特選街

特選街という雑誌を買った。毎回というわけではないが、昔からよく買っている本だ。商品情報のチェックに使っている。商品の批評については、レベルが高いとは言えないが、一般の人がどのように感じるかはよく分かり、参考意見の一つになるのだ。今回はブルーレイレコーダーの特集だった。

先日、梅安さんからブルーレイレコーダーのオススメを訊かれ、パナソニック機が一番無難と答えたが、それが正しい意見だったか少し不安だった。年末に向けて新モデルが出てきているから、状況が変わっているかもしれない。恐る恐る批評を読むと、トップがパナソニック機になっていたのでホッとした。

ボクは機能性から東芝機を使っているが（以前はスカパーHD録画は東芝しかできなかったし、編集機能が充実している）、起動に時間が掛ったり、ダビング中の動作制限が多かったりと万人に勧められるものではない。こういう機能の検証については特選街は非常に役立つ雑誌なのだ。

ただ、品質の批評は甘いことが多い。技術的なことについての解説に、深く突っ込んだものもない。そういう点はそれぞれの専門誌に任せているのだろう。興味があれば、そちらも読んでみると面白い。

特選街は、まぁボクが大学生の頃にもあった雑誌で、当時はクルマとか、ビデオデッキとか、テレビとかの批評をよく読んだ。批評のスタンスは今も昔も変わらない。競合他誌が次々と無くなっていく中、ずっと支持をされているのはそういうところなんだろうな。