尾崎まことの詩と写真★「ことばと光と影と」

不思議の森へあなたを訪ねて下さい。
「人生は正しいのです、どんな場合にも」(リルケ)
2005.10/22開設

写真「近江八幡・クラブハリエ」

2009年11月30日 23時55分18秒 | 詩の習作
近江八幡にある有名な洋菓子屋さん。
とくにバームクーヘンのおいしさに定評があります。

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写真「西明寺の紅葉」

2009年11月30日 00時29分58秒 | 尾崎まことの「写真館」

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写真「伏見城・冬の桜」

2009年11月29日 23時56分53秒 | 尾崎まことの「写真館」

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シャキシャキ

2009年11月29日 00時28分57秒 | 短詩集
明日の
嘘がつきにくくなる

みんな寝静まった
真夜中に
リンゴをかじりると
こんなにシャキシャキ
いい音がするので

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写真「MIOのクリスマスツリー」

2009年11月29日 00時20分15秒 | フォト日記

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国境

2009年11月28日 00時02分31秒 | 詩の習作
鶏が三度啼く
夜明けが来てから
果てしなく
長い道のりを歩いてきた
つもりでいたが
私は
いつもこの身体
という家にいたのだから
歩いてきた道は
山とか野原とか
街とか村とか
距離ではなくて
地図のない
時間だったと

鶏が三度啼く
夜明けが来てから
果てしなく
長い時間を旅してきた
つもりでいたが
あの苦しいときも
この嬉しいときも
私は
いついも
今という国にいたのだから
私は
わたしを
旅していると
わたしはついに
あなたという
形のよい
国境に
たどりついたと

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そのあとで

2009年11月24日 22時27分24秒 | 左子真由美さんの詩


  「そのあとで」


ひつじさんは
もういっぴきのひつじさんと
ようやく
じょうずに
さよならができるようになった
いつも
うまくわかれられずに
えきで
なきそうになっていたのに

わらって
てをふって
かいだんをおりて
きっぷをかって
でんしゃにとびのると

からだのおくから
ふきあげてくる
かぜに
かみをなびかせ
しばらくのあいだ
たえる

そうして
おもいだす
もういっぴきのひつじさんの
ことばを
ひとつひとつ
おさらいする

それから
それだけでも
いきてゆけるとわかる


       (2005/7/25 23:25☆★アドリアナの航海日誌♪より)



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11/22の繁昌亭

2009年11月24日 00時19分12秒 | フォト日記
写真の撮影と懇親会の司会を担当しました。
忙しい一日でしたが、無事に終わることができ、ほっとして帰る夜道…。
この世でないそこだけ明るい風景が、田んぼの真ん中にも出現したように思われました。

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記憶違い

2009年11月20日 23時11分53秒 | 詩の習作
よくまわる
君の舌がもつれたら
それはその
忘れたはづの
ドロップのような
記憶のせいだよ
よくまわる
僕の足がもつれたら
それはその
忘れたはずの
小石のような
記憶のせいだよ

つまり
今って
僕らって
どこまで歩いても
記憶違いだって
記憶違いが
歩いてるんだって
どうりでいつまで経っても
明日はさびしい訳だ
だからって
明日は来るからね

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呪文

2009年11月19日 22時57分10秒 | 詩の習作
わたしという
底の見えない井戸のなかを
わたしの代わりに
はてしなく墜落していく
羽のないものがいる

彼が到着するまで
わたしはわたしを
肯定し続けなくてはならない
このパズルを解かなくてはならない


たとえば
ありふれた小石のように
風を布にして裂いて飛ぶ鳥のように
今年も咲いた
野の花のように

彼の飛翔のために
この言葉を
祈りより強い
羽にしなければならない

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鏡のむこう

2009年11月18日 23時45分16秒 | 詩の習作
生まれた
あかしに
いま
わらってみる
わらってみる
わらってみる
わらってみる
わらってみる
わらってみる
わらってみる
決して
わらわないもののために
わらってみる



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写真「阿倍野HOOP星」

2009年11月17日 00時16分51秒 | 尾崎まことの「写真館」

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写真「阿倍野・&入口イルミネーション」

2009年11月17日 00時03分28秒 | 尾崎まことの「写真館」

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「ォトポエム・「わたしは笑う」

2009年11月16日 22時36分09秒 | フォトポエム


「わたしは笑う」


お天気がよければ
そして心配事がなければ
空が沁みてきて
見ている景色は
わたしの心だ
と感じる

こころの
高いところに
凧がひとつあがり
舞うのである

ガラガラを
はじめて
揺すってもらった日のように
わたしは笑う

あなたに

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写真「海を飛ぶ鳥」

2009年11月15日 01時55分27秒 | 尾崎まことの「写真館」

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