尾崎まことの詩と写真★「ことばと光と影と」

不思議の森へあなたを訪ねて下さい。
「人生は正しいのです、どんな場合にも」(リルケ)
2005.10/22開設

フォトポエム「ニャンコとオートバイ」

2010年07月29日 22時55分26秒 | フォトポエム
「われらの祭り」

乾いた唇をぺろりと舐めながら
動物たちが
それぞれの趣向をこらした仮面を被り
誇りたかい部族のはっぴを着て
打楽器も管楽器も舞踏の用意もできたぞ、
もう祝祭の準備は終わったぞ、
―と言うのを君は聞いたことがないか

のっぺりした仮面をつけている
人にもわかるときがある

われらのお祭りが始まるぞ!

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写真・天神祭「踊り」

2010年07月29日 22時37分28秒 | 尾崎まことの「写真館」

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写真・天神祭「花火!」

2010年07月29日 22時32分52秒 | 詩の習作

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写真「天神祭絶景・花火」

2010年07月27日 23時33分21秒 | 尾崎まことの「写真館」

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写真「天神祭」

2010年07月27日 00時02分07秒 | 尾崎まことの「写真館」

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写真「ひまわり」

2010年07月23日 22時58分04秒 | 尾崎まことの「写真館」

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写真「ひまわり」

2010年07月20日 23時32分32秒 | 尾崎まことの「写真館」

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写真「PRADA」

2010年07月12日 22時48分56秒 | 尾崎まことの「写真館」

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フォトポエム「彼女の夜」

2010年07月11日 22時51分54秒 | フォトポエム
「彼女の夜」

いつだって潮騒が聞こえていた

食べているときだって
寝ているときだって
犬に追いかけられたときだって
最初に失恋したときだって
潮騒が聞こえていたのである

彼女が生まれるときも
聞こえていたにちがいない

強く光る目をもっていたので
目を開いている限りは
彼女の昼間であり
まぶたを閉じると
彼女の夜がきた

永い夜には
潮騒の屋根の上を渡った

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写真「のらや、のらや」

2010年07月11日 22時32分01秒 | 尾崎まことの「写真館」

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写真「夜の観覧車」

2010年07月11日 22時20分10秒 | 尾崎まことの「写真館」

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写真「落書き」

2010年07月11日 22時03分08秒 | 尾崎まことの「写真館」
カメラをシャッター速度優先にセットし、露出時間3秒にあわせ、カメラを回すように揺さぶって撮影しました。
被写体はネオンで採光された夜の噴水です。

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写真「のらや」

2010年07月11日 22時01分07秒 | 尾崎まことの「写真館」

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写真「水のキリン」

2010年07月11日 21時34分13秒 | 尾崎まことの「写真館」

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懐かしい村

2010年07月09日 10時05分50秒 | 詩の習作
湖のほとり
森のふもと
行ったことはないはずなのに
誰もが懐かしい村がある

よく働き
よく食べ
よく笑い
そして深い夜
美しい夢を見る

ひとり
夢を見なくなると
ひとりこの村から去っていく

だから母は
スカートの下に
子を隠すことがある

だから父は
猟銃に銀の玉をこめ
無垢の鹿を撃つことがある

今日
小指のない木こりが
この村から消えた
樹の倒れる木霊だけを
形見として空に置いて

湖のほとり
森のふもと
行ったことはないはずなのに
誰もが懐かしい村がある

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