私が普段使っているライフジャケットです。
浮力はおそらく7~8kg程度だと思いますが、これを着用した状態で水中に放り出された経験が無いので、実際のところどれだけの効果が期待できるのか甚だ疑問です。
もう一着浮力11kgのものもありますが、いかんせん大きくて暑苦しいのでほとんど使用していません。
しかしそちらは着用して矢木沢ダムで試してみました。かなりの浮力でこれならばいざと言う時に命綱になってくれるかなと実感しました。
ですがその時は条件が、流れも波もなく、初めから水に入るつもりで準備していた等々・・
要するに緊急状態では無いあくまでも予行演習に過ぎなかったのです。
こんなことを急に思い出したのは今朝の新聞で、神奈川県の中津川を下っていた4隻のカヤックの内2隻が堰堤の落ち込みで転覆流され二人の命が失われた記事を読んだからです。
二人ともライフジャケットを着用していたとありました。過去に同じ場所を下った経験もあり単独ではなく4人のグループでカヌークラブのベテランとありまし。何故命が奪われてしまったのでしょうか?
理由は色々あるでしょう!・・・増水していて流れが速かった。
過去の経験を過信した。ライフジャケットの能力が足りなかった。技量が不足していたなどなど
しかし一番の原因は水を甘く見ていた!と言う事になるのではないでしょうか?
楽しいとか、爽快だとか、涼しいとか良いイメージばかりで川下りに臨んでいなかったでしょうか?
これは何より私自身に言い聞かせているつもりで書いています。
カヌーに沈はつき物なのに、その練習を一度もしたことの無い私、単独で漕ぐのが大好きな私・・・・でもカヌーが好きな私!
こういう悲しい出来事を自分の教訓にして次の悲劇を防がないと亡くなった方に申し訳がないと今深く肝に銘じているところです。
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