利根川でセーリングと思っていたら、風向きが逆でした。
川の流れと風に押されて下流に流されて戻れなくなる可能性大なので、予定を変更し川下りにしました。
相方のW さんですが、手慣れたもので準備完了!やく23km下流のゴール地点を目指します。
後ろの橋は板東大橋です。
川の流れは本流側が澄んでいて支流側が茶色に濁っています。
このツートーンカラーはかなり下流まで続きました。
さあ出発です。
時間は大分遅れて12時5分前!
前回の秋とは日没の時間が2時間遅いのでたっぷりノンビリ下ります。
こんなに頑張って漕がなくてもドンドン下れますが、場所によってはルートを確保するために全力で漕ぐ必要もあります。
水深によって流れのスピードが極端に変化しますので、周囲の状況には気が抜けません。
流れの音や波の見え方で何処を通るかは大事な判断になります。
というほどの難しい状況は殆ど無いといっていいので誰でも楽しめる楽しい遊びです。
さて中間地点あたりで昼食を取ります。
W さんの得意な雑煮を頂きました。
新鮮なトマトと琵琶もデザートにでました。
陸地は今日気温が34度ほどになった様ですが、川の上は実に快適でした。
河原も同様に快適で、雑煮も決して”この暑いのに雑煮なんて!”てな事も無く美味しかったです。
昼食の為に上陸した隣に大きなボートをトレーラーで運ぼうとしている年配の方が居ましたので話しかけてみました。
漁師さんでは無くあくまで遊び道具だそうです。
この後大きな玉石と砂と生い茂る灌木の中を複雑なルートを通って消えていきました。
少し歩いて追ってみましたが、初めてでは決して入ってこれないほど怪しい場所です。
しかしその後別の車が2台やって来ましたので道はあるようです。
さあ後半です。
前半は所々に瀬が出現して変化が楽しめましたが、後半は静かな流れが殆どで何も問題は有りません。
W さんが全力で漕げと言うのでフルパワーで漕いでみましたが、あっという間に息が上がってしまいます。
川下りはノンビリゆっくりが正しい姿だと思います。
刀水橋をくぐります。
残り約6kmです。
今回は野生動物との遭遇は無く、ミサゴも見られませんでした。
ヨシキリとウグイスの鳴き声がやたら賑やかでした。
残り2km位の所で岸の近くの流れが殆ど無い水路のような所に入ってみました。
突然熱風のような熱い空気に包まれてビックリ!
今まで私たちが下ってきた所は水温が低いので空気も冷やされて快適だったのです。
それが流れが無く水温が上がっていたため今日の本来の暑さが襲ってきたのです。
遂にゴール!時刻は5時!
昼食に1時間使いましたので、実質4時間の川下り!
この後車を取りに出発地点に戻ります。(勿論車で!)
次回は良い風が吹いて楽しくセーリングが出来ればと願いつつ家路につきました。
W さんありがとうございました。