大鑑巨砲

またしても写真のような本を買ってしまった。世界の大鑑巨砲。軍艦の中でも戦艦が花形だった時代を綴った本である。

戦艦のスペックや戦歴は結構知っているが、設計の原案やその発案者などを取り上げた本書の内容は興味深い。史上最大の戦艦大和は有名だが、それをはるかに凌ぐ怪物戦艦を発想していた人が海軍にいたとは知らなかった。

大和を凌ぐといえば、超大和型とか言われる51サンチ砲6門搭載の戦艦がよく知られているが、この話はそれではない。大和の前、長門の時代に発想された化け物である。

当時戦艦の排水量(重さ)は3万5千トンくらい。世界最大級で4万5千〜5万トン。それが大和は基準排水量で6万4千トン、満載では7万2809トンにもなる。実際、大和を凌ぐ戦艦は現代に到るまで存在しない。空前絶後と言われる所以である。

ところがこの化け物戦艦、何と排水量が50万トンもあり、口径こそ41サンチながら(大和は46サンチ)主砲を100門も搭載している(大和は9門)。まさにやりすぎ戦艦といえよう。映画さらば宇宙戦艦ヤマトで崩壊した都市帝国の中から飛び出してきた超巨大戦艦。ああいう代物である。

荒唐無稽に過ぎ、実現の可能性がない計画であったかも知れないが、こういうものを海軍で発想していたというのは面白い。まだ読破していないので、これからどんな話が出てくるのか、楽しみな本である。

復活！

復活した。

このところモチベーションが下がり、釣りへの情熱が薄れていたが、今週末、土曜日から復活……ではない。心の問題というのはそんな簡単ではないのだ。

じゃ、何が復活なのかと言うと、突然、とんでもないメールが届いたのである。出撃するぞ、と。

仁である。

疾風の男。引退し、静かな余生を送っているかと思ったが、アレクサンドル・ビュコックのように現役復帰してきたのだ。

老骨に鞭を打って…とあれば、ボクも所用に気を取られているわけにもいくまい。この土曜日は久しぶりの釣りである。

ラインを巻き替えて、リールもメンテナンスしておくか。こういう準備もキャンピングカー遠征以来、久しぶりになるな。

シャワー

会社に怪しい荷物が届いた。ボク個人宛て。シャワーヘッドが入っている。ウチの業務とは全く関係がない商品だ。

これは何だろうなと思ったら、手紙が入っていた。ボクへのお礼だという。

前の会社の時からボクは30年も40年も前の商品の部品を保管していて、困っているユーザーには無償で修理調整をしてきたが、今回の贈り主はそういう会社の人だった。ボクが修理した器械で設計した新商品が出たから、お礼です。使ってみてくださいとのことだった。

これはありがたい。ボクのマンションはかなり古く、特に風呂場が老朽化している。ホントはリフォームしたいところだが、資金面の問題があって手を入れられず、せめてシャワーヘッドだけでも交換しようかと思っていたところだったのだ。

早速取り付けてみる。

うむ。だいぶ使いやすくなった。今まではザーッと水が出ていたけど、これはシュワ〜ってなるね。気持ちいいし、節水にもなるんだってサ。

アイス

上野駅のクロワッサンたい焼き屋が、期間限定でアイスキャンディ屋になっていた。めっちゃカラフルで美味そう。

そこで、抹茶小豆バーを買ってみた。380円也。

うむ。

380円？

うーん…

380円…？

ちょっとないな。夏にクロワッサンたい焼きは売れないのかも知れないけど、このアイスキャンディもヤバそうだぜ。

妖怪新聞

木曜の怪談97、妖怪新聞。ファミリー劇場夏の怪奇特集で全話連続放送していた。先週の広末の悪霊学園に続く怪談ドラマだ。ひと月ほど前に、同じファミリー劇場で1話だけ見ていたが、今回は全話を一気に見た。

前年の怪奇倶楽部から引き続いて、野村裕香と前田愛のツートップが出演。内容的にも、先週の悪霊…に比べて、脚本もしっかりしているし、設定も破綻していない。おかげでストーリーも楽しめた。

まあ一番は前田だけど。さすがは前田、メチャクチャいいわ、このルックス。ドラマの最中に何度か魂を持っていかれる感じだ。完璧だな。

ドラマの舞台は中学校だけど、ボクも一時期は教師を目指していた。先生になってたらなあと思う。まあ、現実にはこんな事件が起こるわけがないけど、薄暗い放課後の理科室とか、ロマンを感じないか？

悪霊学園

先週、木曜の怪談97、悪霊学園をファミリー劇場でやっていたので録画しておいた。主演は広末涼子。ポケベルが出てくる懐かしい時代のドラマ。

ドラマの内容はかなり幼稚で陳腐。相当ヒドい。脚本も設定もお粗末すぎて、よくこんなのを放送したなという感じ。広末の可愛さ以外に見るところはなかった。

それにしても、広末ってこんなに可愛いかったっけ？ まあ若いからってのも大きいか。

エンディングで流れるとっても、とっても、とっても、とっても大好きよ…ああ、この歌、そういえばこれを流しながら、霞ヶ浦をぐるぐる回ったなあ。新しいポイントを求めて。あれから20年にもなるのか。そりゃ老いるはずだ。

あの頃乗っていたクルマはCR-X、いま乗っているのもCR-X、あの頃使っていた釣り竿はスコーピオン、いま使っているのもスコーピオン。何も変わっていないのになぁ。

鶏丼

上野駅で弁当を、となるとやはり升本が頭一つ抜けている。しかし、今日は鶏丼にした。その名も鶏丼という東華軒の弁当だ。

この鶏丼、なかなか美味い。升本と比較できるものではないが、やみつきになる味付けだ。添加物もたっぷり。

しかし、ジャンクフードが食べたくなる時もあるだろう。そういう時にピッタリなのである。

うーむ。升本を食べると舌が肥えるが、鶏丼を食べると舌が痺れる。それでも、たまに食うベビースターラーメンが美味いように、この鶏丼は結構好きなんだ。

新宿へ

昨日と同じく、また所用で出かける。今日は新宿へ。

ただ、来週の土曜日に所用は入っていない。次の日曜日からは実演の仕事が続き休みがなくなるので、今度の土曜日が夏休み前の最期の休日だ。釣りをするかな。うなぎを食べに行くついでに。

さて、とりあえず新宿の所用を片付けよう。上手くいくといいが…。そうだ、帰りにはカンペールを覗いてみるか。

升本

有楽町での所用を終え、帰路につく。もうこんな用で休みを無駄にしないよう新たな契約を結んできた。手続きが面倒だが、これで来週の土曜日は釣りに行けるだろう。たぶん。

で、帰りの常磐線、グリーン車に乗り弁当を食す。上野駅から乗るとなれば、そう、升本の弁当である。当然だ。美味いからな。

この弁当、添加物を見ると何もない。着色料も保存料も使っていない。その代わり、夏は味付けを濃いめにしている。やっぱりそういうのって大事だよな。

亀辛麹という薬味が付いているのだが、これがまた何にでも合う。玉子焼き、つくね団子、味がぐっと引き立つのだ。

やっぱり升本の弁当はレベルが高いな。誰にでもオススメできる。

マリオン

有楽町到着。JR有楽町中央口の前は、昔の面影を残している所があるが、マリオンの周辺はずいぶんと洒落たな。

無理もない。ボクが有楽町マリオン阪急西武の営業を担当していたのはもう20年以上も前の話。変わらない方がおかしい。

ふーん、阪急はメンズになってるのか。少し時間があるから覗いてみるか。