今シーズン、全く良い所のないノイキルヒナーですが、ホンダのマシンに不満を述べています。
今まで、苦労してきただけに、応援していた選手なのですが、あんまり露骨にマシンのせいにするのもどうかな。
チームメイトは、今までに3勝しており、その見解として、ストーナーの件を持ち出している。
チームの対応も、レアを優先してマシンを作っているようだし、そのあたりも不満があるのだろう。
そんな訳で、ノイキルヒナーのチーム残留の可能性は無いようです。
Crashより
Neukirchner ‘frustrated’ with Honda form
The German rider has a best result of just ninth in 20 races so far this season.
(今シーズン、20レース中、9位がベストリザルト)
テンケイト・ホンダから参戦しているマックス・ノイキルヒナーであるが、シーズンも終盤に入り、良い感触が得られずにフラストレーションが継続していることを認めた。
このドイツ人ライダーは、負傷しシーズンを棒に振っていた2009年シーズン終了後、スズキからテンケイト・ホンダに移籍した。
しかし、今シーズンは、チームメイトのレアがチャンピオン争いをしているにもかかわらず、ノイキルヒナーは、たった一度だけトップ10に入ったにすぎない。
ポイントランキングでも、40ポイントを獲得し、総合ランキング18位と低迷している。
ちなみに、彼は昨年、モンツァで足を骨折する前の8レースで75ポイント差を獲得している。
ノイキルヒナーは、チームメイトの活躍に対し、信じられないと努力を称賛しているのだが、一方、CBR1000RRに好感触が得られず、マシンの問題が多いと主張している。
「本当に厳しくて難しいシーズンとなっています。」と、彼は述べた。
「昨年末、ホンダのファクトリーチームと契約に至ったことは、大変嬉しかった。
チームは、懸命に努力してくれているのは分かっていますが、マシンは何ら良い所はありません。
問題は決まっています。
ホンダは、コーナー進入で問題があります。
ブレーキングは良いのですが、リリースした時、いつもラインをはずしてしまいます。
コーナーから脱出するのが容易ではありません。
とても、苛立たしく思います。
ホンダのライダーでは、ジョナサンが最も速いが、全てのホンダライダーは、同じ問題を抱えていて、私と同じようなレベルです。
これらは、マシンの問題で、ライダーの問題では無いと思います。
信じられない事だが、ジョナサンはマシンと上手くいっています。
私が思うに、ジョナサンとホンダが、ケーシー・ストーナーとドカティのような関係に似ているのではないでしょうか。」
ノイキルヒナーとテンケイトの関係に関しては、彼はチームと2年の契約を締結しているという。
しかし、今度のイモラ戦の時に、何らかの決定がなされる事を認めている。
「私には何も分かりません。」と、彼は言い足した。
「2年間の契約ですが、イモラで、私と継続するのか、放出するのか決められるでしょう。」
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