ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

福島の夜

2009-11-17 15:17:23 | Weblog
ボクは出張で全国を回っていて、地方都市に泊まる機会が多い。それぞれに違った風情があるが、福島の夜の街並みもまた独特の雰囲気がある。

その要因はおそらく街灯にあるのだろう。駅前繁華街の街灯はオレンジ色ばかりで、看板や店内照明も赤っぽいものが多い。また、高層ビルが無く、店舗も2階くらいから上は暗い所が多く、街灯から下にオレンジの層が出来ているように見える。

福島を夜歩くと、まるで街がオレンジの霧に包まれているような感覚がし、それが独特の雰囲気になっているのだ。
幻想的で何とも怪しい。あのオレンジの層の中だけが別の世界になっているような…

そんな福島の夜がボクは好きなのだ。
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竹屋旅館

2009-11-17 08:43:26 | Weblog
福島での宿は竹屋旅館にした。以前は年に何度か泊まっていたが、ここ数年は福島で宿泊する機会がなく、ご無沙汰していた。

久しぶりの竹屋旅館は前と変わってはいなかった。この旅館の座敷藏は国登録文化財になっているから、改築をしている訳はないが、ギシギシいう廊下、部屋で食べる食事、ケロリンの洗面器など、昔のままで安心した。やっぱり旅館はこうでないと落ち着かない。

写真のような食事を楽しみ、それから持参したDVDを見ようかとテレビに繋ぐ…つ…繋げない。テレビが古すぎてAV入力端子が無い。フィーダーのアンテナ端子しか付いてない。さすがは竹屋旅館のテレビだ。

この古さ。これが竹屋旅館の魅力だ。映画の中で金田一耕助が泊まってたりするような宿。このままいつまでも続いて欲しい旅館である。
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