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MotoGP : ホプキンス、ヘレス代役参戦

2011-03-20 12:34:40 | MotoGP WSB BSB JRR
第2戦ヘレスGPにジョン・ホプキンスが参戦

カタールGP、FP3でハイサイド転倒を喫し、負傷したアルバロ・バウティスタの代役にジョン・ホプキンスが起用されることとなった。

ホプキンスのグランプリ参戦は、2008年以来、2年5か月ぶりの復帰となる。

ホプキンスはカタールGP開幕前、プロモーションビデオの撮影で当地を訪れ、GSV-Rをライディングしていたが、撮影終了後、すぐに帰国していたために、カタールでの再デビューは叶わなかった。

第3戦ポルトガルGP以降の代役ライダーは、まだ決定していない。



ポール・デニング(チーム・マネージャー)

「2011年シーズンはまだ始まっていません。対応が非常に困難な大きな失望です。
この冬、我々はコンスタントで、コンペティティブでした。常にアルバロは、日曜の男であり、彼の戦闘力は並外れています。常に、セッションよりもレースに期待します。
転倒は非常にシンプルでした。タイヤが温まる前に速く走り過ぎ、ロッシのアクシデントに似ていましたが、前腕の問題により、木曜のセッションを失ってしまい、上位に進出しようと確かなプレッシャーがあったかもしれません。
アルバロは高い代償を払いました。このスポーツでは、成功と悲惨は紙一重です。彼は病院に入院し、これからハードなリハビリが待っていますが、ここから立ち上がるパワーとキャラクターを備えています。彼を代表して、医師団とクリニカ・モービル、支援をしてくれた人たちに感謝したいです。
今回のレースに関しては、我々のバイクを走らせるライダーを見つけたかったですが、ジョンとノブは不可能でした。元MotoGPライダーを起用するMoto2クラスのチームは、我々の要求に応えられませんでした。
ジョンは、アルバロに起きたことを喜んでいませんが、ヘレスでは上手くやれます。プライベートテストをできることを望みます。アルバロの回復時期は明白ではありません。ジョンはイギリス選手権の参戦があり、エストリルとルマンでは日程が重なることから、これらのレースに関して、決断を下さなければいけません。」


MotoGP : 第1戦 カタール 予選

2011-03-20 11:40:02 | MotoGP WSB BSB JRR


GRAND PRIX OF QATAR

ロサイル・サーキット



MotoGP 第1戦 カタールGP 予選 リザルト&コメント



■開催日:2011年3月19日(土)予選
■開催地:カタール/ロサイル・サーキット(5.380km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:24度
■PP:C・スト―ナー(1分54秒137/ホンダ)





MotoGP 予選



ケーシー・ストーナーが、ポールポジション!



気温22度。路面温度24度のドライコンディション。

ストーナーが、圧巻のポールポジションゲット。
フリープラクティスからすべてのセッションを制したストーナーは、予選でもハイペースを刻み続け、1分54秒137のトップタイムで、ポールポジションを獲得した。
これで、3年連続でオープニングレースのトップグリッドを獲得した事になる。

2番手は、0.205秒差でペドロサ。
テスト段階からストーナーにあとわずかというタイム差で続くが、ペドロサが苦手とするロサイルで、0.2秒差なのでこの差は健闘しているとの見方もできるだろう。

最後の一列グリッドを獲得したのは、0.810秒差のロレンソ。
プラクティスからの内容は悪くなく、決勝でもペースをつかめばトップに躍り出るだろう。

ホンダ・レプソル勢の中に割って入ったのは、シモンチェリ。
若干、安定性に欠けるが、彼の強さは本物になりつつある。

5番手は、スピーズ。
6番手に、ドカティ勢トップのバルベラ。
バルベラの躍進は、全く想像が出来なかったが、勢いがあるときは怖い存在となるだけに注目していきたい。

続くのは、ドビツィオーソ、クラッチロー、ロッシ、エドワーズがトップ10入りした。

青山博一は、1.587秒差の12番手。

明日は、いよいよ今年最初の決勝を迎える。
実際のタイム差以上にストーナーの強さは際立っており、スタートで逃がしてしまえば、そのまま独走していくだろう。
レースは、ストーナー、ペドロサ、ロレンソを軸にした展開が予想され、他のライダーたちがどう絡んでくるのかがポイント。
開幕戦であり、ナイトレースという特殊なレースとなるだけに、意外なヒーローが現れる可能性も高い。

MotoGPクラスの決勝レースは、深夜4時(日本時間)から行われる。





MotoGP 予選 Result:


1 ケーシー・スト―ナー Repsol Honda Team 1'54.137
2 ダニー・ペドロサ Repsol Honda Team 1'54.342   +0.205
3 ホルヘ・ロレンソ Yamaha Factory Racing 1'54.947   +0.810
4 マルコ・シモンチェリ San Carlo Honda Gresini 1'54.988   +0.851
5 ベン・スピース   Yamaha Factory Racing 1'55.095   +0.958

6 エクトール・バルベラ Mapfre Aspar Team MotoGP 1'55.223   +1.086
7 アンドレア・ドビツィオーゾ Repsol Honda Team 1'55.229   +1.092
8 カル・クラッチロー Monster Yamaha Tech 3 1'55.578   +1.441
9 ヴァレンティーノ・ロッシ Ducati Team 1'55.637   +1.500
10 コーリン・エドワーズ Monster Yamaha Tech 3 1'55.647   +1.510

11 ランディ・ド・ピュニエ Pramac Racing Team 1'55.656   +1.519
12 青山 博一   San Carlo Honda Gresini 1'55.724   +1.587
13 ニッキー・ヘイデン Ducati Team 1'55.881   +1.744
14 ロリス・カピロッシ Pramac Racing Team 1'56.323   +2.186
15 カレル・アブラハム Cardion AB Motoracing 1'56.665   +2.528
16 トニー・エリアス LCR Honda MotoGP 1'57.992   +3.855
- A・バウティスタ   Rizzla Suzuki   タイム無し



Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 22º
Humidity: 31%
Ground: 24º



Fastest 2011 Qatar test lap:

Casey Stoner AUS Repsol Honda 1m 55.681s

2010 Qatar Grand Prix (11th April):

Pole position:  Casey Stoner AUS Ducati Marlboro 1m 55.007s
Fastest race lap: Casey Stoner AUS Ducati 1m 55.537s





Moto2 予選



気温22度。路面温度24度のドライコンディション。

ブラドルがポールポジション。
マルケスが2番手につけて、この二人が一歩リードしている。

3番手、ルティ。
4番手に、高橋が1秒差で続く。
高橋は、ファイナルギの変更が失敗に終わりタイムが出せなかった。

今年のMoto2もまったく予想がつかない。
予選で下位に沈んでいるライダーの中にも、力を持っているライダーが多くおり、激しいレースが予想される。




Moto2 予選 Result:


1 65 ステファン・ブラドル KALEX   0:02:00
2 93 マルク・マルケス SUTER   +0.207
3 12 トーマス・ルティ SUTER   +0.828
4 72 高橋裕紀   MORIWAKI   +1.011
5 16 ジュール・クルーゼル SUTER   +1.24
6 60 フリアン・シモン SUTER   +1.262
7 38 ブラッドリー・スミス TECH 3   +1.274
8 15 アレックス・デ・アンジェリス MOTOBI   +1.297
9 51 ミケーレ・ピロ   MORIWAKI   +1.311
10 45 スコット・レディング SUTER   +1.396
11 3 シモーネ・コルシ FTR   +1.406
12 76 マックス・ノイキルヒナー MZ-RE HONDA   +1.573
13 75 マティア・パシーニ FTR   +1.725
14 40 アレックス・エスパルガロ PONS KALEX   +1.727
15 77 ドミニク・エージャーター SUTER   +1.727
16 29 アンドレア・イアンノーネ SUTER   +1.735
17 34 エステベ・ラバト FTR   +1.986
18 71 クラウディオ・コルティ SUTER   +2.069
19 63 マイク・ディ・ミリオ TECH 3   +2.184
20 68 ヨニー・ヘルナンデス FTR   +2.224
21 21 ハビエル・フォレス SUTER   +2.229
22 88 リカルド・カルダス MORIWAKI   +2.337
23 80 アクセル・ポンス PONS KALEX   +2.361
24 44 ポル・エスパルガロ FTR   +2.368
25 36 ミカ・カリオ   SUTER   +2.381
26 53 バレンタン・ドゥビーズ FTR   +2.66
27 14 ラタパーク・ウィライロー FTR   +2.67
28 54 ケナン・ソフォーグル SUTER   +2.679
29 4 ランディ・クルメンナッハ KALEX   +2.729
30 39 ロベルティーノ・ピエトリ SUTER   +2.983
31 25 アレックス・バルドリーニ SUTER   +3.078
32 64 サンティアゴ・ヘルナンデス FTR   +3.096
33 49 ケブ・コフラン   FTR   +3.108
34 9 ケニー・ノイズ   FTR   +3.293
35 19 ザビエル・シメオン TECH 3   +3.489
36 35 ラファエレ・デ・ロサ MORIWAKI   +3.516
37 13 アンソニー・ウエスト MZ-RE HONDA   +3.875
38 95 マシェル・アル・ナイミ MORIWAKI   +4.707
39 96 ナーセル・ハッサン・アル・マルキ MORIWAKI   +5.131



Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 22º
Humidity: 14%
Ground: 24º

Records:

Fastest Lap: Lap: 13 Stefan BRADL 2'00.168 161.2 Km/h
Circuit Record Lap: 2010 Thomas LUTHI 2'02.537 158.1 Km/h
Best Lap: 2011 Stefan BRADL 2'00.168 161.2 Km/h





125cc 予選



気温24度。路面温度26度のドライコンディション。

ニコラス・テロールが、圧倒のポールポジション。
全セッションを制し、圧倒的存在感を示している。

コルテセ、バスケス、ガデア、ファウベル、フォルガーが続いた。

尾野は、18番手だった。




125cc 予選 Result:

1 18 N.テロール APRILIA 2'06.605
2 11 S.コルテセ APRILIA   +0.090
3 7 E.バスケス DERBI   +1.046
4 33 S.ガデア APRILIA   +1.252
5 55 H.ファウベル APRILIA   +1.457
6 94 J.フォルガー APRILIA   +1.693
7 5 J.ザルコ DERBI   +1.977
8 23 A.モンカヨ APRILIA   +2.078
9 25 M.ビニャーレス APRILIA   +2.613
10 39 L.サロン APRILIA   +2.726
11 96 Louis ROSSI APRILIA   +2.861
12 44 Miguel OLIVEIRA APRILIA   +2.882
13 52 Danny KENT APRILIA   +3.100
14 15 Simone GROTZKYJ APRILIA   +3.230
15 26 Adrian MARTIN APRILIA   +3.254
16 31 Niklas AJO APRILIA   +3.486
17 63 Zulfahmi KHAIRUDDIN DERBI   +3.556
18 76 尾野弘樹 KTM   +3.618
19 3 Luigi MORCIANO APRILIA   +3.664
20 17 Taylor MACKENZIE APRILIA   +3.768
21 53 Jasper IWEMA APRILIA   +3.954
22 77 Marcel SCHROTTER MAHINDRA   +3.997
23 99 Danny WEBB MAHINDRA   +4.003
24 19 Alessandro TONUCCI APRILIA   +4.730
25 36 Joan PERELLO APRILIA   +5.094
26 84 Jakub KORNFEIL APRILIA   +5.575
27 30 Giulian PEDONE APRILIA   +5.736
28 21 Harry STAFFORD APRILIA   +6.774
29 12 Daniel KARTHEININGER KTM   +7.164
30 43 Francesco MAURIELLO APRILIA   +8.389

Not qualified (Out 107%) 2'15.467

69 Sarath KUMAR APRILIA   +9.015



Weather Conditions:

Track Condition: Dry
Air: 24º
Humidity: 10%
Ground: 26º

Records:

Fastest Lap: Lap: 13 Nicolas TEROL 2'06.605 153.0 Km/h
Circuit Record Lap: 2008 Scott REDDING 2'05.695 154.1 Km/h
Best Lap: 2008 Bradley SMITH 2'05.242 154.6 Km/h





COMMENT



YAMAHA



ホルヘ・ロレンソ (予選3位/1分54秒947/26周)

「何度か、かなりいいタイムを出すことができた。トップからはまだ遠く離れてしまっているけれど、僕らの目標は表彰台獲得で、僕自身もそれを目指して戦うつもりでいる。決勝用セッティングでは、とても好調なので、1分55秒台7から1分55秒8くらいをキープして走れると思う。明日のウォームアップで最終調整を行い、目標達成を目指す」

ベン・スピース (予選5位/1分55秒095/26周)

「フロントロウに並ぶことができれば最高だったけれど、グリッド位置で考えれば4位より5位のほうがいいかな。予選セッションはパーフェクトというわけにはいかなくて、ラップタイムも完璧なものにはならなかった。それでも完璧なところから大きく離されているとは思っていないんだ。たぶん、あとコンマ2秒くらいは引き出すことができたのかもしれない、そんな感じ。でも全体的にはそれほど悪い結果ではない。明日は表彰台獲得を目指して戦っていきたい。ベストを尽くすことができたので、シーズンのスタートとして悪くないと思っているよ」

ウィルコ・ズィーレンベルグ、チーム監督

「とてもいい予選セッションだった。ふたりともトップに近いところまで行くことができて非常に満足している。ホルヘは3位を獲得したが、タイムでは4位、5位、6位とかなり近いので、決勝は激しい戦いが予想される。このあとは明日の決勝だけに集中していく。長く、ハードなレースになるだろう」

M・メレガリ(チームディレクター)

「ふたりが揃って、いいポジションを獲得することができた。決勝用セッティングでは、いいペースが出ているので、十分に戦うことができると確信している。タイムアタックでは惜しくもミスをおかしてしまったものの、ベンはマシン・セッティングに満足していて、すでに何周か走ったタイヤでも好調に走ってくれたと話している。ウォームアップで最後の細かい調整を行い、最善を尽くして決勝用臨みたい」

カル・クラッチロー (予選8位/1分55秒578/23周)

「この舞台に並ぶライダーたちの顔ぶれやその記録を見たら、このなかで8位になれたことはとても嬉しいこと。ただ、もしも1列4台のグリッドだったら、2列目に並べたのにね!でも3列目にも満足しているよ。モトGPの予選はスーパーバイクのスーパーポールとはまったく違う。今まではたった1ラップのためだけに緊張することに慣れていたんだけれど、今回のように1時間のなかでペースを上げていくというのは、なんだか不思議な感じだったよ。ベストラップはパーフェクトとはいかなかったが、今はとても満足。何度かミスをしてしまったのは、高速セクションに少し問題があったからだと思う。それでも55.5を出すことができた。何日か前までは考えたこともなかったペースだよ。何しろテストでは57秒だったんだからね。決勝を前に予測することは何もない。何ポイントか獲得できればそれで喜べるだろう。予選順位でゴールするのは難しいだろうけれど、モンスター・ヤマハ・テック3のスタッフたちのおかげで、ここまではとてもいい戦いができているよ」

コーリン・エドワーズ (予選10位/1分55秒647/24周)

「もっといい走りができていると思っていたんだけれど・・・。それだけ今年もモトGPのレベルが高いということだ。昨日までも6位や7位だったから、自分の感触では今日も2列目に入っている感じだ。ただソフト・コンパウンドのタイヤで、あまりペースを上げられなかったことは事実。去年と同じような状況で、ホンダの選手はソフト・タイヤを装着してすぐに大きくタイムを短縮した。僕らもタイムは向上したけれど、マージンは大きくない。この部分はこれから改善しきたい。でもその一方で、ハード・コンパウンドのリアタイヤには満足しているので、決勝ではうまくいくだろう。速さも安定性も十分で、精一杯やったつもり。マシンの性能のほとんどを引き出すことができたと思っているよ」




HONDA

ケーシー・ストーナー (MotoGP 1番手)

「これ以上望むものがないほど、すべてが順調だった。フリー走行が始まってから今日まで、セットアップは確実に進み、フィーリングもよく、タイムも改善できた。今日は、ハードタイヤで安定したタイムを刻めた。ベストタイムもマークできた。決勝レースに向けていい状態を作れている。これまでも、開幕戦でPPを獲得したことはあるが、それを結果につなげられないこともあったので、気持ちを引き締めていきたい。ウインターテストからここまでベストを尽くせたと思う。よいシーズンのスタートを切るためにも、明日のレースはいい結果を残したい」

ダニ・ペドロサ (MotoGP 2番手)

「どのセッションも速いタイムを刻めたし、予選でもこうして2番手タイムをマークすることができてよかった。ロサイルで初めてフロントローに並べたこともうれしい。今回はケーシーがとても速く、ロレンソもどんどんよくなっている。明日の決勝は厳しい戦いになる。ミスをしないようにしなければならない。今週は午後10時という時間帯に走行したことがないので、明日のレースは、どんなレースになるのか予想もつかない。決勝は125ccとMoto2のレースのあとになるが、いい状態で走りたい。明日は速いペースの戦いになると思う」

マルコ・シモンチェリ (MotoGP 4番手)

「今日は順調だったが、フリー走行の状態を考えれば、4番手になれるとは思ってもいなかったので、とてもうれしい。今日は、いくつか小さなセッティングの変更をしてアタックしたが、フロントローまでわずか0.041秒だったので、もう少しがんばればと思うと残念だった。ただ、明日は燃費が心配なので、さらにいくつか修正を加えなければいけない。しかし、グリッドが前なので、いいスタートを切ってトップグループについていきたい。トップの2人は速すぎるので、その次を狙っていきたい」

アンドレア・ドビチオーゾ (MotoGP 7番手)

「予選で上位にいくためには、ソフトタイヤをうまく使えるようにならなければならない。3列目からのスタートになり、とてもがっかりしている。明日の決勝に向けて、ブレーキの安定性を改善しなければならないが、レース用タイヤではいいペースで走ることができている。明日はいいスタートを切ることがとても重要で、それができなければトップグループに加われない。明日はケーシーについていくのは不可能なので、ダニ、ロレンソ、スピース(ヤマハ)についていけるようにしたい。シーズン最初のレースなのでいいレースをしたい」

青山博一 (MotoGP 12番手)

「セッション中盤まではまずまずだったけれど、最後の10分間で一気にポジションを落としてしまった。最後のアタックでクリアラップが取れなかったせいだが、全体としてはいい感じで走れている。決勝に向けて、もう少し自分のリクエストに近づけるようにセッティングしていきたい。タイヤはとりあえず決まった。今日は、3日間の中では最もコンディションがよかった。セッティングは完ぺきではないけれど、3日間確実によくなってきた。今日の自分のアベレージが、全体の中でどの辺にいるのかチェックして、明日のレースの作戦を立てたい」

トニ・エリアス (MotoGP 16番手)

「今日は大きくセッティングを変えて挑んだ。車体のジオメトリーを変えてサスペンションのセッティングも変えた。しかし、思ったようには走れず、タイムも更新できなかった。期待していたようなグリッドにならず、とても残念。明日のウォームアップで最後の調整をして決勝に挑みたい」

中本修平(Repsol Honda Team チームプリンシパル)

「ストーナーがPP、ペドロサが2番手とここまでは順調だった。しかし、ドヴィツィオーゾが7番手に終わったのは残念だった。最後のアタックでペースの遅いライダーに引っかかり、アタックが不完全燃焼に終わった。それがなければ、フロントローは無理だったとしても、4、5番手にはいけたと思う。決勝レースのアベレージがどのくらいになるのか。実際にレースが始まってみないとわからない部分はある。フリー、予選でストーナーとペドロサが1-2で来ているけれど、データでは、それほどアドバンテージがあるとは思えない。厳しい戦いになると思うが、明日は勝ちたい」




Moto2

高橋裕紀(Moto2 4番手)

「今日の予選は、ファイナルを変えて挑んだ。それがうまくいかず、セッション途中で元に戻した。しかし、何が原因かわからないのだが、今日はリアタイヤのスライドがひどくて、思ったようにタイムを伸ばせなかった。トップの2台が速くて、今日の状態では厳しいレースになると思う。明日の決勝は、金曜日の状態にセッティングを戻して挑みたい」




DUCATI

ヴァレンティーノ・ロッシ (MotoGP 5番手)

「肩の問題で、コンマ5、6秒を失ったと思う。将来に向けて、重要な幾つかの変更をして、セッティングを良くすることができたから、今日は2列目を獲得できたかもしれない。
GP11のベストライディングだったけど、セッション終盤にソフトタイヤを使用するときには、肩の力がなかった。タイムにトライしているとき、トラックの幾つかのセクションでパワーを入れることができなかった。
明日のウォームアップ走行で幾つかやらなければいけない。レースリズムに関しては、ホンダの2人を別にして、肩が許してくれれば、グッドにすることができる。明日、どのような反応があるのか、レース後半の耐久はどうなのか、見ることができる。」

エクトール・バルベラ (MotoGP 6番手)

「すごく嬉しい。最初のグランプリで昨年のベストグリッドを並んだ。3番グリッドに近いのも嬉しい。冬は長く、厳しかったけど、常に大きな犠牲が要求されるけど、その価値はある。
今回は常に上位に進出した。これは公式予選だけど、重要のは明日の決勝レース。1分56秒前半のリズムで、もし上手く行けば、トップ8に入れると思う。それはグッドなリザルトだ。
4位から9位争いのグループが形成され、その中に位置したい。重要なのは、ストロングなスタートを切り、引き離されないために、全力でプッシュすることだ。」