さまよえるパンダ

野鳥やカヤックやクラフトのブログです。

試乗して頂きました!

2007-09-18 02:24:50 | リカンベント

Dsc02243p 関東地方は厳しい残暑になった昨日、いつも行く渡良瀬遊水地で興味を示してくれた46歳のこの方は、ご覧のとおり若干上体に力は入っているものの我らリカンベントライダーの仲間入りと相成りました。

やはり漕ぎ出しのバランスが不安定で、それこそ子供の頃の初めて自転車に乗る練習のように、ふらふらと危なっかしい状態で、ハンドルを持つ手がガチガチになっていました。

自転車が趣味と言っていましたが、リカンベントと言う言葉は初めて聴くようで、まだまだ世間には異質な遊びなのかと思い知らされました。

自分で乗っているときはそれ程低いとは思いませんが、こうして他人が我がsazanami8を漕いでいる姿を見ると、妙に低い変な姿勢で乗る変わった自転車なんですね!

湖面には例によってウインドサーフィン多数とディンギーが一隻、それとファルトボートが3隻、木製のカナディアン一隻、カナデアンに帆を装備したアクアミューズが一隻と賑やかでした。


命綱なんだけど!

2007-09-09 11:17:56 | 川遊び

Dsc02219p 私が普段使っているライフジャケットです。

浮力はおそらく7~8kg程度だと思いますが、これを着用した状態で水中に放り出された経験が無いので、実際のところどれだけの効果が期待できるのか甚だ疑問です。

もう一着浮力11kgのものもありますが、いかんせん大きくて暑苦しいのでほとんど使用していません。

しかしそちらは着用して矢木沢ダムで試してみました。かなりの浮力でこれならばいざと言う時に命綱になってくれるかなと実感しました。

ですがその時は条件が、流れも波もなく、初めから水に入るつもりで準備していた等々・・

要するに緊急状態では無いあくまでも予行演習に過ぎなかったのです。

こんなことを急に思い出したのは今朝の新聞で、神奈川県の中津川を下っていた4隻のカヤックの内2隻が堰堤の落ち込みで転覆流され二人の命が失われた記事を読んだからです。

二人ともライフジャケットを着用していたとありました。過去に同じ場所を下った経験もあり単独ではなく4人のグループでカヌークラブのベテランとありまし。何故命が奪われてしまったのでしょうか?

理由は色々あるでしょう!・・・増水していて流れが速かった。

過去の経験を過信した。ライフジャケットの能力が足りなかった。技量が不足していたなどなど

しかし一番の原因は水を甘く見ていた!と言う事になるのではないでしょうか?

楽しいとか、爽快だとか、涼しいとか良いイメージばかりで川下りに臨んでいなかったでしょうか?

これは何より私自身に言い聞かせているつもりで書いています。

カヌーに沈はつき物なのに、その練習を一度もしたことの無い私、単独で漕ぐのが大好きな私・・・・でもカヌーが好きな私!

こういう悲しい出来事を自分の教訓にして次の悲劇を防がないと亡くなった方に申し訳がないと今深く肝に銘じているところです。


9号の爪あと

2007-09-08 12:00:40 | 川遊び

Dsc02215p 台風9号の大雨で増水した利根川の様子です。

これでも大部水位が下がって河川敷にあるゴルフ場は後片付け作業を大勢でやっていました。

刀水橋の下の自由業の人が寝泊りに使っていた車は50mほど流されてゴミまみれになっていました。

彼らにとってはそれこそ生き死にの問題ですから私のように興味本位でポタリングがてら増水の様子を見に行くのは不謹慎と言われても仕方ありません。

Dsc02204p 上の風景とほぼ同じアングルから見た普段の利根川の様子です。

冬場はもう少し水位が下がりますがゆったりとした流れと広い河川敷で野鳥や小動物が沢山暮らしている身近な自然です。

私はもともとこの利根川のすぐそばで生まれました。

小さい頃の遊び場でもありましたが、同時に何人もの犠牲者を飲み込んでいる危険なところでもあります。

実際私も小学校3年の夏、ここから4km程上流の浅瀬で遊んでいて、深みにはまりおぼれました。幸い流されてまた浅瀬に着いたらしく死なずに済みましたが、それ以来泳ぐことは不得意中の不得意になりました。(なのでカヤックを漕いでます)

Dsc02211p ここは河川敷のゴルフ場です。この車流れてきたのか、遊びにきて逃げられず放置されたのか分かりませんが、大分ゴミが絡まっているところを見ると増水した中にいたようです。

流石に近づいて中を確認する勇気は有りませんでした。

自然の力は大変なものがあります。自転車もカヌーもその自然の中で安全に楽しんでこそのものです。

安全第一・・・・・・!