尾崎まことの詩と写真★「ことばと光と影と」

不思議の森へあなたを訪ねて下さい。
「人生は正しいのです、どんな場合にも」(リルケ)
2005.10/22開設

詩集「カメラ・オブスキュラ」

2007年11月28日 01時13分52秒 | 日記
自分の我がままから表紙をやりかえてもらったため、発刊が遅れていた。
今週末か月初めにできあがり、なんとか賞の締め切りまでにまにあえばいいなあ、ぐらいに考えていた。
出勤時、前をいく印刷会社の社長さんが小さな包みを二つ抱えていたので声をかけ、一つを胸に抱いた。すると、それが僕の詩集だったのである。希望とおりの美しい仕上がりだった。

なんと説明してよいのかわからないが、とにかく自分という人間が「本」に化けたのである。そして僕は、なんと美しく化けおおせたものだ!
すると本を(初めて見る女の裸のように)不思議そうに眺めている、この肉体をもった自分は誰であるというのか?
やはり、…僕は、人の脱け殻なのだなあ。

脱け殻になると、
ピチピチした魂を求めて、また助平になる。

もう1500年は生きてきたと思う。
それぐらいの思い出はある。
あと1500年ぐらいは生きていたい。
するとあと一冊ぐらい詩集は出せるだろう。


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2 コメント

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詩集完成おめでとう♪ (snoopy)
2007-11-28 12:03:01

ふくろうさんの1500年生きた証?化身?^^
会える日を楽しみにしてます。
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ありがとうございます♪ (ふくろう)
2007-11-28 22:36:50
僕が詩をかきはじめた頃を知っている、数少ない一人であるsnoopyさん。
あの頃はHPの「童話の森」がとにかく面白くて、詩集をだすなど考えもしなかったです。ある意味、ウエブ詩に夢を持てて今より幸せだったかかな。
ただ、「詩とは書かれたものではなく、今、共に生きるべきものである」という、童話の森で培われた確信は今もかわりません。
1500才の僕を贈りますので、怖がらずに楽しく遊んでやってくださいませ。遅くなっていますが、来月半ばまでには届くと思いますです♪
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