ちょっと信じがたいニュースを眼にしました。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090430/chn0904301904007-n1.htm
中国が新疆ウイグル自治区で実施した核実験による被害で同自治区のウイグル人ら
19万人が急死したほか、急性の放射線障害など甚大な影響を受けた
被害者は129万人に達するとの調査結果が札幌医科大学の
高田純教授(核防護学)によってまとめられた。被害はシルクロード周辺を訪れた日本人観光客27万人にも及んでいる恐れがある。
5月1日発売の月刊「
正論」6月号掲載の「中国共産党が放置するシルクロード核ハザードの恐怖」と題する論文で明らかにした。
高田教授は2002年8月以降、中国の核実験に伴う影響を調査した。高田教授によると、中国の核実験は1996年までに爆発回数で46回。爆発威力や放射線量、気象データや人口密度などをもとに被害を推定した。
爆発では楼蘭遺跡の近くで実施された3回のメガトン級の核爆発で高エネルギーのガンマ線やベータ線、アルファ線などを放射する「核の砂」が大量に発生した。上空に舞い、風下に流れた
「核の砂」は東京都の136倍に相当する広範囲に降り、その影響で周辺に居住するウイグル人らの急性死亡は19万人にのぼる。甚大な健康被害を伴う急性症は129万人のうち、死産や奇形などの胎児への影響が3万5000人以上、
白血病が3700人以上、甲状腺がんは1万3000人以上に達するという。中国の核実験は、核防護策がずさんで、被災したウイグル人に対する十分な医療的なケアも施されておらず、129万人のうち多くが死亡したとみられる。
広島に投下された原爆被害の4倍を超える規模という。高田教授は「他の地域でこれまで起きた核災害の研究結果と現実の被害はほぼ合致している。今回もほぼ実態を反映していると考えており、人道的にもこれほどひどい例はない。中国政府の情報の隠蔽(いんぺい)も加え国家犯罪にほかならない」と批判している。
また、1964年から1996年までの間に、シルクロードを訪問した日本人27万人の中には核爆発地点のごく近くや「核の砂」の汚染地域に足を踏み入れた恐れがあり、こうした日本人への影響調査が必要と指摘している。
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親鸞聖人の言葉として有名な『
歎異抄』には、
「煩悩具足の凡夫・火宅無常の世界は萬のこと皆もって、
そらごとたわごと真実あることなきに、
ただ念仏のみぞまことにておわします」
と言われています。
いつ何がおきるか判らない火宅無常の世界に住む、
煩悩にまみれた人間のすべてのことは、
そらごとであり、
たわごとであり、
まことは一つもない。
ただ、弥陀の本願のみがまことなのだと。
1000年後の未来には、この日本という国もないかもしれません。
もちろん、今日のだれ一人、生きてはいない。平均寿命まで生きたと
しても、100年もない一生は、過ぎ去ればまさに一朝の夢です。
時を超えた普遍の真理にこそ、かけがえのない人生をかけたいものである。
親鸞会発行の顕正新聞に以下の文章が掲載されていました。
一寸先は闇。
この世に、「そんなことあり得ない」などと言えることは何もない。
「備えあれば、憂いなし」とは言うが、何にどこまで備えればいいのか。
最善を尽くして備えても、朝に紅顔あって夕に白骨となる無常のわが身
である。
次の瞬間、どうなるか分からない。結局、不安は尽きない。
考えてみれば、実に脆弱な人生を、我々は生きているのである。
つまりは、確実な未来である後生に備えるしかないだろう。
「念仏のみぞまこと」の断言は、「本願のみぞまこと」を言い換えられた
だけである。
空事たわごとだらけの世にあって、親鸞聖人は、弥陀の本願だけが真実だと
断定しておられる。
(親鸞会発行 顕正新聞平成17年2月1日号)
すべてが移り変わる世に、たった一つの真理が有ります。
お釈迦様はそれを、弥陀の本願であると明らかにされ、
七高僧、親鸞聖人、覚如上人、蓮如上人と、歴代の善知識
(本当の仏教を教える先生)は、脈々と、その不滅の本願を
布教されました。
親鸞会では,この永遠に変わらぬ幸福の真理、弥陀の本願が、
今も説き続けられています。
一切の亡びる中に 亡びざる
真実もとめて ただひたすらに
(高森顕徹先生)