ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

教則本

2009-03-06 07:53:44 | Weblog
初めて買ったバスフィッシングの本が、写真の釣りサンデー別冊「ブラックバスのすべて」である。

これを読むと、右も左も分からず、闇雲にキャストしていただけの時代を思い出す。
あの頃は若かった。だから時間の流れもゆっくりしていた。1日が果てしなく、フィールドは無限の広がりを持っていた。

この教則本は、本格的なバス釣りの黎明期に出たもので、「日本にもバスボートがあったらなぁ」という記事があったり、「ワームはドバミミズをイミテートしたルアー」といった誤った説明が載っていたりする。スピナーベイトなど、上下が分からずに写真が逆さまになってるほどだ。「バイブレーションは動きが弱いので、同じ所を何度も通さないとヒットしない」みたいなことも書かれてて、当時の試行錯誤ぶりが窺える。
しかし、それが楽しかった。ああいうワクワク感は、もう味わえないだろう。

それでも、今年の釣りには期待している。いわく付きのスピニングセットも加わって―あまり使わない気もするが―攻めの幅が広がるはずだからだ。
あの頃に似た気持ちの高なりを感じたいものだ。
コメント (2)
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