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MotoGP : 2012年に1000ccに戻る

2009-12-12 11:05:54 | MotoGP 2009




時間の都合で、翻訳は割愛させていただくが、GPone他にMotoGPクラスの排気量を1000ccに戻す決定がなされたとの記事がでた。

かねてからロッシを始め、多くの関係者が、800ccとなった事を失敗だった、レースがつまらなくなったと発言している。

この1000cc化が何をもたらすのか、今後のレギュレーションの推移を見なければ何とも言えないが、望まれるのはレースの面白さを損なわない改編であって欲しいという事だ。





MotoGP as 1,000cc returns in 2012


10日にジュネーブで開かれたグランプリ委員会において、2012年にMotoGPクラスのエンジン排気量を1000ccに戻す事が決定された。

まだ詳細については、これからの作業によるものと思われるが、いくつかのエンジン規定は定められたようだ。

ひとつは、エンジンの最大ボアを81mmとする事である。

この事は、回転数の抑制を意味する。

具体的には、回転数は、最大16,000回転程度がリミットになるだろう。(ニューマチックバルブ禁止)

それでもパワーは、220馬力を優に超える。

ちなみに、現在のスーパーバイクのボアと回転数を見てみれば、アプリリアRSV-4は78mm。13500rpm以上。

BMW S1000RRは80mm。14000rpm以上。

MotoGPの990ccマシンは、86mmボアであった。

他には、新たな油圧装置は禁止される方向のようだ。

噂されていた市販エンジンを使えるかどうかは、スーパーバイクを主催するフラミニ兄弟が訴訟を辞さない態度を取っている為、難しいだろう。

細かい事は、今後、詰められていくだろう。