尾崎まことの詩と写真★「ことばと光と影と」

不思議の森へあなたを訪ねて下さい。
「人生は正しいのです、どんな場合にも」(リルケ)
2005.10/22開設

噴水

2009年05月31日 23時54分58秒 | 尾崎まことの「写真館」

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美しいものは

2009年05月30日 23時50分52秒 | 詩の習作
美しいものは
さまざまにあるが

走る馬も
またたく星も
はじけた薔薇も
日向ぼっこの老人も
みな同じ子守唄をきいていると思う

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模型飛行機

2009年05月30日 23時10分43秒 | フォトポエム
「模型飛行機」


自分というものの一生が
少年のあの日から
かたくなに
夢を見続けていると
日曜日にわかる

閉店後の
ウインドウの向こうに
木の模型飛行機を見つけた

赤い夢
黄色い夢
青い夢
それぞれに色のない影

影もまた夢を見ている
夢を見る意志である
少年の許されてふいに
いなくなる日まで

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タンポポ

2009年05月29日 09時56分05秒 | 詩の習作
毎年はじめて見る
タンポポというものがある
しかし人がはじめて見るということが
どうして可能なのだろうか?

思い出の野のなかに
タンポポが咲いている

思い出がすくっと立って
人を見つめている

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薔薇は寺である

2009年05月29日 00時10分57秒 | フォトポエム
薔薇はいつも
滅びの手前
無人の寺である
もはや
祈りに訪れるものはいない
風が巻きあげる
読経だけが聞こえる
呪文に
意味がなかったのではない
意味がなくなったのである
それは人間の
思い出のようである


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マーブルビーチ・恋人たち

2009年05月28日 23時49分59秒 | 尾崎まことの「写真館」

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宇宙人

2009年05月28日 23時21分40秒 | 詩の習作
どこから来たのだろうか
指の数を
悲しくなるまで数えてみる
十本

十本の指を
ヒトデのように泳がせてみる
それは海に落ちた
星である

わたしの目と
わたしの指の距離がさびしい
あたしとわたしの間に
距離がある
それは名前のない星と
名前のない星の距離である

宇宙人はさみしい
前でも後ろでもなく
東でも西でもなく
いつも見上げてしまう
仲間からはぐれて
落ちてきたところを

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りんくうアウトレッドの黄昏

2009年05月27日 03時55分07秒 | 詩の習作

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神農さんの張子の寅

2009年05月27日 03時36分23秒 | フォトポエム
大阪は水の都と言われるが、その訳は深い。
上町台地と今呼ばれるところは、実は昔海に突き出た半島だったそうだ。

新型インフルエンザが巷を騒がしている折、昔、海と陸の境であったところに神農さんのの寅を置き、モデルになっていただいた。すると偶然、ご夫婦らしき二人が互いに労り合いながら降りてこられた。
その神々しかったこと!

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詩人

2009年05月27日 03時19分35秒 | 詩の習作
取り付かれたのではない

むしろ延命のために
言葉に取り付いてやったのだ
すると言葉がお経になった
体が耳なし芳一のように
消えてしまった

俺って誰だい?

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時計

2009年05月26日 22時29分59秒 | 詩の習作
自分は時計である
汗をかくような夢から覚めたとき
闇の中でふいに
自分が時計であることに気がついたのである

食べたら
しゃべり続け
歩き続け
黙ったら屁をして
糞をして
肺とか胃とか心臓とか
静まりかえった海のような
頼りない音のしている時計である

一度とまると
真っ暗け
とまりっきりの
悲しい時計である

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夜の大観覧車(りんくう)

2009年05月26日 22時18分35秒 | 尾崎まことの「写真館」

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リンクウ大観覧車

2009年05月25日 02時34分43秒 | フォト日記

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マーブルビーチ・天使の階段?

2009年05月25日 02時16分53秒 | 尾崎まことの「写真館」
天使の階段とまでいきませんが、いつかわ天使でもきっとびっくりするような光の階段を撮影しますね!

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マーブルビーチ

2009年05月24日 23時56分58秒 | 尾崎まことの「写真館」
あいにくの曇り空でしたが、それでも大阪にこんなきれいな海がまだあるなんて信じられないくらいです。今年の秋までにはとびきり美しい夕焼けにそまるマーブルビーチを撮りたいと思います。

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