10. ランディ・デ・ピュニエ  Honda  +39.824
11. クリス.バーミューレン  SUZUKI  +40.776
12. ニッコロ.カネパ    DUCATI  +50.661
13. ガボール・タルマクシ    Honda  +59.188
RT. ミカ.カリオ      DUCATI  +2Laps
RT. マルコ.メランドリ    KAWASAKI  +2Laps
RT. ホルヘ.ロレンソ    YAMAHA  +5Laps
RT. ミシェル.ファブリッツォ  DUCATI  +16Laps


[250cc]

1. マルコ.シモンセリ  (ジレラ)  41:06.490
2. マティア.パシーニ  (アプリリア)  +0.684
3. アルバロ.バウティスタ  (アプリリア)  +4.381
4. 青山 博一    (ホンダ)  +8.746


[125cc]

1. ニコラス.テロール  (アプリリア)  40:57.378
2. フリアン.シモン  (アプリリア)  +0.168
3. アンドレア.イアンノーネ  (アプリリア)  +8.719





■特徴


ブルノ・サーキットは、首都プラハから東南に約220km、プラハに次ぐ第二の都市ブルノにあります。このブルノでは1930年から1982年まで市街地コース(1周20km以上)でレースが開催されていた。現在のブルノ・サーキットは、F1開催誘致を目指し建設され、二輪は1987年にチェコGPが開催された。
1周5.403kmのコースは、左:6、右:8の14のコーナーがあり、アップダウンの大きな構成となっている。3コーナーから先は7つの下りコーナーが続き、10コーナーから最終コーナー手前(13コーナー)までが急激な上りコーナーとなっている。メインストレートは600mと短く、切り返しや回り込むコーナーが多いテクニカルなコースだ。MotoGPクラスの平均速度は166km/hと、中高速コースに分類される。ここは多くの観客が集まる事でも有名で、昨年は、13万8千人が決勝日に訪れ、レース日の観客数が一昨年に続きトップであった。







■セッティング


足回りのセッティングとエンジンのパワーやトルクが重要になる。
前半下りセクションでは、素早い旋回力、後半上りセクションでは、早くアクセルを開けトラクションを掛けられるセッティングをしていく。
上りと下りではマシンの姿勢が違ってくるため、バランスが難しい。


■パッシングポイント


コース幅が広く、ラインの自由度が高いのでパッシングポイントは多い。

最大のパッシングポイント:最終コーナー(ブレーキングでの勝負が見どころとなる)





■タイヤ


フロント : ハード ・ エキストラハード
リア : ミディアム ・ ハード

ウェットタイヤ:フロント、リア共にソフト

ここは比較的グリップの良い路面で、2008年に路面が改修されてからは、摩耗にも厳しくなった。
左右のコーナーの差が少ないため、リアは左右対象コンパウンド。
路面のうねりがやや多く、カントがあまり付いていないコーナー、切り返しなどが多いため、旋回性、ハンドリングやグリップと耐久性が重要。
今回もいかにタイヤの性能を引き出せるかがポイントになる。









チェコ共和国・ブルノ地方の紹介

チェコ共和国はボヘミアとモラビアの2つの地域に分けられるが、モラビアの中心になる都市がブルノ。
チェコ共和国第2の都市であり、スヴィタヴァ川とスヴラトゥカ川の合流点に位置する。
チェコ共和国の憲法裁判所、最高裁判所、最高検察庁など政府の重要な司法機関も設置されている。


言語 : チェコ語
通貨 : CZK(チェコ・コルナ)
フライト時間 : 約14.0時間
現地との時差 : 約-8時間




ブルノ周辺観光







ブルノの歴史的な観光スポットは旧市街の周辺に集まっており、その殆どが歩いて回れる範囲にある。
主なものはゴシック様式の聖ペテロ・パウロ教会、ナチスの監獄としても利用されていたシュピルベルク城、遺伝学のメンデルがエンドウの交配実験を行ったメンデル修道院など。
ブルノ郊外にはモラビア・カルストと呼ばれる石灰岩の台地があり、鍾乳洞の見学もできる。

モラビア地区の世界文化遺産

ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会
レドニツェとヴァルティツェの文化的景観
ブルノのトゥーゲントハット邸

チェコの世界文化遺産

プラハ歴史地区
チェスキー・クルムロフ歴史地区
テルチ歴史地区
クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂
クロムニェジーシュの庭園群と城
ホラショヴィツェ歴史地区
リトミシュル城
オロモウツの聖三位一体柱
トシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウス教会





■天気

     





■タイムスケジュール(日本時間)


2010. 8.13


125cc FP1 19:40 - 20:40
MotoGP FP1 20:55 - 21:55
Moto2 FP1 22:10 - 23:10


2010. 8.14


125cc FP2 16:00 - 16:40
MotoGP FP2 16:55 - 17:55
Moto2 FP2 18:10 - 19:10

125cc QP 20:00 - 20:40
MotoGP QP 20:55 - 21:55
Moto2 QP 22:10 - 22:55


2010. 8.15


125cc WUP 15:40 - 16:00
Moto2 WUP 16:10 - 16:30
MotoGP WUP 16:40 - 17:00

125cc RAC 18:00
Moto2 RAC 19:15
MotoGP RAC 21:00


Your Time Zone: GMT +9 hours






■TVオンエア情報

G+SPORTS

予選

8月15日(日) 5:00~8:00

決勝

8月15日(日) 17:45~22:30 (生放送)
8月17日(火) 23:00~27:15
8月19日(木) 23:00~27:15
8月27日(金) 17:00~21:15

※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください







REPORT

MotoGP

第10戦チェコGPは、ブルノで開催され、ロレンソがポイントリーダーとして登場する。

ラグナセカで初優勝を挙げ、今季6勝目を飾ったロレンソは、後半戦残り9戦で、初タイトルだけでなく、ロッシを樹立したシーズン最多獲得ポイント、最多表彰台、全戦表彰台、ミック・ドゥーハンが記録した最多優勝、最多ポイントギャップに挑戦。
ラグナセカでは転倒リタイアしたペドロサは、トップを走れる高い戦闘力を証明しており、優勝争いが可能なリズムを掴んできた。
4戦連続の表彰台のストーナーは、昨年欠場、一昨年はトップ走行中に転倒を喫した舞台で、3年ぶりの優勝を狙う。
6戦ぶりの表彰台により、ランク5位に浮上したロッシは、後半戦からの巻き返しを目指して、短いサマーブレークを利用して、右肩と右脚のリハビリに専念。
第8戦ドイツGPで右脚を骨折したド・プニエは、集中的な治療により、医師団を驚かす回復力を見せ、僅か1ヶ月後となるグランプリに復帰する。
第5戦イギリスGPで負傷した青山博一は、順調に回復。バルセロナ市内の病院で受ける検査次第では、ブルノに向かう。

決勝レースの翌日には、ヘレス以来となる今季2度目のオフィシャルテストが予定されている。



Moto2

トニ・エリアスがポイントリーダーとして登場する。
来季の市場が活発に動く中、最高峰クラス復帰を目指すエリアスは、複数のチームとの交渉を有利に進めるために、2年連続して表彰台を獲得した舞台に挑戦。
今季2度目の0ポイントを喫したルティは、ポイントリーダーから今季最大の42ポイント差に広げられただけでなく、ランク3位に浮上したイアンノーネには4ポイント差に詰められたが、チャンピオンシップをリードするモリワキのバックアップを受け、安定したパフォーマンスを取り戻したいところ。
グリップ不足に悩まされ、2戦連続3度目の0ポイントに終わった富沢祥也は、日本に帰国。リフレッシュして、シモン、クルーセル、ロルフォと共に、前戦に投入されたシューターの改良型シャーシで巻き返しを目指す。
ザクセンリンクで他車の強引な進入により、転倒を喫した高橋裕紀は、鈴鹿8時間耐久レースを体験。モチベーションを高め、チェコ入りすれば、手島雄介にとっては3度目のグランプリ挑戦。継続参戦の可能性を広げるために、未知のブルノに望む。
地元出身のアブラハムは、2戦連続してトップ5入り。隣国出身のタルマクシと共に、上位進出を狙う。






COMMENT


YAMAHA


V・ロッシ

「体調の回復に専念できて、いい休養になったよ。脚も肩もかなりいい感じになってきているから、今回はもっと頑張れそうだ。ブルノでは何度もいいレースをしているけれど、とくに僕のグランプリ初優勝の場所だから特別なんだ。体調は、まだ完璧というところまでは回復していないから、大変なレースになるだろうけれど、そうだとしても、またマシンに乗れるのが楽しみで仕方がない。シーズンはまだ半分残っているから、何とかいい後半戦にしたいね!」


D・ブリビオ 監督

「シーズン後半戦が目前に迫り、チームの士気が高まっている。バレンティーノは懸命にリハビリに取り組んできており、今回はまだ100%ではないけれども、考えられる限り最高の状態にある。というのも、怪我をした当初は、このブルノが復帰の目標だったからだ。ブルノの前に2レースも出場できたことは大きな意義がある。シーズン後半戦をしっかりと戦い、良い形で締めくくるために、そしてバレンティーノがまた勝利を目指せるように、我々はこれから頑張っていく。このブルノが、復活の本当の第一歩となるだろう」


J・ロレンソ

「夏休みは完璧だったよ! カリブ海で10日間のんびりして、シーズン後半戦に向けてしっかり充電することができた。先月はスケジュールが詰まっていて本当に忙しかったから、どうしてもこのような時間が必要だったんだ。これからは残りのシーズンにしっかり専念できるよ。ブルノは好きなコースで、3回優勝したことがあるんだけど、モトGPではまだ1度もないんだ。表彰台さえ上っていないから、今回は、シーズン後半戦で初めての、そしてブルノで初めての表彰台獲得を目指していくよ。チェコは素敵な国で、サーキットに来てくれる人達も、そしてコース自体もとても印象的。高速で楽しい丘がたくさんあるんだ。決勝のあとは、ブルノに残って新しいテストを行う予定。レース再開には絶好の場所だね」


W・ツェーレンベルグ 監督

「去年のことを振り返って、一緒にレースを見た。ホルヘはこのコースがとても気に入っているらく、昨年も絶好調でバレンティーノとバトルを繰り広げた。でも、あの転倒は彼のミス。プッシュしすぎてしまったからね。今年は状況がかなり違っていて、ポイント上でも大きなアドバンテージを持っているので、彼自身リラックスして臨めるはず。そしてこのアドバンテージをキープするために、表彰台と、少しでも多くのポイント獲得を目指していく」





HONDA



ダニ・ペドロサ

「この数年、夏休みはケガからの回復に努めることが多かったが、今年は体調もよく、友人たちと海に行ってサーフィンをするなど、リラックスできた。こんな風に夏休みを過ごすのは、本当に久しぶりのことで、とてもリフレッシュできた。後半戦に向けていいコンディションが作れたと思う。後半戦のスタートとなるブルノは、シーズンを通して、難しいサーキットの1つ。特にMotoGPマシンを操るには体力が必要になるので、万全の体調で後半戦を迎えられるのが本当にうれしい。ブルノは、すべての要素が要求される。中高速コーナーではハンドリングのよさを要求されるし、上り坂と下り坂では、エンジンのパフォーマンスとブレーキの安定性が求められる。コース幅は広いが、ベストラインは限られているし、トータルバランスが要求される。ブルノは走っていてとても楽しい。今年はいいレースをして、月曜日のテストも後半戦に向けて全力を尽くしたい」


アンドレア・ドヴィツィオーゾ


「ブルノを速く走るためには、本当に多くのことが求められる。高速コーナーが多く、全体のアベレージが高い。しかも、下りセクションと上りセクションがあり、安定したブレーキングも求められるし、コースのレイアウトに合わせたライディングが求められる。観客席のレイアウトはすばらしく、雰囲気もいい。観客でコースサイドが埋まるのもすばらしい光景だ。決勝レースが楽しみなグランプリの1つ。夏休みを終えて、ここから後半戦がスタートすることになるが、気力も体力も充実している。後半戦の目標は、チャンピオンシップで2位になること。そのためには毎戦優勝を目指さなければならない。そのためにも、決勝日の翌日のテストがとても重要になる。今大会は、レースはもちろんのこと、後半戦の戦いのためにテストにも全力で挑みたい。この夏は、家族や友人たちと近くの海で過ごした。とても楽しい時間だった」


ランディ・デ・ピュニエ


「ドイツGPの決勝で転倒、骨折した左足けい骨とひ骨をドイツの病院で手術したあと、マルセイユの病院に移って治療とリハビリを続けてきた。骨折した部分を早く回復させるために高圧酸素治療、さらにカンヌの病院に移って超音波治療を受けた。とにかくチェコGPでの復帰に向けて全力を尽くし、アンドーラの家に戻ってからは、ジムに通って自転車でトレーニングを開始した。ケガからわずか3週間でこんなに回復するなんて思わなかったし、医師はもちろん、僕も驚いている。日ごとに松葉杖に頼らなくてもよくなっている。ブルノの木曜日にドクターチェックを受けてレースに出るかどうかを決めるが、レースに出られることを願っている」


マルコ・メランドリ

「前戦アメリカGPは、思ったようなレースができず、本当に残念だった。ラグナセカは大好きなサーキットだったし、もっとうまく走れると思っていた。しかし、オランダGPで痛めた左肩の影響が残っていて左コーナーでマシンを抑えることができなかった。ラスト10周は走るだけで精一杯だった。あれから2週間、ブルノに向けて短い休養を取れた。ブルノで完全な状態で戦うためにも治療も続けた。ブルノは大好きなサーキットだし、身体の状態が戻っていれば、今回はいままで以上に上位で戦うことができると信じている。前半戦は納得のいくレースができなかったし、後半戦のスタートとなるブルノではいいレースをしたい」



マルコ・シモンチェリ

「前回のラグナセカは、転倒が続いて、本当に残念だった。フリー、そして予選が終わったときは、いいレースができると信じていた。しかし、ウオームアップで転び、決勝でも転んでしまった。思ったようにはいかず、本当にがっかりしてしまった。しかし、ブルノは、250cc時代に優勝して表彰台に立っているので、 MotoGPでもいいレースができると信じている。前回アメリカから使っている電子制御も今回はそのパフォーマンスをきっちりと発揮できるはず。この夏休みは、サルディーニャ島で休養して体調もいい。開幕が楽しみで仕方がない」



アレックス・デ・アンジェリス

「代役出場が決まり、ドイツ、アメリカの2連戦は、今年のMotoGPマシンに慣れることで終わってしまった。今回は3戦目になるが、今回は新しい電子制御が入るので、それを楽しみにしている。ブルノのようにハイスピードコーナーが続くサーキットが好きなので、今回はすごく楽しみにしている。昨年は8位だったので、それを目標に全力を尽くしたい」



Moto2



トニー・エリアス

「ザクセンリンクの勝利は、シーズン中盤戦の低迷に終止符を打つことができたし、最高だった。あれから3週間、後半戦に向けて休養を取りつつ、トレーニングにも集中した。過去2年、ブルノではMotoGPクラスで表彰台に立ち続けて来た。自分のライディングスタイルに合っていると思うし、今年は優勝を目指したい」


トーマス・ルティ

「前回のドイツGPはノーポイントに終わって残念だった。しかし、この夏休みで、オランダGPの後に手術をした鎖骨は完全に治ったし、完全な状態で大会に挑むことができる。今回は、表彰台に立てるようにベストを尽くしたい」


アンドレア・イアンノーネ


「シーズン前半戦は、イタリアとオランダで勝つことができたし、カタルニアでもトップを走ることができた。シーズン序盤は完全に出遅れたが、その遅れをかなり取り戻せたと思う。後半戦は、さらにトップとのポイント差を縮めるためにも、いいレースをしなければならない」


富沢祥也

「3週間の夏休みで体調もよくなり、気持ち的にもリフレッシュできた。中盤戦は、いろんな理由でツキに恵まれなかったが、走りそのものは悪くないと思うし、あとは結果につなげるだけだと思っている。チャンピオン争いではトップからかなり遅れてしまったし、後半戦は、1つでも多く勝てるように全力を尽くしたい」


高橋裕紀

「カタルニアGPで優勝してチームの士気は上がったが、続くドイツGPで転倒リタイアに終わり、僕だけじゃなくてチームもがっかりしていた。しかし、この3週間の夏休みの間に、シーズン前半戦の課題を少しでも解消するためにチームは全力を尽くしてくれているし、その期待に応えられるようなレースをしたい。ブルノは2年ぶりなので、楽しみにしている」





SUZUKI


ロリス・カピロッシ

「ブルノは僕たちにとって非常に重要だ。GSV‐Rが上手く機能することは分かっている。
トラックを十分に把握しているから、最初のセッションから戦闘力があることを期待する。
それに、月曜には重要なテストが控えている。」


アルバロ・バウティスタ

「ブルノに向けて充電完了。早く走る必要があるし、体調はシーズンで一番良い。
ブルノは好きなトラックではないけど、バルセロナに似たセクションが多いから自信がある。
まだ学習することが沢山あるし、ここからシーズン末に向けて、いい流れを掴み、グッドなリザルトを獲得したい。
チームのみんなは、僕が加入した時から、ケガの時も含めて、いつも素晴らしい対応をしてくれたから、彼らのために、ここブルノから恩返しをしたい。」









DUCATI


ミカ・カリオ

「アメリカGPは2つの理由で重要だった。1つは、もう一度トップ10入りしたから。
そして、もう1つは、後半戦で速く走るためのグッドなフィーリングを掴んだから。
残り9戦。ネガティブなリザルトが続いた中で、僕を信頼してくれたチームに応えるために、全戦でグッドなポジションを獲得するために、全力を尽くす。」



アレックス・エスパルガロ

「夏休みは、ここ3戦の失望から解放されることに役だった。
チェッカーを受けられなかったのは、アンラッキーもあったけど、日曜には重要なポジションでフィニッシュしたい。
チームにとっても、それが必要だ。ここから、シーズンをリスタートさせるつもりだ。」






MotoGP : シリーシーズン(サテライト編)

2010-08-12 22:48:59 | MotoGP 2010


シリーシーズン(ストーブリーグ情報)第2段、サテライトチーム編です。
海外のメディア情報は、ほんと適当ですから、うのみにしないで読んでください。





MotoMattersより


MotoGP 2011 Silly Season - Part 2, Satellite Squads And Departure Lounge



テック3・ヤマハ

2011年もアメリカの栄養ドリンク会社が、テック3のMotoGP、Moto2両方のチームを支援するだろう。
しかし、今のテキサス・ドリームチームが解体された後のチーム編成は、かなり難しくなる事が予想される。



カル・クラッチロー

興行主であるドルナにとって、テレビの放映権から得れらる収入は非常に重要になる。
スペインのテレビ局からの収入だけでは、予算が足らず、幅広い国籍からライダーを起用する事が、多くの放映権収入を得る手段となる。
その為、ドルナは将来のMotoGPライダーの確保にも躍起になっており、イギリス人ライダーのスコット・レディングや、ブラッドリー・スミスが、最高峰クラスに上がってくるまでの間もイギリス人ライダーを起用し、BBCとの契約を確実にしなければならない。
WSBKの有能なイギリス人ライダーとして、カル・クラッチロー、ジョナサン・レイ、レオン・ハスラムの名前が挙げられるが、テック3が狙っているのはクラッチローだ。
2009年にワールドスーパースポーツのタイトルを獲得した彼は、スーパーバイクでもシルバーストンで2勝する活躍を見せた。
しかし、多くのライダー達がチャンピオンを獲得して上がってきたように、いきなりMotoGPでは飛躍しすぎである。
しっかりとヤマハの後ろ盾がある状態で、しばらくWSBKで経験を積ませる可能性もある。

空きシート

テック3の二つ目のシートを予想するのは困難です。
ポンシャラルとしては、エドワーズがチームに残留する事をまだ望んでいますが、テキサス人は、スーパーバイクで活躍し、いくつかのトロフィーを得る事を選びそうだ。
WSBKから人材を得るとすれば、若いイギリス人のレオン・ハスラムが最良の選択肢となる。
ジョナサン・レイは、ホンダが手放さないだろう。
Moto2から人材を得るとすれば、アンドレア・イアンノーネが目を引くが、イタリア人と気心が合うのか疑問が生じる。
しかし、他の候補は、経験不足だったり、評価がしにくい。




グレシーニ・ホンダ

来期もサンカルロの支援を受けて、関係を継続する事になる。
イタリアの大手食品会社であるサンカルロは、イタリア人ライダーを望んでいる。
そして、HRCから多くの支援も受ける事が出来るでしょう。


アンドレア・ドビチオーゾ

レプソルやレッドブルからの資金調達が頓挫した為に、ペドロサ、ストーナーとの3台体制が頓挫し、ファクトリーチームから追われる事になった。
そこで、HRCは契約上、代替手段を探さなければならないが、グレシーニチームへの移動が最良の選択肢となる。
そして、HRC契約であるドビチオーゾは、サテライトチームにおいてもファクトリーマシンが与えられる。
グレシーニチームには、もう一人HRC契約のライダー、シモンチェリがいる。
と言う事は、事実上、グレシーニホンダチームは、ファクトリー仕様のマシンと、HRCライダーの2人を擁したファクトリーチームとなる。
チームにとっても、ライダーの給料を支払う必要がなく、イタリアで人気の2人のライダーと、イタリアのスポンサー、HRCの全面サポートを得るなどメリットが大きい。
ドビチオーゾ自身は、サテライトチームに移籍する事に躊躇するだろうが、結局、彼に取ってもこれが最良の選択肢であろう。

マルコ・シモンチェリ

2年契約なので、来期もグレシーニチーム継続である。
今期は、厳しいスタートを迎えていたが、徐々に進歩を続け、上位を伺える位置まで向上してきた。
しかし、2011年末にはドビチオーゾと共にHRC契約が終了する為に、好成績を残して、給料を支払ってくれる別の主を探さねばならない。
グレシーニチームが、彼らの給料を出せるかどうかは疑問。




プラマック・ドカティ

プラマックグループのCEOでもあるパオロ・カンピノティは、ドカティのサテライトチームを引き続き運営していく。



ロリス・カピロッシ

カピロッシが、2008年にジョン・ホプキンスの代わりにスズキに移籍して以来、日本のファクトリーでは良い成績を収める事はありませんでした。
ずっと下り坂を続け、スズキの競争力の無さにもベテランのイタリア人は疲れ果てていました。
来期は、ドカティのサテライトチームにやってくるでしょう。

ライダー未詳

プラマックチームは、テック3チームと同じようなジレンマを抱えています。
カピロッシが合流してくる事によって、現在の2人のライダーである、アレックス・エスパルガロとミカ・カリオの内、どちらかが去らねばならない。
そして、カリオがその退場リストに挙げられるだろう。
カリオは、今シーズン、良い成績を上げられずにいる。
しかし、カリオの存在によって、ドルナは、スカンジナビアのテレビ放映権を得る利益を受けている。
財政上も、国際スポーツとしてグリッドを多国籍のライダーを並べる手段としても、カリオの存在は有益である。
エスパルガロに関しても、スペイン人過多のグランプリでは、際立った成績を収めないと地位が危うくなる。
しかし、今のところチームメイトよりも良い成績を収めているので、更にポイントを獲得していくならばシートを確保しておくことが出来るかもしれない。
また、プラマックの国内市場を見据えて、イタリア人ライダーを起用する事になる場合もある。
過去に、マティア・パッシーニが、チームとリンクされていた。
パッシーニは、現在、JiRを解雇されており、最高峰クラスにステップアップしてくる可能性もある。




LCR ホンダ

ルーチョ・チェッキネロは、シーズン全体を賄う大きなスポンサー企業を得るよりも、イベントごとに小さなスポンサーを得ながら参戦する道を取っており、今のところ、それが上手く作用している。
LCRは、来期のライダー変更を予定していません。



ランディ・ド・ピュニエ

ザクセンリンクで、脚の骨を折る大怪我を負ったが、それまでは力強い速さを見せて、最高のシーズンを送ろうとしていた。
HRCも、彼の活躍を評価し、サポート体制を強化していた。
ド・ピュニエは、フランス国籍と言うことで、テック3にもリンクされていたが、チェッキネロともう一年の契約を延長する可能性が高い。




アスパー・ドカティ

来期は、引き続きパヒナス・アマリージャスと別のスペインの主要企業のスポンサードを受ける。
ホルヘ・マルチネスに率いられるアスパーは、スペイン企業に深く浸透し、スペイン人によるスペイン人の為のチーム体制を作っている。
(スペインは、地域によっては、民族性が大きく異なり、ここではスペインの中でも特にバレンシア地方のコミュニティを意味している。)



エクトール・バルベラ

アスパーのライダーだと思われていたバウティスタが、アスパーを裏切り、スズキとサインした事で、バルベラが、MotoGPのシートを得る事になった。
そして、Moto2のフリアン・シモンが、MotoGPへのステップアップ予備軍として準備をしている。
バルベラは、現在、ベテランのカピロッシや他のルーキー3人よりも上位のランキングを維持している。
シモンも、まだMoto2マシンを理解する段階でもあり、バルベラがもう一年継続する参戦するでしょう。




カルディオンAB・ドカティ

もし、カルディオン程の会社を所有し、サーキットを買う十分なお金を持っているならば、レースチームを運営するのも難しい話では無い。
カレル・アブラハムの父は、息子にMotoGPのシートを用意してあげた。



カレル・アブラハム

カレル・アブラハムが、パドックに存在する唯一の理由は、彼の父親は、医療機器会社のカルディオンとブルノサーキットの両方を所有する事が出来る程のお金持ちだからだと言われている。
MotoGPクラスへ昇格すると決定したのがチームであったとしても、お金を出資するのは父親なので、その評判を覆す事は出来ない。
しかしながら、チェコ人の若造は、250ではパッとしなかったが、Moto2で、チームがRSVシャーシから、FTRシャーシに変更してからというもの、著しい進歩を見せている。
彼は、チャンピオンを獲得する事は無いでしょうが、それで困る事も無い。
アブラハムが、MotoGPを走る事によって、このクラスのグリッドは18人となる。




パドックGP・ホンダ

インタウィッテンのスポンサー度を得て、ダニエル・エップが運営するチーム。
予算は、最も少ないチームと考えられているが、青山博一を擁することで、ホンダとドルナからの支援を得ている。

青山 博一

パドックGP(インターウィッテン・ホンダチーム)は、全クラスのライダーを擁するチームだ。
MotoGPクラスへの進出は、250でタイトルを取った青山博一の受け皿として編成されたチームで実現した。
青山は、ゆっくりと規則正しく、慎重にMotoGPを学んでいる所であったが、シルバーストンで、脊椎圧迫骨折の負傷を負ってしまった。
しばらくグランプリを休養する事となったが、来年も引き続きインタウィッテンチームで参戦すると思われる。
ホンダは、グリッド上に必ず日本人ライダーを必要としているし、ドルナも日本人ライダーを必要とする。
現在、彼の代わりを務められそうなライダーが僅かながら存在する。
高橋裕紀と富沢祥也である。
しかし、高橋は安定性に欠け、富沢はMoto2でもう一年経験を積む必要がありそうです。
ダニエル・エップは、Moto2クラスのランキング2位に位置するトーマス・ルティをMotoGPに昇格させる計画を持っている。
ルティは、2012年の有力候補となるだろう。
場合によっては、2人体制となる可能性もある。




MotoGPを去るライダー達



コーリン・エドワーズ → WSBK ドカティへ

エドワーズは、勝利を欲している。
しかし、MotoGPでは、サテライトチームが勝利を収めるのは不可能に近い。
(2006年のエリアス以来、サテライトの勝利は無い)
WSBKでは、より競争力のあるマシンが手に入り、トップ争いが出来ると見込んでいる。
またスケジュールにも余裕を持つ事が出来るだろう。
長年、MotoGPで走り続けてきたエドワーズであるが、一度もトップに立つ事は無かった。
そして、彼はその望みを諦めたようにも見える。

マルコ・メランドリ → WSBK BMWへ

2008年にドカティで惨めなシーズンを送り、今年、ホンダに復帰した。
来期は、ドビチオーゾが、グレシーニに合流しそうなので、メランドリが押し出される事になる。
今、最も信憑性の高い噂としては、WSBKにBMWで参戦するという事。
まだ、メランドリは終わったライダーでは無い。

ミカ・カリオ → 不明

昨年は、ルーキーとして期待以上のパフォーマンスを見せていたカリオだったが、今年は、問題の多いシーズンを送っている。
来期に関しては、まだ何も分からない。
トニー・エリアスのように、Moto2で一年間戦い、2012年に再び昇格するチャンスを伺う事になるかもしれません。



MotoGP : シリーシーズン(ファクトリー編)

2010-08-12 09:49:27 | MotoGP 2010



前の記事で、シリーシーズン(ストーブリーグ情報)は、載せたくない的な事も書きましたが、意に反して書いてしまった。笑
MotoMattersの記事を参考に、他の情報を加えたり省略したりしてます。
今回は、ファクトリーチーム編。(サテライチーム編は書かないかもしれませんが)







MotoGP 2011 Silly Season - Part 1, The Factory Teams


MotoGPは、まだシーズン半ばであるが、シリーシーズン(ストーブリーグ)が、徐々に明らかになりつつある。

まずは、ファクトリーチームの情報をまとめてみよう。





YAMAHA

ロッシの離脱によって、タイトルスポンサーであるフィアットを失うだろう。
その穴を埋めるスポンサーとして、マレーシアのペトロナスが、プロジェクトに加わってくる。
さらに、スペイン人であるロレンソを支持する為に、通信大手のテレフォニカが戻ってくる。
テレフォニカは、かつてペドロサを支援していたが、MotoGPステップアップ時にレプソルに衣替えした為に袂を分けGPから撤退していた。



ホルヘ・ロレンツォ

ヤマハとの契約は、2年契約に3年目のオプション付きだと思われる。
ロッシは、ロレンツォをチームから追放する事を契約更新の条件としていたが、チャンピオンの最有力候補であるロレンツォをヤマハが手放す事は考え難く、ロッシがドカティに移籍せざるを得なくなった。

ベン・スピーズ

元々、ヤマハの契約ライダーとして、テック3から参戦しているスピーズ。
テック3でのルーキーシーズンは、新しいマシンに新しいタイヤ、新しいコースにもかかわらず、卓越した成績を残した。
スピーズは、ロッシの後釜として、ファクトリーチームに合流する。
もちろん、今までずっと一緒に戦ってきた、クルーチーフのトム・ハウスワースと、メカのグレッグ・ウッドも共に連れていくだろう。





HONDA

ホンダは、ペドロサ、ドビチオーゾ、ストーナーのファクトリー3人体制を模索してきたが、レッドブルとの交渉が不発に終わり、3台体制は難しくなった。
そうなると、ファクトリーチームは、ペドロサとストーナーの体制となる。(ドビチオーゾは、グレシーニへ)



ケーシー・ストーナー

元ドカティの上司、リビオ・スッポの後押しもあり、ホンダと2年契約を結んだストーナー。
今期、ドカティがビックバンエンジンにスイッチし、ストーナーはマッチングに当初苦労していた。
しかし、フロントフォークを昨年型に変えるなど、徐々に本来の速さを取り戻し、この4戦は連続して表彰台を獲得している。

ダニー・ペドロサ

ペドロサは、来期もホンダで走る。
昨年は、マシンに問題があり速く走れないと不満を述べていたが、ホンダは、ペドロサの要求にとことん答えてきた。
ドビチオーゾのパフォーマンスもあり、もはやマシンのせいにはできない。
ストーナーも合流し、後がない状況で、真の力が試される。





DUCATI

莫大な資金を提供するマールボロとのパートナーシップは継続する。
現在、唯一スポンサー費用だけで、MotoGPチームを運営しているドカティ。
ライダーの契約金や、開発費用まで含めて、マールボロからの資金で運営している。
そこに、ロッシの移籍と共に、フィアットも合流しそうだ。
他にも、ロッシの名声と共に合流しそうなスポンサーもあるようだ。



ヴァレンティーノ・ロッシ

おそらく、ドカティとの契約は2年契約となるだろう。
その発表は、ブルノのレース後に行われる予定だ。
もし、ロッシが、イタリアメーカーでチャンピオンを獲得する事にでもなれば、伝説を超えて神話となる。
イタリアメーカーで、スペイン人の小僧を打ち破る。
イタリア人にとっての勧善懲悪劇となり、ヒステリックなまでの熱狂を呼び起こすだろう。

ニッキー・ヘイデン

一時は、メランドリの二の舞となりそうな気配だったヘイデン。
勤勉で、誠実な姿勢で、ドカティを今の位置まで引き上げた功労者。
タイトル争いに加わるには、一つ物足りないが、十分な成績を残している現在、来期のシートも間違いない。
彼は、アメリカ市場における役割も担っている。




SUZUKI

おそらく、2011年もリズラがスポンサーシップは継続するだろうが、現状の成績は不十分である。
来期は、オールスペインのラインナップとなりそう。
しかし、2012年以降は、開発運営資金を捻出できないスズキは、新たにビックスポンサーが付かない限り、撤退の可能性がある。
スズキとドルナとのMotoGP参戦契約は、2011年末で終了し、更新されるかどうかは不透明である。



アルバロ・バウティスタ

今期、ルーキーとして、スズキに加わったバウティスタであるが、彼は、ファクトリー体制を望んでおり、その唯一の選択肢がスズキであった。
しかし、ファクトリーチームである事と、競争力がある事が、同義である事は疑わなければならない。
2年契約を結んでいるバウティスタは、その期限と共に、スズキが撤退すれば、新たなチームを探さねばならない。


トニー・エリアス

カピロッシの抜ける穴を埋める候補として、最も有力視され始めたのがエリアスだ。
昨年のシーズンオフ、彼には支援する者も無く、また、高額な金銭要求もあり、チームが決まらなかった。
そして、Moto2クラスにシートを得て、現在、ランキングトップの活躍を見せている。
現実問題、最高峰クラスにこだわるエリアスにとって、選択肢はスズキ以外に見当たらない。
果たして、双方の思惑が一致し、エリアスのMotoGPクラス復帰となるでしょうか。







MotoGP : カピ、ドカとの契約近い

2010-08-11 21:44:42 | MotoGP 2010






最近、過熱気味のロッシの移籍報道なんかもあり、シリーシーズン(ストーブリーグ)の話題は食傷気味です。
正直、レースに集中したいので、移籍報道はシーズンオフにやってほしいのが本音。
しかし、情報へのニーズもあるし、他の話題も無いので、今回は、カピロッシに関する記事を載せました。

スズキも、チーム体制を一新するいい機会なので、ここでガラガラポンし、1000cc移行を見据えたチーム作りをお願いしたい。
悪いけど、デニングは無しの方向で・・
(1000ccへ移行する2012年以降の参戦はかなり不透明との噂も)






Crashより


Capirossi closing on Pramac Ducati deal




ロリス・カピロッシのマネージャー、カルロ・ペルナットは、カピロッシが、ドカティのサテライトチームで、来期もMotoGPに継続参戦する事を明らかにしました。

カピロッシは、2008年にスズキのチームに加わったが、それ以来、マシンが一向に進歩しない事に不満であり、リズラ・スズキ・チームを離れようとしている事は、もはや、秘密でもなんでもない。

当初、カピロッシは、ヤマハ・テック3にリンクされていたが、イタリアメディアが、ペルナットに確認した所によれば、2011年に再びドカティに乗る事になりそうだ。
カピロッシは、グランプリ参戦歴、308戦を誇り、グリッド上で、最も経験豊富なライダーです。


「カピロッシとプラマック・ドカティが、来期について契約する事になるでしょう。
この事は、私にキャリアの中でも素晴らしい事です。
また、この件に関し、ロリスも満足しています。」と、62歳になるペルナットも自身の計画ついて話した。

カピロッシは、2007年まで、ドカティのファクトリーチームで戦い、5年間で7勝を記録している。
一方のスズキにおいては、わずか一回の表彰台を獲得するに終わっている。






MotoGP : ド・ピュニエ、テストライド

2010-08-10 10:04:10 | MotoGP 2010






また、MotoGPライダーの超人ぶりを見せつけれらた。

足をポッキリ折ってから、わずか22日後にフランスの地方サーキット(Circuit d’Ales)で、CBR1000をテストライドした。

ド・ピュニエ
「オーケー、悪くないよ。
多少痛みがあり、最初は少し難しかったが、徐々に痛みも感じなくなった。
まだ、どうなるか分からない。
しかし、100%ではないが、ブルノには行くでしょう。」





YouTube

Filmé par www.sport-bikes.fr


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WSBK ノイキルヒナー、ホンダに不満

2010-08-10 00:05:16 | Superbike 2010

今シーズン、全く良い所のないノイキルヒナーですが、ホンダのマシンに不満を述べています。
今まで、苦労してきただけに、応援していた選手なのですが、あんまり露骨にマシンのせいにするのもどうかな。
チームメイトは、今までに3勝しており、その見解として、ストーナーの件を持ち出している。
チームの対応も、レアを優先してマシンを作っているようだし、そのあたりも不満があるのだろう。
そんな訳で、ノイキルヒナーのチーム残留の可能性は無いようです。













Crashより



Neukirchner ‘frustrated’ with Honda form



The German rider has a best result of just ninth in 20 races so far this season.
(今シーズン、20レース中、9位がベストリザルト)




テンケイト・ホンダから参戦しているマックス・ノイキルヒナーであるが、シーズンも終盤に入り、良い感触が得られずにフラストレーションが継続していることを認めた。

このドイツ人ライダーは、負傷しシーズンを棒に振っていた2009年シーズン終了後、スズキからテンケイト・ホンダに移籍した。

しかし、今シーズンは、チームメイトのレアがチャンピオン争いをしているにもかかわらず、ノイキルヒナーは、たった一度だけトップ10に入ったにすぎない。
ポイントランキングでも、40ポイントを獲得し、総合ランキング18位と低迷している。
ちなみに、彼は昨年、モンツァで足を骨折する前の8レースで75ポイント差を獲得している。

ノイキルヒナーは、チームメイトの活躍に対し、信じられないと努力を称賛しているのだが、一方、CBR1000RRに好感触が得られず、マシンの問題が多いと主張している。

「本当に厳しくて難しいシーズンとなっています。」と、彼は述べた。

「昨年末、ホンダのファクトリーチームと契約に至ったことは、大変嬉しかった。
チームは、懸命に努力してくれているのは分かっていますが、マシンは何ら良い所はありません。
問題は決まっています。
ホンダは、コーナー進入で問題があります。
ブレーキングは良いのですが、リリースした時、いつもラインをはずしてしまいます。
コーナーから脱出するのが容易ではありません。
とても、苛立たしく思います。
ホンダのライダーでは、ジョナサンが最も速いが、全てのホンダライダーは、同じ問題を抱えていて、私と同じようなレベルです。
これらは、マシンの問題で、ライダーの問題では無いと思います。
信じられない事だが、ジョナサンはマシンと上手くいっています。
私が思うに、ジョナサンとホンダが、ケーシー・ストーナーとドカティのような関係に似ているのではないでしょうか。」


ノイキルヒナーとテンケイトの関係に関しては、彼はチームと2年の契約を締結しているという。
しかし、今度のイモラ戦の時に、何らかの決定がなされる事を認めている。

「私には何も分かりません。」と、彼は言い足した。

「2年間の契約ですが、イモラで、私と継続するのか、放出するのか決められるでしょう。」